【感想・ネタバレ】シン・ニホン AI×データ時代における日本の再生と人材育成のレビュー

ユーザーレビュー

Posted by ブクログ 2020年05月24日

AI×データ時代(AIとビッグデータ活用が経済成長の主となる時代)において、日本経済がどうしたら復活できるかを、主に人材育成投資、研究開発投資の観点から論じる本。
AI×データによってあらゆる経済活動の進み方が塗り変わり、効率性が指数関数的に上昇する環境下で、日本のAI×データへの人材育成投資、研究...続きを読む開発投資が他の国に比べ如何に少ないかが膨大なデータ図表で示される。
その上で、10年単位の長期的な視野に立った投資は国が担う必要があると説き、国家予算の数%を振り向けるだけで大幅な改善ができることを説く。
なかなか分厚い本で、面白いのだけど内容的にずっと「僕らの国はだめだ!」と言われている感じなので、ちょっと疲れる。
しかし、それを魅力的な本として通読させるのは、筆者の圧倒的な熱量、知識、論理構成の賜物だろう。日本人でこれだけの説得力のある本を書ける人がいるのにはとても勇気づけられる。一読をお勧めします。

ちなみに、筆者はイェール大学PhD取得、マッキンゼー出身で、現職は慶應大学環境情報学部教授、ヤフーのCSO(チーフストラテジーオフィサー)の他、内閣府総合科学技術イノベーション会議の委員をするなど数多くを兼任している。これだけ膨大な知識をまとめ上げる実力があるのも肯ける。

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Posted by ブクログ 2020年05月21日

シン・ニホン AI×データ時代における日本の再生と人材育成
著:安宅和人

自分を取り巻く現実を直視しないのは人の常だが、それにしても、この世の中の変化と意味合いをファクト(事実)に基づき、全体観を持って語る建設的な議論はとても少ない。

現代の経済のルールや知的生産のルールが大きく変わってしまっ...続きを読むたこと、日本が今どういう状況にあるかということ、そしてその中で個人や社会は何をしなければいけないかということ、これらをひとつなぎに通した議論を見ることもまずない。

大切なのか、自らハンドルを握り、どうしたら希望の持てる未来になるのかを考え、できることから仕掛けていくことである。濁流だからと腰が引けたまま待つのではなく、ラフティングのように流れに乗ることを逆に楽しもうということである。

本書の構成は以下の6章から成っている。
①データ×AIが人類を再び解き放つ
②第二の黒船にどう挑むか
③求められる人材とスキル
④未来を創る人をどう育てるか
⑤未来に賭けられる国に
⑥残すに値する未来


「会社を変えたいから力を貸してほしい」仲間から問われた。
澄んだまっすぐな気持ちでストレートに投げ掛けられた言葉に身体がシビレた。表面的な変化ではなく、誰もが考えたこともないような、それでいてビジネスとして定着しつづけるきっかけを探していた。

現状の今に忙殺される中ではどうしても表面的な改善よりのアイデアに執着している自分にハタと気づき、大枠で今と未来をみるための何かを探した。調べる中で目に付いたのは政府が主導する「成長戦略実行計画案」等の書類。

だがどうしても今の自分にそれを読み込める力がない。そう迷っていた中で本書をその仲間に紹介してもらった。

時代の流れをしっかりと掴みながら未来をみるための知識も与えてくれ、地域だけではなく、日本、そして世界レベルで考える物差しを与えてくれる。そしてそれがポイントとして深堀されながら俯瞰してそれを示してくれている。

読み終わり本を閉じた瞬間に新しい何かが始まる。
とてつもなく大きなことではあるが、動かないと意味がない。日本の未来を救うなんて大それたことはかなわないかもしれないが、今のこの気持ちを持って新しいことにチャレンジしていきたい。

