二宮悦巳のレビュー一覧
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二宮悦巳さんのカバーイラストがきにって購入した本です。
チェロを抱えた少年の後ろに、後ろ姿だけの男性が二人。扉イラストは、後ろ姿だけの男性の一人と思われる白シャツ姿の人が覗き込むようにチェロを弾く少年を見ているものと、もう一人の男性と思われるスーツ姿の人と窓辺の少年二人。これだけで四角関係を想像してしまいます。そしてプロローグは5歳の時の主人公。「再会もの」+「あしながおじさんもの」だと、冒頭から話の展開を予測しながら読んでいくと、そんなに単純な流れではなく、ひねった筋の流れに引き込まれるようにして読みました。奏都と理多、チェロをピアノをそれぞれ専攻する音楽高校生の友情もいい。 -
Posted by ブクログ
男ばかり4人兄弟の次男奥村聡は,私立秋霖高校入学と同時に寮生活を送ることになる。父親が家族と一緒にロンドンに赴任したからである。個室完備の寮に入れず,舎監の石田先生に連れて行かれた第二寮の住人は,双子の男女姉弟の藤井美希と望,カリスマ高校生作家の波多野帝と個性的な人ばかり。おまけに聡の長女的な性格が災いし,おさんどん役を引き受けた上に,波多野のパシリになってしまう。聡の友人となった三人組も含め,会話シーンがとても楽しい作品である。
BLだけれど,聡と波多野の関係は,なれそめ段階。続編で二人の関係がどのように深まっていくのか,興味深い。第2巻も読むことにする。 -
Posted by ブクログ
エロゲーを買い、いざプレイしようと電源を入れてみたらBLゲーだったので、慌てて電源を引っこ抜いたら中からキャラたちがでてきちゃったというお話w
攻略対象として数名(表紙に載っている子)選択し、恋愛成就させることでゲームに戻るらしい。
ゲームから具現化している間中、キャラたちは主人公と同棲状態。
主人公が、好感度を上げるために個性豊かなキャラたちとの交流に奮闘する様子が面白いです。
本編最後の方にはブラコンな兄もでてきて、攻略の行方が気になります…
奥付を見ると2年分の連載が1冊になっているようで、2巻は2年後なのかなと、そっちも気になりますw