木崎ちあきのレビュー一覧
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ここまで主役をはってきた、林ちゃんバンバカコンビに代わり、今回はマッシュの榎田君にフォーカス!
榎田くんの意外な出自や意外でない過去が明らかに。何となくおぼっちゃん気質だとは思っていたが…
榎田君が主役ということで、サイバーなお話だったので、拷問シーンなど味薄めで、これまでで一番さらりと読みやすい。特に目を背けたくなる様なシーンはない。
榎田君は林ちゃんと背比べして張り合ったり、お父さんへの和解ないたずら?など、なかなかかわいらしい性格の持ち主だったみたい。何度か、ふふっと笑ってしまったりして、結構楽しんだ。
そういえば久しぶりに斉藤君が出てきた。
ところで、「パソコンを膝の上で開さ、」 -
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ネタバレ電撃小説大賞!~福岡の人口の3%は殺し屋で,市長でさえも殺し屋を抱えている。汚職を暴きそうなマル暴の刑事ロシア人とのハーフの大男を使って首つり自殺に見せかけて殺し,隻眼の宗方や玲子にはスキャンダルに繋がりそうなバカ息子の変態趣味の後始末をさせている。マーダーインクの新入社員・斉藤は何も分からず入社してしまったが,躊躇している内に標的に逃げられ,福岡に飛ばされた。最初の標的は何もせずに別のグループが始末したが,報酬は貰った。中国出身の林憲明は女装趣味で首尾良く標的を始末するが,報酬を巡って,華九会とトラブルになった。挙げ句が,変態男が行った林の妹殺しの犯人に仕立てられたのだ。助けてくれそうな馬場
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Posted by ブクログ
殺し屋が人口の3%もいる場所で起こった
どこかしら繋がっている事件。
登場人物が多いですが、普通の小説でも
紹介欄に乗らないだけで…これくらいいるかも?
世間は狭い、を体現したような状況の話で
どこかしら人が繋がっていくのがパズルのようで
繋がった瞬間、なるほどw という楽しさが。
しかしこれ、金さえもらえば大丈夫、という
前説がないと、いいのかこれ、と思う設定です。
時間配分考えて、人考えて配置したのもすごい。
さらに最後。
うっかり忘れていた設定が出てきたりで
唖然と言うより、そうですか…という感じ。
設定、余すとこなく使われています。