シェリル・サンドバーグのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
二十代の頃に、まだボーイフレンドさえいなかったにも関わらず、結婚する前に仕事で早く結果を出さなくては、とひどく焦って働いていたことや、
職場のオジさんにかわいいコとして扱われることに憤慨し、傷ついていたこと、
立場として当たり前の意見を年上の男性に言ったら、気分を害されてその後冷たく当たられたことなどを思い出しました。
こんなことは、もう古い日本企業でしか経験しえない事だと思っていたのに、アメリカのエリートである著者が近しい経験をし、また、同じように感じてもいたことに驚きました。そしてそれを乗り越えて、自分らしくキャリアを築いていることに尊敬の念を抱きました。
古い世代からの女性差別に傷ついているなんてバカらしい、「気持ちを切り替えて」「一歩踏み出す」勇気をもらいました。
著者がパートナーと築いている関係も本当に羨ましいと思います。日本で彼のような男性を見つけることはかなり難しいいのではないでしょうか。
文中に、世界の現状を表すデータが数多く出てきましたが、その際の日本の数字は大体悪いことや最低レベルを表すものとして取り上げてあります。
そんな日本での女性が働く環境は推して知るべし、です。
私自身にも言えることですが、女性はまだ起きてもいないことを心配して取越し苦労をしたあげくに自分で自身喪失してしまったり、自分で範囲を限定してしまうことが多いのだと改めて気づかされました。
自分で自分を強く勇気づけていこう、自分で自分の可能性をせばめないようにしようと思います。
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Posted by ブクログ
以前 lean in を読んで、なんて素敵な夫婦関係なんだろう!そして、デーブさんについても、なんて素敵な方なんだろう!と思っていました。デーブさんが2015年に亡くなられたということを知った時、私もとてもショックでした。
こちらの本には、夫が亡くなってからどんな心の状態が訪れたか、どのようなオプションBが考えられるか、トラウマ前後に私たちには何ができるか、について非常に赤裸々にかかれています。多くの話しにくいことについても触れられており、以前lean inを読んだ際も感じましたが、シェリル・サンドバーグさんの勇気と思いやりを随所に感じます。
この本を読んで「トラウマ前の成長」(大切な人を亡くすなどのトラウマを体験する前に、共感によって、できることややっておきたいことに気づき実践できるようになること)ができる人々が増えることや、何らかの形で救われる人が増えることを通して、
デーブさんが亡くなった後にも、デーブさんの生きた意味をより大きくしていくことができると思っている、という著者の考え方も、視座高く、尊敬します。 -
Posted by ブクログ
休暇先のメキシコで最愛の夫の急死で亡くした著者による、悲嘆からの回復さらには成長のOPTION Bのマインドセットの養い方。自責化、普遍化、永続化の「3つのP」を脱し、「人間としての強さを自覚する」「感謝を深める」「他社との関係を深める」「人生により多くの意味を見出す」「新たな可能性を見出す」ことで成長さえもできること。
辛さに浸るのも仕方ないけれど、それを固定的に受け止める必要はないし、幸せになっていい。辛さを抱える人にどう向き合い支えることができるのかを教えてもらった。LGBTQ(本書ではQはクィア)という捉え方も初めて知った。
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Posted by ブクログ
ネタバレ苦難からの立ち直りを妨げる3つのP、「自責化」Personalization 自分が悪いのだと思うこと、「普遍化」Pervasiveness ある出来事が人生のすべての側面に影響すると思うこと、「永続化」Permanence ある出来事の余波がいつまでも続くと思うこと。
もっと悪い事態を想像することが立ち直りを助ける。
部屋の中のぞう=誰もが見て見ぬふりをしている問題 を追い出す。
病の彼女に、大丈夫よ!ではなく、、これから何が起こるかはあなたにも私にもわからない、でもあなたひとりにつらい思いはさせない、私もずっとそばにいるから。
話したくなったら私はここにいるから。。と言ってあげればよかった。
苦しんでいる人にはボタンが必要。自分で状況をコントロールできると思えることでストレスに耐えることができる。
聖書のゴールデンルールは、自分が扱ってほしいように他人を扱いなさい、であるが、誰かが苦しんでいるときにはプラチナルールの方がよいことも。他人が扱ってほしいように他人を扱いなさい、だ。
