【感想・ネタバレ】シン・ニホン AI×データ時代における日本の再生と人材育成のレビュー

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Posted by ブクログ 2023年07月30日

イシューから始めよを読んだ後に、友人からの勧めで本書を読み始めた。やはり人に勧められる本は面白い。3年ほど前にはこんな先進的なことを考えていたのかと、自分がいかに時代に取り残されつつあるのか、色々と考えさせられる内容だった。これまで読んできた中でもかなり上位の面白さ、少し難しい部分もあったので、時間...続きを読むを開けて読み直したいと思う!

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Posted by ブクログ 2023年04月22日

再読。
ただの分析にとどまらず、未来に向けて実現可能な意見提起をしている姿勢は共感します。時間をおいてまた読みます。

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Posted by ブクログ 2022年12月24日


今後の日本を鑑みて、自分がどういうビジョンで、どんなスキルを持つべきか、どんな捉え方をするべきか?そういった考えの一助になる本でした。

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Posted by ブクログ 2022年08月30日

すごく、参考になった本である。

シンゴジラからネーミングをとったとのこと。
今後、教育にお金をかけることが大切

大学など余さんゃ

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Posted by ブクログ 2022年08月19日

世界中で状況が高速に変化する中、日本が置かれている現状・課題・対策について題目にもあるAI活用などの技術的視点、歴史的視点、産官学からの視点も交えて網羅的に書かれたかなりの良書。様々な取り組みに関わってきた安宅先生だからこそ書ける内容であるし、定量ベースでの語りが基本であるため次々に胸が痛くなるデー...続きを読むタが提示されはするが、その中でも深い愛に基づいた日本の未来に対する提言がなされている。大した数的根拠もなく日本の未来に対して悲観的な印象を抱いていた自分が恥ずかしくなる。

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Posted by ブクログ 2022年05月08日

ずっと気になっていたがやっと読めた。図も多く、現在の日本と世界の比較から日本がデータや理工系の分野で人材や政策の面で遅れていることがわかった。また、ニッチなところでいくつか尖りを持つ「異人」になるすすめや、若者だからこそいろいろ学び、仕掛けられることも刺激になった。国の政策が変わり人材育成に予算が回...続きを読むることでより多くの人が成長すると思っているが、その道筋まで数値も交えて提示していて勉強になったし、不可能ではないと思った。風の谷プロジェクトは面白いが、もう少し形になってくるといいなと思った。「一日生きることは、一歩進むことでありたい」という湯川秀樹さんの言葉も知ることができよかった。これからいろいろ勉強して仕掛けられる行動力を身につけていきたい。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2022年04月30日

「イシューからはじめよ」の安宅氏の著書。
AI時代を切り口に、日本の経済・教育・街づくりなどの課題に対する対策を提唱している。
どこかの感想にも書かれていたが、まるで日本の事業計画書を読んでいるようだった。

世界や日本の現状を知り、これから生きていく上での方向性を考えていく上で影響を与えてくれる本...続きを読むだと感じた。
年齢問わず読んでほしい。
安宅さんが政治家になってくれれば、日本は良い方向に進みそうだなぁと個人的に思った。

人生100年と考えると20代はまだまだ若者なので、どんどん知識を吸収したり、物事を創造するために必要な経験を知覚していきたいと感じさせられた。

以下、章ごとの感想。
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1章
データ×AI、それに伴うシステムやサービス連携の革新(マッシュアップエコノミー化)により社会が劇的に変わっていく世の中がすでに始まっているとのことがまず述べられていた。
本には記載されていないが、まさにこの本が出版された2020年はコロナによりテレワークなど急速にデジタル化が進んだ時代といえる。
また、この本よりも前から、AIに関する本は数多く出版されている。
AIなどの技術は今や普段感じることのできないような領域でも当たり前に使われているといえる。

