安田夏菜のレビュー一覧
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ネタバレ江戸時代。大阪の米問屋のおじょうさんは、蝶よ花よと可愛がって育てられ、わがままなイトはんとなってしまいました。
そのイトはん、だれも飼ってない珍しい生き物を飼いたいと言いだした。丁稚の定吉はそのお役を命じられ珍しい生き物を探してまわる。
すると、小さなおたまじゃくしを見つけた。
だがおたまじゃくし曰く、「わいは実はクジラの子なんですわ〜」と。定吉はクジラの子なだ珍しいと家に連れて帰り、
早速、庭に池を掘り、おたまじゃくしを飼いはじめた。もちろん世話も定吉の役目。おたまじゃくしに似ているからくじらじゃくし、ということで、旦那さんも、いい餌をあげることを許してくれて、おたまじゃくしはぐんぐん大きく -
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影が薄くてコミュニケーション能力の低い莉緒は、入学したての中学校で人間関係に傷つき、汚部屋と化した部屋で腐っていた。向上心の塊のような母との言い争いの際、母は「悪い運気がつく」と言い、彼女は「呪われろ」と捨て台詞を吐く。すると母は盲腸で入院し、彼女は幽霊に取りつかれることに。今世での記憶を失ったために成仏できないという幽霊レイさんのために、彼女は渋々思い出す手伝いをすることになる。ところが、レイさんの過去が少しずつ明らかになるにつれて、彼女は離れがたい気持ちを強くていくのだった。
幽霊レイさんと一緒に過去の想いを辿りながら、人との関わりについて思惟する少女の姿を描く。
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ネタバレ★3つというのはYAとして。大人が読むには物足りない。
最近のYAにはひきこもり、いじめ、不登校が絶対といっていいほど出てきて、またか、という感じだが、これも主人公がいじめにあって引きこもり中の女子中学生。そこに自分が誰だか思い出せない幽霊が現れて、幽霊の自分探しと主人公の自分探しが重なるっていう設定。なかなか読ませるし、ちょっと泣かせるようなところもあり、悪くはない。
ただ、いじめの原因が、生理が来てないのに来てるふりをしたということから始まっていて、そこがまあ新しい感じもするのだが、それくらいでいじめられるかね?引きこもるかね?ちょっと共感しにくい。
それから幽霊の名前がわからない -
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「秘密」をテーマに児童書作家による5作収録。
エアトモ
中学二年になって親友が明るく別人になった。対してつまらない自分。架空の友達を作り上げ強がってしまった。クラスで大人びた存在の柊子さんと話をするようになり、互いの秘密を共有し仲良くなる――。読みやすい。
秘密のタイムカプセル
小川知基、殿村大、早坂ミキ。3人は早坂の転校に合わせ「今だから言える秘密」を書いた手紙を埋めた。10年待てずに数か月で早坂抜きにタイムカプセルを開封してしまう――。
早坂の手紙の内容に感動した。お見通し。
うちにはママがふたりいる
タイトル通り。普通の家族とは――。ジェンダー論、もう少し踏み込んでいたら共感か反発か -
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圭介(小5)は、クラスでの行事があるとみんなを引っ張って、盛り上げて仕切る人気者・・・と本人は思っていたのだが、
もうすぐ6年になろうという3学期、「仕切りたがり」「空気読め」と、クラスメイトたちに言われてしまう。それも、幼馴染の春香(もともと口が悪い)が言い出し、一番の友達だと思っていた宏人までも助けてはくれない。
ショックで、学校ではほとんどしゃべらなくなってしまった圭介。
そんな圭介には、数年会っていないおじいちゃんがいる。
落語家になりたい、と言って家を出て行ったおじいちゃん。数年前、独演会をすると言って孫の貯金80万を使い込み、それ以来行方がわからなくなっていた。
そのおじいちゃ -
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カイトはとっと太めで運動が苦手な男の子。そのことで、クラスメイトのヨシキやルカちゃんにからかわれてしまう。
でもカイトにはペットのケロポン(みどりアマガエル)がいる。学校で嫌なことがあっても、家にケロポンがいるから、なぐさめられる。以前は猫のマリニャンヌもいたけれど、寿命で死んでしまった。
ところが、ケロポンもついに寿命で死んでしまった。
悲しむカイトの所に、ケロポンとマリニャンヌが合体して、ケロニャンヌが現れた。
他人から見たら、ちょっと気持ち悪くも見えるケロニャンヌだけど、カイトにとっては、自分を思って天国から戻ってくれた2匹の気持ちが嬉しい。
けれど、死んだのに合体して生き返って帰って