二宮悦巳のレビュー一覧

  • 純情ポルノ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ストーリーも幼馴染というシチュエーションもベッタベタの王道。作家さんが後書きで述べている通り、ラストの想像がついてしまう。で、想像通りのエンディングを迎えるとカタルシスを感じてしまうっていう。すごくわかる。そういうストーリー読みたい時って、絶対にある。疲れている時とか。これも、本当に期待を裏切らない、気持ちのよいハッピーエンドです。

    0
    2012年06月04日
  • スイーツキングダムの王様

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     母譲りの美貌で、男女問わず、手玉に取ってきた珠希。
     男癖の悪い母親に呆れて、勝手に家を出た珠希は、ボロアパートに一人暮らしをしていて、生活がかかっていたのだ。けれど、決して売春をしているわけでなく、恋人にちょっとしたお小遣いや食事をおごってもらう程度だった。
     そんな珠希がバイトしているコンビニに、まったくコンビニ慣れしてないサラリーマン・杏藤がやってきた。彼は、店員として当たり前の接客をしただけなのに、どういう訳だか、すっかり珠希のことを気に入ってしまったようで、ついには珠希に告白してくる。
     当然、珠希はそんな変なやつ、お断りするつもり満々だったが、彼が大企業の御曹司だと知り、付き合い

    0
    2018年01月30日
  • 純情ポルノ

    Posted by ブクログ

    主人公の幼馴染×童貞ポルノ小説家

    25歳、キスも未経験。童貞でありながら、ポルノ小説を書いてくらしている主人公。恋心を抱きながらも伝えることのできない相手をモデルにして、ハードな小説を執筆しているが、離れていた故郷に帰省したところ「おかえり」と優しく迎えられて帰るつもりもない故郷に戻ってくるハメになる。
    しかし、職業は相手に知られるわけにはいかない…。

    …必死で隠していますが、お約束の「相手はとっくに知っている」というパターンです。
    タイトルがちょっと手にとるのを躊躇させますが、内容は特にドギツイものではありません。
    むしろ、主人公がヌケているというかテンポのズレた男性なので、キツくなりよ

    0
    2012年03月31日
  • 秋霖高校第二寮(2)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ふたりの進展具合は相変わらずですが、とりあえず波多野さん……
    いきなりキスはまずいと思います。
    いくら好きな相手でもね、やっぱいきなりはまずいと思う。それも何度も。
    この人のツンツンっぷりに激しく萌えるんですが、一番の萌えは
    やっぱり奥村への誕生日プレゼント。

    波多野さん、どこまで素直じゃないのかしら(萌)

    こんなんが彼氏だったら、絶対イヤ。
    旦那だったらもっと厭です。
    奥村のマゾヒストっぷりといったら、他の追随を許しません。
    どこまで下僕体質…(笑)

    0
    2012年03月26日
  • 10メートルの楽園

    Posted by ブクログ

    タイトルが秀逸だと思います。
    二人の関係がゆっくり丁寧に描かれていて好感が持てました。

    狭い生け込みの中にぼんやりと寝転ぶ二人の絵が印象的。
    あとはキャラの好み如何でしょうか。
    大人しい受けがあまり好みではないので、可もなく不可もなく。お話は面白かったです。

    0
    2012年02月11日
  • 未熟な誘惑

    Posted by ブクログ

    最初、受けのネガティブ思考に引きずられてうーん、という感じでしたが、最後はバカップル。ハッピーエンド。
    渡海さんの作品はどれもあまりはずれがない。安心して読める作家さんの一人です。

    0
    2012年02月11日
  • きみと千年廻恋

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     なんていうか……某映画を観てから、ずっと思ってるんですけど……。
     転生とか、生まれ変わりとか、ロマンチックだけど、実はそんなにいいもんじゃないんじゃないかなぁー……? って、思ってるんだけど……(苦笑)
     その人だけがっ!! っていうのは、とっても素敵だけど。
     その人の周りにいる人はどうすればいいんだろうか……? って。
     ちょっと考えちゃうんだよね。最近。
     まぁ、そこまで深く考える必要もないんだろうけど。