技術の進歩により意思決定の質やスピードが上がるわけだが、そこから人間の領域としてサービスをデザインする創造性や目に見えない価値を生み出す必要があるとのことだった。(WALKMANとiPhoneの話が分かりやすかった)
わー。めっちゃわかる。私の会社は研究や開発を得意としているけど、サービス作りが下手くそなんだよなぁ。
サービス作りに必要な素養って、学校では教えてもらえないから、勉強ができるだけの優等生は苦手な領域。
そこをどうやって育てていくのか、がっちり心を掴まれた。

2章
日本の生産性の低さや、生産性を上げるために女性や高齢者がまだまだ活躍させる余地があること、貧困により才能を開花させられない若者がいることなど、まさにその通りだと思った。
ツイッターなどでもよく目にする話だが、国は一向に動かないよねぇ。
日本は技術投資も減っているとのことで、これもまた悲しい話。
しかもAI時代で海外のようにデータ量を集められる強いサービスがないことや、法規制によりあらゆる技術を試すことができない、データ処理でも日本は負けているとのこと。日本、ダメじゃん。
その背景としては理数素養のある学生が少なく社会に出る上必要な以下の力を持つ新卒も少ないらしい。
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・問題解決能力の欠如(問題定義、結論を出す)
・数字のハンドリングができない(指数と実数など)
・分析力の欠如
・統計的な素養がない(平均を鵜呑み、サンプリングを知らない)
・情報処理やプログラミングの理解がない
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大学で統計をかじり、社会人で分析系の業務を行う私としても統計の素養の話は共感できた。
数字のハンドリングについては勉強しないといけないな、と感じた。統計検定2級でも受けるか。

悲観的な話だけでなく、日本は黒船が来た時など、他国の技術を取り入れて自分のものにするのは得意だから、巻き返しが効くということも述べられていた。
そのためにはAI-ready化 (ざっくり説明するとAIスキルが身についた人材や企業を育てること)が重要とのことだった。
AI-Ready化のガイドラインを見たが、日本はどの企業もレベル1程度なのではないか。
日本はSIerなどにシステムを任せっぱなしという企業が多いと聞いたことがある。そのためシステムについて深く理解し、活用している企業はごくわずかだと思う。
SIerが悪ではないが、何でもかんでも外注は良くないと思う。

3章
AI-Ready化における人材について記載されていた。
尖った異人が創造力で輝く時代がこれから来るということ。
データ×AIの力を解き放つための3つのスキルセットがあるとのこと。
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・ビジネス力(課題解決力)
・データエンジニアリング力(頭の中で描いたことを技術で実装、運用する力)
・データサイエンス力(統計数量、分析などの知恵を理解し使う力)
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どれも重要なので身につける必要がある。
また、数学的な力も重要だが、物事を相手に伝えるコミュニケーション能力、国語力も必要とのこと。
日本の国語教育は国際社会であまり役立つことのない、推察する力や行間を読む力ばかりを鍛えている点が問題とのことだった。
人間にしかできない、経験に基づいた「知覚」がAI時代の価値になるとも述べていた。
高校まで全て国公立の教育環境、私文四大卒の私はどの力も乏しい。これから身につけていかなければならないと強く感じた。

4章
日本は修士課程や博士課程に進む人が少ないことを問題視していた。
国際社会では真逆らしい。
世界語(英語・中国語)もこれから生きていく上での手段として重要とのこと。
経済的な理由で進学を諦めてきた学生は少なくはないと感じている。
若者にもっと投資する世の中になってほしいと強く感じた。

5章
教育についてさらに深掘りし、具体的な提案が述べられていた。
産官学の連携により、教育と生産の良い循環を作るための方法を提案していた。
基金を立ち上げて運用する取り組みは非常に面白かった。
海外と比較した時の日本の教育に対する予算の少なさには驚いた。
憲法25条への言及など、センシティブな内容にも触れていたが、筆者に強く共感できた。
やはり若者への投資が未来を作ると感じる。
保護者の所得制限関係なく、もっと若者や子育て世代に投資する未来がきてほしい。

