安宅和人のレビュー一覧

  • 「風の谷」という希望――残すに値する未来をつくる

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    これほどの綜合知を体現する試みに触れることができて幸せ。多少粗くなっても包括的に考え、語り切るのは一つの覚悟だと感じた。
    ただ私は谷ビトポテンシャルが低いのか、どうしても人間の非合理的な(辺縁系的な)部分に対するケアが足りないように思えた。
    あと第一世代は皆頭が良くて意識が高くないと成立しなさそうでもあり、その観点からも著者が言うように既存村落ではなくフルスクラッチの方がやりやすそうである。
    でも綜合的な対案が思い浮かばない以上、上記批判はあまり意味が無い気もする。

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    2026年01月01日
  • 「風の谷」という希望――残すに値する未来をつくる

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    全体を統合して一冊にしたことに価値を置いている本。個別項目を見て、その手の詳しい人なら少し物足りなく思う点もあるだろう。けれど、どれも蛸壺構造の中俯瞰した議論は思った以上になされていない。これを通じて各部分のブラッシュアップは日本人得意だと思うのでそれぞれ更新されていくと良くなりそうな予感がある。

    何より国土交通省と農林水産省、環境省、厚労省、文科省、総務省、資源エネ庁など官僚やゼネコンらにはぜひ熟読してほしい中身。

    鉄道という発明が道よりメンテナンス面積が少ないことであるということも知らなかったので目から鱗だった。

    インフラ(通信、教育、医療含む)の話がセットでないと、経済や利便性うんぬんたげでなく暮らせないのよ疎地域は。

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    2025年11月26日
  • 「風の谷」という希望――残すに値する未来をつくる

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    『「風の谷」という希望 残すに値する未来をつくる』を、分厚さに少し構えつつも、気になるところを拾い読みしました。それでも、「風の谷」というコンセプトにはかなり惹かれました。都市か地方か、便利か不便か、という分け方ではなく、「自分が心地よく生きられる場所をどう選び、どう育てていくか」という視点で語られている本だと感じます。全部を精読したというよりは、自分の関心のあるところを行ったり来たりしながら読んだのですが、それでもところどころに「これはメモしておきたいな」と思うフレーズがたくさんありました。

    僕自身、いまも自然の豊かな地方に住んでいます。まちの環境としては水道や電気が不便だと感じることはありません。ショッピングモールあるようなまちです。

    まちから山がよく見え、四季の移ろいがはっきり分かる日々は、とても豊かな時間です。本の中で語られる「自然との共生」や「自分に合った場所で暮らす」という話を読んでいると、その日常の感覚がところどころで重なりました。

    個人的に刺さったのは、森やトレイルの話と、「Joy of Life(JOL)」や「ピンピンコロリ」といったキーワードです。ただ長く生きるのではなく、自分らしく、楽しさや役割を持ちながら暮らし続けること。そのイメージを、まちや暮らしの設計と結びつけて考えようとしている点に共感しました。コミュニティについての視点も印象的で、「ひとりでがんばる」のではなく、ゆるくつながりながら場を育てていくイメージが描かれています。

    移住に興味がある人や、すでに地方・自然の近くで暮らしている人、都市にいながら自然との距離感にもやっとしている人など、それぞれどこかに引っかかるフレーズが見つかる本だと思いました。

    自分のこれからの暮らし方を、少し未来の視点から見直してみたくなる一冊です。

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    2025年11月15日
  • シン・ニホン AI×データ時代における日本の再生と人材育成

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    時代の変化にどう対応していくか、多方面からの分析で課題を見出していく大切なテーマ、2020年発行からの経過も考えながら読みました。
    データー量の多さと仮説と分析に理解する力が足りないところ多しでしたが、可能性を感じるような内容でした。

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    2025年11月14日
  • シン・ニホン AI×データ時代における日本の再生と人材育成

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    発売から5年経ってから読んだが、これから必要になるのはAIになにを解かせるのかを考える力、データを分析する力であることは変わりない。

    今の子供たちは幼い頃からAIに親しみ、プログラミング教育も受けてから社会に出てくる。
    将来管理職になった際に舐められるのことのないよう、学び直しの重要性を感じた。

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    2025年10月26日
  • シン・ニホン AI×データ時代における日本の再生と人材育成