知識がない。経験がない。今ではない。そんな言い訳が出る前にとにかく何かを始めたい。そんな胸が熱くなるような一冊であった。

前著「イシューからはじめよ」に続きものすごいインパクトを与えてくれた一冊となった。

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Posted by ブクログ 2020年05月23日

「安宅版ファクトフルネス」と言えるほどの豊富なデータに基づいた「安宅版ホモ・デウス」と言えるほどの人間に関する未来予測の書。特に若い人、高校生、ちょっと難しいかもしれないけれど中学生にも読んで欲しい(なお、行動しない大人は読まなくて良い)。本家ファクトフルネスがあれだけ話題になったのは、様々な意思決...続きを読む定や評価が、実は単なる慣習に基づくものだったり、イメージや感情的に判断されたものだったということを指摘されて世界中の人が驚いたということだと思うが、少子高齢化や日本の財政に関する問題も同じようなことだったのだと気付かされる。借金大国であり財政逼迫の折、未来への投資(科学技術振興や教育費補助など)は難しいと言われ、そうか仕方がないと思考停止に陥りがちだが、実質的な社会保障費約120兆円の、ほんの2%を流用するだけで十分な予算となる。年金等の受給が2%減るだけですよということならコンセンサスを得やすいと思うのだが、こういう現状を正しく把握し、説得力持たせることで十分実現可能と思える。繰り返すが、若い人にこそ読んで欲しい。

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Posted by ブクログ 2020年05月18日

本書を私なりに要約すると,日本は,技術,教育,環境において,リソースの再分配をすることで発展する事が述べられた本です.

この本は,理想論,かけ声ではなく,データを元にした提示がなされています.
本書で述べている分野も広く,全ての分野を読んで理解する事は出来ませんでしたが,分かる分野については,同意...続きを読むできるものです.

本書を読んで,私の気づきは,人的リソースは縛るものでは無く,解き放つ事が重要なのだという事です.精密なマネージメントも時には必要と思いますが,如何にして自律的に動けるように解き放てるかが重要なのだと,本書を読んで気付きました.

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Posted by ブクログ 2020年05月16日

日本が今あるリソースで再興を果たすために何をするか、なぜそれが必要なのか、どのようにやるのかを論じた本

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Posted by ブクログ 2020年05月16日

日本の現状をファクトベースで正しく認識した後に、ではどうすればいいのかということを具体的に記してくれたバイブル的な本。

とても面白かったし読んでいてワクワクしたが、一方で安宅さんの提唱する必要な人材と今の自分の能力との果てしないギャップを感じた。

まじで自分をアップデートしないと、使えない人間に...続きを読むなってしまう〜
少しでも日本のためになれるようにがんばろ

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Posted by ブクログ 2020年05月12日

日本を事業体と捉えた上での戦略論
今後の自身のキャリアを考えるきっかけになった
(自身の幸せを追求しつつ、社会に良い影響を与える存在になるには→異人になる)

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Posted by ブクログ 2020年05月10日

日本はこのままじゃヤバい、という本は数多く出版されているが、じゃあどうする?を具体的にそして壮大な長期的展望をもって示した本はなかなかないんじゃないかと思う。
現状を分析したグラフやデータの膨大さにも驚かされる。

筆者の熱量のこもった文章を読んでいると、日本はまだまだやれる、というか自分が未来を担...続きを読むう若者たちに少しでも良い社会を残したい、その一員として頑張らねば、という気持ちを呼び起こさせる。