6章
最後は環境問題にも触れており、SDGsというキーワードも出てきた。
今まで読んできた章を振り返ると、SDGsの重要性をかんじる。
水産資源がどれだけ減っているかは全く知らなかった。
また、日本は国土の67%が森林で先進国の中ではフィンランドに次いで2位とのことだが、手付かずの自然はほぼないという点で問題があるという話にははっとした。
最後に地方に若者を住まわせる「風の谷」と、都心に病院を作り高齢者を住まわせ、バスなどで循環行き来できるようにする「菊の花構想」を紹介していたが、とても興味深かった。理想的。

全体を通して発見の多い良書だった。

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Posted by ブクログ 2023年12月27日

今更ながら読破!
日本の現状に絶望し諦めるのではなく、日本は伸び代ばかりであると前向きな考えにさせてくれる。それは楽観論ではなく、可能であると理解。現状を悲観的に捉えるのではなく、生涯日本のために建設的に行動する人であり続けたいと思った。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2024年04月12日

AI時代の教育論
情報の識別能力は人間をはるかに超えた。
現時点は、特定用途向けの弱いAI=計算機×アルゴリズム×データ。
PDCAサイクルは終焉。

コンピュータの7割はスマホ

未来=夢(課題意識)× 技術 × デザイン(Art):形にする力

AI×データ:フェーズ1は終わりつつある。
 2サ...続きを読むービス拡大、3エコシステムへ
「知覚」に優れる日本人
 ICT以外に大きな伸びしろ
 シニア層 65歳→80歳:3割以上の経験豊富な労働力増加
 出口産業のすべての領域での経験
 スクラップ&ビルド
 妄想力の英才教育=フェーズ2,3

勝ち筋 
1.ゼロベース
2.キャッチアップのスピード
3.託す力
4.素材活用

命に至る狭き門から入れ(聖書)
 レアな存在
 チャームな人材
 若さは才能

スキル
 ビジネス力×データエンジニア力×データサイエンス力
 リベラルアーツ

知覚は経験から生まれる
言葉は体験を抽象化したもの

気づく力の積み重ね
 知り過ぎはアイデアや気づき増加にならない

大学の寄付元
 東大    100億円 企業94% 大学予算3000億
 イェール大 卒業生62%、企業6%
  学生へ経済支援→恩返しの寄付/R&D環境提供

 国家基金10兆円、運用7%の立ち上げを
 運用益の半分で3500億の余力

Liイオン電池 ノーベル賞Goodenough博士
  リンカーン研究所出身 
  MITの1/3予算 国防省研究 1000億円

理化学研究所
 総予算988億円 3550人
 
日本の一般会計予算 100兆円
 社会保障 33%
 地方給付 16%
 国債支払 24%
 真水の予算 26兆円-防衛費5兆円=残り21兆円

  自衛隊25万人=2.5兆円、
  米国76兆円(2019年)、中国27兆円(2018年)

 上記100兆円+社会保険収入で66兆円≒170兆円
 →年金60兆円+医療費40兆円(のうち60%が65歳以上にかかる)
   
 G7唯一の「引退した国」? 引退した人に多くの金をかけている。

未来にリソースを
育成評価する人物像刷新を

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地球上の大型生物 9割以上が人間世界のもの
 人間3億トン、家畜7億トン、野生動物1億トン
 
日本人社会 一人当たり9.5トンCO2 呼吸の50倍
 人と家畜の呼吸含め10.2トン
 水≒海が熱を吸収

2030年 世界の電力消費の21%はICT

森林でCO2吸収する適正人口
 今の半分の4.3トン(フランスの9割の)CO2排出で
 4500万人。
 地球全体では50億人(現在の2/3)

課題解決び2つの型
 a.ギャップフィル型:病んでいる状態を健康に戻す
 b.ビジョン設定型:目指すべきゴールの見極めから

限界集落の崩壊
「風の谷」の創出へ
 風の流れ、五感を感じられる空間

 土木コスト負担 
  2兆円/月
  最大は道、 国道3億円/km

 オフグリッドのインフラコスト
  子育て・教育→遠隔学習以外の人的体験? 
  健康・医療→病院近くに住む

 土地の求心力?
  土地の記憶の広がりと深さ
  食の魅力

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Posted by ブクログ 2023年12月26日

日本に生きる全ての人に読んでほしい本。
この本を読み終わって感じたのは、自分が何ができるのか、ということだ。
国家レベルの話や大きな企業の話が多数出てきたが、そこに任せているというだけではダメだと感じた。

