安田夏菜のレビュー一覧

  • むこう岸

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    和真の成長がいい。
    いい成長の仕方。
    親との関係も中3として、親離れ、親に対する見方もしっかりしてきて、ああ、こんな風に育ったらなあと思わせられる。
    樹希の強さ、弱さ、よく伝わってくる。
    居場所の大切さとか、いい話だ。

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    2021年07月09日
  • おはなしSDGs 貧困をなくそう みんなはアイスをなめている

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    貧困の子への理解につながった。ありがとうございます。このシリーズの全部買って子どもが読めるようにしておくわ。

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    2021年02月14日
  • あの日とおなじ空

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    戦争の話しをすると、黙ってしまうひいおばあちゃん。つらい体験。戦争PTSD 。
    ガジュマルの妖精、キジムナーと過去へタイムスリップ。そこで、ひいおばあちゃんの子どものころ体験を追想。4人家族が 4-1-1-1=1の体験。ひいおじいちゃんの少年兵。つらい気持ちは消えないけれど、今はこうして、••••••••
    1+1+1+1+1+1••••••••••°と家族がふえる。

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    2025年09月07日
  • 6days 遭難者たち

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    山って怖い。
    表現方法も生々しくて、自分もそこにいるみたいだった。今の季節ぐらいなのかな、?結構いい季節に読めたなと思う

    2025.9.5

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    2025年09月05日
  • むこう岸

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    ネタバレ

    難関中学についていけずに退学した和真は、生活保護をもらっている樹希と人種差別を受け学力にも問題があるアベルと出会う。
    和真はアベルに勉強を教えることになるが、アベルから先生と感謝されることによって、自分の存在価値を認められるようになる。樹希の生活保護に関しても、調べていくと、進学の道もあることがわかってくる。
    冷たい目で見る大人たちが多い中、中学生が、このような状態に立ち向かって、可能性を見出す姿が、彼らの明るい未来を予感させてよかった。
    生活保護の制度の詳細を知らないと何もできないで可能性をつぶしてしまうが、何かできないか他人の助けも借りながら、動いていくと道はないわけではないことがわかる。

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    2025年08月23日
  • おはなしSDGs 貧困をなくそう みんなはアイスをなめている

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    小学校の娘と一緒に読んだ本。これは貧困格差のお話。SDGsシリーズで他のテーマの本も何冊も出ている。

    ーみんなは舗装道路を、真新しいスニーカーをはいて走っていく。おれはでこぼこの砂利道を、裸足で走って追いかける。息を荒らげ、必死に走っても、差はどんどん開いていく。とてもじゃないけど追いつけない。
    この部分がこの本の内容を過不足なくまとめている。娘には伝わっているだろうか。

    自分の子どもたちには、努力だけでは乗り越えられないものが世の中にはあって、自分の運命は偶然の産物だと理解して欲しい。何もかもが自分でコントロールできるという思い上がりを捨てて、努力や意志とは違うところで働いている「偶然」

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    2025年05月17日
  • 6days 遭難者たち

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    高校の登山部を退部した美玖は、夏休み友達に山に連れて行ってと頼まれ、友達とその友達と三人で出かけた。
    途中までロープウェイで行けるハイキング程度の山、だと見くびっていた。
    登山届を出してきたは良かったが、帰路予定変更して、反対側に降りることに・・・
    その変更がすべての始まり・・・
    下調べ不足、装備の不足、体力の不足、勝手な判断、思い込み・・・
    すべてが悪い方に転がっていきやがて遭難。
    こんな山で遭難なんて誰が思うだろうというような山。
    何日目かにいよいよ食べ物もなくなり、意を決して二人を残して救助要請のために電波のつながる場所を探しに行った美玖。
    道に迷ったらわかるところまで引き返す。
    迷った

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    2025年04月11日
  • 6days 遭難者たち

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    女子高生3人が、登山に行った鎌月岳で遭難した話。
    6日間も…フィクションだけど、安易にコースを変えた経緯や、過酷な遭難の描写、彼女たちの心の変化などが、まるでノンフィクションのように感じられた。
    児童書扱いなのが不思議なくらい鬼気迫る話だった。

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    2025年03月09日
  • むこう岸

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    子ども向けやからこそわかりやすく書かれてて、子供のときに読みたかったな〜と。
    山ノ内くんがどうなるのかきになる

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    2025年03月08日
  • むこう岸

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    うつ病の母と幼い妹と生活保護にてやりくりする中学生女子
    有名中学に入学するも成績不振で公立に編入し勉強づけの中学生男子

    正しい制度とはいつどこで得れる情報なのだろう
    と考えさせられた

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    2025年02月17日
  • セカイを科学せよ!

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    中学校の課題図書と言うことで読みました。
    とても読みやすかったです。

    いまだにミックスルーツを「ガイジン」と子供が呼ぶ箇所があり驚きました。
    私も子供の頃はそう呼んでいましたが、いつからか外国人や外国の人と呼ぶように訂正された記憶があります。ここ10年の話ではなく、もっと以前だと思うのですが...
    まだ、その言葉を使う人がいるって事ですかね...
    日本を離れて海外で生活する日本人たちが、そう呼ばれていたら悲しいなぁ。

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    2024年12月14日
  • 6days 遭難者たち

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    一気読みした!読みやすいのもあったけど、何より「この先どうなるの?」という気持ちでグイグイ読めた。3人の女子高生が抱えるそれぞれの内面に光を当てつつ、「遭難」という外面もきちんと描いているのが凄かった。ハイキングに行ったことがある人なら分かる「それダメ!!」を続々と起こしてしまうけれど、「それ正解!」によって命が助かる。山岳小説としても、青春小説としても、とてもよい小説でした。

