【感想・ネタバレ】「言葉にできる」は武器になる。のレビュー

あらすじ

人を動かすために「心地いい言葉」はいらない! 自分の思いをどうやって「言葉」にして「伝える」か? 人の心を動かす「表現」には秘密があるのか? 「うまく自分の言葉で話せない」「人の心に刺さる表現力を身につけたい」――志や思い、自分のなかにあるビジョンを言語化するために何をすればよいのか? そんな悩みを抱えている全ての人に、いま注目のコピーライターが独自の手法をわかりやすく開示する、人の心を動かす言葉の法則。
人は、その言葉の中に自分の思いを発見したときに心を動かされるのであり、技巧を凝らした表現などいらない。自身が手がけた広告コピー、古今東西の有名事例を、「メッセージとしての明確性」「そこにいかに自分を投影するか」「伝えたい想いをいかに生み出すか」という視点から分解、「意志を言葉に込める技術」を解説する。

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話ベタだったり、人にうまく伝えることに自信のない人におすすめの1冊である。著者の言う「言葉にできなかったり、うまく言えないのは、言葉にできるほど考えていないからである」という件があるが確かにその通りだと思う。「頭の中で考えているだけでは本当に考えていることにはならない」と人に伝えるということはトレーニングが必要だと・・「まずは自分の中にある課題を設定し書き出してみる」とある書き出すことで頭の中が整理され、必要なものとそうでもないものを分類することができる。昨今ネット現代社会では他者と議論するなどの風潮ではなく会話というトレーニングの機会が減ったことにより「人に伝える」ということに不安をもっている人も増えたと思う。まずは「自分との対話」が大切で「頭の中に浮かんでは消える言葉を捕まえる」習慣を身に付けることそしてその言葉を「可視化すること」で思考が磨かれていく。考えることのトレーニングの大切さを教えてくれる名著である。

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Posted by ブクログ

内なる言葉とは自分の感情を自分の言葉として認識された言葉であり、その言葉を捉えることが「外に向かう言葉」の出発点となる。

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2025年10月20日

Posted by ブクログ

言葉において、大切なのは、
人を動かすのではなく、
人が動きたいと思わせる力。

動きたい気分や空気を作るしかない。
(ワクワク、ト・キ・メ・キ)

「内なるコトバ」に意識を向けて
“今、自分が何を考えているか”を正確に把握
→自然と「外に向かうコトバ」は磨かれていく

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2025年10月04日

Posted by ブクログ

「言葉にできる」は武器になる。
著:梅田 悟司

「伝わる言葉」を生み出すためには、自分の意見を育てるプロセスこそが重要であり、その役割をも言葉が担っている。発言や文章といった「外に向かう言葉」を磨いていくためには、自分の考えを広げたり奥行を持たせるための「内なる言葉」の存在を意識することが絶対不可欠である。

思考の深化なくして、言葉だけを成長させることはできない。短期的かつ急激に言葉を磨くことはできない、「内なる言葉で思考を深め、外に向かう言葉に変換する」といった流れを体得することで、一生モノの「言葉にできる力」をてにすることができるようになる。

本書の構成は以下の3章から成る。
①内なる言葉と向き合う
②正しく考えを深める思考サイクル
③プロが行う言葉にするプロセス

本書は、言葉扱いのプロによる、「魚」ではなく「魚の釣り方」を教えてくれる一冊。「内なる言葉」を磨き上げるプロセスは一朝一夕に身に付けることはできない。しかし、自分に向き合い内なる言葉を高める、高める思考を学ぶことで、武器になる言葉をつくる仕組みを学ぶことができる。

最終章のそのからくりにおいては、日本語の型を学び、心構えを学ぶ。人に届き、人が動きたくなる言葉は、ブレイクスルー的におりてくるものではなく、型や基本を守ることで、「守・破・離」に繋がり、活きた自分の言葉として湧き出てくることになる。

言葉を生業にする人のみならず、人を動かす、心を動かすのは、日常生活であれば役に立つ。難しいこともプロにかかればわかりやすい言葉となって学ぶことができる。素晴らしい作品であった。

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2025年08月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「内なる言葉」
たしかに悩んでいる時、悶々と頭の中で考え続けていることが多いので、今後は書き出すことを習慣にしようと思った。

