安宅和人のレビュー一覧
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筆者は、悩むと考えるは違う、という。
・悩むとは
答えが出ない前提、考えるふり
・考えるとは
答えがでる前提、建設的に考え組み立てる
この言葉を聞くと、いかに仕事で悩むことで、時間を空費していたか、考えさせられてしまう。
本書は、頭脳労働と言われる、ホワイトカラーの必読の書といえる。
といっても、本書にはわかりやすいものから、難解な内容まで含まれており、一読で理解するのは難しいと感じた。
筆者は先回りして、
・本は全部読まなくていい
・読んですぐに理解できるものでもない
と言っている。
主な主張として、、
・何に答えを出すべきか、ブレることなく活動に取り組むこと
・イシュー -
Posted by ブクログ
ネタバレ最初の一歩を踏み出す前に、踏み出す先をどこにしたらいいか見極めてから歩き始めましょう。という感じの内容。
仕事をしていたらどう段取りをつけるかというのは誰だって考えることのはずだし、すでにそう動いてるなと思う個所も多かったが、こういう本はそれが明文化されている所に価値があるんだろうなと思った。
巷で言われる生産性という意味がイマイチ理解できてなかったのだが、必要なところに注力して、無駄なことをしないことで結果的に自分の総行動コストが下がって色々できるというのが分かったのが良かった。
ただなんというか、これは生産性が上がらない仕事を他人に押し付けて自分の価値を上げるという話にもなりそうなので、 -
Posted by ブクログ
「イシューからはじめよ」の著者である安宅和人氏の書いた本。2020年に書かれたもので、少々古いかなと思ったが、今読んでも多くの気づきを得られた。
タイトルの「シン・ニホン」は当時話題となった「シン・ゴジラ」から取ったみたいだ。
高度成長を経て、世界有数の経済大国となった日本。ものづくりの国であり、メイドインジャパンが世界を席巻していた。ただし、それは過去の栄光に過ぎない。今ではスマートフォンでは海外メーカーのものばかり、AIも海外の企業が先行している(国内メーカーで生成AIやってるところあるのか?)。そんな日本を数々のデータをもとに、真実の姿を明らかにしている「真・ニホン」の意味。また、こん -
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全体を統合して一冊にしたことに価値を置いている本。個別項目を見て、その手の詳しい人なら少し物足りなく思う点もあるだろう。けれど、どれも蛸壺構造の中俯瞰した議論は思った以上になされていない。これを通じて各部分のブラッシュアップは日本人得意だと思うのでそれぞれ更新されていくと良くなりそうな予感がある。
何より国土交通省と農林水産省、環境省、厚労省、文科省、総務省、資源エネ庁など官僚やゼネコンらにはぜひ熟読してほしい中身。
鉄道という発明が道よりメンテナンス面積が少ないことであるということも知らなかったので目から鱗だった。
インフラ(通信、教育、医療含む)の話がセットでないと、経済や利便性うん -
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『「風の谷」という希望 残すに値する未来をつくる』を、分厚さに少し構えつつも、気になるところを拾い読みしました。それでも、「風の谷」というコンセプトにはかなり惹かれました。都市か地方か、便利か不便か、という分け方ではなく、「自分が心地よく生きられる場所をどう選び、どう育てていくか」という視点で語られている本だと感じます。全部を精読したというよりは、自分の関心のあるところを行ったり来たりしながら読んだのですが、それでもところどころに「これはメモしておきたいな」と思うフレーズがたくさんありました。
僕自身、いまも自然の豊かな地方に住んでいます。まちの環境としては水道や電気が不便だと感じることはあ