石田文子のレビュー一覧

  • シャーロック・ホームズの冒険

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    ネタバレ

    少し分厚いけどどのお話も同じような型で進んでいくので読みやすかった。
    自分も推理しながら読んでみるが、なかなか見破れず最後の種明かしで依頼人と同じように驚嘆させられる。
    とにかくトリックが緻密で精巧。

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    2024年08月03日
  • シャーロック・ホームズの冒険

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    100年前に書かれた推理小説の新訳です
    原作を読むのは初で、翻訳日本語でありながらも読みやすいほうでした

    事件のネタは因習モノが多かったです。人種差別団体とか、政略結婚とか、そういった風習に巻き込まれた被差別者が登場し、頼るすべがなく藁に掴む思いでホームズのもとを訪ねする流れでした
    あの時代にしてはですが、ホームズの魅力は奇抜なアイデアというより、身分の区別なく相談にのる優しさが魅力だと思いました

    個人的には「五つのオレンジの種」、「青いガーネット」が好きです
    依頼人が殺されてしまい、手遅れになってしまい一族が壊滅してしまった「五つのオレンジの種」はドキドキしました
    差別団体に呪い返しのよ

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    2024年06月29日
  • 天才たちの日課 女性編

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    女性編ではない方を読んだ方が良かった気がする。天才達は普通であることが難しいのだと思った。それでいいのだ

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    2024年04月05日
  • シャーロック・ホームズ【5冊 合本版】 『シャーロック・ホームズの冒険』~『バスカヴィル家の犬』

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    恐怖の谷が含まれていない

    角川さんからは刊行されているので、版権はあるはずです。
    新潮さんとかの合本版には含まれているが、会社の方針でしょうか。
    表紙イラストが優秀なだけにすこうし残念。
    その分安く作っていると言いたいのか?
    お好みで。

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    2024年02月15日
  • 天才たちの日課 クリエイティブな人々の必ずしもクリエイティブでない日々

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    作家、芸術家、音楽家など、創作活動を仕事にしている著名人たちの"日常"を、彼/彼女らのデイリールーティンから覗いてみる小伝風ノンフィクション。


    朝方の人、夜型の人、専業の人、兼業の人など、ライフスタイルはさまざま。規則正しい生活を保つためだけに別の仕事を続けている人もいたりする。
    夜型の人はやはり不眠や薬物依存に悩んでいることが多く、画家のフランシス・ベーコンが入眠時に古い料理本をくり返し読んでたというのは、心を穏やかにする方法として共感できるし、作風とのギャップで余計に切ない感じがした。「数学者はコーヒーを定理に変える機械だ」と言ったポール・エルデシュのように開き直る

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    2024年01月26日
  • 天才たちの日課 女性編

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    前作は睡眠、健康にスポットを当てていたように感じたが、本作は家族関係、マインドに焦点を当てています。
    個人的に前作が好みです。

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    2023年10月25日
  • シャーロック・ホームズの冒険

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    好きなエピソードは個人で分かれる?

    12編収録。
    何も知らない私はこれが第1作目と勘違い。
    他のエピソードも少し織り込まれてます。
    ※ネタバレはありません。

    次は長編を読みたい。

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    2023年05月05日
  • シャーロック・ホームズの冒険

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    またホームズというキャラクターについては社会不適合者で神経質、偏屈といった描かれ方をしていますが、これも現代ミステリー小説の探偵役によくあるキャラ設定です。文化、風俗、時代が自分の生活環境とかけ離れているためなかなか入り込めないところもありますが、探偵小説の原点という前提で読むとまた違った面白さが見えてくる気がします。

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    2023年05月04日
  • シャーロック・ホームズの冒険

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    1.おすすめする人
    →探偵小説がすき、イギリスに興味がある、
     短編集がすき、推理小説のベースを知りたい。

    2.感想
    →シャーロック・ホームズの友人である
     ワトスン目線で描かれる短編集。
     推理小説を読み始めたいけど、
     どれから読んだら良いかわからない人に
     ぜひ読んでほしい。
     この1冊を読むだけで、
     全く違う人が書いた推理小説の中に出てくる、
     シャーロックホームズの一節がよくわかる。

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    2022年12月31日
  • 天才たちの日課 クリエイティブな人々の必ずしもクリエイティブでない日々

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    天才たちの日課…キーワードは「早寝早起き」「早朝からスタートダッシュ」「散歩」「コーヒー」が多かった気がする。
    誰に強制されたわけでもなく、自分で決めたルーティーンを淡々と過ごしているように見える。その中で、アイデアや素晴らしい作品が生まれてくるのだろう。

    ヘンリー・ミラーは決まったスケジュールを守ることが毎日の創造的なリズムを作るためには重要だと強調した。「優れた洞察力が働く瞬間瞬間を維持するには、厳しく自己管理をして、規律ある生活を送らなければならない」という言葉が印象的。

    村上春樹のルーティーンは、午前4時に起き、5,6時間ぶっ通しで仕事をする。午後はランニングか水泳、雑用を片付け、

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    2022年10月30日
  • 天才たちの日課 女性編

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    我々は闇のなかで仕事をするーできることをするー持てるものを差し出す。我々の疑念は情熱であり、情熱は労苦だ。残りは芸術という狂気。
    ヘンリー・ジェイムズ「初老」

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    2022年07月05日
  • 天才たちの日課 女性編

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    寝る前の睡眠導入の1冊としてちょうどいいです。笑

    私が本当の意味でまた楽しく読めるようになるには、まだ成熟が足りないようです…!