本書を読んでから「内なる言葉」を日々の生活で意識するようになった。
そうすると、いかに自分が日々頭の中で言葉を発しているか、無意識にそんなこと考えてたんだと思うことが増えました。

後半の日本語のチョイスや断言、相手に伝わるか?は仕事でお客様にメールを送る時に無意識で実行していたことでした。
ただ、無意識だったので改めて重要性を再確認できた良い内容でした。

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2025年03月12日

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相手に伝わる言葉を使うためには、思いを深化させる必要がある、と解いた本。
論理的に説明されていて納得度が高いのはもちろんだけど、その中には著者の志のような、この本でいう思いが全体を通して強く表されているので、記憶に残る内容だった。

自分が10代の頃、大好きな人がいて、告白して玉砕し落ち込んで塞ぎ込んでいた時。
バイト先の年上の人(40代くらい)に、アプローチの仕方に失敗しただけで、あなた自身を否定されたわけじゃないよ、と言われ、心が軽くなった。
頑張っても結果は変わらなかっただろうとゆうのはわかっていたけれど、その人が励ましてくれる言葉には、私への敬意と優しさがこもっていて、心に深く響いた。
心を表現するために言葉があるのだとしたら、その人のように、より相手に伝わる方法で表現できたらいいな、と思ったのを覚えてる。
そんな方法をこの本は教えてくれると思う。

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2025年01月26日

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自分の意見を伝えるときや、何か説明するときに上手くいかない時がある。それは伝え方や語彙力の問題ではなく、自分の頭の中にあるうちなる言葉と向き合えてないからだ。何か伝えるときはまずその伝える内容が明確になっていないといけない。本書ではその内容、いわゆる頭の中に浮かぶ自分の意見をうちなる言葉と表現しその言葉と向き合う大切さ、方法を著者の経験と共に列挙している。
まずは色んな局面で自分がどう感じたかに意識を向けることをしようと思う。
そして感じた事を書き出してその思考を広く、深くしていていく習慣をつけて自分の思いを伝えられるようにしたい。

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2024年11月17日

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思考は自分の頭の中で話している言葉。自分が知っている言葉以上の深み、解像度にはならない。頭の中に響いている言葉に意識を傾け、書き出すことで整理し拡散し新しい繋がりを意図して作っていくというのは一つの思考の深化のテクニック。

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2024年11月11日

購入済み

内なる言葉

内なる言葉に耳を傾けるくせをつけることで、発信する言葉に力が生まれる

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2021年02月02日

購入済み

走る前に

何度でも読み返す必要を感じた本です。
筆者が書いている通り、どこまでも実践的な内容の本だと思います。
文章を含めた全ての言葉を使う仕事、生活をしている人たち(つまりはどんな人でも)にとってこの本に書かれている内容は今の状況を1歩も2歩も進ませる力を持っています。

この本は全体的に難しいことは書いていない。
1度読めば全体像も捉えることが出来る。
行動へ繋げるような文章の構成になっているものの、そこから何を読み取り、どう実践していくかは読者に委ねられている。
その上で実際に、行動をする時にうまくこの本がガイドブックのように機能するように見返すことになるでしょう。
言葉にできるをどう『伝える』というより、どう『形にする』ということに特化しています。

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2017年01月02日

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よかった、内なる言葉を書きまくって、頭の中を空っぽにして考えるってのやってみたいなと思う。類語辞典もいいなと思ったし、各所にやってみたいと思う方法が書かれていて興味深かった。

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2025年10月31日

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☑「内なる言葉」と向き合う
☑正しく考えを深める「思考サイクル」
とにかく書き出す。頭が空になると、考える余裕が生まれる。
「セレンディピティ」:求めずして思わぬ発見をする能力のこと。日本語では「計画的偶然性」
☆自分の可能性を狭めているのは、いつだって自分である
☆「いつか」はいつまでもやってこない。やる気を行動に変える

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2025年08月01日

Posted by ブクログ

まずタイトルに惹かれた。その通りだと思うから。
で、読んでみようと思いながら8年も過ぎてたとは。
当然ながら、武器になる、すなわち人に与えるインパクト、納得感があって、行動に移したくなる様な言葉は、テクニックだけで産み出せるものではなく、自分の考え(内なる言葉)を整理、掘り下げ明確化した上で(ここに多大な労力がかかる)、効果的かつ適切な言葉を選んで発出しなければならない、という至極真っ当な事を、丁寧にかつ真摯に、適宜テクニックも交えて伝えようとする好書。

