斉木久美子のレビュー一覧

  • かげきしょうじょ!! 1巻

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    大正時代に創設された未婚の女性たちで構成される〝紅華歌劇団〟。
    〝ロマンチックな物はよりロマンチックに ロマンチックじゃない物もロマンチックに〟

    現代宝塚ぽい感じにオリジナリティを足した歌劇団トップを目指していく女学生たちの物語。
    女子特有の上下関係も気になるし、これから歌劇団トップを目指していく主人公たちを応援したくなる!

    1巻ではおじいちゃん先生の夢物語が素敵だった。
    〝何時の世にも人々には夢が必要だ〟
    夢を与え続けてくれる歌劇団、続きが気になる。
    前日譚もあるみたいでそちらも読んでみたいです!

    0
    2022年02月11日
  • かげきしょうじょ!! 1巻

    gyo

    ネタバレ 無料版購入済み

    歌劇団物語!

    大正時代に創設された未婚の女性たちで構成される〝紅華歌劇団〟。
    〝ロマンチックな物はよりロマンチックに ロマンチックじゃない物もロマンチックに〟

    現代宝塚ぽい感じにオリジナリティを足した歌劇団トップを目指していく女学生たちの物語。
    女子特有の上下関係も気になるし、これから歌劇団トップを目指していく主人公たちを応援したくなる!

    1巻ではおじいちゃん先生の夢物語が素敵だった。
    〝何時の世にも人々には夢が必要だ〟
    夢を与え続けてくれる歌劇団、続きが気になる。
    前日譚もあるみたいでそちらも読んでみたいです!

    #ドキドキハラハラ #カッコいい #アガる

    0
    2022年02月11日
  • かげきしょうじょ!! 9巻

    ネタバレ 購入済み

    新入生の登場やら愛の男役への興味やらで新章のプロローグといった印象。
    新キャラの王子が今後さらさにどういう感じで絡んでいくのかがまだちょっと読めない。
    スピンオフはこれまでで一番スピンオフらしい内容だった。

    0
    2022年01月20日
  • かげきしょうじょ!! 5巻

    ネタバレ 購入済み

    オーディションで燃え尽きて口から何か出ている愛がおもしろかわいかった。
    聖先輩の黒さの背景が垣間見れたのは興味深かった。

    0
    2022年01月16日
  • かげきしょうじょ!! 3巻

    購入済み

    千夏&千秋の話も薫の話も良かったけどやはりさらさ&愛メインの話に比べると若干インパクトに欠ける感じ。
    すごく絵の上手い人だと思うだけに野球シーンの作画はもうちょっと頑張ってほしかった。

    0
    2022年01月14日
  • かげきしょうじょ!! 11巻

    Posted by ブクログ

    役になりきってその場の勢いで相手を利用しようとするするさらさ&千秋ペアに対して、愛&千夏ペアは自分の良さを活かしつつ何度も話し合いを重ねる演技を見せたね
    以前のロミオとジュリエット寸劇の際は自分の個性がモロに出てそれが差に成ったように思うけれど、本格的に実技が始まったことで演技に対してどのようなプランで挑むのかという課題が生じ、それが役者の個性となっていく様が手に取るように判るね
    特に愛はJPXで培った経験さえも活かしていた点には眼を見張る

    良かった点は確かに有る。でも反省点はもっと有る。その状態で新たに挑むことになるのはキャスト4人による実技ですか
    2人でも演技の意図をすり合わせるのは大変だったのに、更に人数が増えるとなればまだまだ学ぶことの多い本科生たちにとっては大変な事態だろうね

    さらさ&千秋ペアに愛が加わるのはこれまでの流れに沿ったものだけど、まさか紗和が加わるとは…
    以前にはさらさを宿敵扱いしてティボルトを演じた紗和。それは役をぶつけることによってさらさと直接対決しているようでも有った。それが今度は敵の懐に潜り込むかのよう
    そして早速に紗和が見つけ出したさらさの特性は面白いものだね。確かにさらさはオルフェウスの役どころを想像するだけに留まらず他の諸々も想像できていたけど、それを「支配下の世界」と喩えるか
    なら、共演する者達は講師である高木のお眼鏡に適いつつ、さらさの支配からの脱却も考えなければならないわけか。これは難題だ

    と思っていただけに、そういった事前予想を裏切るような高木の宣言には笑ってしまった。確かにプロなら創造主に従うのが筋だろうけども
    そうした宣言の後に披露された朝比奈流たちによる実演は高木の支配含め演者の雛たちにとって反論の余地が全く無いもの。だというのに、ここでも声を上げてみせたさらさは本当に規格外だね
    質問自体は愚かであっても強者による支配を物ともしなかった。それは本科生を助けるものと成りつつも、さらさという存在の特別性も露わにするものだね

    それでもプロの舞台が意識され始めた中での高木の授業は至難の一言。特に台詞を発せられない愛の悔しさはひとしおだろうね
    そんな状況下での桃との再会は愛に何を齎すのだろうか?


