安田夏菜のレビュー一覧

  • 6days 遭難者たち

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    それぞれに悩みがある女子高生3人が、日帰りできるゆるい登山に出かける。
    初心者でありながらもなんとか登ったあと時間に余裕があることで、下山の計画を変更すると…

    こんな低い山で遭難なんてあり得ないと思っていたが、下っていくのに目指す温泉は見つからずスマホの電波も圏外で進めども視界は雑木林に覆われ、次第に闇へと恐ろしいくらいに時間は過ぎていった。

    体力もなくなり、怪我を負い何日も装備なしに過ぎていくことで高熱を出す。
    彼女たちは、最初のうちは誰かのせいにしていたが、それも意味のない無駄なことだと知り、今できることをやろうと食料を分け合い励まし合う。

    絶望にのみこまれずにいようとする。
    何があ

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    2024年07月05日
  • 6days 遭難者たち

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    サバイバル物でもあり、思春期の悩みに寄り添った群像劇でもあり、後半のピンチの連続には本当に遭難した時に生き残るかどうかは紙一重なんだと怖くなりました。そしてスマホの僅かな充電が…のシーンはあまりにもありそうで「やめてー!」と叫びそうでした。

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    2024年07月04日
  • レイさんといた夏

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    莉緒は親友だと思っていた子に裏切られ、人と関わりを持つのが怖い。2学期から新しい学校へ転校予定だが、希望も持てずやる気も起きない。そんな夏休みに莉緒の元に現れたのが幽霊のレイさん。
    レイさんは自分が何者なのかわからずに成仏できないという。莉緒はレイさんが成仏できるように手伝いながら気づいていったこと‥
    それは自分探しの夏だった。
    レイさんとは誰だったのか?

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    2023年01月24日
  • むこう岸

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    ネタバレ

    衝撃がもうね。

    「生活保護受けてるやつは、生活保護って書いたTシャツ着ればいいんじゃね?」
    それに「そうだね」と返し、自分の体操服に油性ペンで「生活保護」、背中側に「ありがとう」と書きなぐり着用する樹希。

    フィクションだとわかってても心が抉られます。

    樹希ほどインパクトのあるリアクションができる子はなかなかいないでしょうが、こういう言葉を簡単に吐いている性根腐れ少年少女はザラにいる。そしてそういう子たちはそれなりのオヤに育てられている。
    斎藤くんの母親の感じもすごくリアルで。樹希をあんな目に合わせた元凶ではある。普通は、拾ったカード持つ意味や誰のものかなんて子どもには言わない。でも、アベ

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    2022年10月24日
  • おはなしSDGs 貧困をなくそう みんなはアイスをなめている

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    #みんなはアイスをなめている
    #おはなしSDGs
    #安田夏菜
    #講談社

    相対的貧困についてよくわかる話。こういう子が7人に一人はいるということだ。この話のように親が悪いわけじゃないのに子が親を責めてしまうことはあると思う。大人だってつらいのだ。じゃあどうしたらいい?難しい問題ですね。

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    2022年09月18日
  • セカイを科学せよ!

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    小6息子の夏休み読書感想文のために下読み。
    ちょうど思春期を迎えた子どもに安心して与えられる内容だった。

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    2022年07月16日
  • おはなしSDGs 貧困をなくそう みんなはアイスをなめている

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    子ども向けの貧困についての話。
    海外だけでなく、日本の貧困について、知らないといけないけど、今は目に見えにくくなっている。
    お金がないと教育にも差が出る。すると、その子の将来にも影響する。
    努力が通用する社会であって欲しい。

    お金がないとやはり辛いよね。

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    2022年07月11日
  • セカイを科学せよ!

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    令和四年度中学生課題図書。ミックスルーツの中学生が繰り広げる、中学校理科室でのバイオロジカルな日々。自分のルーツや周りの人種差別意識を考え、なかなか自分を出せない「藤堂ミハイル」が「蟲」に詳しい転校生「山口アビゲイル葉花」や科学電脳班の仲間たちと関わり、蟲のお世話をする中で、自分や周りの人について考えていく。

    世界には78億人の人がおり、いくつもの国に分かれて戦っている。日本には1億人が、クラスには35人がいるが、意見が違って揉めたりする。しかし、細胞は37兆個あるけど、一つ残らず私のために24時間一致団結して働いている。中学2年生くらいの成長期だと2年くらいで全身のすべての細胞が入れ替わる

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    2022年06月30日
  • セカイを科学せよ!

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    2022中学生 課題図書。外国人に間違えられる見た目のせいで嫌な思いをした為、目立たないようにしている男の子のクラスに転校してきた、見た目がアフリカ系の葉奈。蟲に夢中の葉奈にクラスも科学部電脳班のメンバーも面食らうが、真っ直ぐな葉奈にだんだん考えが変わっていく。差別と区別は違う、そうだなぁ、この本面白かったなぁ。

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    2022年06月28日
  • セカイを科学せよ!

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    ネタバレ

    令和4年度課題図書、中学校の部。

    面白かった!
    ミックスルーツの彼らの悩みというか、
    「なんとなく、びーっと線を引かれる」感じをうまく表現している。


    蟲、昆虫を葉奈が散々語ってくれるんだけれど、
    生き物の分類である
    「門 - 綱 - 目 - 科 - 種」についてもきちんと語られてきて、それが最後の最後、「人類はひとつの種」というワードに結びつく。これがまあ、ミックスルーツに悩む登場人物たちの気持ちと重なり、イヤというほど効いてくるという手法。うますぎる。


    感想文も書きやすそうだけれど、
    なにより面白かったのでおすすめしたい作品。
    これは小学校にも入れたい。


    こじらせ系ハーフのミハ

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    2022年06月17日
  • むこう岸

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    生活保護過程でお先真っ暗な樹希と難関中学で落ちこぼれた和真.同級生として出会った二人の化学反応,中学生のたくさんの悩みが散りばめられ,大人はこんなふうに関わったらいいのかというヒントもある.
    そして喫茶店の居場所という名前もマスターも素敵だ.