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Posted by ブクログ 2020年05月10日

教育にとりくむ日本の政策の問題がデータをもちいて説明されていてわかりやすかった。

ジャマオジ、ジャマオバにならないように、、自分なりの役割を果たしていきたい。

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Posted by ブクログ 2020年05月08日

主張とファクトの使い方とても勉強になった。
ここまでの調査にはだいぶ時間がかかったはずです。

個人的には、進むべきポジションを再考するいいきっかけとなりました

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Posted by ブクログ 2020年05月07日

本書では、我が国のイシューが何であるかについて、国家的視点から語られている。
筆者は、AI×データ化が進展する世界において、現状のままでは、将来取り返しのつかないほどの衰退が待ち受けているとの強い危機感を随所に示しながら、国家がなすべき(マネージすべき)こととして、未来を担うべき人材へのリソース配分...続きを読む及び必要な環境(エコシステム)の構築を提唱している。
国家機関に属する者(そうでない者も含まれ得るだろう)が、俯瞰的な視点で我が国の課題を捉えつつ、その課題を(中長期的視点からも)解決するための道筋を思考するための一助とするには(また、自らの初心に戻り、再モチベートするにも)、最適な本であろう。とりわけ教育・人材育成・産学連携・未来社会形成といった領域に携わる人間にとっては必読の書といって良いのではないだろうか。
米国大学でのPhD取得、マッキンゼーにおける事業コンサルティング、データサイエンティスト協会へのコミット、政府の検討体への参画等の経験を経て培われた筆者の知見が、(様々なファクトも織り交ぜられつつ)見事に統合されている印象を受けた(やや米国のシステムが美化されている印象も受けたが)。
本書を読むにつけ、我が国にはこれでもかと言うほどの重い課題が山積していることを痛感するとともに、望ましい方向に転回するためには相当の覚悟・労力を要する(社会)変革が必要になるということを想像し若干気の遠くなる思いもするが、同時に、ただ為すべくなく絶望しているのみである必要は全くなく(課題は「明確」にされているし、残された道筋はある)、むしろ、我が国の未来に対する希望を明確にイメージして、今すぐにでも自らできることを考え動こうという気持ちにもインスパイアもされたものである。
我々はより良い未来を残すために現在を生きている(責任を有している)、というのが筆者の最大の主張の一つだろう。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2020年05月06日

サブタイトルは「AI×データ自体における日本の再生と人材育成」。予想通り骨太で読み応えのある本でした。
「AIとデータに得意なことはAIとデータに任せ、浮いた余力をヒトにしか生み出せない価値の打ち出し、ヒトにしかできないこだわりや温かみの実現を目指していくことが、ビジネスの勝負どころになる」という...続きを読む話は当たり前で別段新しい話ではない。AIが仕事を奪う・・・的なことが書いてある本なら、まず必ず言われること。では、人にしかできないこととは何か?これに対して、ある意味「目に見えない特別な価値を生み出せるかどうか、素晴らしい世界を描き、領域を超えたものをつなぎデザインする力」という表現をしている。そのために「人がいいなと思うであろうことを先んじて感じ、それを自分なりに表現できる力が重要となる。言葉でもいいし、絵でもいい。その両方があるとさらに最高だ」といい、そういう力を持った人を育てること、それと自分たち一人ひとりもそういう価値を感じられる能力を磨いておく必要があるということだ。筆者は、「日本の大半の産業はやるべきことをやっていないだけで、まだ着手できていない宿題がたくさんある」ということも指摘している。そして、そうなった理由として日本における専門家層の厚さが足りないことと分析している。
そんな日本に必要なことは3つ。第一に、さまざまなところから多様なビッグデータが取れ、いろいろな用途に使えること。第二に圧倒的なデータ処理力を持っていること。データ処理力とは技術でありコスト競争力を指す。そして、第三にこれらの利活用の仕組みを作り、回す世界トップレベルの情報科学サイエンティスト、そしてデータエンジニアが必要ということだ。現状は、ユーザ保護ではなく既存業態の保護行政のために、幅広くデータの力を解き放つことができない。そして、自然言語処理や機械学習などの研究・実験環境を、堅牢で大規模かつリアルタイムの本番環境につなげられる人材が足りていない。高速データ収集、分散環境、ロギング周りの仕組みを作れて、回せる人が極めて限定的という課題もありやること多すぎ。

ということで、何よりも人材育成が大事。そのためにはすそ野をほろげなくてはいけないということで、米国などの実態を踏まえ提言している。それは具体的で説得力があり。そして正しい。是非やるべきなんだと思うし、国家として是非やってほしいと思った。
しかし、何よりも刺激的だったのは、拡大、成長を前提としないで、少子高齢化のトレンドの中でこれを実現すべきという考え方でした。そもそも温暖化の原因であるCO2の排出量から考えると、明らかに地球規模で人口が増え過ぎている。現在の森林が排出される二酸化炭素を酸素に還元できる量を前提に考えると、森林の多い日本ですら大きく人工超過であるという話。あくまで、縮小のトレンドの中で日本という国がどこを目指し、何をすべきかという観点で述べられているのだけど、過去の地球が戦争や疫病で過剰な人口を調整してきたとするならば、新型コロナ肺炎は正にその役割を担うべく発生したパンデミックなのではないかと考えさせられてしまいました。
とても刺激的。できれば紙の本で買いなおして、何度でも読み返したい。