    スピンオフは再びの志織。本編での出番がほぼ無い人物が2回目のスピンオフ登場とかどれだけ特別扱いなんだと思っていたけれど、そうか、そもそもこの人は本編に対して本当の意味で裏の人物である為にこの人について掘り下げようとすれば必然的にスピンオフが舞台となるのか

    煌三郎と結婚し就職もしある程度の安定を手にしていた志織。でも魂がロックな人なんだからそんな生活が合う訳もなく…
    割り切って生きることも出来ず、挑戦したいものが有るわけでもなく
    そんな志織にとって腹違いの妹が絶望を味わいながらも、再起して新たな夢を掴もうとする姿にどれだけ感動したのだろうね

    これを推しと呼ぶのか、それとも母に変わっての贖罪か、家族としての優しさか
    白河には全く出来ず、健爺ちゃんも動けずにいたさらさの応援。それを陰ながらに全力で叶えさせてやると決心した志織の喜びと期待は凄まじいものが有ったね

    さらさの預かり知らない物語。これぞ正しくスピンオフと呼ぶに相応しい物語だったよ

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    2021年11月27日
  • かげきしょうじょ!! 10巻

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    さらさの幼稚さを感じさせる一人称問題。今の所、大きな問題としない感じか
    人から舐められる要因になったとしても、それが習慣であるならば容易には変えられないということかな


    男役への挑戦を表した愛は、自分が男を演じるという部分の悩みより先に自分の表明によって揺れるさらさに揺れているようだね
    JPXの時は求められる事をこなせばそれで良かった。でも、将来への道を探求し始めた紅華においては予科生に正しい指導をする必要もあるし、団体行動として友人との仲を穏当に保つ必要もある
    それは近年の愛が全くやってこなかった点だからこそ、愛を大いに悩ませるのだろうね。ただ、自分を悩ませるということはそれだけ成長の余地があるという意味でも有り
    これは愛にとって正念場となりそうだ

    そうして愛は演技と進路の悩みと対面する中で様々な揺れを見せるのだけど……
    まさか今の愛がさらさに対して「ちょっとウザい」と感じるとは思わなかったな(笑) 確かに役になりきって大声を連発するさらさは鬱陶しいかもしれないけども(笑)
    指導担当のエレナに良い助言も出来ず、今の不出来さに落ち込む愛が思い出すのは過去のことですか。これまで言及されることは有っても具体的にどのような日々を過ごしていたかは曖昧なJPX時代。それだけ愛にとって思い入れの少ない時期だったのだろうけど、こうして様々に悩む境遇になってから、あの頃に掛けられた言葉やその背景が判るという描写はいいね
    自分は簡単に諦めて無くしてしまった立場。でも、そんな立場を守ろうと、そして愛の事をもしかしたら愛以上に判ってくれたかもしれない仲間の事。喪失を知った愛のオルフェウスが気になる一幕だったね


    対して、さらさは千明とペアを組んで演技に挑むことになったのだけど、こちらはこちらでどこか歪な組み合わせだなぁ……。歪さが悪いという意味ではなく良さを生みそうにないという意味なのだけど
    猪突猛進に前に進むさらさ、自分の我儘さに悩む千秋。その関係においてさらさが引っ張って千秋がそれに乗っかれば上手く行ったのかもしれないけど、さらさの引っ張る力は相手を連れて行く力ではなく自分がどこまでも突き進む力だったのか
    千秋の台詞に何度も被せ、更には主張の激しすぎる演技。これは他者にスポットライト与えない演技になってしまいそうな。さらさの新たな問題が見えてきたね
    というか、さらさが良い演技をしているのに、それに全く付いて行けない為にツッコミキャラ化している千秋が面白すぎる(笑)


    スピンオフはまさかのエレナですか。紅華も別世界感のある学校だったけど、エレナの居た中学は度を越した別世界……。エレナが予科生に上手く馴染め無いのは生家によるものと思いきや、こうした学生生活も関係してる…のか?

    兄達の溺愛、温室のような学校と実家。夢を懐き挑戦する気概を持つのに何の後ろめたさも持たない筈の環境。そこへ海宝が指摘した点はエレナにとって死角と言えるもの
    家が偉大で兄が溺愛してくれるなら、本来は正当な試験にも不正が入り込んでしまうかもしれない。エレナのアイデンティティを揺るがす懸念。それに対する大木の回答は不正が無いことそのものの証明にはならないが、エレナの挑戦心を自身に認めさせるには充分過ぎる言葉
    合格したと知った際に上げた大泣き、そして兄への清々しい合格報告。それは彼女の頑張りと緊張の何よりの証明になっているね

    まだまだ新本科生が話題の中心で予科生組の明度が上がっていない本編、このスピンオフはエレナの良い味付けになったね

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    2021年11月20日
  • かげきしょうじょ!! 8巻

    Posted by ブクログ

    さらさの代わりに愛が立つことになった文化祭の舞台。それがまさかあんな事になるなんて……(笑)
    あれだけ啖呵きって愛を予科生達も円陣を組んで送り出した。そして愛がさらさの演技をどのようにトレースするのかと期待に胸膨らませていたのに、あんなしょうもない事って起こります!?思わずずっこけそうになったよ!


