安宅和人のレビュー一覧

  • 「風の谷」という希望――残すに値する未来をつくる

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    全体を統合して一冊にしたことに価値を置いている本。個別項目を見て、その手の詳しい人なら少し物足りなく思う点もあるだろう。けれど、どれも蛸壺構造の中俯瞰した議論は思った以上になされていない。これを通じて各部分のブラッシュアップは日本人得意だと思うのでそれぞれ更新されていくと良くなりそうな予感がある。

    何より国土交通省と農林水産省、環境省、厚労省、文科省、総務省、資源エネ庁など官僚やゼネコンらにはぜひ熟読してほしい中身。

    インフラ(通信、教育、医療含む)の話がセットでないと、経済や利便性うんぬんたげでなく暮らせないのよ疎地域は。

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    2025年11月26日
  • イシューからはじめよ[改訂版]――知的生産の「シンプルな本質」

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    誰もが推す超有名作。
    専門職とかビジネスパーソンで、プレゼンの仕方とか論文の書き方とかにおいて有用だなと思った。
    でもここまでの能力と解像度が必要な層は多くないだろうから、基本一般人には無用だと思う。

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    2025年11月20日
  • 「風の谷」という希望――残すに値する未来をつくる

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    『「風の谷」という希望 残すに値する未来をつくる』を、分厚さに少し構えつつも、気になるところを拾い読みしました。それでも、「風の谷」というコンセプトにはかなり惹かれました。都市か地方か、便利か不便か、という分け方ではなく、「自分が心地よく生きられる場所をどう選び、どう育てていくか」という視点で語られている本だと感じます。全部を精読したというよりは、自分の関心のあるところを行ったり来たりしながら読んだのですが、それでもところどころに「これはメモしておきたいな」と思うフレーズがたくさんありました。

    僕自身、いまも自然の豊かな地方に住んでいます。まちの環境としては水道や電気が不便だと感じることはあ

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    2025年11月15日
  • シン・ニホン AI×データ時代における日本の再生と人材育成

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    時代の変化にどう対応していくか、多方面からの分析で課題を見出していく大切なテーマ、2020年発行からの経過も考えながら読みました。
    データー量の多さと仮説と分析に理解する力が足りないところ多しでしたが、可能性を感じるような内容でした。

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    2025年11月14日
  • シン・ニホン AI×データ時代における日本の再生と人材育成

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    発売から5年経ってから読んだが、これから必要になるのはAIになにを解かせるのかを考える力、データを分析する力であることは変わりない。

    今の子供たちは幼い頃からAIに親しみ、プログラミング教育も受けてから社会に出てくる。
    将来管理職になった際に舐められるのことのないよう、学び直しの重要性を感じた。

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    2025年10月26日
  • イシューからはじめよ[改訂版]――知的生産の「シンプルな本質」

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    問題に対して答えを出すとは何か、どのように答えを出すのか、また脳科学的に理解するとは何か、などイシューという言葉に関連してさまざまに話が広がっていてかつわかりやすく面白かった。

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    2025年10月16日
  • イシューからはじめよ[改訂版]――知的生産の「シンプルな本質」

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    初めて読んだ6年前と書かれてある内容の理解度が全く違う、自分の経験につなげて腹落ちさせながら読み進められた。
    仕事の進め方の根底思想が書いてある本。あくまで基本のキとして無意識に全てを実践できている必要がある

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    2025年10月14日
  • イシューからはじめよ[改訂版]――知的生産の「シンプルな本質」

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    問題解決において大切な考え方だと感じました。
    事業で転職エージェントをしておりますが、本に書かれているような考え方の人は転職が上手くいき、年収アップに繋がる人が多いと思います。
    仕事に活かせると思いますので、ビジネスマンにはオススメです。

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    2025年09月08日
  • イシューからはじめよ[改訂版]――知的生産の「シンプルな本質」

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    取り組む課題を選ばずに、がむしゃらに問題解決に取り組んでも、valueのある仕事にはたどり着かない。
    たどり着くためには、取り組むべき課題すなわちイシューを考え抜いて、その上で解の質を上げていく。
    イシュー⇒仮説⇒アウトプット⇒メッセージ
    このプロセスを意識して、自分のやっている仕事は何がイシューなのかを考えていく。

    表層的な論理に逃げず、問題を考え抜くことが大事。
    脳は意味があると思ったことしか記憶しない。問題の本質は1次情報に隠れている。

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    2025年08月22日
  • イシューからはじめよ[改訂版]――知的生産の「シンプルな本質」

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    これは問題解決の本ではありません。それは本の中でも書かれていることです。マトリックス、2軸で考えるのはこの手の本でよく書かれていることです。それだけ大切であり、自分で使いこなすのは簡単ではないということでしょう。そして、他の本でも書かれていますが、すべての問題に同じように取り組むのは効率的ではありません。重要度による選別が必要です。それは答えが出るものでなければなりません。

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    2025年08月17日
  • イシューからはじめよ[改訂版]――知的生産の「シンプルな本質」

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    イシュー。どういう意味だ?シュークリームの種類かな?
    本のタイトルの意味もわからないのに、長年ビジネス書の名著として本屋の売れ筋の棚に鎮座していたので、ちょっくら難しい本でも読んでみるかい!と手に取ってみた。

    難しい本なんだろうなーと身構えて読み始めたが、意外なことにスラスラ読むことができた。多分専門用語が比較的少なかったからだと思う。だから普段あんまりビジネス書を読まない人にもオススメできる。ただし、内容をしっかり理解できるかどうかは考慮しないものとする。(私も含めて)