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    2022年05月28日
  • セカイを科学せよ!

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    そろそろ小学校卒業の6年生向けの本を探して読んでいる本の中の一冊。


    日本人の父とロシア人の母を持つ藤堂ミハイルは、日本育ちながらもいかにも白人系の外見と名前から勝手なイメージを持たれたり、不要な注目を集めてきた。中学2年生の今では、目立たず波紋をたてずに地味に生きていこうとしている。入っている部活も「科学部電脳班」と名前だけは格好いいが、特に目的もなくのんびり過ごすメンバーの集まりだ。
    そんなミハイルのクラスに新学期の転入生山口アビゲイル葉奈が入ってくる。アメリカ人父と日本人母の間に生まれて、ミルクコーヒー色の肌と、カーリーヘアと、縦にも横にも大きな体を持つが、日本生まれ日本育ち、英語は話

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    2022年03月05日
  • セカイを科学せよ!

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    面白かった!子供向きというよりは、ローティーンを中心に、大人も楽しめる作品です。字が大きくて、老眼フレンドリーではある。悩める中学生、藤堂ミハイルのクラスと科学部に蟲屋の転校生、山口アビゲイル葉奈がはいってくることによって、悩ましくもキラキラしい中学生活が紡がれる。ミヤマカミキリ、カナヘビ、ワラジムシ、ハエトリグモ、ボウフラ、アカスジキンカメムシ、ミジンコ。だらだらとコンピューターの前で時間を潰していた科学部に生物班をつくり、活動をみとめてもらうために、研究発表することになる。
     この山口さんにとっても共感を覚えますねぇ。とても素晴らしい。
    刺さったところはといいますと
    私の大好きなジャンピン

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    2022年02月18日
  • むこう岸

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    いろんな環境でいろんな悩みを抱えながら、人は成長するんだなあと感じます。と、こんな高みからのコメントをする立場に自分はいるのか?恵まれていることに感謝です。

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    2022年01月17日
  • おはなしSDGs 貧困をなくそう みんなはアイスをなめている

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    せつない。でも実際世の中にたくさんある話。自分たちにできることはなんだろうか、と深く考えさせられる1冊

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    2021年05月10日
  • おはなしSDGs 貧困をなくそう みんなはアイスをなめている

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    ネタバレ

    おはなしSDGsというシリーズで、17目標のうちのひとつめ「貧困をなくそう」を題材に描かれたストーリー。

    父は失踪し、体を壊している母が介護のパートで小学6年生の陸と3年生の美波を養っています。
    物語は陸が郵便受けから給食費滞納のお知らせを見つけるところから始まりました。つぶやくことばは「またかよ」。今日食べた給食が思い浮かび「ただ食い」という言葉が頭をよぎり、うしろめたくなる陸。
    そこを皮切りに、払えない学童のお金、3年生になるのに絵本しか読めない妹、3日間変えないバスタブの水、少なく栄養の偏った晩御飯のおかずなどなど、小学生の子どもにはキツい現実が次々と明かされます。
    買い物の帰りに、よ

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    2021年02月03日
  • おしごとのおはなし お笑い芸人 なんでやねーん!

    購入済み

    笑いながら読めて勉強にもなる

    お笑い芸人を目指している訳ではありませんが、楽しく読めました。
    面白さだけではなく、努力が必要だということが書かれていた点や、豆知識紹介コーナーに好感が持てました。
    この本を参考にしたからといってお笑い芸人になれるとは限らないとは思いますが、数ある職業のうちの1つとして興味を持つきっかけにはなるのではないかなと感じました。

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    2021年02月02日
  • YA! アンソロジー 秘密

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    ネタバレ

    同じ中学を舞台に描かれたYAアンソロジー。
    違う作家さんによる短編が5編収録。“秘密”がテーマ。
    なんていうか、青春ーで瑞々しいお話ばかりでした。
    タイムカプセルの話が一番好み。
    エアトモも着地点が爽やかでよかった。
    3番目は短編だと物足りない…というか、もっと彼らの物語をみたいなぁ、と思いました。
    他2作もむずかゆさを感じつつも楽しめた、かな。

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    2020年08月08日
  • むこう岸

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    生活保護家庭の樹希と裕福な家庭の和真。
    出会わなければ、お互い知り得ることのなかった異なる境遇と悩み。
    知らなかった世界を知ることは、自分の世界を振り返ってみることになる。
    和真が父親に言い返した場面は、やっと言えたねの母親の気持ちと重なる。けれど次の母親の言葉はリアルで悲しい。
    登場する大人たちの中に、少しづつ自分の姿をみては心が抉られる。
    「人間って捨てたもんじゃないかも」か…
    子どもたちがそう思える大人でありたい。

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    2019年11月06日
  • あしたも、さんかく 毎日が落語日和

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    いいことばかりではないし悪いことばかりでもない
    正しいだけの人生もないし、間違いばかりな人生も多くはない
    ほとんどの人がさんかくなんです。丸に近いさんかく、限りなくバツに近いさんかく、それでいいんですよね。
    すごいよかった。泣けた。いろんなものがすとんと腑に落ちた。うまくいくだけが人生じゃない、ほんとうにそう。虚勢張らずに生きるのって難しい、素直に自分を受け止めるのも難しい。さんかくな自分、それでいいんだよね。

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    2015年02月16日