    それはさておき、この巻でメインとなるのはさらさの舞台へ向き合う気持ちかな
    前巻にてさらさは自らの意思で舞台を降りてしまった。予科生だから、自分が主役でないから許される行為。でもプロになったら一切許されない。家族よりも舞台を優先しなければならない
    知識としては知っていてもいざ体感し、その決意や覚悟は揺らいでしまったのかな。実家に一人残された祖父とはあっさりと死に別れてしまうかもしれない。今回の一見はその未来を容易に予想させる
    これまでオスカルを目指しひたすらに上昇志向一直線だったさらさにしては珍しい姿が描かれているね
    そんなさらさに対して周囲の人間が様々な形で舞台に立てと促す流れは心に来るものが有ったな

    煌三郎は舞台か家族かなんて正解は無いと言いつつも自身は舞台に立つと明言する。それは人生や魂の殆どを舞台に捧げた人間の強さと物悲しさが感じられた
    性差なんて価値によって手が届かないままに勝ちと未来を譲られてしまった暁也からすれば、自分が助六を目指すと同様にさらさが再び道を諦めるなんて許さないと豪語する
    二人の役者は異なる言葉でさらさに舞台へ戻るよう促している

    一方で健爺ちゃんの言葉が何よりも良いんだよなぁ
    彼は言葉を一切誤魔化すこと無く自分がそう遠くない未来に逝くとさらさに告げている。でも、それは同時に自分が楽しく生き抜いてきたと告げるものにもなっているんだよね。だから自分と同じようにさらさも自分の人生を生きろと諭してくれる
    健爺ちゃんは役者なら舞台に戻れとは言わなかった。祖父として自分が居なくなった後のさらさが心配だから舞台上で愛されろと求めた
    ああ、これって愛だなぁ……。一緒に長い間を生きてきた家族でしか告げられない愛の言葉なんだろうなぁと感じ取れて本当に良いシーンでしたよ……

    後、その流れとは別口なのだけど、本人たちが思う以上に幾つもの因縁を抱えている暁也とさらさが改めて仲直りというか、一人の人間として相手を認め合えるシーンが有ったのも良かったな。夏休みに再会した際は恋人どころか役者としての会話ばかりだったものなぁ
    「さらさは暁也君に出会える人生で本当に良かったって思いました!」との言葉、これをそのまま受け取るとさらさは助六の夢を諦めざるを得なくなった過去すらも受け止められたように思える。健爺ちゃんの願い通り、難問や苦悩を乗り越えられたんだな


    そしてあっという間に本科生達は卒業していって、今度はさらさ達が本科生になる番ですか
    それは成長とやり直しを何よりも感じさせる季節。改めて紅華桜の下で誓うオスカルへの夢。その隣で愛は意外な提案を反芻していたようで
    思えば、愛は適正や聖からお薦めされたという理由で娘役志望になっていたけど、他に適正があれば変えたって良いのか。でも、あの奈良田愛が男役って一体どういう演技をすることになるの……?

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    2021年11月05日
  • かげきしょうじょ!! 9巻

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    ネタバレ

    さらさちゃんたちも遂に本科生に。
    上級生ならではの苦労が興味深い。
    新入生たちも中々癖がありそうである。
    年齢に幅があるので、年下の先輩というのも
    そう言えばあるのだよなと再確認。

    愛ちゃんが悩んだ末男役を視野に入れ
    伸ばしていた髪を切ってしまうところが恰好良かった。
    さらさとの共演がどのような形になっていくのか楽しみ。

    0
    2021年10月24日
  • かげきしょうじょ!! 7巻

    Posted by ブクログ

    オーディションの余波をモロに受ける紗和の苦悩が静かに描かれる冒頭
    さらさの合格を評価する冷静さは有る。同時にさらさのような破天荒な人間に敵わない絶望もある
    自身を秀才タイプのサリエリ、さらさを天才タイプのモーツァルトに例えた紗和に対して安道も秀才・天才の例えで慰めようとしているね。でも、これは紗和にそこまで刺さらないどころか慰めに話した紙一重の差が更なる苦悩を与えてしまうのは皮肉