大学生の頃、観た映画について皆で論評するサークルにて「もう、とにかく絵が綺麗で、なんとも言葉に出来ないよね」とか「あの結末は、なんとも悲しくて、言葉にならない」とか言っては一人悦に入ってると見えるメンバーがいた。その人対して心の中で「いやいや、頑張ってそれを言葉にする、なんとか表現する為にここに来てるんでしょ」と思ってたのを思い出した。本書にもあった『「言葉に出来ない」ことは、「考えていない」のと同じである』、とまさしく思ってたわけだ。

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2025年07月15日

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言葉にできないということは、言葉にできるだけ考えられていないことと同じである。内なる言葉を磨く重要性に気付いた本だった。
特に、本書で紹介されている似て非なる言葉の使い分け(問題と課題、解消と解決など)、T字型思考はすぐにやってみたいと思う。

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2025年04月26日

Posted by ブクログ

『言葉に出来るは武器になる』を読んで…

この本は、とても為になりました。
終わり……

そんな感想文しか書けなかったのに、
この本のおかげで…

いろいろと語彙力が増えたし、
それに伴い日常の喜怒哀楽も意識するようになった。

言葉ってその人を表す人格なんだね…

日頃から、

内なる言葉に集中して、外に向かう言葉に変換する。

内なる言葉を考える事を大切にしたい。

自分は何を考え、何を感じているのか?素直に正直になる
今までは、自分の気持ちに不誠実であった。
こう言えば相手が、期待した言葉を発する…それが私だった。
今考えると、バカみたいである。

自分が何を考え、なぜそう思うのか?
理由がある。

今自分が、思ってる気持ちを書き出した。
カフェ、屋久島、家、福岡、札幌、……
沢山書き出して、次はなぜを書いてみた。
「それで」「本当に」を入れてみた。
私は、仕事を辞める事が出来ない人、時間がないけど、カフェ経営をやってみたい。人と繋がる仕事が好き。

景色の良いところに住みたいと言う願望がある。

未だ恋愛体質

今日嬉しかったことはなんだろう…
Xで話す事、
仕事上で他の人と話す事
支店長の栄転でお菓子を貰えたこと、
IKEAで、コーヒー買えたこと❗️
加入頂いたお客様と話せたこと。
ほんとはもっと話したかった。

悲しかった事は、職場の人が相手が、私を嫌ってるので、私も態度に出てしまう事

見えて来る事…人と接するのが好きなのに、苦手な相手とはとことん避ける。
どんな良い1日だったのか…振り返り

だから1日の終わりに日記をつけるのが良いのかな……と思う。
そうすると自分の気持ちが見えてくるのかも…

これからは、書き出す❗️言葉を発してみる❗️実行してみる❗️

まだ遅くはないと思ってる。

最後まで読んで下さりありがとうございます。


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2025年04月22日

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ネタバレ

人に何かを「伝える」ことや「言語化」が苦手でSNSの投稿で気になり、この本を購入しました。

大前提にあるのが、「理解してないことは、言語化できない」という事。
映画の感想を伝えたり、会議の議事録を書く場合も、映画や会議の全容を理解していないと、言語化することが出来ない。それと同じで自分自身を理解していないと、言語化する事が出来ないという事。

言語化における第一歩は「内なる声」に気づく事。
次にその声に対して、考えを「進める」「深める」「戻す」事を行い、考え方に「奥行き」と「幅」を持たせていく。

脳を「考える」「記憶」の2つの機能に分けると、
考えが上手くまとまらない場合は、「記憶」を何度も思い出しているだけの場合が多い。紙に自分の考えを書き出して、脳に「考える余白」を作る事が大事。

この本を通して、1番思ったのが、自分が自分自身を理解出来てないこと。
自分の心の声に耳を傾け、色々な経験をして自分が何を考えるかを、見落とさず生きて行きたいと思った。また、自分の事について考える時間を殆ど取れていないと思ったので、意識して数分ずつからでも定期的な時間を作っていきたいと思った。
また、よく考え事をするけど、整理できてなく、いざ説明しようとしても出来ないって場面が多いので、そういう場合は一度「書き出し」て整理してみようと思った。

