リリー・フランキーのレビュー一覧

  • どうやらオレたち、いずれ死ぬっつーじゃないですか(新潮文庫)

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    究極の対談。至言、名言や金言が、なにげなく、さりげなく、ふつうの会話のなかで、ウサギのフンみたいにポトリポトリ落とされてゆく。ものごとの本質がこんなに簡単で単純なものだったとは! それに、みうらじゅんがこれだけフランキーチックで、フランキーがこれだけみうらじゅんチックだったとは!

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    2025年05月03日
  • どうやらオレたち、いずれ死ぬっつーじゃないですか(新潮文庫)

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    重いテーマに対してゆるく語るという構成が好き。ゆるいけど芯のある2人の考え方がとても素敵。人生ちょっと楽になるような価値観、大事にしていきたい。

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    2024年10月27日
  • どうやらオレたち、いずれ死ぬっつーじゃないですか(新潮文庫)

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    『自己表現とは?』での「本当は、そこで何年やり続けられるかに意味があるのにね。」
    というみうらさんの言葉が1番印象的だった。



    全体としては、
    自分をなんか特別って思いたい気持ちを肯定してくれつつも、現実を生きる気の持ちようを示してくれるような本(対話)だった。


    こういうこと語れる人すごいなぁと思ったり、こういう会話をできる友人なりが欲しいなぁと思ったりした。
    ▶︎内容にもあったように、やっぱり対人でしか生まれないものって沢山あるし、大きいように思う。例えばこの本を読んで考えたこと、感じたことをブログに綴ったとて、いいねが付く、コメントがつく、で終わってしまう。出来立てほやほやの感情、

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    2022年11月26日
  • 細野晴臣 夢十夜

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    『男は、家族のギリシャ赴任中にうまれたとかで、アテネと読むことができる雅典という、うるわしげな名前があったけれど、ともみの女友達からは、セグウェイと呼ばれていた。 ともみも過去を振り返るたび、セグウェイとつきあっていたころは云々、と男をあだ名で呼んでいたために、雅典に会っても、セグウェイと心で思っていた』-『「セグウェイはかわいい男」朝吹真理子』

    細野晴臣の夢日記は、夏目漱石の「夢十夜」の「こんな夢を見た」に倣って、どれも「夢を見た……」と始まるナンセンスな夢のお話。夢なのでとりとめもなく、起承転結もない(本人曰く脚色は一切なし)。漱石の夢十夜はもちろん斬新な小説ではあるけれど、極端に言えば

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    2022年04月26日
  • どうやらオレたち、いずれ死ぬっつーじゃないですか(新潮文庫)

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    笑えてしょうがない。下品でお下劣的な会話が続くが、内容はとても納得がいく。でも高校生や中学生には読ませていけないアダルト本である。

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    2022年02月13日
  • どうやらオレたち、いずれ死ぬっつーじゃないですか(新潮文庫)

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    『リリー・フランキー : そうですねえ。オレ昔、ピエール瀧とかと海に遊びにいくと、写真をよく撮ってたんですよ。で、後日それを家の中でスライド映写機で壁に映して、BGMにル・クプルの『ひだまりの詩』とかかけると、波打ち際で大ハシャギしてる瀧が、なぜか故人っぽく見えるんですよね(笑)。おどけてる人間って、そういうとき、ほんと哀しく見える(笑)。』

    ここで笑いが止まらなくなった

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    2021年12月10日
  • どうやらオレたち、いずれ死ぬっつーじゃないですか(新潮文庫)

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    長く生きてきたからこそわかる人間関係のあれこれと、60前後のおじさんが真面目に何言ってんだ(笑)みたいな下ネタと
    私が男だったら、こんな大人になりたいな
    リリーフランキーの借金の話が1番好き

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    2021年06月13日
  • 佐野洋子対談集 人生のきほん

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    特に前半の最強ガールズトークがよかった。かっこよ過ぎる。少し前まで凄いと思える人は大抵男だったけど、憧れられる女性っているんよね。そういう女性に出会うと身近な女性をみるみかたが変わっていく拡がっていく。折に触れて読み返そう。

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    2013年11月03日
  • 佐野洋子対談集 人生のきほん

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    ネタバレ

    佐野洋子 対、西原理恵子とリリーフランキーの対話。
    皆さんドラマチックな人生歩んでいるけど、地に足がしっかりついている考え方で、好きでした。

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    2013年06月12日
  • 佐野洋子対談集 人生のきほん

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    佐野洋子さんの最後にされた対談。西原理恵子とリリー・フランキーは武蔵野美術大学出身で佐野さんの後輩に当たります。
    三人の力強い生き方を見ているとスカッとします。
    「生きることは、死ぬまでの暇つぶし」とは佐野さんらしい言葉だと思いました。

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    2013年03月25日
  • 女体の森

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    二人とも言葉のセンスが抜群に素晴らしい
    特にリリー・フランキーは畏怖すら覚える

    下らない話でよくまあこの量しゃべったわ

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    2013年02月24日
  • 佐野洋子対談集 人生のきほん

