シェリル・サンドバーグのレビュー一覧

  • OPTION B(オプションB) 逆境、レジリエンス、そして喜び

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    読み手の置かれた状況に拠って、感想或いは利用価値が大変変わる本だと思う。
    逆境に置かれていないなら、読んでもあまり心に響かないかもしれない。

    辛い時に読むと、自分の心を突き刺していた刃が読むうちにマイルドになり、自分で自分を傷めつけることがなくなっていった。
    辛い時には、どのページも涙が出るけれど、著者が少しずつ回復していく過程につられて、自分の辛さも回復していった。もっと読みたいなと思っているうちに終わってしまったけれど。

    逆境の時に読むのがおススメの本。

    ただ個人的な話しの部分と、(いかにもアメリカらしい)社会的プログラムの話しの部分を分けて書いてくれたら、もっと整理されて良かったか

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    2018年01月12日
  • OPTION B(オプションB) 逆境、レジリエンス、そして喜び

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    ・人生の苦難からの立ち直りを妨げる3つのP
    Personalization:自分が悪いのだと思うこと
    Pervasiveness:あるできごとが人生のすべての側面に影響すると思うこと
    Permanence:あるできごとの余波が永遠に続くと思うこと

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    2018年01月06日
  • OPTION B(オプションB) 逆境、レジリエンス、そして喜び

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    辛いこと、大変なこと、乗り越えられそうもないことに直面したあと、どのようにをれをかかえながら、前に進むのかということが書かれてた。これが唯一の解じゃないけど、一つの参考になると思った。いくつか印象的なぶんもあったし、

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    2018年01月28日
  • LEAN IN(リーン・イン) 女性、仕事、リーダーへの意欲

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    やはりビジネスの世界で第一線の人がこういう調査が効いた本を書ける、っていうのにアメリカビジネス文化の広がりと深さを感じるな。自分がなにをやっているのかはっきりわかっている人。

    ただし一般の人にはあんまりプラクティカルではないだろう。

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    2020年06月15日
  • OPTION B(オプションB) 逆境、レジリエンス、そして喜び

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    本書では、苦難からの立ち直りを妨げる3つの要素として、
    自責化(自分が悪いのだと思う)
    普遍化(人生のすべての側面に影響すると感じる)
    永続化(苦しみがずっと続くと思い込む)
    が挙げられていた。

    印象に残ったのは、「自責化」についてカトリックの教えと結びつけて論じられていた部分。

    自分の人格ではなく言動を責めるよう意識することで、「恥」ではなく「罪」の意識を持つことができる。罪の意識は尽きることのない「贈り物」であり、それがあるからこそ、過去の過ちを償い、次はより良い選択をしようという意欲が生まれる。

    一方で、恥の意識は「自分は取るに足らない存在だ」と感じさせ、人を攻撃したり、自分の殻に

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    2025年05月06日
  • LEAN IN(リーン・イン) 女性、仕事、リーダーへの意欲

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    女性が上級職へ就くまでの大変さを本人の経験を元に説明している。
    後に続く女性ビジネスパーソンへのエールや行動も含まれている。
    とにかく、女性は大変ということがわかる本です。

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    2024年11月16日
  • ORIGINALS 誰もが「人と違うこと」ができる時代

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    言われてみれば当たり前のことの価値を浮き彫りにする本。
    行動しなければ損失がある場合、リスクを冒すことに魅力を感じる。
    【関連書籍】
    #ネガティブ思考こそ最高のスキル#イノベーションのジレンマ

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    2023年12月23日
  • ORIGINALS 誰もが「人と違うこと」ができる時代

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    かなり長かった。

    新しいことを発信していくときには、大多数の意見と異なる意見を伝えなければならない。

    はみ出す人こそ時代をつくる。

    褒める時には、人柄をほめる。
    そうするとその後もさらに気前よく振る舞う。

    行動を褒めるのではなく、そのような行動をしたことへの人柄を褒める。
    これは意識してやっていこうと思った。

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    2023年07月19日
  • LEAN IN(リーン・イン) 女性、仕事、リーダーへの意欲

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    グーグルやフェイスブックで活躍する女性リーダーの話。
    ハーバード、政府の財務長官下の職員、マッキンゼー、グーグル、フェイスブックなどなど、そもそも優秀な人がさらに努力を重ねて輝かしいキャリアを築き上げています。女性の視点で世の中が形成されてはいないことを理解しつつ、そのなかで女性のリーダーを増やして変えていこう、という強い意気込みが感じられました。多くの女性が優秀であるにも関わらず、場の雰囲気をしっかりとつかみ、それがゆえに意見をせずに声の大きな人の意見が取り上げられている、といった著者の指摘は日本でも共通と思いました。世の中をよりよくするには、意見を述べること、それと同時に、丁寧に意見を拾い

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    2023年03月04日
  • LEAN IN(リーン・イン) 女性、仕事、リーダーへの意欲

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    ネタバレ

    前を向こう。声をあげよう。

    アメリカはジェンダー平等が進んでいる、と誤解していないだろうか。もちろん日本社会より前に進んでいる部分はあるかもしれないが、日本社会で女性たちが悩んだり困ったりしていることは、アメリカにだって共通する。