言語化について最初の本として良かった。
そんな簡単に言語化ってやっぱり上手くなるもんじゃないよな...笑

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2025年03月15日

Posted by ブクログ

文章が書きづらくなっていたので、読みました。考えが、読んだ人に伝わるような表現のポイントが知りたい!と。
自分の意見を育てる「内なる言葉」と、それを表現する「外に向かう言葉」があり、まず意見を育てる「内なる言葉」を育てることが大切、という部分が、印象に残りました。
内なる言葉がより磨かれていれば、調理(外に向かう言葉にするプロセス)は必要最小限で良い、という部分も。
人が動く言葉にするには、内なる言葉の解像度を上げることが重要で、そのために内なる言葉と向き合う1人時間(人は考えているつもりで思い出している。内なる言葉を紙などの外に書き出し、頭の中に考える余白を作る。)を持とう!と思いました。
思いを曝け出すには言葉の型が大切とのことなので、記載されていた言葉の型を使おうと思います。また、言い切り・断定を、もっと使うようにしたいです。

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2024年10月12日

Posted by ブクログ

言語化が上手くなるには、伝え方や文章の組み立てのような外に向いたものを取り繕うよりも、自分の考えの深さや質などの内なるものを育てた方が言語化の上手さに比例すると常々思っていたので、実際に自分の考えの深め方を体系的に教えてくれて助かった。

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2024年10月10日

ネタバレ 購入済み

なるほどと感じた

言葉にできないのは考えていないのと同じ
とゆうことにぐさっときた。
内なる言葉を外なる言葉へ変換していくことの難しさ、大変さを感じた。
本を通して厚みのある言葉を発せられるようにしたいとおもう。

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2019年12月05日

もっと読みたい

ほんのちょっとしかお試し読みできなかった



相手に言葉で理解してもらうだけでなく




共感、納得までしてもらう




そのレベルまで伝える力を




高めることに





悩んでいる人が多いというお話。





そして昨今では、話し方のテクニックに関する



本が溢れているが






大前提として




自分の思考が深くなければ




発する言葉も薄っぺらくなり




あげくには





浅い人格と判断されてしまうこともある。




付け焼き刃のテクニックに頼らず




内面の思考を深め




自分のオリジナルさを



際立たせていくことが大切!

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2018年07月28日

Posted by ブクログ

「言葉が意見を伝える道具ならば、まず、意見を育てる必要があるのではないか?」
「言葉にできないということは「言葉にできるほどには、考えられていない」ということと同じである。」

言語化が上手くないと感じているがその要因がクリアになった。
思考を深めることでしか言葉に説得力は出しようがない。
丁寧に書かれている分、やや冗長な印象はあるので途中から流し読み。
後半はコピーライティングの話。

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2025年11月28日

Posted by ブクログ

小田切ヒロさんが紹介されていたので読んだ本

これまで、仕事の話はできても、自分の思いや考えを言葉にするのが苦手で悩んでいた
頭ではいろいろ考えているのに、なぜだろうと思っていた
この本を読んで「内なる言葉が育っていなかったから」だと気づいた
この指摘には目から鱗で、言葉を武器にするという考え方に大きく共感した

これまで自分の考えを話しても理解されないことが多く、伝えることを諦めていた
でも、内なる言葉を育てて自分の思いを話せるようになれば、自信を持てるし、もっと学びたいと思えるようになるはず!

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2025年10月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

表現手法以前に「言いたいこと」を育てる。思考量、本気度、真剣さ、使命感。セレンディピティとは計画的偶然性。複眼思考、「君の立場では君が正しい。僕の立場では僕が正しい。」。常識の壁・仕事モードの壁・専門性の壁・時間の壁・前例の壁・苦手意識の壁、という6の壁からの脱却。変化とは古い習慣を新しい習慣へ置き変えること。とにかく書き出す。「なぜ?それで?本当に?」。抽象度を上下。反復、ギャップ、断言。文章の前に「あなたに、伝えたいことが、ある」を付加。「◯◯って△△だ」に真逆の言葉を入れて新たな意味、文脈を作る。

