草水敏のレビュー一覧
-
診療科によるマウントの取り方、やっぱり外科が一番上と思われている所からの内科が病理医をバカにするのが何となく分かる
教師でも体育教師は下に見られがち
会社だと出身大学なのか
実力で人を見ない事がまかり通る社会を批判しているように思う
岸先生はいつもフラットだから気持ちいい
深いところにメスを入れてい...続きを読むPosted by ブクログ -
新キャラ投入で新エピソードのスタート、期待できる。新薬開発にからむもろもろは正直難しくてうやむやのまま読んでいたところもある。その点これは入りやすいかも、次巻楽しみ。Posted by ブクログ
-
今回は新キャラ登場でイントロダクションなので、インパクトそれほど強くないけど、次巻ではいろいろありそうでざわざわします。朝加先生、すごくいい先生だけど理想に直進する姿に自分で自分の首を絞めそうな予感が、、。そんなことをフラジャイルを読んできて思い知ってます。岸先生の研究、思いが少しでも叶うよう願うば...続きを読むPosted by ブクログ
-
面白くて一気に19巻まで読んだ。
全体として凄く面白いんだけど医薬品メーカーの描かれ方が。特に最初の数巻でMRが臨床開発のケースカードを操作する設定があって、一体何十年前の業界やねんとツッコミ入れます。MR、開発モニター、メディカルという3部門の役割をきちんと描いて欲しいと思う気持ちで☆ひとつ減ら...続きを読むPosted by ブクログ -
訴訟が絡むと、医療と法の両面についての下調べも必要だし、そもそもが病理っていうニッチな部分を扱っているのもあって、このあたり、凄い書くのが大変そう。余計なお世話だけど、まずそのあたりを考えてしまいました。と言いつつ、良く練られた物語だったし、読書中は気にもせずに読み進めていた訳だけど。Posted by ブクログ
-
主人公は変人であり、トラブルメーカー。しかし、医者としての倫理観(世間的な倫理観ではなく)、真摯さ、誠実さ、医療技術のレベルは及ぶものがいない。そして日が当たらない病理医。コロナ禍にあって医療に携わる或いは患者、患者となる可能性がある方々に読んで欲しい本。18~19巻は主人公が、金に惑わされた弁護士...続きを読むPosted by ブクログ
-
アミノ編はまぁ最近の製薬業界はこういう流れなんだなあって感じ。
ただ間瀬が何故あそこまでして社長の改革案を翻意させたか。そこがちょっと疑問だったんだけど、岸や円達との約束を果たすためと考えると、手段はともかく間瀬も仕事にたいしては誠実な人間であるのかなと思う。地位のためとかじゃないと思うんだよな。...続きを読む -
遺伝癌編途中まで。
癌になりやすい家系があるとは聞いてたが、こういうことなのねー。
癌はともかく作山家の雰囲気がとても羨ましい。遺伝のことを知っても変わらずばあちゃんが大好きで血筋に誇りを持っている郁ちゃんかっけえ。
そしてデリカシーはないけれど、いつも患者さんと正面から向き合う岸先生かっ...続きを読む -
前半はこの作品の裏主人公間瀬のお話。
超怖い。なんなのこの人こんな人本当にいるの?魔王の気まぐれって感じ。
こんなこと本当にあるのかなー? でも業界紙とかよく聞くしターゲットを絞ったステルスマーケティングはありそうだけど、同時期に同じ業界をターゲットにした雑誌とかで同内容の記事がいくつもあったら...続きを読む -
前半は誤診編。
僕は伍代と似ているところがあるのでグサグサ刺さった。特に岸に器用だって言われるとこ。でも最後の患者さんと向き合うとこ良かった。いくつになっても再スタートはできるけどやっぱり遅ければ遅いだけ辛いよね。わかり味が深い・・・。
後半は宮崎先生が頑張るお話。宮崎さんいつも頑張ってるな...続きを読む -
過去編。岸の後輩が出てきて慶楼時代の岸の物語が語られる。
後輩手嶌くんちょー良いやつだけど、それも昔の苦労があってなのかな。岸は一見悪いやつだけど。時々R田中一郎に見える。
切ないけどいい話。何かを得るためには何か失わないとならないとは思いたくないけど、痛みを知ったらその分強くなれることもあるか...続きを読む -
新薬編終了。
裏ボス間瀬は悪役っぷりもすごかったが、負けっぷりも見事。でも間瀬ってどこに行動のプライオリティを置いてるかよく分かんないだよな。。。 出てくるたびに物語が特急列車で走り出すのでスリリング。
老師高柴先生や経営コンサルタント窪田も出てきて今後どう転がるか楽しみ。 -
新薬編がスタート。前巻で登場した火箱が動き出す。可愛い外見と非情にも見える冷徹さの底にある熱。
そして裏主人公とも言うべき間瀬が登場。ブラックジャックで言えばキリコだよね。でも営利企業ってのはこういうもんだと思う。
でもまー実際に新薬が承認されて発売されてもその後致命的な副作用が出たら儲けるどこ...続きを読む -
火箱と熊教授が初登場。酒好きの時計技師の話と岸と友達になりたかった?消化器科医師の話、岸が診断に迷う話。
火箱可愛い。超腹黒そうだけどリアルにいたら俺ホイホイ騙される自信がある。
熊教授はこんな人が上にいてくれたら心強いだろうなと思う。頼られた事にはしっかり応え、しかし分を冒さず甘やかしもしない。
...続きを読む -
避けられない死と残された時間、というこの巻のテーマが実に響く。
愛猫に、もっとやれることは無かったか、苦しまずに過ごさせることは出来なかったか。
後悔の傷は小さくなっても一生消えないんだろうな。Posted by ブクログ