    著者シェリル・サンドバーグはフェイスブックCEOである。2人の子どもを育てている。決してスーパーママではなく、鉄の女でも女王蜂でもなく、仕事と家庭の両立に悩んだり、男性社会的な風習に苛立ったり、自分の中にある固定的ジェンダー観を振り払うのに勇気を払ったりする人である。著者は自分の人生から皆に呼びかけている。前を向こう、声をあげよう、変えていこう、と。女性だけでは

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    2022年11月12日
  • ORIGINALS 誰もが「人と違うこと」ができる時代

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    1 どんな本?
    様々な分野で革新をしてきたオリジナルな存在を
    分析した本。オリジナルな人達は我々と変わらない
    普通の人々である。

    2 何で読んだの?
    (1) アダムグラントの本でレビューが高いから。
    (2) どんな本かわからないで読むから学びの目的は
    ない。
    (3) 骨太な本を読破して読書力が上がった状態にな
    りたい。

    3 構 成
    8章構成368頁
    リスクポートフォリオの章から始まり、オリジナル
    になる道は険しいがそのプロセスは幸せであると締
    め括る。研究成果や有名企業の事例が満載で面白い。

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    2022年10月21日
  • ORIGINALS 誰もが「人と違うこと」ができる時代

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    インタネットが普及したことにより、誰もがオリジナルな行き方ができるようになった。現代において、オリジナルに生きるとは何なのか?を説く本。
    個人的には同著者の「GIVE&TAKE」のほうが面白かった。

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    2022年06月28日
  • ORIGINALS 誰もが「人と違うこと」ができる時代

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    人がオリジナルに価値を生み出すための方法論について、体系的にまとまった一冊。内容はさまざまなアイデア本、発想本で書かれているようなものを寄せ集めている感があるものの、「自分がオリジナルな価値を出すために何を意識していけばよいだろう?」という問いのフィルターを通して読み進めることで、ここを気をつけて取り組もうと、実践的な発見が生まれやすくなっている点は秀逸。

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    2022年01月10日
  • ORIGINALS 誰もが「人と違うこと」ができる時代

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    人と違うことをやって成果を上げるには、リスクを冒す変人だと思っていたが、意外に普通の人が多いという真実が衝撃でした。
    やっぱり人間は安心感がないと、思い切った挑戦もできないということですね。

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    2021年07月15日
  • OPTION B(オプションB) 逆境、レジリエンス、そして喜び

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    レジリエンスを育てる方法や考え方が、夫を亡くした筆者の実体験を豊富に交えながら具体的に書かれた本です。
    自分自身は意外と実践していることがあったりしてそこまで新しい発見はありませんてしたが、辛いことがあったらこの本をまた読んでみようと思えました。

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    2020年12月28日
  • LEAN IN(リーン・イン) 女性、仕事、リーダーへの意欲

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    もっと多くの女性が権力のある地位につくこと(トップを増やすことがボトムを押し上げる)が女性が抱える問題やニーズをもっと主張できる。

    両親が共に仕事を持って、家計と育児を半分ずつ負担すれば、母親の罪悪感は薄れ、父親はより家庭経営に参加するようになり、子供達は力強く成長することを膨大なデータがくっきりと示している。

    社会人になりたての頃、沢山のチャンスを与えられたのに、当時の私はそれは自分の専門じゃない、その分野はよく知らないと言い、その多くにノーと答えていた。でも今考えるとどんなことでも学んで自分にできる貢献をすることが大事だった。

    女性は他人のために交渉する時には、とてもうまくやるし、男

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    2020年07月18日
  • OPTION B(オプションB) 逆境、レジリエンス、そして喜び

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    配偶者の急死という逆境に対してどう感じてきたのかがひたむきに綴られていた。
    経済的に成功した人でも配偶者の死は等しく耐えがたいものであり、筆者の悲嘆、それに向き合い前向きに生きるよう苦闘する様子に心を打たれた。

    部屋の象の話、3つのPの話はストレスの大小に関わらずその通りだなと印象に残った。

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    2020年02月02日
  • LEAN IN(リーン・イン) 女性、仕事、リーダーへの意欲

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    女性のキャリアははしごじゃなくて、ジャングルジムでよい。
    共感するけど、話がとっちらかってて若干読みにくい

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    2019年11月13日
  • LEAN IN(リーン・イン) 女性、仕事、リーダーへの意欲

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    とってもいい本なのは間違いない。
    だがしかし、日頃海外文学を読まない人間にとっては
    なかなかに読み切るまで時間を要しました…

    本書は女性にまつわるジェンダー問題を
    最初から最後まで当事者意識を持って
    改善しようと呼びかけています。

    自分には関係ないと思って
    知らぬふりをしているトピックって
    結構ありますよね。
    皆で声を上げ続けること、簡単なようで難しいです。

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    2019年08月17日
  • OPTION B(オプションB) 逆境、レジリエンス、そして喜び

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    過去のトラウマから抜け出せない人、もしくはこれから起こるであろう心の傷の対処の仕方を学びたい人には必読書です。

    そうでない人も、読めば一瞬でも優しくなれる本です。

    またこの本を、経済的に恵まれた家族のある喪失物語として読んではいけません。

    どんなにリッチであろうが、心の傷は万人に平等だからです。

    もちろん、周りの環境や交友関係の違いから、彼女の体験が万人向けではないことは確かですが、それを考慮してもなお、他人には隠しておきたいようなプライベートな話をせざるを得ないにもかかわらずこうした本を書いた彼女の勇気と頭の良さに敬意を表します。

    そして今もなお、こうした悲しみに打ちひしがれている

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    2019年02月04日