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    2024年12月02日
  • 6days 遭難者たち

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    シリアスな遭難モノとは一味違った人間の内面を極限状態で炙り出す描写。女子高生だからこその悩みも深刻だけど命に比べれば、という思考。そして改めて山の怖さを認識。

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    2024年10月25日
  • 6days 遭難者たち

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    ゾゾーーーーッ!!これは「私かもしれない物語」だ。標高もそこまで高くなく、ロープウェイもあるお気軽日帰り登山での遭難事故。救助隊も出動の大捜索。しょっぱなにあやふやなままルート変更したところは流石に「馬鹿だなあ」と思ってしまったものの、彼女たちを責めるほどの正しさは私にはない。私もかつては日帰り登山を楽しんでいたが「積雪で道を見失いそうになる」「想像以上に下山ルートが長くて疲労がつのり不安になる」など予期せぬ出来事はたくさんあった。本当に山をなめてはいけない、と肝に銘じることができる秀作となった。

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    2024年10月16日
  • むこう岸

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    むこう岸と言うタイトルと中身を読んで、「橋のない川」を思い出してしまった。あちらは部落差別のお話だが、あちら岸こちら岸は、深くて大きな川に阻まれていて、渡れる橋もない状態が、主人公たちの苦しすぎる生活を物語ってる気がする。
    普通なら混じることもなさそうな、私立中学校からの転校生和真と、生活保護世帯で育つ樹希が、むこう岸とこちら岸の川を越えようとする、胸の熱くなるお話。もがいて、手足をばたつかせ、なんとか岸に辿り着こうとする、切ないお話。


    生活保護法
    第一章第二条
    全ての国民は、この法律の定める要件を満たす限り、この法律による保護を、無差別平等に受けることができる。

    主人公の一人、和真が、

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    2024年09月10日
  • 6days 遭難者たち

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    典型的な遭難案件で負のスパイラルに落ちていく3人、一人は登山部に在籍していた経験者ですが、地図読みが苦手で4ヶ月で退部した美玖。あとの二人は未経験の同級生、ロープウエィで登山口に行きそこから整備された登山道を800m登れば山頂に着くとゆう山で行程的には上り3時間、下り2時間半。
    予定より早く山頂に着いた3人は寄り道しようと反対側に見えた津ケ原温泉を目指して下山するなか道に迷い遭難する。
    余裕をもって計画通りピストンしてたら問題なく下山できてたのにって感じです。
    登山では「早出、早終い」も鉄則なんですよね。夏場は午後になるとガスが上がってきて天候か崩れて雷になることもあるから、日の出前の涼しいう

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    2024年08月17日
  • 6days 遭難者たち

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    むかしむかし、中学生だった頃、夏休みに伯父さんに、「今から山登りに行くぞ、着替えと水筒用意しろ」と言われ、1昼夜かかって連れていかれたところが富士山5合目だった。朝早くついて昼までかかって登りました。降りるのは登りの半分の時間だったような覚えがあります。上から下に向かってジャンプしてそのままズルズルと滑り降りるような感じです。今思えば、完全な弾丸登山、装備も何もなくジャージ(長袖、長ズボン)にスニーカーと言う滅茶苦茶な軽装。この本を読んで、自分の愚かさと怖さが募る想いです。よく生きて帰ってこれたなぁと。

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    2024年08月06日
  • 6days 遭難者たち

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    中高生向けなのかな。
    けど大人でも読み応えありました。
    じいちゃんの
    「人間ちゃ不思議なもんでな。自分の弱さを受け入れたもんだけが、真に強うなれるがやちゃ」
    なんか分かる〜と思えた自分の成長を感じました。

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    2024年07月22日
  • 6days 遭難者たち

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    面白かった〜!山岳遭難の誰にでも起こりうるおそろしいお話、私はこういう事態が怖すぎて事前に家族に渡したルート以外ビタイチ歩かない、たまにネットの登山ログ読んでるとその時の気分で破線ルートに変更する人とかいてひえ〜〜〜と思う。でもトガちゃんが言ってたとおりなにがなんでも生き残る方がえらい!ネットの遭難批判なんてクソ食らえだ!死にたくて山に登るやつなんていね〜んだから!山岳救助隊も民間の捜索隊もみ〜んな山が大好きで山が好きなまま生きて帰ってほしい、そんでまた山に来てほしいって思ってるに決まってる!

    得られる教訓としては
    ・迷ったら登れ
    ・沢は絶対に降るな
    ・ヘッデンは日帰りでも持ってく
    ・ヘッデ

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    2024年10月04日
  • 6days 遭難者たち

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    それぞれに悩みがある女子高生3人が、日帰りできるゆるい登山に出かける。
    初心者でありながらもなんとか登ったあと時間に余裕があることで、下山の計画を変更すると…

    こんな低い山で遭難なんてあり得ないと思っていたが、下っていくのに目指す温泉は見つからずスマホの電波も圏外で進めども視界は雑木林に覆われ、次第に闇へと恐ろしいくらいに時間は過ぎていった。

    体力もなくなり、怪我を負い何日も装備なしに過ぎていくことで高熱を出す。
    彼女たちは、最初のうちは誰かのせいにしていたが、それも意味のない無駄なことだと知り、今できることをやろうと食料を分け合い励まし合う。

    絶望にのみこまれずにいようとする。
    何があ

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    2024年07月05日