    ここで安道が寄り添えなかったのは安道も舞台においては成功者に分類されるタイプだからなのかな。だからオーディションに失敗したばかりの紗和には響かない

    だから紗和に届く言葉を放てるのは紗和と似た視点を持つ者の言葉となるわけだね
    本科生委員長の竹井は紗和が選ばれなかった理由等には言及しない。その代わり、これまで紗和が優等生な委員長として積み上げてきたものを評価した上で、この先で紗和が辿る道への指針を授けているね。
    紗和に寄り添う言葉の数々は紗和の涙腺も刺激してしまうほど

    紗和は紅華のトップスターを見かければ鼻血を流してしまう程の紅華オタク
    だから、紗和が選ばれなかった理由を紗和に納得させるのは実は安道のような指導者ではなく、紅華出身である大木の方が相応しかったのかもしれない
    いや、それでもあのような劇的な演技の評価差を『萌え』の一言で説明されるとどうなの?ってこちらとしては思ってしまうのだけど、紗和本人が納得しているからそれで良いのか……?


    そして始まる紅華文化祭。本科生達の修練の結果を華やかに示す場
    その裏でとんでもない事が……!さらさの初舞台が……!
    プロならば舞台を優先しなければならない事態。でも、本科生がメインで予科生はおまけの場においては聖が言うように舞台を降りる選択は間違いではない
    厳しさによってオブラートされた聖の優しさが垣間見えるシーンだったね

    代わりに舞台に立つことになった愛の決断は凄まじいもの
    初期のような鉄面皮であれば、「自分は何を言われても気にしないから」という程度で引き受けそうな代役。けれど、今の愛はそれを建前にしつつ、さらさが居なくなった舞台を台無しにしたくないし、本人に落ち度ない理由で舞台に立てないさらさの演技を客に見せたいとの覚悟が感じられたね

    誰も気にしていなかった予科生の寸劇。それでも観客は星と一騒動有ったさらさを覚えている者が居たし、元JPXの愛に会いに来る者も居た
    望まれた形ではない舞台。それをどう愛は乗り切るのだろうか?


    そしてスピンオフは色々と衝撃的だった……。時間軸が文化祭後というだけでも驚きなのに、これって実質的に本科生達のクライマックスストーリーになってるじゃないか……

    ここで描かれるのはタイトルに有る通り、リサがメインとなっているのだけど、本科生達の終幕を兼ねているためか、本科生の中でも予科生によく絡んでいた聖の話にもなっているね

    自分のタイプに適さない娘役に焦がれるリサ。それはすぐ近くに娘役トップを狙える聖が居たのも大きなプレッシャーに成っていたはず
    でも、そのプレッシャーはただ自分を苦しめるものに留まらず、理想の娘役としての姿を聖に見ていた部分は有るのだろうね
    だから聖が星の相手役を務め自分は木の役に、なんてへんてこな夢を見てしまう

    そういったリサの敵愾心が描かれているからこそ、衝撃の発表に驚かされる。
    5巻のスピンオフでは「『なりたい』って本当になれちゃう人」と喩えられていた聖が夢を掴めないどころか紅華に入れない未来が有るだなんて……!あまりにも納得しがたい展開
    それでも聖は気高く自分はトップになれる存在だと胸を張り涙も流さない

    そういった描写の後だから、悠太相手に涙を流す展開には驚いたなぁ……
    紅華での境遇にも、入団できない悔しさにも涙を流さなかった聖。そんな彼女が悠太の前で悔やんだのは自分が嫌な子になっていた、罰が当たったという点
    自分や大切な人の好きを守る為に紅華で強い乙女と成っていった聖。序盤からこの人物は皮肉の裏に優しさを隠していると見えた人物だった。けど、本当はその優しさこそ本性だったのに厳しい環境に身を置き続けることで優しさが強さで覆われてしまっていたのかもしれないなぁ……

    誰よりもトップに近かった聖は去った。その残り香を追うように再び銀橋を渡ると誓うリサの姿にこれからの活躍を期待してしまうよ…

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    2021年10月23日
  • かげきしょうじょ!! 5巻

    Posted by ブクログ

    イレギュラーの多い100期生に訪れた次なる波乱は文化祭での寸劇。本来は99期生の晴れの場。そこで100期生に見せ場が有ると成れば学校中がざわついてしまう
    それは99期生により緊張感を持たせ、オーディションに華を添える事態となっているね

    ただ、さらさはまだ自分の個性を活かした演技を掴めていないし、愛だって他を押しのける実力を持っているわけではない
    オーディションがあるからといって一足飛びに栄光を掴めるわけではなく、このオーディションに挑む為の調整も一つの試練となっているのはまだ学ぶ事の多い予科生ならではの光景だね

    最初の問題は自分がどの役に立候補するのかという点。受かり易さを考えればさらさの場合は嫌なイメージのないロミオだったのだろうけど……
    ここで敢えてリベンジを狙うさらさの姿は格好良いね