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    最後まで読むのにかなり時間がかかったが、未来を考えるきっかけになる良い本だった。
    研究費用が削られているのは非常に残念。若い世代に少しでも予算を回してもらいたい。
    それと記憶力が強いより、気づく力がある人がこれからは活躍出来るという点は同意できた。
    何かを見てどう感じるか、なにを気づくか、考える機会を増やしてあげられるよう子供に色々な体験をさせてあげたいなと思った。

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    2025年08月08日
  • シン・ニホン AI×データ時代における日本の再生と人材育成

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    ビフォー
    データ分析業務に携わったことがあり、かつ今後もデータ分析でキャリアを築いていきたいと考えていた。その時、何人かが紹介されており、データ分析やAIの現状と今後について理解手に取った。

    気づき
    表紙にもある通り、データを活用して日本の産業を盛り上げて行く、またそれを担う人材を育てていくことについて書かれていた。日本の経済システムや教育システムに問題提起をする部分が多く、著者の思い描く未来になれば、確かに盛り上がっていくなと思う。

    TODO
    国家規模ではなくまず自分やその周りに対して考えていきたい。
    特にデータ分析を行う上で、自分のリテラシーを上げるとともに、後身の育成にも力を入れていきたい。

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    2025年01月23日
  • 人類の終着点 戦争、AI、ヒューマニティの未来

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    これからの世界について、今起きている戦争、AIの発展、資本主義、民主主義の今後など重要なテーマについて、複数の知識人たちの語りで展望が語られる。

    ロシアのウクライナ侵攻を西欧ほどそのほかの国々は嫌っていないとか、戦後ロシアとドイツの接近こそアメリカが嫌っているとか斬新な切り口もあり、人口減少する先進国なので第二次世界大戦ほどの拡大戦争にはならないという見方もあれば、それはわからないという意見もある。

    AIによるデータの大企業に寡占される様やソノ、IT企業組織はヒエラルキー型のトップダウンという保守的組織であるという指摘も興味深い。

    ただAIはよくできて効率的なWikipediaのようなもので、何かを直接生み出すこともなければ、視覚聴覚に頼りがちな我々が体験したかのように錯覚するが、五感を通した体感とは別のものという指摘は忘れないようにしたい。

    リベラルな民主主義とコミュニティの関係が制度とし述べられる中、一方でコミュニティのアソシエイトとしての責任と権限、そしてそれが体感できる規模感、そういった共通倫理や道徳感があってこその民主主義制度が機能するという中島氏の意見はまさに賛同する。

    まさに無責任、手触り感のない暮らしは工業社会以降の先進国に多く生み出されている。それは仕事、暮らし、住居などが特定の土地、文化、共同体から切り離されたり、容易に変わらざる得ない現状が生み出したものでもあると思う。

    また、コミュニティやアソシエイトの負の側面(同調圧力等)にも目を向けて、出入り可能なフレキシブルさ、レジリエントも必要という結びに賛同しつつ、それを作ってかないとなというところに読後感が着地した一冊。

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    2025年01月09日
  • シン・ニホン AI×データ時代における日本の再生と人材育成

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    ネタバレ

    20代です。

    日本はオワコンで衰退していくだけの国かと思ったのですが、立ち直れるチャンスがあるなと感じさせてくれました。しかも打開策がかなり具体的に提案されており、どの案も目から鱗のものばかりでした。

    特に印象に残ったことは、古来から日本人はキャッチアップのスピードが早く、仏教の発展や平仮名カタカナの発明、現代だとウォークマンの発明ができたということです。これまでの先人達のおかげで日本はここまで発展することができて、日本人としてとても誇らしいと思え、自信がつき始めてきました。

    世紀のイノベーションが生まれるためには、若い力が必要で、何年もかけての人材育成や国の予算配分の大幅な見直しが本当に必要なんだなと気づきました。年配の人を必要以上に重宝し、若者にあてなければならない予算が削られている現状は異常ですし、これだと若い人のモチベーションが上がらず、生産性も上がらず、日本が停滞していく一方ですね。

    これからの政治では若い人に重きをおいた政策をとっていただきたく、日本の惨状を知っていただき、具体的な打開策案も提示しているため、政治家の方全員に読んでいただきたいですね。

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    2024年08月17日
  • シン・ニホン AI×データ時代における日本の再生と人材育成

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    AI x データを軸とした社会の到来とそれに対応できる人材・スキルについて書かれた一冊。納得することしかない。