     ということで。
     点数的には60点。
     物語としては何の問題もないです。

    0
    2011年11月12日
  • エッグスタンド

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     まったりー、まったりー、したいい話だと思う。
     私は好き。
     でも、個人的にはBL小説にはありえない、宏一の妹の文乃の話が一番好きだったりするかも……。
     この人って確か、一部の人にはものすごい人気がある人、らしいんですけど……なんか、そういうのがとてもよく分かる感じがする。きっとこの人の話って弱ってる人に優しいんだ……そんな感じのする話でした。

     点数はつけられない。
     この小説、BL小説としては点数つけることが私にはできないと思うから。

    0
    2018年01月30日
  • 秋霖高校第二寮(3)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     ここで終わりなの!!
     ってツッコミたくなった最終巻……らしいです。
     番外編でいいから書いてくれないかな……。
     気持ちは確認し合ったのに、結局距離的なものはちっとも詰まってないよー、この二人(爆)
     それとも、この人はここまで書かない人なのかしら??
     よくわかんないんだけど……微妙に欲求不満orz

     というわけで、70点。
     物語的には好きだし、最後もよかったんだけどーっ!!
     欲求不満(爆)

    0
    2018年01月30日
  • 秋霖高校第二寮(2)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     なんていうか……この人の話の好きなところは、男同士の恋愛物語においてしらっと、男女の恋愛を入れてしまうところだと思うんだ。今回の晃兄ちゃんしかり(苦笑)
     しかもそれが私は、嫌じゃない。
     いいと思うよ。

     でもまぁ、恋愛表現が分かりにくくて、頭抱えたくなるような気持ちはわかるなぁ……(苦笑)
     もうちょっとサクサク進んでほしい……って思う分もなくはない。

     点数は50点。
     今後に期待……っていうか、さっさとお互いの気持ちを言い合ってくっつけよ、ばかっ!! っていう(爆)

    0
    2018年02月14日
  • 秋霖高校第二寮(1)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     ちょうどこの話を読んだとき、この作者さんが「とても人気のある人だ」みたいな話を何処かで読んで。
    「えー……私知らないけど……?」って思ったんですけど。
     読んで納得。
     特に、前半の波多野と聡の話じゃなくて、望と石田の話の方でそれを痛感しました。
     この人多分、何か足りないものを持ってる人を書くのがうまいんだよ。

     というわけで、60点。
     最初読むのが億劫だったけど、読んだら面白かったです。
     まぁ、億劫なのは物語が重いから……なんだと思うけど。

    0
    2018年01月30日
  • 君が幸いと呼ぶ時間 毎日晴天!9

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     何かねー……やっぱりこの二人の話落ち着くわー。(苦笑)
     やっぱりこっちのカップル好きです。このダメダメっぷりが(爆)
     でも、ちょっと大人になったのか、今、もう一度読み返してみたら色んなところに伏線が潜んでたこととか。
     秀がいってることとか。
     もっとわかった。
     前はちょっとわからなかったことがあって、何でこれで終わりになるのか分からなかったんだけど……。
     今はなんとなく腑に落ちる。
     年取ったなー……。

     点数的には60点。
     難しくて、頭を使う小説が心地よい。

    0
    2018年02月05日
  • 花屋の二階で 毎日晴天!5

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     最初、このカップリングにビックリしたんだけど。
     おまけに、話の流れが理解できなくて。
     このカップリング自体がわからなかったんだけど。
     今、読んだらとってもよくわかった。
     そらぁ、そうだよな……と、今思えば、私、明信と同じ年なんですよね……。
     最初呼んだとき、真弓より年下だったのに……(´・ω・`)ションボリ
     時の流れは無情だ……。

     点数的には70点……かな。
     わかれば好感度の高いカップルだと思う。

    0
    2018年02月05日
  • いそがないで。 毎日晴天!4

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     あぁ、ついに……と思った久々の大人カップルの話だったんですが……。
     かわいそうに……本気でかわいそうに……と。
     大河が本気で不憫になります。
     あぁ……っ!!
     個人的には、子供カップルより大人カップルの方が好きなんですけどね。
     早く幸せになれるといいね