    私はこの本を読んでいて、ゲーム「逆転裁判」を思い出した。推測した結論に対して、それを裏付けるための証拠を集めるという発

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    2025年08月13日
  • シン・ニホン AI×データ時代における日本の再生と人材育成

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    最後まで読むのにかなり時間がかかったが、未来を考えるきっかけになる良い本だった。
    研究費用が削られているのは非常に残念。若い世代に少しでも予算を回してもらいたい。
    それと記憶力が強いより、気づく力がある人がこれからは活躍出来るという点は同意できた。
    何かを見てどう感じるか、なにを気づくか、考える機会を増やしてあげられるよう子供に色々な体験をさせてあげたいなと思った。

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    2025年08月08日
  • イシューからはじめよ[改訂版]――知的生産の「シンプルな本質」

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    社会人としての仕事をしていくうえでの大前提となる技術や考え方、ノウハウが分かりやすく詰まった一冊。
    どれも基本的なことだが、いつ何時も実践できているかと言われると答えはノー。たまに目次をおさらいして、お座なりにしているポイントがないか、自己点検したい。

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    2025年07月21日
  • イシューからはじめよ[改訂版]――知的生産の「シンプルな本質」

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    書き方的に読みやすい本。言っていることもわかるが、実践して腑に落とすところが難しいところだと理解した。本書に書いてあることを小さく落とし込みながら「イシューが何か」を練習していくことが大事なのかなと感じた。出来れば、もう少し段階を落とした(もしくは優しく噛み砕いた)本書の内容があれば読んでみたい。

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    2025年07月18日
  • イシューからはじめよ[改訂版]――知的生産の「シンプルな本質」

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    バリューのある仕事について言語化できてなかったのでイシューの定義は何度も口に出していきたい。
    イシュー度の低い仕事は受益からの価値が低いは腑に落ちて、つまりやった仕事に対して相手がピンと来てないということは、価値が低い仕事。価値の高さを最初に啓蒙するか、優先度を落とすべき仕事。
    プロジェクトマネジメントする中でエレベーターテストが出来るように訓練していきたい

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    2025年07月06日
  • イシューからはじめよ[改訂版]――知的生産の「シンプルな本質」

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    イシューについて考えるきっかけになる本。

    仕事に限らず、身の回りの問題についてイシューは何かを意識することが重要だと思った。

    また考えると悩むの違いにも非常に納得した。

    日々、おきる問題について本書での考え方をいかせればとおもう。

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    2025年06月16日
  • 人類の終着点 戦争、AI、ヒューマニティの未来

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    エマニュエルトッドのロシア観、ウクライナ戦争論が独特で、至近のトランプとゼレンスキー対談も相まって興味深く読んだ。本人はロシア寄りの発言をしている訳ではないようだが、そう見える上に一理ある。

    さて、人類の終着点。これは本書の対談に『歴史の終わり』のフランシスフクヤマがいる事からも、何かしらの不可逆的な転換点を示唆したタイトルだろう。こうした不可逆的転換論は、グローバル化が不可逆であり、すべての国が市場経済に統合されると主張したトーマス・フリードマン。「ワシントン・コンセンサス」の経済政策を推進し、発展途上国が自由市場に組み込まれる市場経済が最終形態と主張したジェフリー・サックス、EU統合が「

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    2025年03月09日
  • シン・ニホン AI×データ時代における日本の再生と人材育成

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    ビフォー
    データ分析業務に携わったことがあり、かつ今後もデータ分析でキャリアを築いていきたいと考えていた。その時、何人かが紹介されており、データ分析やAIの現状と今後について理解手に取った。

    気づき
    表紙にもある通り、データを活用して日本の産業を盛り上げて行く、またそれを担う人材を育てていくことについて書かれていた。日本の経済システムや教育システムに問題提起をする部分が多く、著者の思い描く未来になれば、確かに盛り上がっていくなと思う。

    TODO
    国家規模ではなくまず自分やその周りに対して考えていきたい。
    特にデータ分析を行う上で、自分のリテラシーを上げるとともに、後身の育成にも力を入れてい

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    2025年01月23日
  • 人類の終着点 戦争、AI、ヒューマニティの未来

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    これからの世界について、今起きている戦争、AIの発展、資本主義、民主主義の今後など重要なテーマについて、複数の知識人たちの語りで展望が語られる。

    ロシアのウクライナ侵攻を西欧ほどそのほかの国々は嫌っていないとか、戦後ロシアとドイツの接近こそアメリカが嫌っているとか斬新な切り口もあり、人口減少する先進国なので第二次世界大戦ほどの拡大戦争にはならないという見方もあれば、それはわからないという意見もある。

    AIによるデータの大企業に寡占される様やソノ、IT企業組織はヒエラルキー型のトップダウンという保守的組織であるという指摘も興味深い。

    ただAIはよくできて効率的なWikipediaのようなも

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    2025年01月09日
  • シン・ニホン AI×データ時代における日本の再生と人材育成

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    ネタバレ

    20代です。

    日本はオワコンで衰退していくだけの国かと思ったのですが、立ち直れるチャンスがあるなと感じさせてくれました。しかも打開策がかなり具体的に提案されており、どの案も目から鱗のものばかりでした。

    特に印象に残ったことは、古来から日本人はキャッチアップのスピードが早く、仏教の発展や平仮名カタカナの発明、現代だとウォークマンの発明ができたということです。これまでの先人達のおかげで日本はここまで発展することができて、日本人としてとても誇らしいと思え、自信がつき始めてきました。

    世紀のイノベーションが生まれるためには、若い力が必要で、何年もかけての人材育成や国の予算配分の大幅な見直しが本当

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    2024年08月17日