abecのレビュー一覧
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ネタバレSAOシリーズの8巻。
今回は短篇集となっています。
・圏内事件
アニメで放映されたエピソード(細かい点は色々と違っていますが)。
安全圏である筈の街の中で殺人事件が発生し、アスナとキリトは事件の謎を追うために行動を共にするというストーリー。
久しぶりにSAO時代のストーリーとなっています。
・キャリバー
ALOで伝説の聖剣とされる《エクスキャリバー》の獲得クエストに臨む一行。
この話ではファントム・バレット編のヒロインであるシノンがALOのプレイヤーとして参加しています。
本編が基本的にキリト+ヒロインの活躍で描かれている一方で、こちらはパーティプレイになっているのが新鮮。
・はじまり -
Posted by ブクログ
ネタバレ2014年7月より「ソードアート・オンラインII」として放送されているエピソード、ファントム・バレットの前編。
ネットゲームと繋がる形で起きる現実世界での変死事件についての調査協力を依頼されたキリト。
彼は事件を調査するためにSAOやALOとは趣の全く異なるMMOゲーム「ガンゲイル・オンライン(通称:GGO)」にアクセスする。
1~4巻とは世界観がだいぶ異なるゲーム世界での物語となります。こういった世界観も緻密に書けるのは「さすが」の一言に尽きます。
そして新ヒロイン・シノンは…。
正直、ちょっとキャラ設定に難ありかなと。心に闇を持たせる要素としての設定なのでしょうが、少々無理あるんじゃ -
Posted by ブクログ
ネタバレ遂にセントラル・カセドラル最上階まで昇りつめ、アドミニストレータと対決する一行。 最後の対決だけあってあれやこれやとあるんだけど、正直あれやこりやとありすぎて途中で疲れた(笑) 絶望したかと思えば仲間に助けられて立ち上がり、そうかと思えばまた絶望、ってのの繰り返し。 まぁアリシゼーション編の最初から張ってた伏線を回収するためにある程度はしかたないのかもしれないけど、ちょっとやりすぎでは? さらにまだアリシゼーション編引っ張るし。 次回が気になる終わり方がニクい。 SAOの醍醐味(?)である、仮想世界と現実世界の相互作用みたいなのが加速して行きそう。
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Posted by ブクログ
SAOの世界を1層から書かれたプログレッシブの第2巻。
今回は3層の攻略編。
1巻を読んだとき本編と整合性が微妙にとれてなくて正直これを読むか読まないか迷っていましたが、好きな作者でアリシゼーションシリーズがちょっと合わなかったんでこちらを読もうという流れで買いました。
アインクラッド編と別物語と思って読むとなかなか楽しめました!
というより、バトルシーンの読みあいはやはりこの作品(作者)の持ち味なのでそこはホントに面白かったですね!
懸念はやはりこのペースで巻を重ねて最後まで書けるのかが気になる。
川原さんがアインクラッドに閉じ込めらるんじゃない(笑) -
Posted by ブクログ
1巻からの続きのお話。
無事にゲームをクリアし、現実への生還を果たしたキリト。
しかしパートナーであるアスナは未だ目を覚まさず、現実世界においては只の学生でしかない彼は彼女を見舞うことしかできない無力感にさいなまれる日々を送ります。
そんな彼のもとに「アルヴヘイム・オンライン(通称ALO)」というVRMMORPGの中でアスナらしき人物を見かけたという情報が入ります。
そんなわけで舞台は新たなゲームであるALOへと移り変わり、更には現実世界での展開も存在する形になっています。
続く4巻との1セットでのストーリーなので、3巻だけでは話が完結しません。今から読む人は4巻も一緒に購入することをオス -
Posted by ブクログ
ネタバレ1巻の冒頭に至るまでの道のりや、1巻後半時点でキリトが最前線を離れていた頃に起きた出来事を収録したサイドストーリー集です。
1巻ではアスナが全編通じてのヒロインとして登場していましたが、本巻では「シリカ」「リズ」「サチ」というサブヒロインに加え、「ユイ」というキリトとアスナの娘(?)が登場します。VR充爆発しろ。
個人的に好きな話はサチがヒロインとして登場する「赤鼻のトナカイ」です。結構切ないお話になっています。
次点でリズが登場する「心の温度」。この時のリズはアスナよりヒロインしてる気がします。
短編ですので気軽に読むことが出来ますし、1巻の補填という意味でも楽しめると思います。