斉木久美子のレビュー一覧
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劇中劇は少々引っ張り過ぎな気がするが、愛の努力でどうにか切り抜け、それがきっかけで愛がさらさとトップコンビになることを目指す、という展開は良かったと思う。
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歌劇団物語!
大正時代に創設された未婚の女性たちで構成される〝紅華歌劇団〟。
〝ロマンチックな物はよりロマンチックに ロマンチックじゃない物もロマンチックに〟
現代宝塚ぽい感じにオリジナリティを足した歌劇団トップを目指していく女学生たちの物語。
女子特有の上下関係も気になるし、これから歌劇団トップを目指していく主人公たちを応援したくなる!
1巻ではおじいちゃん先生の夢物語が素敵だった。
〝何時の世にも人々には夢が必要だ〟
夢を与え続けてくれる歌劇団、続きが気になる。
前日譚もあるみたいでそちらも読んでみたいです! -
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新入生の登場やら愛の男役への興味やらで新章のプロローグといった印象。
新キャラの王子が今後さらさにどういう感じで絡んでいくのかがまだちょっと読めない。
スピンオフはこれまでで一番スピンオフらしい内容だった。 -
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千夏&千秋の話も薫の話も良かったけどやはりさらさ&愛メインの話に比べると若干インパクトに欠ける感じ。
すごく絵の上手い人だと思うだけに野球シーンの作画はもうちょっと頑張ってほしかった。 -
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役になりきってその場の勢いで相手を利用しようとするするさらさ&千秋ペアに対して、愛&千夏ペアは自分の良さを活かしつつ何度も話し合いを重ねる演技を見せたね
以前のロミオとジュリエット寸劇の際は自分の個性がモロに出てそれが差に成ったように思うけれど、本格的に実技が始まったことで演技に対してどのようなプランで挑むのかという課題が生じ、それが役者の個性となっていく様が手に取るように判るね
特に愛はJPXで培った経験さえも活かしていた点には眼を見張る
良かった点は確かに有る。でも反省点はもっと有る。その状態で新たに挑むことになるのはキャスト4人による実技ですか
2人でも演技の意図をすり合わせるのは大変 -
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さらさの幼稚さを感じさせる一人称問題。今の所、大きな問題としない感じか
人から舐められる要因になったとしても、それが習慣であるならば容易には変えられないということかな
男役への挑戦を表した愛は、自分が男を演じるという部分の悩みより先に自分の表明によって揺れるさらさに揺れているようだね
JPXの時は求められる事をこなせばそれで良かった。でも、将来への道を探求し始めた紅華においては予科生に正しい指導をする必要もあるし、団体行動として友人との仲を穏当に保つ必要もある
それは近年の愛が全くやってこなかった点だからこそ、愛を大いに悩ませるのだろうね。ただ、自分を悩ませるということはそれだけ成長の余地 -
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さらさの代わりに愛が立つことになった文化祭の舞台。それがまさかあんな事になるなんて……(笑)
あれだけ啖呵きって愛を予科生達も円陣を組んで送り出した。そして愛がさらさの演技をどのようにトレースするのかと期待に胸膨らませていたのに、あんなしょうもない事って起こります!?思わずずっこけそうになったよ!