そこで、本書の中の
>未来=夢×技術×デザイン
という方程式に従って、未来に対して、仕掛けて...続きを読むいく側でありたいと思った。

夢は大きければ大きいほど、未来へのインパクトは大きくなると思う。

多くの人は、自分が未来を作っているという感覚はないと思うが、一人ひとりの行動が、日本や世界の未来を形作っていると改めて感じた。

残すべき未来とは何かを問い、未来のために自ら仕掛けていこうと思う。

日本に生きる全ての人に読んで欲しい本。

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Posted by ブクログ 2024年01月24日

わかりやすかった。
少し前ということと、壮大な内容のため、自分毎には出来なかった。
ぱらっと目を通した程度

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Posted by ブクログ 2024年01月03日

本の帯には「この国は、もう一度立ち上がれる。」と書いてあって、今までの日本の歴史上、古いものを捨て、立ち上がってきた具体例も示されているんだけど、あまりにも日本の現状が悲惨すぎて、本当に立ち上がれるとは思えない感じでした。やっぱり年寄りに金をかけるよりも若者に金をかけるべきですよね。それはその通りな...続きを読むんですけれども。

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Posted by ブクログ 2023年09月27日

現代の日本ではGDPなどが他の国に負けていて、年収も下がっているが、ITのみが伸びていて他が伸びていないので他の産業が普通レベルになるだけで日本は上がれる
現代は目に見えないものに価値がつく
生きていくためのサバイバル能力が日本の新卒層にはない
日本人は発明するより、キャッチアップのスピードがすごい...続きを読む
未来=夢×技術×デザイン
ウォールデン 森の生活
歩調を他の人と合わせない人は別の太鼓の音を聞いている
ビジョン設定型、ギャップフィル型を混合しない

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Posted by ブクログ 2023年07月11日

産業の多くが、複合機・エレベーター・オフィス用エアコンなどに近い事業モデルとなるということだ
なぜ→
全てのモノがAI化することにより、
機能のアップグレードなどサブスクリプション化していくと。そうすると、今より客と付き合うことが長くなる
抽象化→
長い付き合いをするためには
ずっと同じものでなく変...続きを読む化し続ける仕組みをつくらないといけない。
これは会うキッカケ作りの1つ
転用→
バスケやってる人と仲良いのも同じ。
バスケの試合がキッカケとなって会うことが増えてる


事業がうまくいかないときも、未来の種を生む技術・事業開発、そして人材開発コストだけは死守する、むしろ未来のためにさらに何本かbetするのが事業の鉄則だ
転用→
何%から新規事業に予算を割く決まりを作る

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Posted by ブクログ 2023年07月10日

いかに自分が日本のことを知らないのか身につまされた。
日本に住む人が幸せになり、その結果世界の課題も解決できるという現時点では夢のような計画が論理立てて説明されている。
この未来を実現させるためには今から動き始めなければ間に合わないという焦燥感に駆られた。
まだまだ自分の知識が足りなくて理解しきれて...続きを読むいないので、星4つ。勉強して読み直したい。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年06月25日

日本がAIとデータ時代において再生し、人材育成を進めるための提言がなされています。AIとデータの進化がもたらす社会変革に焦点を当てながら、日本がその変革に適応し、成長するために必要な戦略やアプローチについて議論されています。AI技術を活用し、効率性や生産性を向上させることで、経済的な成長や社会的な発...続きを読む展を実現できると主張しています。また、人材育成の重要性も強調されており、教育システムや労働環境の改革が必要であると述べられています。
AIと聞くと難解な技術のような感じもしますが、本書ではAIとデータ時代の重要性や影響を伝えるために、具体的な事例や説明を交えているため、読んでいて理解しやすいものとなっています。私自身が最も感銘を受けたのは、言わずもがな「教育の場面」です。これから教育の場面でも、AIの介入は避けて通れないものとなるでしょう。毛嫌いするのではなく、どう付き合っていくかで、その効果が大きく変わってくると思います。

