穂高明のレビュー一覧

  • 月のうた

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    すらすらとすんなりと読めちゃう
    ただどうしても始めの「凍み豆腐」のルビが気になる
    地元民はそんな言い方しませんよ

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    2011年04月15日
  • 夜明けのカノープス

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    ネタバレ

    〜1周目〜
    2021.10.05
    最初は何もできない主人公が淡々と語られているだけかと思ったが、お父さんに会うことによって少しだけ人として成長し、一生懸命生きていくことができるようになっていく物語。
    解説が良かった。

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    2025年08月16日
  • むすびや

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    ネタバレ

    就職活動が全敗し家業のおむすび屋を手伝うことになった息子、結の話。
    自分の名前や親の商売にコンプレックスを持ちながら、成長していく。
    大人になっても母親に「結ちゃん」と呼ばれてくすぐったくなるような親子関係。
    まあ、それはそれでいいのか。

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    2025年07月21日
  • むすびや

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    「お寿司屋の父親と違って、握れないから『おにぎり』よりも『おむすび』の方がいいかな」という父親の言葉でお店の名前が決まった「むすびや」。就活に全敗して、むすびやではたらくことになった息子の結と周囲の人たちの物語でした。

    この「むすびや」のおむすびがとてもおいしそうでした。炊きたてのごはん、手作りの具材、そして海苔を使い、しかも握りたてを食べられるなんて、とても贅沢。おにぎり2個と漬け物、みそ汁付きのむすびやセットを食べたくなりました。今はお米が気軽に買えなくなったから、余計にそう思ったのかもしれません。

    お店で働いていくうちに徐々に前向きになり、自分の名前に誇りを持った結のこれからが楽しみ

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    2025年05月19日
  • むすびや

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    間違いなくこれを読んだ後おむすびを食べたくなる
    結くんが両親のお店を継ぐことになって、同級生達と共に商店街のお店を担っていく立場になっていくであろうという希望が見えて応援したくなる

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    2023年08月08日
  • ダブル・ダブルスター

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    義母と夫にひたすらイライラさせられた。
    物語とは言え、こんな旦那離婚だー
    o(`ω´ )o
    息子の怜がいい子だったのが救い。
    価値観、考え方、まったく同じとはいえずとも、根本的に違うのは一緒に生活出来ないなと思った。

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    2022年12月17日
  • 青と白と

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    震災が絡む小説は読まないようにしてきた。被災地の外からの、自己満足とか押し付け感満載の「絆」とか音楽の力で元気にするみたいな胡散臭さが嫌いだし、逆に、被災した側からの「どうせわかりっこない」「所詮他人事でしょう」的な言われようにも抵抗があるから。

    だからこの作品を読みながら終始モヤモヤしていた。何かをしようとしても、逆に何もしなくても彼らは被災してない外側にいるの私たちを冷めた目で断罪するのだと思うと、もう何もできないし、何をすることも思うことも許されないのだなと思う。

    そうやって他人を切り捨てて、内にこもって、自分を責めて、そんな姿ばかり描かれても、経験していない人間の想像力は現実に遥か

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    2022年08月29日
  • ダブル・ダブルスター

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    義母、夫からのひどい扱い。よく我慢してこれたもんだ。
    これ、結婚する前にちょっとでも違和感を感じたら引き返したほうがいいよね。
    息子が自分の気持ちを汲んでくれるので、頑張れるんだろうけど。

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    2022年01月31日
  • ダブル・ダブルスター

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    地方出身で上京した私にとって、こういうようなこと言われたことあるなとか逆にコンプレックスに思っている部分でもあるなと感じるところがあった。

    そして、これから母になる私は真知子のように強い母になりたい。

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    2021年11月05日
  • むすびや

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    就職活動で全敗し、家業のおむすび屋を手伝うことになった結。
    実家の商売に子供の頃からコンプレックスを抱いてきた結だが、 おむすびに実直に向き合う両親の姿を目の当たりにし、徐々に気持ちが変わってゆく。
    亡き祖母が「結」という名前に込めたある想いも、前途を温かく照らしだす――。
    一人の青年の新たな出発を描いた成長物語。

    実家のおむすびやを手伝うことになった男の子。最初はやる気が感じられず、しぶしぶ…という感じだったけれど、だんだん前向きに仕事に向き合うようになっていく。結の周りの人たちが語り手になる回もあり、みんな仕事のことで色々悩みながらも、がんばっている。そして、温かさを求めておむすび

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    2020年11月01日
  • むすびや

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    実家のおむすび屋を手伝うことになった男子の物語。名前は結と書いて、ゆいと読む。ほんわり、温かい話でした。

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    2020年10月13日
  • むすびや

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    就活に失敗した結は両親のおむすび屋を手伝うことに。
    幼馴染など結のまわりの人々、それぞれの物語。

