梅田悟司のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
まずタイトルに惹かれた。その通りだと思うから。
で、読んでみようと思いながら8年も過ぎてたとは。
当然ながら、武器になる、すなわち人に与えるインパクト、納得感があって、行動に移したくなる様な言葉は、テクニックだけで産み出せるものではなく、自分の考え(内なる言葉)を整理、掘り下げ明確化した上で(ここに多大な労力がかかる)、効果的かつ適切な言葉を選んで発出しなければならない、という至極真っ当な事を、丁寧にかつ真摯に、適宜テクニックも交えて伝えようとする好書。
大学生の頃、観た映画について皆で論評するサークルにて「もう、とにかく絵が綺麗で、なんとも言葉に出来ないよね」とか「あの結末は、なんとも悲しくて、言葉にならない」とか言っては一人悦に入ってると見えるメンバーがいた。その人対して心の中で「いやいや、頑張ってそれを言葉にする、なんとか表現する為にここに来てるんでしょ」と思ってたのを思い出した。本書にもあった『「言葉に出来ない」ことは、「考えていない」のと同じである』、とまさしく思ってたわけだ。 -
Posted by ブクログ
きみの人生に作戦名を。
著:梅田悟司
言葉は言葉である前に、思考であり、価値観であり、その人の内部にある大切なものに形を与えたものであるということである。言葉を磨くことの本質は、言葉を磨くことにはなく、自分の気持ちを知ることであり、尊重することであり、認識の解像度を高めることである。
思考を整理することで言葉が磨かれ、その言葉によって、さらに思考が研ぎ澄まされていく。言葉に自分の背中を押されるように、言葉に導かれるように、行動が生まれやすくなる。
本書は、私たちの中に蓄積されていることにならない思いを、言葉にするための方法が提示されている。自分の中にある大切なものに言葉を通じて気づき、自分らしく生きるきっかけを、作戦名の検討の通して、自らの力で生み出すためのメソッドについて以下の3章により構成されている。
①地続きの人生から自分軸を見出す
②作戦名をつける
③不安の時代でも、人生は続く
「人生に作戦名を」
素晴らしいタイトルである、考えさせられる点もあれば、わくわくと前向きな感情が湧き出たりと、さすが言葉のプロが推すワードである。
言葉を持って表現し、他者に投げ際には、何をいうのかよりは誰が言っているのかであり、自分が言いたいことよりは他者が聞きたいことや他者のメリットを伝えることが求められる。
本書ではもちろんその観点から作戦名を紡ぎ出す必要はあるものの、まずは「自分」を大切にしている。
作戦名は自分のものであり、自分のためでもある。自分が納得して責任と愛着を持って付き合い続けるために、自分の過去と今と未来と向き合いながら、時には苦しみ、時には心に胸を躍らせながら生み出していく。
考えて考えて出された言葉とぱっと出てきた言葉は見た目は同じではあるものの、自身にしかわからない計り知れない差を体感することにもなる。
考えて磨いた作戦名を得、行動に移し、行動を貢献と結果に直結し続けていきたい。 -
Posted by ブクログ
頭の中で形になるかならないかというようなことを、言葉として表現したいという思いから手に取った。たまたま梅田さんのお名前を聞く機会があり、『言葉にできるは武器になる』のことを思い返したところ、こちらの本のことを知り、これはよさそう!と読んでみた。気持ちを言葉に、という言葉から、感情を言葉に置き換える語彙が増やせるイメージだったが、自分の中にある言葉を出すための「問い」が用意されている。
あるテーマに沿って、
自分が思い付いた言葉をいくつか書き出し、1つを取り上げて、真ん中に置く。そして3つの問いに答えていく。「本当に?」「それで?」「なぜ?」例が載っているので参考になる。
その他、
自分と向き合う時間の大切さ。
自信が持てるまで思考を深めてみる(言葉にしてみる)。
考え抜いた言葉は、人生を導く旗になる。
言葉は言葉じゃない、言葉は気持ちなんだ!
読書もそうけれど、インプットばかりでアウトプットもしなくては。それは自分と向き合う時間。
とにかく言葉にしてみよう。
それらをつないで表現してみよう。
「考え、寝かせ、考え、寝かせ」を繰り返し、思考を深めよう。そして自分に自信を持とう。