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2025年10月08日

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広島の丸善で購入後、積読していたのを読む。

大きく3パートに分かれていて、1,2がメイン。

1,2は、
・言葉よりもまず、自分自身の意見や気持ちをしっかり育てないといけない、ということ。
・伝えたい、という動機が、強く深みを持った言葉を生み出す、ということ。
・意見を育てる方法
が書かれていた。実生活で私自身感じていたことなので、肯定されたようで嬉しかった。しかし、少しくどくて退屈で、半分のページ数で収まったのでは?と思った。

3は、言葉のプロのテクニック公開。様々な名言が例に挙げられていて、とても楽しめた。修飾語ではなく動詞にこだわる、というのは、すぐに使えそう!

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2025年09月21日

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言語化関連の本をいろいろと読み漁っているが、同じ「言語化」でも人によって目を向ける点が違って面白い。
この著者は、自分の内なる思考をあらゆる面から掘り下げ、広げること、そしてそれを言葉にするテクニックの面において主に語っていたと思う。
ある程度自分の中に考え、言葉があること前提でそれをいかに具体的に自分の言葉にしていくか、という思考法がメイン。思考をこねくり回して完成させていくというか。
その前段階の自分の中の考えをまず言葉にする部分ができてからじゃないと難しいなと感じた。

〈印象に残った箇所〉
正しく考えを深める思考サイクル
①頭にあることを書き出す〈アウトプット〉
②「T字型思考法」で考えを進める〈連想と深化〉
→なぜ?:考えを掘り下げる
それで?:考えを進める
本当に?:考えを戻す
③同じ仲間を分類する〈グルーピング〉
横のライン:方向性の幅
縦のライン:深さ
④足りない箇所に気付き、埋める〈視点の拡張〉
⑤時間を置いて、きちんと寝かせる〈客観性の確保〉
⑥真逆を考える〈逆転の発想〉
⑦違う人の視点から考える〈複眼思考〉

・常套句を排除する。自分の言葉を豊かにする。
→当事者同士しか分からない「ふたりの言葉」の効力。
専門用語や完全に理解していない言葉を使わない。

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2025年09月02日

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ネタバレ

・伝わり方のレベル
不理解、誤解→理解→納得→共感、共鳴
・内なる言葉と外に向かう言葉
・思考を深める思考サイクル
1.アウトプット
ー頭にあることを書き出す
2.連想と深化
ーT字型思考法で考えを深める
3.グルーピング
ー同じ仲間を分類する
4.視点の拡張
ー足りない箇所に気付き、埋める
5.客観性の確保
ー時間を置いてきちんと寝かせる
6.逆転の発想
ー真逆を考える
7.複眼思考
ー違う人の視点から考える

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2025年08月18日

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まずは内なる言葉と向き合うこと。
言葉が人に影響を与えれていない時の多くは表面の言葉であり、内なる言葉を引き出せていないことが多い。
またその内なる言葉とは、思考がないと生まれない。
故に伝えたいことが先行しており、物事を深く網羅的に理解した上での言葉ではいということ。
『思考の深化なくして、言葉だけを成長させることはできない』

『リーダーとは、希望を配る人のことだ』ナポレオン・ボナパルト
何かをやる意義を説いたりインセンティブを与えるのではなく、存在意義そのものに触れ認識させることが大切である。
人を動かす→人が動く

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2025年08月16日

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ネタバレ

「言葉が意見を伝える道具であるならば、まず、意見を育てる必要がある。」
綺麗な言葉、相手にとって耳障りのいい言葉を紡いだところで小手先の技術に過ぎない。
自分がその時どう感じてどう考えたのか。
外に向かう言葉だけでなく、内なる言葉に目を向けることの大切さを学びました。

また、頭の中で考えるだけでなく書き出すこと。
真逆を考える逆転の発想や比喩を使ったり、少し工夫するだけで、自分の言葉にすることが出来る。

自分の可能性を狭めているのは、いつだって自分!