それはさておき、この巻でメインとなるのはさらさの舞台へ向き合う気持ちかな
前巻にてさらさは自らの意思で舞台を降りてしまった。予科生だから、自分が主役でないから許される行為。でもプロになったら一切許されない。家族よりも舞台を優先しなければならない
知識としては知っていてもいざ体感し、その決意や覚悟 -
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オーディションの余波をモロに受ける紗和の苦悩が静かに描かれる冒頭
さらさの合格を評価する冷静さは有る。同時にさらさのような破天荒な人間に敵わない絶望もある
自身を秀才タイプのサリエリ、さらさを天才タイプのモーツァルトに例えた紗和に対して安道も秀才・天才の例えで慰めようとしているね。でも、これは紗和にそこまで刺さらないどころか慰めに話した紙一重の差が更なる苦悩を与えてしまうのは皮肉
ここで安道が寄り添えなかったのは安道も舞台においては成功者に分類されるタイプだからなのかな。だからオーディションに失敗したばかりの紗和には響かない
だから紗和に届く言葉を放てるのは紗和と似た視点を持つ者の言葉とな -
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イレギュラーの多い100期生に訪れた次なる波乱は文化祭での寸劇。本来は99期生の晴れの場。そこで100期生に見せ場が有ると成れば学校中がざわついてしまう
それは99期生により緊張感を持たせ、オーディションに華を添える事態となっているね
ただ、さらさはまだ自分の個性を活かした演技を掴めていないし、愛だって他を押しのける実力を持っているわけではない
オーディションがあるからといって一足飛びに栄光を掴めるわけではなく、このオーディションに挑む為の調整も一つの試練となっているのはまだ学ぶ事の多い予科生ならではの光景だね
最初の問題は自分がどの役に立候補するのかという点。受かり易さを考えればさらさの -
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遂に始まる紅華大運動会。普通の運動会とは全く違うファンイベントに抜擢される事になったさらさの受難
役者として探求する個性もまだ答えが見つかっていないのに、お客様の前に出る。それは明るく前向きなさらさであっても緊張感に負けそうになる代物のようで
冒頭から聖がかなりの嫌味を言ってくるけど、先輩として良いアドバイスにもなっているんだよね
予科生でありながら夏組と走る事になってしまった。そこでさらさに求められるのは『頑張る』ではなく『無』なんだよね。そもそもお客からさらさは求められていないのだから
聖は嫌味を言い、運動会中もさらさに突き刺さるような一言を連発
でも、これって3巻で聖が指摘していたよ -
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前巻ラストで安道から衝撃の一言を貰ったさらさは失意のまま帰郷…
そこに愛が同行して、道中では驚きの出逢いも有ったし、さらさもいつもどおりの賑やかさを見せるのだけど、ふとした瞬間によぎる影は消すことが出来ず
さらさの根幹を揺るがすような事態の中で描かれるのはまさしくさらさのルーツと言える物語だね
さらさは紅華入学時点から高身長とその天真爛漫さによって人の目を引く存在だったけど、歌舞伎の稽古をしていた頃から別の意味でも人の目を引く存在だったのか
その生まれから歌鷗の後継者として他人も自分も意識してしまう暁也。そんな少年の隣に立っても負けないくらいの存在感を放っているさらさは普通じゃない
その -
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仕切り直しの第一巻。かといって説明過多にならず紅華少女たちの日々を変わらない調子で描いているね
一方で繰り返しを拒むかのようにさらさを中心として演劇の講義に実技を含もうとする動きがある点は印象的
舞台を夢見る少女たちだからこそ、演技力を養う時間に触れたいと思うのかな
ただ、紅華はとても長い歴史の上に立脚した存在だから、予科生が喚いた所で簡単に変わりはしない
紅華の歴史を象徴する存在として現れた国広教授は重々しい存在感を纏った人物だったね。飄々として役者上がりの一面を持つ安藤ですら全く太刀打ちできないくらいに
でも、おじいちゃんの相手なんてさらさに任せればお手の物。出合い頭にあの距離感を実行で -
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ロミオとジュリエット
ついに実技の授業が始まった予科生たち。
演目はあらゆる劇団で演じられ、もちろん紅華でも定番となっている演目「ロミオとジュリエット」だった。
しかしひとつ問題が。
実技にあてるのは今回と発表のときの二回だけだというのだ。
がっかりする予科生たちだったが急に時間をあけたためあまり準備ができなかったのだ。
生徒たちのなかでいくつか班を作りその中で役を決めるとのことだった。
さらさはならっちと薫、千夏の四人でやることになった。
男役志望と娘役志望が二人ずつだったのでそれぞれでじゃんけんした結果、ロミオは薫、ライバルのティボルトはさらさに決定。
じゃんけんに勝った千夏はジュリエットをやり