    格好良さの一方でそれは茨の道を選んでしまったということでも有る。ティボルトの役作りで早速迷走するさらさの百面相は面白い
    まあ、本人は至って真面目だしティボルトがどのような日常を送っているかという点については淀みなくすらすらと出てきていたのだから、さらさに必要なのはティボルトが死の間際に何を考えていたのかを知ることだけ

    その天啓を暁也が齎すのは良い意味で予想外に満ちた展開
    さらさから歌舞伎を奪い取る形になった暁也は言ってしまえば恋敵。でも、奪われた物への羨ましさは有っても単純な憎しみというわけでもないんだよね
    これはさらさが、さらさだけの演技を手にするきっかけとなりそうだ


    そして始まるオーディションはちょっと頑張ればチャンスを物にできるというタイプではなく、教師陣が見守る本格的な形。予科生にとって慣れぬプレッシャーに晒される場
    そこで愛は冷静な見た目と裏腹に妙な方向へパニックになっていたのは面白かったな。あの局面で「恋ってSFなの!?」と思考が右往左往している愛は何時にない姿
    このパニック状態なら何にも辿り着けずチャンスを手に出来なかったのだろうけど、ここで愛を導くのがさらさの幻想であった点は印象的
    愛は恋を理解したわけではない。それでも綺羅星のように輝き続けるさらさに焦がれる気持ちを知っている。それは恋でなかったとしても、恋に並び立つ感情には違いない
    この急場で愛は一皮むけたようだね


    今回のスピンオフは聖が主役ですか
    彼女は序盤から嫌味ったらしい先輩として登場しているけど、一方で紅華の先輩らしい一言も度々授けてくれているんだよね。また、その嫌味が陰に籠もるようなものではないという点も特徴的な人物だった

    そんな彼女の高校時代は良い意味で普通の女子高生。悪い意味で特徴が見えない
    人より幾らか可愛い、頻繁に稽古の予定を入れている。また、注目の的では有るもののグループを引っ張るタイプでもない
    この頃の聖は集団に溶け込む努力はしつつ、尖ること無く自分の譲れない部分を保持している印象だね。
    制服姿でこちらに笑顔を向けつつ友人とは背中合わせな様子の扉絵はそれを如実に表しているかのよう

    一応はグループに溶け込もうとしていた聖がやらかしてしまった失敗
    チョ子に明かした紅華への夢。これで周囲にバラされたのが夢の部分だけであれば、聖も自分が愚かだったと反省する程度で済んだのだろうけど、チョ子は聖どころか紅華もバカにするような発言をした
    また、悠太も環境に溶け込めないが故の迫害を受けていた
    そうなれば、大好きを尊ぶ聖の世界を穢した嫌いな人達なんて気にする必要がない。何があろうと夢に向かって進み続けるしか無い

    自分や大切な人たちの大好きを守るために紅華のトップを目指す揺るぎない乙女、聖の原点が見えるエピソードだったね

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    2021年10月19日
  • かげきしょうじょ!! 4巻

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    遂に始まる紅華大運動会。普通の運動会とは全く違うファンイベントに抜擢される事になったさらさの受難
    役者として探求する個性もまだ答えが見つかっていないのに、お客様の前に出る。それは明るく前向きなさらさであっても緊張感に負けそうになる代物のようで

    冒頭から聖がかなりの嫌味を言ってくるけど、先輩として良いアドバイスにもなっているんだよね
    予科生でありながら夏組と走る事になってしまった。そこでさらさに求められるのは『頑張る』ではなく『無』なんだよね。そもそもお客からさらさは求められていないのだから

    聖は嫌味を言い、運動会中もさらさに突き刺さるような一言を連発
    でも、これって3巻で聖が指摘していたように本来は指導担当であるリサが言うべき注意なんだよね
    これまではそういった指導が出来ていなかった。だからか、さらさが落ち込んだ場面での注意の入り方もちょっと不器用だったね
    でもリサはで一歩踏み込んでこれまで出来ていなかった『怒る』『注意する』が出来た。それは一種の成長と呼べるのだろうね
    ただまあ、一番美味しい所はトップ様に持っていかれたわけですが……

    星が言う素の自分を晒すのが怖いなら自分を演じろという助言。これは現にトップに立つ人間だからこそ、重みを持ってくる言葉
    また、さらさに届けられた花束はさらさを見に来るお客がいることを示している。お客がいるなら役者である自分は演技しなければならない
    そして求められる役柄は……


    そう言えば今回の愛は悩むさらさの為に様々なアドバイスを試行錯誤していたね。上手く行かなくても挑戦してみる。愛にとってもチャレンジの時だったようで
    まあ、まさか良かれとしたアドバイスの結果が「Eカップ…」に落ち着くとは夢にも思わなかっただろうけども(笑)
    最終的にそれが今回の突破口になっちゃうのか……

    自分はどう見られているか、その視線に対してどうリアクションすべきか。考える入り口を手にすればトラブルが有っても対応できる
    星と衝突した場面では機転を利かせてお客が望む良いシーンを演出できていたね