    彼女たちに共通するのは、とてつもないエネルギーと好奇心をもっていること
    新しいもの、みんなが歩いていない道に興味を持てること、現代に近づくほど、好奇心が生死を分ける世の中だよな、とつくづく思いました。

    それでも過去に遡るほど、女性を取り巻く環境は厳しく辛いものであることが多い様子。
    かっこいいお姉さまたちの背中を見ながら、平凡なりにも実りある歩みを進められたら…と少しは希望のもてる感覚がありました。

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    2022年05月17日
  • 天才たちの日課 女性編

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    ネタバレ

    この本で紹介される大半の女性は作家や画家、ダンサーなどで、私の人生とはかけ離れた職業の人だったけど、彼女たちの執念とも言えるような仕事に対する姿勢からは学べることが多くあった。

    例えば、無言実行、気分が乗らなくてもとりあえず仕事をする(筆を持つ)、自分の持てるエネルギーを使い果たすことで新たにエネルギーが生まれるなどの教訓は私自身の人生にも取り入れていきたいと思った。

    こういう強い女性たちのおかげで女性の権利がだんだんと認められるようになってきたのだろうな。尊敬します。

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    2022年02月16日
  • 天才たちの日課 クリエイティブな人々の必ずしもクリエイティブでない日々

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    村上春樹が入っているのが個人的には嬉しい。
    あまりにも有名な人から、私の知識不足で知らない人までのルーティンについての本。
    ピカソやらベンジャミンフランクリンやら…彼らも人間だったのだなと、生きていたんだなと、当たり前の事だけど急に親近感が湧いた。

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    2022年02月03日
  • 文学効能事典 あなたの悩みに効く小説

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    病や悩みに対し、処方と称して本を勧めてくる。無責任で適当な選書と解説が非常に面白い。

    自分でも処方箋を書きたくなる本。
    面白くはあるし、紹介されている本を読んでみようかなという気にもなるが、座右の書にはなり得ないので星3つ。面白さでいえば4つに近い。
    文学好きの人へのプレゼントなどにいいと思う。
    トイレに置いておいて拾い読みするのもよい。

    『カモメのジョナサン』や村上春樹に対する態度でその人がどういう人か言い当てられるというのは然りという感じ。

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    2021年12月29日
  • シャーロック・ホームズの冒険

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    シャーロック・ホームズの短編集。
    海外の人命や地名などに耐性がまだ付いていないのと、
    短編と言えど一つひとつの情報がぎっしり詰まっているので、
    非常に楽しく読むことができた。
    名前をちらちらと聞いた事のあったアイリーン・アドラーが出てきて興奮。
    他の方も書いてらっしゃったが、見るのと観察するのは全くの別物、というホームズの言葉は刺さった。
    トリックもいいが、その見せ方や描き方が素晴らしく、
    発想もこの時代にして素晴らしいものだと感じた。

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    2021年08月24日
  • 天才たちの日課 クリエイティブな人々の必ずしもクリエイティブでない日々

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    たくさんの天才たちが、日々どんな風に過ごしていたかについて。

    規則正しい生活を送っている人もいれば、毎日不規則でめちゃくちゃな人もいる。
    健康に気を使って食事や運動管理を意識している人もいれば、大量にお酒やタバコやコーヒーを飲み、不眠に悩まされた人もいる。

    とても興味深い内容ではあったけど、なにしろ人数が多すぎて、だいぶ飛ばし読みしてしまった。

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    2021年07月23日
  • 天才たちの日課 クリエイティブな人々の必ずしもクリエイティブでない日々

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    そうそうたる天才たちのルーティンが明らかになっていくなか「おい! いったいなにをやってるんだよ!」と言いたくなる人だらけです。一人の空間や時間をもてないだと大変な環境や境遇にいながら仕事をしている人は珍しくないし、自分の仕事をうまくやるために不器用な生活習慣を決めていたりする人がとても多い。

    作家のケースならば、執筆を最優先事項として、その他の生活のあれこれは執筆に従属するものごととして処理している感じがつよい。執筆に支配された毎日です、それも自分のみならず家族も巻き込んでいたりする。生活を慈しみながら仕事もしている人もいるのですが、生活にも自由を許している人はまれでした。

    息苦しい生活ス

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    2021年05月05日
  • 天才たちの日課 クリエイティブな人々の必ずしもクリエイティブでない日々

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    天才たちも大切にしている日課は共通している。運動や読書、趣味、嗜好、家族など。一方で、体に悪い習慣を続けている人も多かった。

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    2021年04月19日
  • 天才たちの日課 女性編

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    前作の感じを期待していたので、ちょっと違う、ある意味温度を感じられるところが私の期待と異なり残念だった。それでも、過去も未来もこんなにも多くの女性アーティストたちがいて、女性であるために何かしらの不自由があることは現代でもまだまだ残っている悪習なので、その中をくぐり抜け生きてきた人たちのことを知れたのは面白かった。

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    2021年04月19日