リリー・フランキーのレビュー一覧

  • 佐野洋子対談集 人生のきほん

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    ネタバレ

     自己啓発本のようなものをよく読むことがあるけれど、
    こういう対談集でそれぞれ歩まれた人生を語りながらの
    価値観や文化、思考を知るっていうスタイルは
    意外にいいもんですね。受け取りやすい。
    語り手が見えすぎているから、説得力がある。
    しかも、この3名という豪華さ。
    面白かったです。

     佐野さんのお話では、命に関する価値観が興味深かった。
    小さい頃から兄弟や時代のせいもあって死を間近で
    見てきた佐野さんにとって、飢えて死んでしまう子供の命と
    今の臓器を売り買いするような命は違うということ。
    死ぬということには、自然な摂理があるということ。
    タバコを吸いながら、健康とか長寿、お金に関しても
    執着

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    2011年05月17日
  • 佐野洋子対談集 人生のきほん

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    軽々と語られているのに一つ一つの言葉が重い。読み終えたらなぜだかちょっと涙が出た。佐野さんのご冥福をお祈りします。

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    2011年09月06日
  • 佐野洋子対談集 人生のきほん

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    途中で終わってしまっているのが残念。リリーさんとの対談がもっと読みたかった。やっぱり子どもを生むと人生観が変わるという話には子どもがいない身としては実感がわかないけど、まあそうなのかもと思ったりもする。

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    2011年09月03日
  • がんばれ自炊くん! グルメ編

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     元サイトのほぼ日は知っていたので、一度紙面で読みたいなと思い借りた本。ビギナー編は読んだことがないのですが、このグルメ編の方はかなり本格的なレシピが揃っておりました。自炊=手抜きメニューってわけじゃないのね、と失礼なことを感じたり。
     おだしをしっかり取ってみそ汁やうどんを作ったり、多彩なスパイスを使ってカレーを作ったり、私よりずっと手が込んでいる。フライパン一つで料理を、ってところではぱらぱらなチャーハンとかあったし。

     写真はなくひたすらテキストだけど、レシピが単純なせいか割と印象に残りやすいお料理本。ただし写真がないためか、一つ一つのレシピが頭に残りにくい。実際に作るか、必要な箇所を

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    2009年10月04日
  • がんばれ自炊くん! ビギナー編

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    安い!だけじゃなくて早いとうまいも追求した自炊本、ビギナー編。一人暮らしにあこがれる身として「こんな食生活がいいかも……」と妄想していたメニューにかなり近くて、参考になりました。道具は大事だよね。

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    2009年10月04日
  • どうやらオレたち、いずれ死ぬっつーじゃないですか(新潮文庫)

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    本作は、みうらじゅん氏とリリー・フランキー氏による雑談集。

    人は必ず死ぬという絶対的な真理を出発点にして、人生・人間関係・仕事生死に関するトピックについて、思い思いの考えを述べていく二人語り。

    なお、みうら氏の肩書は「イラストレーター」(公式サイトより)。リリー氏は「マルチタレント」(wikipediaより)。

    読後の印象は、二人ともただのアホなおっさん笑(いい意味で)。

    ・・・
    あまりお二方のことはご存じなかったのですが、おちゃらけた、テキトーな感じは常々感じておりました。

    ただ、今回はスタートポイントが死ですから、ひょっとしたら深遠な何かが語られるのでは、と期待して読んでみました

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    2025年04月04日
  • どうやらオレたち、いずれ死ぬっつーじゃないですか(新潮文庫)

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    リリー・フランキーとみうらじゅん!この二人の掛け合いは面白いんだろうなあ…読む前から期待が大きすぎたのかもしれない。下ネタと物事の捉え方と切り方は秀逸だが居酒屋で呑みながらのトーク感が否めない。でもこの内容で出版まで漕ぎ着けるお二人のパワーはすごいと感じます。

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    2023年09月16日
  • どうやらオレたち、いずれ死ぬっつーじゃないですか(新潮文庫)

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    昔から好きな2人+ちょうど死ぬことから考えたいと思っていた時期だったので購入。

    考え方が面白い2人なのだけど、昔だと笑えていたような表現が今の自分から見ると違和感があり、笑いが引き攣る箇所が少しあった。

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    2023年01月22日
  • どうやらオレたち、いずれ死ぬっつーじゃないですか(新潮文庫)

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    個性的なお二人の対談集。

    電車に揺られながら、プチ旅行のお供に最適。
    クスっとしたり、下ネタにはちょっと本を伏せがちに(笑)

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    2022年08月30日
  • 細野晴臣 夢十夜

