小田嶋隆のレビュー一覧
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いいコラムは読者の思考を促します。何度も立ち止まらせます。小田嶋さんのコラムはまさにコレ。お高く留まって天の声を下々に伝えんとするコラムとは違います。オープンマインド。風通しが良いともいえるかもしれません。
小田嶋さんのことは、雑誌で何度かコラムを読んだことがあり、「面白いことを言う人だなぁ」とかね...続きを読むPosted by ブクログ -
最近の領土問題見てると、国力の衰えた国が周りからチョッカイかけられるのは歴史の必然かなあ、と思います。もちろん一国民としてハラ立つけど。
当の日本人も「失われた10年」とか言われて余裕なくしてる状態で、どうしても反応が敏感になりがちな昨今です。
そんな時やからこそ、肩の力抜いて何が問題の本質なのか...続きを読むPosted by ブクログ -
● 何かを変えるためには、自分が座っている木の枝を切り落とすみたいなタイプの決断が要る。
● 二兎を追う者は虻と蜂の両方に刺されて悶絶することになる。間違いない。
● で、われわれは、自分たちがしなくなった相撲という仕事を、アウトソーシングしている。もう少し別の言い方をするなら、われわれは、自分...続きを読むPosted by ブクログ -
内田樹・平川克美さんのメルマガで推薦されていた本の一冊。
とにかく、パソコンに弱いおじさんをおちょくっていて、おもしろい。
小田嶋氏もそこそこでレベルで、まあ、自分くらいの年格好なので、パソコンに対する違和感も同じ感じ。
(1)パソコンができないと、部下から排除された感じがするのもわかる...続きを読むPosted by ブクログ -
日経ビジネスオンラインのコラム「ア・ピース・オブ・警句〜世間に転がる意味不明〜」の書籍化第2弾。
真面目な問題を真剣に斜めから叩き切っていて、つい笑い、笑った後考えさせられる。Posted by ブクログ -
日経ビジネスオンラインでの連載は定期的に読んでいたけれども、この本に収録されているものすべては読んでいなかった。
また、時期を外して、今になってまとめて読んでみるとその時期の出来事を振り返れて面白い。
リアルタイムで読んでも著者の視点は自分と異なっていて面白いと思っていたけれども、あとから出来事...続きを読むPosted by ブクログ -
独特の語り口調で文章を綴るライターだと思う。とっつきにくいかもしれないが、内容はオルタナティブな考えとして許容できると思う。鋭い指摘もあり、個人的には賛同できる部分も多かった。Posted by ブクログ
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定年後の過ごし方を、著者が色々試している体験記で、面白いです。時に、毒を含んだ物言いで本音で書いていることが感じられます。
万人受けするような本ではないと思いますが、ひねくれ者の私には面白かったです。Posted by ブクログ -
自分が読んだことのある氏の他の著作とは、少し趣を異にする本作。とはいえ、独特の視点はここでもガッツリ健在。自分もこれから歩んでいくことになる老後を、多少なりシミュレート出来た気になる一冊。Posted by ブクログ
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「ガンで死ぬことは、特急券を確保することに似ている」「還暦の男は多くの場合、独善的なオヤジに仕上がっているもの」「老後で大事なのは単純作業に身を投じること」「先送りこそ人類が生み出した最高のノウハウ」「結局、死というのは本人にとっては一瞬の通過点でも、残された人間にとっては膨大な残務処理の集積体」「...続きを読むPosted by ブクログ