    けれど、全体として見れば予科生はこの大運動会のおまけ要素。紅華としての本番はまだ先だし、次の運動会の際には紅華乙女として星達がしたような事をお客に見せなければならない
    そういった意味では歌劇団員と触れ合えたこの機会は、さらさ達にとって伝統あるバトンを受け継ぐ機会となったんじゃなかろうか


    そして巻末のスピンオフ。扉絵を見た段階では「え?これ誰?」となってしまったよ!
    でも、そうか。よくよく考えなくても男役としてトップを張る星だって愛らしい少女時代は有ったんだよなぁ……

    ここで展開されるのは意外にも意外な安道と星の前身である靖子の恋物語。といっても靖子による押し掛けな感じだし、その裏には止むに止まれぬ感情が渦巻いていたのだけど

    本人にはどうしようもない苦難の運命。足も身長も物理的な抵抗なんて出来やしない
    だから精神的な抵抗をするしか無いのだけど、それだって上手くいくわけではないのだろうね。
    安道は他人の舞台が見られないけど演劇には関わっていたいから紅華に入って、でも羨ましさは取れなくて
    靖子はお姫様に成りたいから紅華に入ったのに、伸びてしまった高身長は娘役など無理だと言ってくる。だからそれを認めたくなくて恋する少女として振る舞った

    そうした振る舞いの先にあるものなんて欺瞞だけ
    安道も怪人ファントムもそこで行き詰まった。でも、靖子にはまだ男役という道が残されている。終わっていない
    そこから悔しさと恋心をバネにするかのようにトップへ上り詰めたのかと思うと、そこには靖子が星として羽ばたいて行く並々ならぬ努力が有ったのだろうなと想像してしまうね

    本編中では「トップという存在を演じ続けている」と告げていた星。トップであればそういうものなのだろうと単純に受け取っていたけど、こうした過去が描かれることであの言葉の重みも変わって感じられるね

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    2021年10月16日
  • かげきしょうじょ!! 2巻

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    前巻ラストで安道から衝撃の一言を貰ったさらさは失意のまま帰郷…
    そこに愛が同行して、道中では驚きの出逢いも有ったし、さらさもいつもどおりの賑やかさを見せるのだけど、ふとした瞬間によぎる影は消すことが出来ず
    さらさの根幹を揺るがすような事態の中で描かれるのはまさしくさらさのルーツと言える物語だね


    さらさは紅華入学時点から高身長とその天真爛漫さによって人の目を引く存在だったけど、歌舞伎の稽古をしていた頃から別の意味でも人の目を引く存在だったのか
    その生まれから歌鷗の後継者として他人も自分も意識してしまう暁也。そんな少年の隣に立っても負けないくらいの存在感を放っているさらさは普通じゃない

    その普通じゃ無さは紅華においては序盤は周囲から浮く原因と成り、いつの間にか周囲を引っ張る力となっていた
    けれど、暁也との関係においてはひたすら暁也にプレッシャーを与える存在となってしまっているね。勿論、暁也がその窮屈な人生から追い込まれていた側面はあるのだろうけど、そこでさらさの存在が脅威になっていたような気がしないでもない

    歌鷗が見ている前でさらさの方が目立ち、舞台で手本にならなければと気張ってもさらさの方がしっかり構えている
    トドメに聞いてしまった噂話。これでは暁也がさらさに勝っている点なんて性別しか無い。だから自分を保つためには誰かにさらさの輝きを止めて貰うしか無かったのだろうなぁ……

    子供心の一時の意地悪。それがさらさと暁也の運命へ決定的に影響してしまう哀しさ
    そもそも女であるさらさが助六になるなんて無理な話だった。けれど、周囲の人間がさらさの輝きに夢を見てしまったように、さらさも夢を見ていたんだよね。
    無理を無理だと子供に教えてしまう。そんな無慈悲が許されていいわけが無い

    そして、許されない事をしてしまったと最も理解しているのは暁也自身なんだよね
    さらさを強く傷つけ、さらさ祖母の葬儀には参列できず、稽古仲間や家族には無闇な反発をしてしまった
    なのに、さらさの祖父には許されてしまった。それでは自分を許せない。だからこそ、暁也は誓うのだろうね。さらさから奪ってしまった助六の夢、それを目指すと


    さらさは歌舞伎をルーツに持つから個性ある演技ができないように思われた
    そのように行き詰まっているさらさ相手だからこそ、一度は行き詰まりかけた暁也にアドバイス出来るものが有ったのかもしれないね

    さらさの歌舞伎はあの時から止まったまま。
    そして歌舞伎は昔を再現しつつ新しさも取り入れ続けている。だからさらさは行き詰まりを解消するためにこのタイミングで再び歌舞伎に触れる必要があったのかもしれない。
    助六の光景はさらさが舞台に立った時のまま。けれど、その中にいる暁也はあの時と違って堂々としていて……
    この瞬間にさらさは本当の意味で自分は助六になれないのだと納得したのかもしれないな……


