梅田悟司のレビュー一覧
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購入済み
走る前に
何度でも読み返す必要を感じた本です。
筆者が書いている通り、どこまでも実践的な内容の本だと思います。
文章を含めた全ての言葉を使う仕事、生活をしている人たち(つまりはどんな人でも)にとってこの本に書かれている内容は今の状況を1歩も2歩も進ませる力を持っています。
この本は全体的に難しいことは書いていない。
1度読めば全体像も捉えることが出来る。
行動へ繋げるような文章の構成になっているものの、そこから何を読み取り、どう実践していくかは読者に委ねられている。
その上で実際に、行動をする時にうまくこの本がガイドブックのように機能するように見返すことになるでしょう。
言葉にできるをどう『伝える』と -
Posted by ブクログ
人生に作戦名なんてつけようと思った事ないので、思わず手に取った。役職がらスローガンを作ったり、戦略に名付けたりする事もあるので、ネーミング能力は気になるところだが、自分の人生そのものに作戦名とは。
「言葉にできるは武器になる」の著者だけあって言葉を紡ぎ出すノウハウがちゃんと記載してある。
でもそれよりも終章がよかった。やさしさによる革命を起こす。赤い炎から、蒼い炎へ。「できる人たちができる事を活かしあうのではなく、不完全な人間同士が、できないことを告白し合い、許し合い、補完し合う世界には、大きな価値があると感じている」
人間は不完全であると認め合い、パワハラ、炎上案件がない世界を目指して -
Posted by ブクログ
まずタイトルに惹かれた。その通りだと思うから。
で、読んでみようと思いながら8年も過ぎてたとは。
当然ながら、武器になる、すなわち人に与えるインパクト、納得感があって、行動に移したくなる様な言葉は、テクニックだけで産み出せるものではなく、自分の考え(内なる言葉)を整理、掘り下げ明確化した上で(ここに多大な労力がかかる)、効果的かつ適切な言葉を選んで発出しなければならない、という至極真っ当な事を、丁寧にかつ真摯に、適宜テクニックも交えて伝えようとする好書。
大学生の頃、観た映画について皆で論評するサークルにて「もう、とにかく絵が綺麗で、なんとも言葉に出来ないよね」とか「あの結末は、なんとも悲し -
Posted by ブクログ
『言葉に出来るは武器になる』を読んで…
この本は、とても為になりました。
終わり……
そんな感想文しか書けなかったのに、
この本のおかげで…
いろいろと語彙力が増えたし、
それに伴い日常の喜怒哀楽も意識するようになった。
言葉ってその人を表す人格なんだね…
日頃から、
内なる言葉に集中して、外に向かう言葉に変換する。
内なる言葉を考える事を大切にしたい。
自分は何を考え、何を感じているのか?素直に正直になる
今までは、自分の気持ちに不誠実であった。
こう言えば相手が、期待した言葉を発する…それが私だった。
今考えると、バカみたいである。
自分が何を考え、なぜそう思うのか?
理 -
Posted by ブクログ
ネタバレ人に何かを「伝える」ことや「言語化」が苦手でSNSの投稿で気になり、この本を購入しました。
大前提にあるのが、「理解してないことは、言語化できない」という事。
映画の感想を伝えたり、会議の議事録を書く場合も、映画や会議の全容を理解していないと、言語化することが出来ない。それと同じで自分自身を理解していないと、言語化する事が出来ないという事。
言語化における第一歩は「内なる声」に気づく事。
次にその声に対して、考えを「進める」「深める」「戻す」事を行い、考え方に「奥行き」と「幅」を持たせていく。
脳を「考える」「記憶」の2つの機能に分けると、
考えが上手くまとまらない場合は、「記憶」を何度