     点数的には60点。
     点数をつけるような本じゃないと思うんだけど。

    0
    2018年01月31日
  • 子供は止まらない 毎日晴天!2

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     うん、まぁ、勇太好き。
     でも、この話の勇太はそこまで好きでもないんですが……まだ。
     そんでもって、この1つ前の話で、少しイラッとした真弓に対しての印象が改められたかな、この話で。
     相変わらず、このシリーズ大好きです。

     点数的には70点。
     まだまだ続きます。

    0
    2018年01月31日
  • サディスティック アクア

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「スラムフィッシュ」の続編です。
     煮え切らない、甲斐とリー・リンがすっげぇ、ウザイ……。
     でも、最初この本、読んだのって中学生くらいで……今になってそのときわからなかったいろいろがわかってきたような気もする……(苦笑)
     皆、皆が、精神的世界が複雑すぎてわっかんねぇんだよっ!!(爆)
     おまけに、私、最初の一回は恐ろしいくらい、さらーっと読み飛ばしてしまう人なので……(殴)

     というわけで、難しい精神世界がお好きな人はどーぞ♡
     僕、そこまで精神的マゾヒスティックじゃないんで……
     点数的には70点かな。
     そろそろ、物語的に煮え切らなくなってきた……(爆)

    0
    2011年10月16日
  • パラダイス フィッシュ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     終わっちゃったよー。
     この話、すっごく好きだったから、終わっちゃってすごく哀しかったです……。
     でも、もう1回読み直してみて、ようやく。
     これでラストでいいんだ……ってことがようやくわかった。
     何で、那智が最後にあんなことしたのか、よくわからなかったんだけど……。
     結局、あれでよかったんだろうね。うん、きっと。
     本当の正解なんて何処にもないんだ。
     とも、思うよ。

     それにしても那智……そんなことやっちゃってたのか……。
     私の読解力が、いかに昔はいまひとつだったのか、今になってよくわかる……(汗)

     点数的には70点……。
     低いのは、番外編でもいいから、ついうっかり続きを

    0
    2011年10月16日
  • チェリージャム ジャンク

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     えーっと……甲斐が……煮詰まりすぎて、プッツンしちゃいました(爆)
     そして、勝手に出口を見つけてしまった甲斐に焦るリー・リン……。
     実は、この中で一番情けないのはリー・リンだろうな……と思う(苦笑)無自覚だし……。

     勝手に那智と公主はラヴラヴだし……。
     ていうか……いつか絶対、那智は公主に身長抜かれるんだよね……? そしたら……(略)

     まぁ、そんな感じで、相変わらずだったり、あいかわらずじゃなかったり……(苦笑)
     点数は80点かな……? 小説としての完成度が高いから、面白い(笑)

    0
    2011年10月16日
  • 若きチェリストの憂鬱

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     奏都が好きなものを好きと言えないのはしんどいよねぇ……とか、思ってしまった。
     僕はやっぱり、好きなものを好きと言いたいんだもん。

     それでも、奏都が背負ったものはやっぱり、重かったんだろうなぁ……

     と、思ったよ。
     遥は絵のイメージからもっと小柄な人だと思ってたけど、実はそうでもないんだよね。
     大きくなったら、奏都の方が成長しなくもないんだと思うんだけど。

    0
    2018年01月30日
  • 純情ポルノ

    Posted by ブクログ

    題名が買うのを躊躇させました。あまりに生々しい。
    内容は幼なじみの柊一に弘文がずっと片思いをしていて、大学は故郷を離れて東京に出て二度と故郷へ戻らぬつもりが、うっかり帰郷した時に駅でうっかり柊一に出会い「お帰り」と言われただけでそのまま帰れなくなっしまったという。。。
    弘文は25歳で童貞でそしてポルノ作家なのです。
    本人はやっと発売になった自分の作品がポルノ小説のコーナーに売っていたのを見て驚愕した様ですけれど(笑)
    柊一は父親と小料理屋をやっている愛想は無いけれど男前です。
    弘文を心配して食事に来る様に誘います。
    帰り際、タッパーにお土産の煮物なんか入れて持たせたり☆
    肩肘張らずにさらさらと

    0
    2011年10月07日