石田文子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
作曲家、小説家、詩人、画家、建築家などの名だたる天才たちの習慣を書いてある本。
一人一人の事かもっと知りたくなる。
天才たちにも色々いて、規律正しい人もいれば、インスピレーションに従って動くひともいる。アルコールやタバコ薬に頼っている人が多いという印象。
日本人は村上春樹が記載されていたが健康のため習慣を改めたのが日本人らしいなと思った。
スティーブンキングは寝るために書いているとの事。真似したい。
厳しい意見で現実の辛さを突きつけられるような人もおれば、気が楽になる人もいて、自分の心と体に聞くのがいちばん良いなと思った。
自分の時間であってもやはり時間は守った方がよいかもしれない。
ここに乗ってない偉人達も大体が規則正しい。 -
Posted by ブクログ
2013年刊行の天才達の日課の続編かつ補正版。
今度は女性に限定された143通りの試行錯誤が収められている。
他の人の感想にもある通り、女性限定であるが故、また外国の著作のため知らない人が多い。
ただ、この本のメッセージはおそらく、
制約の多い環境に置かれやすい女性がどんなふうに人生を切り開いていったか、有名な女性をピックアップし、その習慣のエッセンスを知ることで自分の生活に活かして欲しいというもの。
全部を理解する必要はないし、自分の中で響く内容だけをピックアップすれば楽しく読めるのかなと思った。
個人的にすごいなと思ったのは、クララシューマンの人生。日本ではあまり有名ではないかもしれないけど、海外では紙幣にもなったくらい有名な方。彼女の人生は映画化もされている。
日本だと、作曲家ロベルト・シューマンの方が有名ですが、クララはその妻です。
この本では、"クララ・シューマン愛の協奏曲"に描かれていない、また別の側面を感じて楽しかった。
彼女の習慣は、夫が外出してる2時間の間に練習時間を確保するというものでした。
夫を支え、子供を8人も産み、育て、ピアニストとしての生活もするというスーパーウーマン。
しかし、その陰で献身的に支えてくれるお手伝いさんは確実に存在しました。(この本には記載されていないけど、映画には描かれていた)
結局のところ、私達のエネルギーは限られていて、そのエネルギーをどこに使うのかというところに尽きるんだと思う。
人生は日々の積み重ねだから、先人の生き方を参考にしながら、わたしも自分なりに試行錯誤して、自分の求めているものや自分の糧になるもの、持って生まれたリズム・手順などを大切にしていきたいと思った。
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Posted by ブクログ
ネタバレ事典好きの私だけど、これほど読んで楽しい事典は初めて。
「あ」から始まるこの時点の最初の項目は”悪魔に魂を売り渡したくなった時”に読む本。
トーマス・マンの『ファウスト博士』というのはまあ納得としても、”悪魔に魂を売り渡したくなった時”ってどんな時よ?
そんな時、本を読んでいる場合?
本を読む心の余裕がある時点で、悪魔に魂を売り渡さなくても大丈夫なんじゃない?
なんて突っ込みながら読んだけど、ふと気がついた。
これ、日本語版だから五十音順だけど、原書はABC順のはず。
訳すだけでなく、このように並べ替えも必要なんだ。
また、未訳の本も多数あるので、原書では347冊の小説が紹介されているけれど、日本語版で紹介されているのは202冊のみ。
それでもこの充実ぶり。
インフルエンザにかかった時は→アクロイド殺害事件
死ぬのがこわい時は→百年の孤独
無職の時は→ねじまき鳥クロニクル
花粉症の時は→海底二万里
等々、症状別に、または年代ごとの紹介が、理由と共に紹介されている。
そのチョイスに膝を打ったり、突っ込みを入れたりするのが楽しい。
だってさ、”鍵を忘れて家に入れない時”のために、家の外の物置に本を何冊か用意しておくといいと言って、それ用の小説を何冊か紹介しているけど、そんなもの用意しておくくらいならそこに合鍵を隠しておけばすむ話じゃんって思わない?
ただ、なじみがなくてピンと来ない作品が多いのも事実。
誰か、日本人向けのこういう事典を作ってくれないかなあ。 -
Posted by ブクログ
体や心の様々な症状別に「効く」文学作品を処方し、その理由も書かれた風変りなブックリスト。
症状は多岐に渡り、「不安なとき」「心が折れてしまったとき」といった確かに本に縋りたくなるようなものから、「お茶がほしくてたまらないとき」「鍵がなくて家に入れないとき」といった本を手に取る前に他の解決法が即座に頭に浮かびそうなものもあれば、「悪魔に魂を売り渡したくなったとき」「結婚相手をまちがえたとき」といった割とショッキングな症状まで網羅されています。冒頭から読み進めていくというより、目次から気になる症状の頁を眺めていき、目に留まった文学作品はひと先ず片っ端にチェックしていく、という使い方が正しいように思います。
海外の著者ということもあり、扱われているのは主に海外作品が中心で知らなかった作品も多く掲載されていました。あまり症状に捕らわれることなく、気になる作品に手を伸ばしてみようと思います。