    そして、アニメでは結局明かされることが無かったさらさ出生の秘密が……!そうか、そっちだったのか!
    こういった背景を知ると、さらさが助六に憧れたのは当たり前の運命だったのかもしれないな……

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    2021年10月13日
  • かげきしょうじょ!! 1巻

    Posted by ブクログ

    仕切り直しの第一巻。かといって説明過多にならず紅華少女たちの日々を変わらない調子で描いているね
    一方で繰り返しを拒むかのようにさらさを中心として演劇の講義に実技を含もうとする動きがある点は印象的
    舞台を夢見る少女たちだからこそ、演技力を養う時間に触れたいと思うのかな

    ただ、紅華はとても長い歴史の上に立脚した存在だから、予科生が喚いた所で簡単に変わりはしない
    紅華の歴史を象徴する存在として現れた国広教授は重々しい存在感を纏った人物だったね。飄々として役者上がりの一面を持つ安藤ですら全く太刀打ちできないくらいに
    でも、おじいちゃんの相手なんてさらさに任せればお手の物。出合い頭にあの距離感を実行できる若者は中々居ないよ(笑)

    紅華の歴史や制度はよく知らないが、紅華愛に溢れたさらさ
    無邪気に国広の話に食いつくさらさを前にして自分と紅華の関わりを話し始めてしまった彼はもしかしたらもっと前から誰かにこの話を語りたかったのかもしれないと思える程に重厚な話を展開していたね
    男だから紅華の舞台に立つことは出来ない。なら、紅華の舞台を作る人間になろう。とても夢のある明るい話。だからそれを聞いたさらさも無邪気に歌を歌いだしてしまう
    だからこそ、最後に明かされるもう一つの回想に胸打たれる。ああ、この人は本当の意味で紅華を守ってきた人間なんだな、と……

    なら、そんな紅華愛に溢れた人間が紅華少女たちの邪魔をするなんて有るわけないんだよね。国広に予科生の想いを伝えたさらさは本人も知らぬ間にとても大きな扉を開いたのではなかろうか


    そして始まる実演授業。望んだ形の授業ではなかったけれど演技は演技。安道に向かって食い気味に「やります!」と訴える少女たちの意気込みは良いね
    自主練が大部分で簡単な批評を貰えるだけの実験的授業。でも、安道が言うように演技理論でガチガチな舞台ではなく、自分の力で試行錯誤する余地の有る自由な発表の場と考えることも出来るんだよね
    一つのスタートとしてこれはこれで良い機会になったのかもしれない

    実演が入ってくるとなれば、これまで見えなかった生徒たちの演技力も見えてくる。その中で物語の中心であるさらさと愛は驚きの演技力を披露したね(笑)
    トップを目指すと豪語していた人物が大根演技だったという凄まじいギャップ(笑)
    いや、本当のギャップはもう少し後のタイミングで来るんだけども

    目立つ姿形と言動という一点において予科生の中で元JPXの愛とタメを張る存在だったさらさ。けれど、予科生の間は演技の授業がないことでその実力の程は判らないままだった
    最初は下手くそにしか思えなかったのに化け物級の実力が発表の場で披露されるというのはインパクトが有るね

    けれど、その周囲の目を引きつける演技も紅華教師である安道には見破られてしまうのか
    憑依の才能と評されるけれど、演技ではないと言われる。役者として求められるのは完璧性ではなく個性。
    先代の伝達を求められる歌舞伎をルーツに持つさらさにとって試練の時だね

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    2021年10月12日
  • かげきしょうじょ!! 11巻

    購入済み

    さいこう!

    アニメがきっかけでこの作品を知りました!
    普段生活してて、身の回りにはない世界観で頑張る少女たちの物語に心踊ります!
    あいちゃんがとっても可愛い!!
    断然あいちゃん推しです!

    #癒やされる #萌え #笑える

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    2021年09月25日
  • かげきしょうじょ!![1話売り] 第3幕