    むすび屋をメインに商店街に集まる人々それぞれが悩みながら生きている暖かい話。
    不採用通知のたびに自分が否定されていく感覚 就活あるあるだけどすごくよくわかるわぁ…結を心配しつつも暖かい愛情で見守っている良い両親だなぁと感じる。
    大きなことは起こらないけど優しい読後感。

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    2020年04月02日
  • これからの誕生日

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    演劇部の合宿に向かったある日、千春の乗っていたワゴン車が東京の高校バレー部員を乗せたバスと衝突した。
    車が崖を落ちるほどの大事故で、助かったのは千春1人だった。
    そこから、千春の孤独な日々が始まる。
    「どうして私だけ助かったの…」
    家族、担任教師、亡くなった同級生の親たち、新聞記者、町のケーキ屋の店主…千春を取り巻く人達からの視点で語られる、それからの日々。
    人の気持ちに寄り添うことの難しさを改めて感じる作品。

    2019.11.27

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    2019年11月28日
  • むすびや

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    「これからの誕生日」がとてもよかった。それ以降作品読んでいなかったけれど心のどこかに残っている作家さんでありました。本作は良く本屋で見かけたけれど、ライトな雰囲気だったのであまり食指が伸びませんでした。
    ところが読んでみたらば丁寧な文章で描かれたほんわかとした連作で、癒されながら読みました。
    おむすび食べたくなります。

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    2019年03月22日
  • むすびや

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    『これからの誕生日』が良かったので、こちらも読んでみた。

    就職活動をしたものの全敗だった結(ゆい)。
    幼いころは女の子のような名前に悩んだこともあった。
    不本意ながら、両親が営むおむすびやさんを手伝うことになる。
    家業がおむすびやさんであることを嫌っていた結だったが、お店を手伝うようになり、少しずつ成長していく。
    連作短編集。

    あたりまえにある幸せにはなかなか気づけない。
    たくさんの人に支えられていることにもなかなか気づけない。
    そのことに少し気持ちが動き始めたら、人は人に優しくなれる。
    ほっかほかのおむすびとあったかいお味噌汁が食べたくなる。
    そんな一冊。

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    2018年06月30日
  • むすびや

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    昔ながらの商店街のおむすび屋。
    就職活動に失敗してどこからも内定が出なかった
    主人公の結(ゆい)がなんとなく家業の手伝いを
    するうちにすこしづつ成長していくお話。

    とにかく出てくるおむすびが美味しそうだ。
    中に入っている具材(梅、鮭、きゃらぶき等)を
    題材に商店街の人や幼馴染をうまく絡めながら
    結の平凡な毎日、と言ってしまえば面白くも
    なんともない感じになってしまうが
    まぁ、あまり起伏のない展開ではあった。
    続編出そうな感じかな。
    酒屋の娘や中学の時の先生とのからみ
    もう少しその後が見てみたいなーと思った。

    でも、やっぱり就活失敗しても家業を継げる身って
    羨ましいけどなー。
    そう思われるこ

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    2017年12月14日
  • むすびや

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    美味しいおにぎりが食べたくなった。
    学生のころ よく学校帰りに食べたお茶漬け屋さんのおにぎりとか オトナになってから時々通った豚汁も美味しいおにぎりやさんとか 最近行ってなかったけど 食べに行かなくちゃ。
    きゃらぶきって 天むすが流行ったとき 天むす屋さんで 付け合わせについてたのを食べたことあるけど きゃらぶきって種類のフキの佃煮だと思ってた。フツーのフキから作ってるのねー。これはびっくり。信じられません。
    全く別物としか思えない。

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    2017年11月08日
  • むすびや

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    なんとなく実家の「むすびや」をついだ主人公のお話。

    地元の商店街で、
    同級生たちと顔を合わせながらお店をするって
    ちょっと羨ましい気もする。

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    2017年07月16日
  • むすびや

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    就活に失敗して実家のおむすび屋を手伝うことになった結(ゆい)。祖父の代は寿司屋で、父はあとを継がずにサラリーマンに。ところが祖父が亡くなった折り、寿司屋の女将として生きてきた祖母が「寿司は握れないけど飯は炊ける」とおいおい泣く。そんな祖母の側についたのが嫁に当たる母で、父はやむなくおむすび屋に。男なのに女のような「結」という名は、祖母が付けてくれた名前。

    おむすび屋が入る商店街の面々を主人公に、各章タイトルはおむすびの具材の名前。イートインもできるおむすび屋のおむすびは、温かいうちも冷めてからも美味しい。おかかの鰹節を結が削り、鮭フレークももちろん手作り。付け合わせの漬け物のための糠床も。八

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    2017年06月23日
  • むすびや

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    ネタバレ

    ともかく、おむすびが食べたくなる
    ボリュームの割に登場人物が多くてどうなるのかなと思いながら読みんでたけど、ちゃんと繋がってた(当たり前か…)
    内容はガツンとくるというより、ふわっとゆるっとって感じだったように思う

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    2017年03月29日