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Posted by ブクログ 2023年05月10日

もうあまり時間は残されていないだろう、この先の日本をどうするか?人材育成、経済、リソース配分、環境といった各方面から現状を確認し、具体的な方策を提示する。AIxデータといったテクノロジーの力を存分に使い、若者やこれまで使われてこなかった人材の力を解き放つ。
なんと力強い一冊だろう。自分も与えられた場...続きを読む所で何ができるか、もう一度考えてみようと思った。

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Posted by ブクログ 2023年03月26日

発展するテクノロジー(特にAI ・データ)を牽引するリーダー層の育成という視点で、何が課題でどうすれば良いか筆者の考えが述べられている印象であった。もう少しその他の科学技術(例えばバイオテクノロジー)の発展等も包括的に考慮されていたら良かったと感じたが、本書のスコープ外なのであろう。個人的には、特に...続きを読む日本の(大学院まで含む)教育における課題の捉え方と解決案は非常に興味深く、参考になった。

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Posted by ブクログ 2023年01月12日

以下の2点から時間を置いて再読したいと思えた。
・AI×データ時代の道標であり指南書。
・筆者のような深い考察や知見を支えているのが、専門書だけでなく映画やアニメからの引用であったり、官民の専門家から学生との対話といった幅の広さ。

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Posted by ブクログ 2023年01月11日

今まで安宅さんがブログや政府委員などで話している内容が事細かく解説してあるイメージ。とても本質的で、これからの日本がどうするべきか。国として、個人としてのバイブルなるべき本でした。

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Posted by ブクログ 2022年10月26日

コロナ媧までのこの国のおかれている現状と課題、今後考えていかなければならないことや念頭に置いておくべきことがまとめられている。コロナ媧を踏まえたらどう見方が変わっていくか、思考をアップデートしていかなければと思う。

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Posted by ブクログ 2022年10月05日

個人の一意見っとして見るのが妥当な話も多いのかと感じた。ただ自分自身働く業界のデータの蓄積があまりされてないことに危機感は感じた。とにかく電子化を進めるところから。

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Posted by ブクログ 2022年09月30日

日本や世界の問題を包括的にまとめてありとても勉強になった。私が読むには少し若すぎたか、子供の将来のため、若者のため、今から蓄えておくべきものを考えるのも良いと思う。
前半、悲観的で今の日本のここがダメという内容ばかりで萎える。解決策も国や企業や学校が実施することが多く、個人が具体的に動けることが少な...続きを読むい。個人が出来ることは英語と中国語を勉強することくらいかな笑
本としてはもう少し的を絞ってコンパクトに内容をまとめて読みやすくした方が読んでて中弛みしないんじゃないかと思った。

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Posted by ブクログ 2022年08月27日

日本に迫っている危機とそれに対応する策を提案されていて、納得感がある。
自分は何ができるか?と考えされられ行動をとるきっかけになった。

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Posted by ブクログ 2022年08月11日

日本は伸び代はある。だが、課題は山積み。
この本を読んで、危機感を持って取り組む人が増えればよいなと思いました。

熱い想いに共感して、私も一会社員ですが日本をささえたいと思いました。

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Posted by ブクログ 2022年08月11日

2022年46冊目。444ページ、累計13,138ページ。満足度★★★★☆ 

日本の科学技術や教育の現状、AI✖️データ時代における必要な人材などをデータに基づいて明らかにしている。正直、日本がアメリカや中国との比較において、ここまで劣後しているとは思わなかった。日本はこれから先、相当な危機感を持...続きを読むって、カネと時間を使っていかないと没落する一方だろう。