    ■国語(論理思考と構造分析)と数学がスキルのベースになる

    ■若い才能が生まれる土台に厚みが無い。博士課程の待遇改善については、もう何十年も放置されていることだけど、あらためて問題だと思った。

    ■社会全体としてリソースをどう投じるのか。シニアは若者に未来を託す。その姿勢とリソース投入が必要だ。

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    2024年05月26日
  • シン・ニホン AI×データ時代における日本の再生と人材育成

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    わかりやすかった。
    少し前ということと、壮大な内容のため、自分毎には出来なかった。
    ぱらっと目を通した程度

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    2024年01月24日
  • シン・ニホン AI×データ時代における日本の再生と人材育成

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    本の帯には「この国は、もう一度立ち上がれる。」と書いてあって、今までの日本の歴史上、古いものを捨て、立ち上がってきた具体例も示されているんだけど、あまりにも日本の現状が悲惨すぎて、本当に立ち上がれるとは思えない感じでした。やっぱり年寄りに金をかけるよりも若者に金をかけるべきですよね。それはその通りなんですけれども。

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    2024年01月03日
  • シン・ニホン AI×データ時代における日本の再生と人材育成

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    現代の日本ではGDPなどが他の国に負けていて、年収も下がっているが、ITのみが伸びていて他が伸びていないので他の産業が普通レベルになるだけで日本は上がれる
    現代は目に見えないものに価値がつく
    生きていくためのサバイバル能力が日本の新卒層にはない
    日本人は発明するより、キャッチアップのスピードがすごい
    未来=夢×技術×デザイン
    ウォールデン 森の生活
    歩調を他の人と合わせない人は別の太鼓の音を聞いている
    ビジョン設定型、ギャップフィル型を混合しない

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    2023年09月27日
  • ビッグデータ探偵団

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    取得したデータの解釈と見せ方について、勉強になり、データ分析の面白さを感じられる内容だった。
    一方、Yahooにいるからこそできる話で、ここまでのデータを持たない企業で働く身として、実践的に役立つ内容では無かった。

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    2021年05月06日
  • ビッグデータ探偵団

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    ビッグデータという言葉のみが先行し、中身を理解していなかった自分としてはとっかかりやすい内容であった。
    共起や疑似相関など、専門用語をなんとなく理解できたこともよかったが、何より分析アプローチの引き出しを増やせたことが何より有益であった

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    2020年01月19日
  • ビッグデータ探偵団

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    ▼データについて
    ■データを使うことで次が可能に
    「主観→客観に
    「関心や感情を可視化
    ■しかし、データは万能ではない
    ■因果→相関ありだが逆は成り立たない場合も
    ■データをいかに分析/解釈するかの局面で結局人間が必要

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    2020年01月01日
  • ビッグデータ探偵団

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    flierで取り上げられていたのを見て購入。
    言葉としてはよく聞くようになったが、実際どのように利用されているのか様々な事例が紹介されており、大変面白くためになった。
    一方で疑似相関やデータを鵜呑みにする事への警鐘もあり、やはり専門的に扱っている方は特性をちゃんと認識した上で使っているのだと感じた。

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    2019年12月26日
  • ビッグデータ探偵団

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    それなりに面白いネタはある。ただ偽相関であればあるほど、人を面白がらせる効果があるのが気持ち悪い。また、理系であれば、相関係数Rでなく、決定係数R自乗を、数値としては意識するはず。Rだと「結構相関しているね」と「勘違いしやすい」のだ。

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    2019年10月06日
  • イシューからはじめよ[改訂版]――知的生産の「シンプルな本質」

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    読みやすくありながらも実践しないと、腹落ちして理解できないことだなと思いながら読み進めた。何度も読み返して自分のアウトプットに落とし込めるくらい反復しないといけない内容だと思う。

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    2026年09月30日
  • イシューからはじめよ[改訂版]――知的生産の「シンプルな本質」

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    ネタバレ

    バリューのある仕事とは、解の質×イシュー度 問題解決を考える上で、なぜ今、何を、どこまで、どんな制約で考え、誰を動かし、何を持って成果とするかという指標は意識したいと思った。 独自的な本かと思っていたけど、フレームワークや心理学など論拠がしっかりあって、要は正攻法などなく、考えて活用する力が大事なのだと思った。

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    2026年09月23日