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    やっぱり素敵だ、佐野さん。癌でもうあちこち身体がガタガタだったと思うけど、タバコをプカ~っと。宵越しの金は持たない、好きなものは好き。そんな生きざまがカッコ良いです。西原さん、リリーさんと言うインパクトの強い方々との対談の中でも、佐野さんの個性がキラリ。親、配偶者、子供の話が中心で、三人とも愛情深い方々。

    改めて、佐野さんのご冥福をお祈りいたします。

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    2011年11月03日
  • 佐野洋子対談集 人生のきほん

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    今年お亡くなりになった佐野洋子さんの武蔵美の後輩である西原さんとリリーさんのそれぞれの対談集。

    佐野さんの潔い生き方が淡々と語られているので、この時が闘病中だったなんて感じる事なく読みました。
    西原さんは『金に執着する人生』で、佐野さんは『金が煩わしい』と考えるけど、お二人には何故か共通項があるように思えるのが不思議。
    リリーさんと佐野さんの、今は亡きそれぞれの母親に対する思いとかふれ合い方などから男性目線&女性目線での母親の見方をみたような気がしました。
    それにつけてもリリーさんのお母さんは可愛いと(リリーさんがかわいがっていたと)いつも感じます。

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    2011年08月05日
  • 佐野洋子対談集 人生のきほん

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    ネタバレ

    同じ武蔵野美大出身の3人が会話をしている対談集。2007年が西原理恵子、2009年がリリー・フランキーだ。
    西原とは同じキーワードがあったみたいで、二人で対談ではなく、会話を楽しんでいるようだった。「息子をニートにしない、娘を売春婦にしない」という子育てのスローガンに佐野洋子は「負けたわー」といっているが、この二人の会話のスケールは相当なものだと思う笑
    2度目の結婚について、細かく触れているのも面白い。完全に失敗だったといっている佐野洋子が潔いなー、と思った。それでも18年つきあっていたのは単純にすごいと思う。谷川俊太郎の奥さんとかぶっている時期とか自分の結婚時期とかいろいろ重なっていると思う

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    2011年07月10日
  • 佐野洋子対談集 人生のきほん

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    やっぱり佐野洋子さんはすごい人だ。
    「そんなに命に執着することが意味のある事だとは思わないの」
    ここまできっぱり言い切れるのは、佐野さんだからこその気がする。
    私も同じように思うんだけど、修羅場も知らないから大きな声で言えない。
    言えないけど思う。
    生き物はいつかは必ず死ぬ。人もまた同じ。

    西原理恵子さんとの対談と、リリー・フランキーさんとの対談は、男女の違いが期せずして浮かび上がっていて面白かった。
    リリーさんとの対談が途中で途絶えてしまったのが残念だ。そのテーマが「エロス」だったというのだから、ほんとに惜しい。
    でもまあ、佐野さんは予定終了して人生の幕を引いたわけで、残念だと思うのは残っ

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    2011年06月21日
  • 佐野洋子対談集 人生のきほん

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    武蔵美学閥のお三方。結構、いろんな人を輩出しているのね。龍さんはちょっと異色かも、だって、佐野さんとの対談がはずまないような気がするので。勝手な想像だけれどね。佐野さんと西原さんの話を読んでいると、自分の周りのことがとっても瑣末なことに思えてきて、たいしたことないじゃん、そんな風に思えてしまうから不思議だ。

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    2011年06月14日
  • どうやらオレたち、いずれ死ぬっつーじゃないですか(新潮文庫)

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    エロい話が好きだと思われないために、★1個減らした! 自分とは正反対の人の考えを聞くと、羨ましくて凄いと思う。人は「死ぬために生きる」のではなく「死ぬまで生きる」だけ。という言葉は真理だと思う。

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    2025年03月12日
  • どうやらオレたち、いずれ死ぬっつーじゃないですか(新潮文庫)

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    ネタバレ

    みうらじゅんとリリー・フランキーとは、なんだか夢の共演という感じだな。
    まあ、安定の世界観。納得。

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    2025年01月25日
  • どうやらオレたち、いずれ死ぬっつーじゃないですか(新潮文庫)

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    みうらじゅん最高。
    名言がたくさん。
    仏教的な考えが常に根底にある人だと思う。

    人生折り返して読むと2人の会話がふざけているようで、どこかグッとくる。

    人は生まれた瞬間に余生が始まる。死ぬまで生きるだけ。
    人間だけがいつか死ぬことを自覚している。その状態はまさに「苦行」

    生きてる間は楽しみたい。

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    2024年08月18日
  • どうやらオレたち、いずれ死ぬっつーじゃないですか(新潮文庫)

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    漫画を読んでいるような気軽さで楽しく読むことができた。時々出てくる下ネタに何度も笑わされながら、でも鋭い観点や指摘にそうだよなーと頷いた。「特に仕事とは」。あっという間に読み切ってしまって、もう少し2人の対談を聞いていたい(読んでいたい)ような気持ちになった。

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    2024年07月29日