木崎ちあきのレビュー一覧
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ネタバレ感想
テンポが良いのと、殺し事件なのになんだかシリアスでないテンポが独特。キャラも立って読みやすい。シリーズを読んでみようと思う。
あらすじ
福岡は殺し屋の激戦地区!?新入社員で博多に配属された斉藤は、マーダー・インクという殺し屋の会社に入社した。福岡市長選挙に伴い、市長を狙うものは市長直属の殺し屋部隊が処理する。市長の息子は、人に暴行を働くのが趣味で、殺し屋部隊も何度も尻拭いしていた。
市長の不正を暴くために動いていた探偵の馬場も市長の殺し屋部隊に狙われることに。女装が趣味の台湾人殺し屋、復讐屋、情報屋、拷問師、殺し屋の殺し屋など登場人物がユニーク。殺しなのにどこかのんびりしている。実は -
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ネタバレ佐伯先生巻。シーズン3が終わってこれから最終章に進むのは寂しさもあるけど、豚骨ナインの結末楽しみです。
佐伯先生も好きなキャラなので嬉しい。先生の苦しみが少しだけでも軽くなってたらいいな。。
久々に出てきた猿っちと新田くん、悲しい…となりました。馬場さん、猿っちに手加減してたのかこれまでは。「貴様」に“きさん”とルビ振ってあるのが細かくて完璧だ。。「やけんなんかちゃ」、リアルです。
それにしても、このシリーズでかなりのキーパーソンが斉藤くんだとは思わなかった。巻き込まれ体質もここまでくると天晴です。なんだかんだ、生き残ってるし。
WBCに始まりWBCに終わる。人口の3%が殺し屋の街・博多な世 -
Posted by ブクログ
二冊連続で読んだおかげか、記憶が新鮮で話のつながりが見えてよかった。本作の時間軸がちょうど10巻の途中のハロウィンあたりから続いている設定のため、逆に間が空いていたら話が見えてこなかったと思う。
今回のメインキャラは重松。事の発端は元同僚の岩佐の死が報じられたことだった。表向き、岩佐の死因は焼身自殺とされていたが、単独で岩佐の身辺調査をしていくうちにその死が他殺だったのではないかと重松は考え、情報集めに豚骨ナインに協力を仰ぐ。すると、岩佐の死はその後に続く事件の幕開けとなっており、それはジローが請け負った復讐の依頼とも絡むこととなる。
重松は刑事ながらも裏稼業を生業とする豚骨ナインの仲間で