    ネタバレ 無料版購入済み

    ロミオとジュリエット

    ついに実技の授業が始まった予科生たち。
    演目はあらゆる劇団で演じられ、もちろん紅華でも定番となっている演目「ロミオとジュリエット」だった。
    しかしひとつ問題が。
    実技にあてるのは今回と発表のときの二回だけだというのだ。
    がっかりする予科生たちだったが急に時間をあけたためあまり準備ができなかったのだ。
    生徒たちのなかでいくつか班を作りその中で役を決めるとのことだった。
    さらさはならっちと薫、千夏の四人でやることになった。
    男役志望と娘役志望が二人ずつだったのでそれぞれでじゃんけんした結果、ロミオは薫、ライバルのティボルトはさらさに決定。
    じゃんけんに勝った千夏はジュリエットをやりたそうにしていたが奈良っちのオーラに気圧されて乳母を選ぶ。
    しかし別の班の千秋がジュリエットを選ぶのを複雑な気持ちで見ていた。
    他の授業に穴をあけるわけにはいかないので本科生が来る前の早朝と放課後の練習しか時間がない予科生たち。
    トップになると豪語していたさらさの実力をたしかめようとするが、信じられないくらいの棒読みでそれに続く奈良っちもやばい。
    本科生の聖先輩に頑張るのはいいけど和室で練習するなと注意を受けて公園で練習するしかなくなる。
    その後冬組のロミジュリDVDを借りたさらさは真剣な眼差しで勉強するのだった。

    実技が始まったが急場しのぎだったので時間がない。
    自主練の成果を授業で見せるという感じになってしまった。
    母親、祖母も紅華の役者だったためプレッシャーがすごい薫、その彼女を俯瞰視しながらも漢字がよめないことで足を引っ張ってしまった奈良っち、元アイドルの存在によってやりたい役を選べなかった千夏、そして棒読みのさらさ。
    問題だらけの練習が本番でどうなるか楽しみ。

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    2021年09月01日
  • かげきしょうじょ!![1話売り] 第2幕

    ネタバレ 無料版購入済み

    温故知新

    予科生たちの実技を許可するか決める職員会議が始まった。
    生徒たちに押されてこの提案をした安藤先生はこの案を通すように他の先生たちに呼びかけるが紅華の元校長で名誉教授という立場にある国広先生は反対している。
    役者の立場である安藤先生の意見も理解しながらも8年しか携わってない彼より自分の方が紅華に対する愛が深いと自負しており、その伝統を重んじるなら変えなくても十分だと思っているからである。
    国広先生はほぼ外部である安藤先生が自分に意見したことに怒りを覚えながら犬の散歩をしてると、彼のことを体調が悪い通りすがりのお年寄りだと勘違いしたさらさに声を掛けられる。
    紅華の制服を着ていながら自分のことを知らない彼女に現役生としての意見を聞かされた彼は心が動き、予科生の実技に賛成するようになった。
    かくして実技の授業が始まった予科生たち。
    国広先生は戦前、戦中、そして戦後と激動の時代をともにしてきた白バラのプリンスである彼女の元を訪れ彼女に白い薔薇を差し出しながら平和になった時代における紅華について話すのだった。

    愛が深すぎる事、役者をやりたくてもやれなかったことなどが、元役者である安藤先生の意見を正面から聞けなかった国広先生がさらさと出会ったことで大切なことを思い出していく場面がとてもよかった。
    これから予科生たちにどんな授業がまっているのか楽しみ。

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    2021年09月01日
  • かげきしょうじょ!![1話売り] 第1幕

    ネタバレ 無料版購入済み

    実技をやりたい

    入学したころより一つ季節を進めても予科生はあいかわらず授業の大半が座学だったことにテンションが下がっていた。
    さらさは演劇論の授業を受け持つ安藤先生に予科生にも実技の授業をお願いしたいと提案するものの却下される。
    そしてさらさは16歳の誕生日を迎えるがそんな彼女ものとに年齢と同じ数のばらをまとめた花束が届く。
    ならっち以外はさらさが彼氏だと言っているアカウントがbotだと思っているので自演だと思っているが実は彼氏である暁也の兄弟子の煌三郎が身分をかくしてこっそり送ったものだった。
    そんな中クラス全員が劇場裏口に集合するように言われる。
    しかし実技ではなく裏方の人たちの仕事場を見学させてもらえるということだった上に、予科生の実技についても職員会議でも話し合うとのことだった。
    衣装や大道具などを見て回るなかでさらさはある扉に興味を示してそこへ足を踏み入れる。
    先生の静止も耳に入らず行った先は舞台だった。
    その時幼少期の記憶がよみがえってきた。
    大道具の人が舞台に立ったと勘違いした照明の人によってライトに照らされたさらさが舞台に堂々と立っているのだった。

    座学は大切な基礎だということはわかっていてもそればかりだとテンションの維持は難しい。
    今までは伝統を重んじてきた紅華だけど百期生ということもあっていろいろ試行錯誤しようとしているなかで、今後さらさたちがどう成長していくのか楽しみ。

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    2021年09月01日
  • かげきしょうじょ!! 2巻

    無料版購入済み

    絵がかわいいし登場人物たちもみんな魅力的。これを読んで宝塚の事を知る人もいるんじゃないかな?
    おすすめです。

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    2021年08月06日
  • かげきしょうじょ!! 1巻

    無料版購入済み

    宝塚にちょっと興味があるので、このかげきしょうじょ!!は読んでいてとても楽しかったです。購入するかもしれない。。。

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    2021年08月06日