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    ナイツ塙さんの話がすごくいい。細野さんの夢からあんな素敵な漫才に仕立てるなんて。免許皆伝の逸話も泣かせる。

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    2022年06月12日
  • 細野晴臣 夢十夜

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    単なる夢日記ではつまらない、ということで一ひねりした企画もの。
    細野晴臣が見た夢37編と、その中から10編を基に朝吹真理子、リリー・フランキー、塙宜之の3名が短編を創作している。
    遊び心を楽しむ本なのでしょうが、土台が夢なので支離滅裂でエログロも混ざって気色悪い面もある。

    物理学者のファインマンさんも、確か見た夢を記録していた時期があったはず。
    皆同じことを考え、実行しているのですね。

    私も目が覚めた時に見ていた夢をどこまで思い出せるか挑戦することがある。
    同じような設定の夢をよく見ていると感じる。
    以前の夢と同じ場所で同じように困った状況に追い込まれたりする。
    たいてい予期せぬことが起こ

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    2022年06月10日
  • どうやらオレたち、いずれ死ぬっつーじゃないですか(新潮文庫)

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    個々に大好きなふたりの対談。「まぁ最後は死ぬからね」っていう、ゆるいけど本質的な諦念にも似た本質を起点に、生きること、働くこと、恋愛すること、人生にまつわるあれこれについて放談。サブカル的な視点から放たれる斜め上の教養が最高ですよね。

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    2022年01月06日
  • どうやらオレたち、いずれ死ぬっつーじゃないですか(新潮文庫)

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    リリーフランキーとみうらじゅんが人生の哲学を語る本。彼らのトーンが独特なので、上手くついていけない例えやジョークがあるが、それがまた彼ららしくていい。けど、期待するより得られるものは少ないかも。

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    2021年09月26日
  • どうやらオレたち、いずれ死ぬっつーじゃないですか(新潮文庫)

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    独自の立ち位置で存在感を示すみうらじゅんとリリー・フランキーによる、人生にまつわる様々なことについての対談形式内容。二人の軽快なやり取りと言葉遊び的な面白さの中に、実は深い本質的なことが、独特な角度から切り込まれ散りばめられている。

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    2021年08月12日
  • どうやらオレたち、いずれ死ぬっつーじゃないですか(新潮文庫)

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    自由人たちが語る諦めの美学。何でも酒とセックスに持ち込む下世話なおじさん2人が、不完全な人生を生きる楽しみを教えてくれる。

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    2021年07月09日
  • どうやらオレたち、いずれ死ぬっつーじゃないですか(新潮文庫)

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    検診の待合室で読むのにちょうど良い気楽さがあって面白かったです。
    堂々としたエッチなおじさんは好感が持てます(笑)

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    2021年05月23日
  • 佐野洋子対談集 人生のきほん

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    佐野洋子の他の本は結構読んでいたので同じエピソードが多く、新しさはなかった。しかし3人ともあっけらかんと母親のことを良くも悪くも語っていて、自分はいつこんな境地になれるのだろうかと思った。

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    2017年11月21日
  • 佐野洋子対談集 人生のきほん

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    100万回生きた猫の佐野さんが、西原理恵子、リリーフランキーと対談したもの。
    佐野さんと西原さん、佐野さんとリリーさん。
    かみ合っているようで、かみ合ってないところが、それぞれが個性的な芸術家だからか。それぞれの父母に対する思いが語られている。穏やかな気持ちで読める。

    大和ハウスのリリーフランキーと深津絵里のCMすごく好きなの。CM以外見たことないけれど。

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    2015年10月20日
  • 佐野洋子対談集 人生のきほん

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    一般論ではなくお三方の"人生のきほん"が語られている。
    まず、自分が西原さんを苦手だというのを再認識。辛口だとか言いたい放題という面ではなく(それはむしろ好ましいくらい)、暗く黒い自分、怒りから離れられない自分、病んでいるかもしれない自分を認めながら(そこも良いと思う)それを売りにできてしまうところが嫌なのだと気付いた。もちろん見誤っているだけかもしれない。何しろこれだけ受け入れられている方なのだから、本質はそうではないのかもしれない。ただ私は、毎日かあさんを知人に贈られても一読したのみで数年経っても再読したいという気にならないし、まぁ単に相性が悪い、または同族嫌悪的なもの

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    2015年06月26日
  • 佐野洋子対談集 人生のきほん

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    佐野洋子と西原理恵子のがっぷり四つトークが最高。二人が口にするやさしさと愛はとっても格好良い。
    さまざまな表現方法を持つ、三者それぞれの視点がまじりあって、どんどん展開していくのをもっと長く見たかった!と、残念な気持ちにもさせられる一冊。

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    2015年01月23日