あらすじ
ベストセラー『「言葉にできる」は武器になる。』の著者による 猫から学んだ脱力系人生論! ?
人生を変えたければ、猫の里親になればいい! ?
元野良の黒猫『大吉』が教えてくれた、等身大の生き方のヒント!
妻様の一言で訪れた里親会に参加した『僕』。その人生に対する考え方は、元野良の黒猫『大吉』との出会いによって一変してしまった。そう、捨て猫を拾ったはずの僕が、大吉によって救われ、拾われたのだ。
甘えたい時に甘え、構って欲しくない時には容赦なく爪を立てて牙をむく。それにもかかわらず、なお愛される『大吉』の生き様に、相手の顔色ばかりを伺いながら生きる現代人の生き方を考えるヒントがある!
猫のためになる、いい猫ブームをつくりたい!
本書の根底にあるのは、社会問題にもなっている「捨て猫問題と里親制度」に対する「楽しい啓蒙」である。本書が「里親になると、猫も、人間も、幸せになれるんだ! 」と実感するきっかけとなり、多くの捨て猫たちが温かい終の棲家を得ることに寄与できればと、切に願っている。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
あっという間に読めた。
小説やエッセイとは違って、自己啓発風味の本。
ちょっと無理矢理感もあるけどw
エッセイ本にしても充分面白かったと思う。
絵が可愛い。クスッとくる表現が散りばめられててとてもよかった。
文中で引用されていた、
『犬はこう考える。「人間は餌をくれて、撫でて愛してくれる。彼らは神に違いない」
猫はこう考える。「人間は餌をくれて、撫でて愛してくれる。私は神に違いない」』
これに声を出して笑った(笑)
うちの子たちもそんな風に思うのかー…
Posted by ブクログ
数年前にも読んだ本。再読。
人生の教訓というより、猫ちゃんと一緒に暮らす疑似体験ができたように感じて面白かった。猫ちゃんのことが知れて良かった。一平方センチの皮膚に約600本もの毛が生えていたり、5階くらいのビルの高さから落ちても平気だったり。
一度でいいから、猫ちゃんを飼ってみたい。
Posted by ブクログ
筆者が捨て猫大吉から学んだ教訓が書かれているが、論理が飛躍的というか、展開が強引というか、こじつけが多いようにも感じる。が、共感できる教訓もあった。傷跡(爪痕)をつけることの大切さについて繰り返し述べられていた印象。人間は物理的にも精神的にも傷をつけたがらないが、傷ついたものほど使い込んだ証だし、爪痕を残すことこそ存在した証になるし、傷だらけの体こそ全力で大吉とコミュニケーションをとった証なのだと筆者は言う。ただ、各章の間にあるコラムの猫名言はいらない。
Posted by ブクログ
コピーライターの梅田悟司さんの著書
優しくて猫愛に溢れている
梅田大吉ちゃん
「抱かせてやってもいいよ」っていうスタンス
「しなやかに生きる」
「楽しいかどうかではなく、楽しめるかどうか、楽しもうと思えるかどうか」
Posted by ブクログ
保護猫を飼うことになり、作者が犬派から猫派へと変わっていった猫の「大吉」の魅力と猫から学んだ生き方のヒントが書かれている。おわりに書かれている猫のためになる、いい猫ブームをつくりたいという作者の思いが広がればいいなと思った。
Posted by ブクログ
猫好きなら楽しく読めるニャン。
僕も実家では子供の頃に猫を拾ってずっと飼っていたけど、いつ彼女は恩返ししてくれるのかと思っていたが、その彼女との幸せな日々こそが最高の恩返しであることがわかりました。