磯見仁月のレビュー一覧
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無料版購入済み
時代背景もフランス革命期の動乱
キャリアウーマンのさきがけのような女性を実に生き生きと描き出している。ファッションを扱う作品だけに絵柄が非常に繊細華麗で、人物 服装 アクセサリー 背景など細かく描きこまれている。時代背景もフランス革命期の動乱期を史実をうまく交えて活写している。
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匿名
購入済み今回はレオナールがカッコいい!
板挟みになっても両方とも潰してしまうとは。
髪結本来の技術でモード商の出番を失わせたレオナール、本当は頭が良いのかな。
約束通りベルタンの店は潰れそうになったし、文句ないよね?まあボラールの店も潰れそうになったけどね。流石。
ベルタンなら巻き返してくると見込んでいるのも、ベルタンの才能を認めているんでしょう。
ボラールも、ベルタンの店のマネや男性陣と組んでズルしているとはいえ、公平な売上で勝負しようとしている辺りは、デザイナーとして偉いと思います。
実力もあるんでしょうね。
男でも女でも、仕事に生きてる人間はやっぱりカッコいいですね。
それに比べてズル賢いのはポリニャック夫人ですが。ズルくしないとやっていけない、ランバルやゲメネにはない苦労があるかもしれませんね。
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匿名
購入済み今回思ったのは、妻や夫の愛人が親友というのが多い。
ゲメネ夫人の夫ゲメネ大公の愛人はゲメネ夫人の親友でそれを公認だしゲメネ夫人自身はロザンの元愛人でロザンはゲメネ大公と親友つまり妻の元愛人も自分の親友というわけだお互いにそしてロザンは今でもゲメネ夫婦の親友。
だんだん訳わからなくなりそう
もうみんな仲良しという事で。
この時代の結婚は本当に財産契約のみですね。
逆に妻や夫の愛人は得体の知れない人間より親友の方が安心なのかも?
それからアントワネットのお友達。
ランバルは純粋で人間は良いが恵まれた貴族で非現実なのがアントワネットと同じ。
ガツガツしているポリニャックとゲメネの方が、良くも悪くも現実的ですね。
2人は権限や収入の有利な『王妃の親友』という名目が欲しいだけだから、本当の親友はランバルでしょう。
最近出番の少ないシャトル、一コマだけ汗キラキラのアホな登場!出演出来てよかったね!
登場
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無料版購入済み
これは凄い
マリー・アントワネットのモード商だった実在の人物、マリー=ジャンヌ・ベルタンを主人公にした物語。
各話末のコラムでわかるように、作者がとにかく歴史を調べ、当時の雰囲気を忠実に再現している。
もちろん、マンガなので創作の部分も多いが、緻密な時代考証によってウソくささが全くない。
そして、ストーリー自体はこの手の王道であるマリー・アントワネットを巡る話。
これは、歴史好きと多くの女性にウケる作品になっていると思う。
その分、随所に「暗い未来」を暗示させる描写があり、それが悲しいが。
絵も非常にキレイで、かつデフォルメされた際のキャラも良い感じ。
マリー・アントワネットも非常に魅力的な少女として描かれている。
ここまできっちり時代考証をされると、他のこの手のマンガが書きにくくなってしまうのではないだろうかと心配になるくらいの作品。
ただ、欲を言えばメジャーすぎるマリー・アントワネット絡みではなく、もう少しマニアックな時代の話も見たかった。
(もっとも、それでは売れないと思うが)
次はぜひ、中国の宮廷物語を描いてみて欲しい。 -
匿名
購入済みだんだん面白くなってきた。
しかし、ランバル夫人、あんな指輪のプレゼント嬉しいか?気味悪!いや、この時代は普通だったのかも知れませんね。
ランバル夫人は、根も優しいかも知れないけど、経費削減に反対するほどの世間を知らない、生まれながらの本当の意味での貴族なんでしょね。単純にお洒落も楽しい事も好きで悪気は無い感じ。
同じ様なアントワネットと仲良くなるのは確かにそうだなーと思う。
ゲメネ夫人達の方が、恵まれない立場で何くそ!やってやるぜみたいな信念で筋が通ってますよね。
しかし女官達も皆貴族なんですね。色々な権限があって管理する立場だから確かにそうだろうけど。洗濯女とか下の下は平民なんでしょうけど。
衣装部だけでも揉め事多そう。いつの時代も同じですね。
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Posted by ブクログ
アントワネットの傍で衣装製作をするベルタンはその立ち位置に反して宮廷政治や人事には一切関わらない
それは役割を考えれば当然なのだけど、ベルタンによりアントワネットは着飾り宮廷の頂点に君臨しても、アントワネットの宮廷政治が彼女自身を凋落へ進ませるのを止められない
そのズレがもどかしくなってくる程に歴史の進み具合が恐ろしい作品
その象徴と言えるのが35話で披露された肖像画かな
ベルタンは不足無い完璧な仕事をした。でも別要素がアントワネットの評価を下げる
それはこれまでに形作ってきた土台による部分があるから仕方ないけど、それを認め受け容れてしまったら流行の最先端なんて務まらないわけで
そこで批判やルイ16世の言葉を利用する形で新色ドレスを公開してみせたベルタンは流石だね。“蚤の色風”で染まった宮廷はどちらにせよアントワネットの影響力の強さ、それを下支えするベルタンの力量を察せられるもの
状況をドレス一つで変色させてみせ、更にはアントワネットの信頼も篤い
ベルタンは商人として幸福の絶頂!……に反するように泣き崩れるアントワネットが…
やはり二人はタッグを組んでいるようで居て、立場が全く異なるんだと再確認させられたよ……
だからアントワネットは彼女の戦いを始めるしかない。それがどれだけ周囲の反発を招き、彼女自身に断頭台への道を歩ませようとも
38話冒頭の高位女官メンバーの表情、ポリニャック夫人が新たに寵愛を受ける構図
ベルタンが己の才により状況を切り開くのに対し、アントワネットは宮廷の材力で自分を守ろうとしているのが本当に対称的……
さておき、ポリニャック伯爵夫人は中々に強かな人物のようで
ゲメネ夫人の策略に乗る形で宮廷入りしたけど、彼女は利用される以上のリターンを得ているね
勿論、そこには彼女の美という才能と努力が積もり積もっているから為せる荒業なのだろうけど。また、ベルタンの本性に近い部分を初対面で見抜いてしまうなんて只者ではない
ただ、ベルタンは女として女の幸福をあっさり手に入れる人間を恨んで仕事人間になったわけで
だからポリニャック夫人にそのように言われれば当然のように反発する。あのシーンの表情と滂沱のように流れる愚痴はちょっと衝撃的すぎて逆に笑いすら浮かんでしまうな
ここでベルタンの異才を示すのは、ポリニャック夫人への反発が愚痴で終わらずに自省へと繋がり、そして新作ドレスへと至る流れかな
アントワネットを利用する形で昇進を狙うポリニャック夫人への反発、恩師パジェルが遺した言葉
それを踏まえた温故知新からの革新的ドレスはアントワネットにも原点を思い起こさせる流れになる点は素晴らしいね
……アントワネットが感動する他方で静かな目線を向けるゲメネ夫人とポリニャック夫人がちょっと怖いけども
結局ベルタンはアントワネットの“お友達”になったのか、それとも客と商人の間柄なのか
どちらであろうとも今回のベルタンは彼女の矜持に適う形でドレスを仕立てられたと言えるのかな