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2025年09月19日

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コピーライターとして著名な著者。
前半は、言葉の持つ力について繰り返し書かれていて、確かにねーと思えることも多くて納得感はあった。のだけど、だんだん、同じことばっかやんと思えてきて辟易しちゃった部分もちょっとある。

言葉とは思考の上澄みでしかなく、自分の考えを的確に言語化するには、その解像度をあげることが必要、単に語彙力をあげることが「言葉にできる」ことではない、と。そのためになにをすべきかを論じてくれているのだけれど、まあいわゆるメタ認知力をあげるってことだなー、そしてその具体的な方法論は、つまりはKJ法ってことね、というのが読んだ私の結論。

「言葉」の意義や物事の捉え方など、著者の主張は頷けるものばかりだったけれど、なによりちょこちょこ引用されている偉人やら学識者やらの言葉が、いちいち含蓄があってとてもよかった。引用されてる言葉ばっかりを集めてメモしておこうかしら。

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2025年05月24日

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●2025年5月6日、朝9:03。チャットGPTに私が読むべき本の順番を相談したら、流れでほかの本もおすすめされた。

チャットGPTのおすすめポイント:
◆ 自分の軸を整える"+"noteに活かす
→「感情を言葉にする力」と「人生の意味を見つ けるカ」が両輪で高まり、note執筆が深く説得力あるものになります。

●2025年5月6日、上記の直後。Googleで「300億円資産家になれる簡単な方法」を検索したらメルカリで過去の取引がヒットして、初めて見た取引履歴で「中島書房」さんというところで2年前に690円で売ってた。このメルカリショップのほかの出品をみたら、なんとこの本が目に飛び込んできた。540円で売れてた。

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2025年05月06日

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外国語を勉強したときに、この言葉を使って何を伝えたかったんだっけ?と思ったことがあった。
この本を読んで改めて、どう伝えるかの以前に、何を伝えたいかを自分の中で明確にすることが大事だと思った。

おおまかには前半は考えを深める方法、後半は考えを言語化する方法が記載されてるけど、どちらも自分のものにするのは難しそう。ひとまずやってみよう。

心がけようと思ったこと↓
・内なる言葉で意見を育て、外に向かう言葉に変換する。
・どんな瞬間にどんな内なる言葉が浮かぶか意識する
・自分の内なる言葉を書き出し、深化させる
・日本語の型を知り、使う

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2025年04月06日

Posted by ブクログ

この手の本は分かったようで分からない。

頭の中で自分に問いかけている言葉をアウトプットし、それを磨いていこうということだが、自分にはちょっと難しいかな。

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2025年02月27日

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言葉を生業道具とするコピーライターの方の本書。生きた言葉は想いあってこそで、「あなたに伝えたいことがある」と本気で思ったことだからこそ、言葉というメディアを通して相手に伝わる。

とりあえずの言葉、社会一般で使われる常套句、口に出してから思ってなかったのにと後悔する言葉は、やっぱり使いたくないなと思った。だからこそ自分の内なる言葉をぴったりの言葉で瞬時にアウトプットできるよう心がけたい。

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2025年01月03日

Posted by ブクログ

小手先のライティングスキルを身につける前に、自分の内なる言葉を磨くことが大切であると著者の梅田さんはおっしゃってますが、本当にそうだなと思いました。例えばブログを書きたいと思った場合、発信したいこととか伝えたい思いとか、そういったコンテンツがなければ、いくら上手い文章を書けたとしても意味がないですね。日々内なる言葉を意識していこうと思います。

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2025年01月02日

Posted by ブクログ

T字の思考スタイルや最後の小技集が面白かった。
知ってることは多い。でも実践できていないなとこの本を読んで改めて感じさせられた。

筆者は内面の思考的なところをボリュームゾーンとして書きたかった印象だけれど、世間から受けたり周りが彼から聞きたいのは小技やコピーライターテクニックなのかもしれないと読みながら思ったり。

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2024年12月08日

購入済み

気持ちを磨く本

言葉が大事と言うよりも気持ちの重要性に言及している本。日々の自分の心の中に溢れ出る気持ちに向き合い、その一つ一つの考えを具体化し深めていくことが大事だと著者は言っている。そのように磨かれた内なる言葉は情熱となって、話すときに聞き手に気持ちが伝わるというのが大前提らしい。確かにこれは面白い考えである。うまく言葉にできないということはそこまで考えることができていない内容と言うこと。確かに自分が情熱を持って取り組んでいることはうまく言葉になって出てくる経験をしたことがあるから納得である。これからは内なる言葉を磨いていこうと思えたそんな一冊だった。

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2017年05月16日

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