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Posted by ブクログ 2022年07月10日

未来は目指し、創るもの。
仕掛ける。

AlphaGOを事例に、指数関数的な思考が不可欠であることを述べている。

日本には伸びしろがある。
若年層、女性、シニア層。は有効に活用されていない。

著者が提唱する日本の勝ち筋。
1.全てをご破算にしてやり直す。
2.圧倒的なスピードで追いつく。
3.若...続きを読むい人に託す。
4.不揃いなものをすり合わせる。

マネジメントとは。
1.あるべき姿を見極め、設定する。
2.いい仕事をする。顧客を生み出す。価値を提供する。リスクを回避する他。
3.いい人を採用して、いい人を育て、維持する。
4.以上の実現のためにリソースを適切に配分し運用する。

著者の座右の銘の1つ狭き門より入れ。これは、自分の道を進めと言うこと。

運、根気、勘、そしてその人の魅力が重要。

知的活動の具体的イメージ
1.知覚経験の抽象化
2.コンテキストに応じた意味判断
3.言語的な思索
人間の知的活動が言語的思索と直結している。
4.新しい知的理解の創造
5.課題を見極め解決する。
6.質的な軸を整理する。
7.点と点を繋いで考える。
バラバラに聞いた知見を繋ぎ合わせる。
8.夢を描きカタチにする。
9.異質な世界を組み合わせる。
10.俯瞰して意味合いを出す。

AIは単に情報処理を自動化しているだけであり、本質的に知覚していない。
また、AIには意志がない。
つまり、本物の課題解決にAIは無力。

今後我々は知覚を深め、見立てて決めて伝える力を高めることが不可避である。
1.手足を動かし、頭を動かすことが大切。つまり、直接的な経験が大切。
2.言葉、数値になっていない世界が大半であることを受け入れる。
そのコツ。
1.現象、対象を全体として受け止める訓練をする。
2.現象、対象を構造的に見る訓練を行う。
3.知覚した内容を表現する。
つまりアウトプットする力を養う。
4.意図的に多面的に見る訓練をする。
5.物事の意味合いを深く、何度も考える。
何度も何度も考え、問いを深める。

日本の未来を考えると教育の重要性。そしてそのためには投資が必要であることが再認識される。

未来は目指すものであり、創るものだ。

一日生きることは一歩は進むことでありたい。湯川秀樹。

行動のみが未来を創る。

データードリブンで書かれ、非常に興味深く読み進められることができた。

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Posted by ブクログ 2023年07月08日

聞き慣れない横文字や専門用語が多く、注釈を読みながら理解しないといけないので、読み終えるのに時間がかかった。細かい点は読み飛ばしつつ、全体感を理解しようとした方が良いかもしれない本。未来は「夢」と「技術」と「デザイン」の組み合わせだという考え方がとても参考になった。

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Posted by ブクログ 2023年01月01日

割と普通の本。そこらに落ちてるデータを寄せ集めて、それっぽい論を論じてるだけ。ただ、前半のどこかにあった、1900年代前半のニューヨークの写真とその5年後の写真。片方は馬車の5番街で片方はt型フォードの5番街。これだけ見るだけでも価値はあるかも。イノベーションを表現している写真。

ここからは備忘録...続きを読む。馬車に馬をたくさんつけても自動車は生まれないと言う。一方で重要な視点は、持続性という意味では、車輪のビジネス。イノベーションが起きても前後の共通性を持つビジネスは強い。

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Posted by ブクログ 2023年05月24日

これからの時代における日本への提言が余すところなく述べられている。

著者の「イシューより始めよ」は、最も学びが多かったビジネス書の一つで、何度も繰り返し読んでいるが、この本も同じことになりそうだ。

個人的に分かってたけど耳が痛かったのは、数学を学び直すということ。ひしひしと感じていて、今年に入っ...続きを読むてから、コツコツやっていたが、改めて必要性を痛感した。30代半ばの自分にとっては、「もっと若い頃に読んでたらな。。」という内容だが、今この本に出会えただけでも良しとして、前向きに課題に取り組もう。

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