誰に頼るか?は、リングセオリーによる。悲劇の中心人物を円で囲み、その周りに一回り大きな円を書き悲劇から2番目に影響を受ける人の名前を書く、その外側の円に3番目に影響を受ける人、円が大きくなるにつれて悲劇から受ける影響は小さくなっていく。(心理学者スーザン・シルク)
悲劇の5段階、人は喪失に直面するとまず「否認」ついで「怒り」「取引」「抑うつ」を経て「受容」、ただ段階的に進行しないことも。一緒に乗り越えようと言ってあげることが大事。
砂の足跡という詩、語り手は神と浜辺を歩いた夢を思い出している。砂浜にはいつも2組の足跡があったが、「苦しみや悲しみ、失意」に打ちひしがれていた時には、一組の足跡しかなかった、見捨てられたように感じた語り手は神に問いかける、「わかりません、なぜあなたを一番必要としていた時にお離れになったのですか」と。神は答える。「一組の足跡しかなかったのは、わが子よ、おまえを抱き上げて歩いていたからだ。」
ジャーナリング、書くことで色々な感情を処理できる。今日できたことを3つ挙げること、感謝すること。 -
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女性が男性と同じ職種で働いているとき、比較的遠慮してしまい勝ちなこと、そこからチャンスの配分が減ってしまうこと、自信の持ち方が男性が60%程度で満足するのに対し100%の自信がなければ魅力的なポストに応募しないなど、女性は男性と違う点がいろいろ例が面白く読めた。女性はもっと遠慮せず、全力投球で、自信を持って意見して仕事していいのだと気づかされた。意見をいうにも、男と同じように言うととげがたつ場合もあり、にこにこきっぱり、よい。
あと、給与を上げてほしいときの交渉など、男性は自分をアピールすることは嫌みにならないが、女性は自慢ととられる。女性が交渉するときは他者のために交渉を行うとよい。例としては、昇給、昇進することが女性社員のモチベーションアップにつながる、など。
場合との意見が参考になった。
子育てについても、男性の助けがあれば仕事を諦めなくてもすむことなど、やりようはあるのだから、女性であるためにキャリアか子供かの究極の選択をしなくてもよいのだと思った。女性がキャリアを諦めてしまうのも、職場、パートナーの理解があれば回避可能なのだ。
未だ男が働いて女が子育てするとか、給料が男の方が多くないと、みたいな考えがすべてフラットに、役員の男女比率が50:50な世界になってほしいと、著者の思いに同感。でも女ほど男はこういう本、興味ないんだろうなぁ。 -
Posted by ブクログ
この本に出会えて良かった。フラットな視点で、客観的に現在の労働社会を描写し、抱えてる問題を明確にし、解決するためのメッセージを投げている。
書き方として、女性よりであるものの、メッセージとしては男女両者というか、今の世の中に対して投げかけられている。
事例で頻繁に出てくるのが、我が国日本だ。先進国でありながら、女性リーダーが極めて少なく、下から数えた方が早いので、それは当たり前だろう。
この本の良いところは、データを元にするとこで、多様な視点で課題と改善策を書いていること。
女性の視点で描いているが、女性擁護だけしているわけではない。問題点を女性の中にも見出している。
他人事だと思っていた物事が、自身の中にも原因があることを痛感した。
自分に自信がなくなったり、諦めてしまいたくなった時に、この本を読み直したい。
さらに、今すぐ、できることを始めることに決めた。 -
Posted by ブクログ
名著と思われる雰囲気があった。
だた、内容盛りだくさんで逆に全体としての印象がぼやけてしまった。
# 面白かったポイント
- 歴史に名を残した人「キング牧師」とか、すごかった、オリジナルであったというより「タイミングが良かった」要素も多分にある。
- 先行者で必ずしもある必要はない、後発でもよい、他者とは違う「良いもの」であること
- 成功者がリスクを冒してるとは限らない。意外と二足の草鞋で安定をとりながらチャレンジして成功した人も多い
- 天才に必要なのは、圧倒的な行動量(ピカソ)
- 成功者だって市場を捉えられず失敗する。 ex. セグウェイ
- ブジャデ(新語): 見慣れたものを初めて見るように感じること
- 兄弟の長男は「しっかり者でリーダ気質」次男は「リスクをものともしない傾向」にあり。(お笑い芸人も次男以降が多い」(出世学)
- 褒める時は、具体的だけでなく「その背景にある価値観」を褒める
最後の楠木さんのコメントみたいなのが
結構鋭くて良かった。
結局は根本的に「世の中に良いインパクトを残すことをしなければならない」しかし競争社会の中でoriginalは難しいそのためには、「一見不合理に見えるが、ストーリーの中では合理的ことを行う」という話だ。