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Posted by ブクログ 2020年05月06日

日本の現状を世界と比較しデータを用いて冷静に分析し、そこからすべきことを長期的な視点から示唆を得られる。
とても考えさせられる、しかし前向きにトライしようと思える良書。434ページにわたり熱意を感じる。

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Posted by ブクログ 2020年05月05日

この国の未来について多少なりとも不安を感じている現役世代は少なくないと思う。一方で、具体的に国として・組織として・個人として、何を目指して、どう行動すればよいかがイメージ出来ている人は決して多くないだろう。そんな人たちのために、ファストベースで、現実を正しく捉え、未来に向けた具体的な処方箋を提示する...続きを読む骨太な良書。著者の溢れ出る熱量を端々から感じられ、この本を読んで前向きな行動を起こす人が1人でも増えてくれれば、と自戒も込めて切に願う

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Posted by ブクログ 2020年05月04日

今回は、変化の激しい、不確実性の高い社会の中で、個人としてはどう臨んでいくべきかというキャリア論の観点で読んだ。
安宅さんは行政、ビジネス問わずいろいろな分野で活躍しているため参考にしたいと思っていた。
内容は期待を裏切らず、安宅さんの考えが前面に載っていてワクワクしながら読めた。

概要としては以...続きを読む下の通り。
1. 現在の日本はAIを活用するAI-readyな状態になっていない。
2. 1の状況をファクトベースで政治、教育、ビジネスの観点などから述べたものが本書である。
3. 全体としては個人よりも組織の上の意思決定者層にむけて書かれているが、今後の個人の動き方としても参考になる本。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2020年05月03日

■全体
自宅待機中に読む本として会社の先輩に勧められてチョイス。
・世界のトレンドは何か
・日本は現状どうなのか
・日本はこれから何をすべきか
について、ここまで真正面から向き合って考察した本とは初めて出会った。
データに基づく明快な論理で、本は分厚いが全く苦に感じない。
日本の出遅れた現状を決して...続きを読む楽観視せず厳しく指摘しながら、前向きな議論をしている。
新卒で社会に出てから4年が経ったとはいえ、20代でこの本に出会えてよかったと思う。
まずは身の回りでデータ×AIが使えるところはないか、探して行動してみようと思う。
前例が無いからと立ち止まっては変化は起きない。日々目減りしていく「若い力」をふんだんに活用していってやる、と気持ちを新たにした。
---------------------------以下ネタバレ含みます--------------------------

■まとめ
・データ×AIの時代が既に始まっており、企業価値ランキング上位はスマホ関連事業が占めている。
・既に経済はスケール(シェア)の勝負ではなく、夢実現力の勝負に変化している。
・一方日本は未だオールドエコノミーに依存しまくりで、企業価値は低い。そのくせ就労時間はどこよりも長く、一人あたりのGDPが低い。つまり能率悪すぎ。(思い当たる節ありまくり。)
・上記により、日本が今後すべきことはデータ×AIに対応できるよう、社会を「Al-ready化」すること。
・最大の難点は人材。高齢者、女性、若者の力を最大化すべき、かつR&Dの人材が足りなさすぎる。自国で養うもよし、他国から引っこ抜くでもよし、なんとかすべし。
・自国で養うとしたら小中高大の教育過程の見直しが必要なのと、国の資源のリソースを配分し直すべき。
・これからの未来、データ×AIの力を駆使して、データ処理は機械にお任せして、よりヒューマンタッチ溢れる、人間らしい社会を作るための時間が生まれる。今の世はどんな風に作り替えることだってできる。ドキドキワクワクするような未来を作るために、さぁ、行動だ。


■印象に残った項
・未来=夢×技術×デザイン
・仕事=多くの人に大きな影響を与えること
・現状、世界的な必修科目は「STEAM」
 Science    科学
 Technology   技術
 Engineering   工学
 Art       芸術
 Mathematics  数学
・国の予算は社会保障費で殆ど埋め尽くされており、未来への投資がほとんど無い。
・日本人の年間CO2排出量は10.4トン。日本の森林が現状吸収できる人間の数は50億人で、現在70億人という人口は完全にそれを越えている。日本は自国のCO2排出量すら他国の吸収量に頼っている状態。
・「少子高齢化社会」は悪ではない。人口調整局面はむしろ必要。「多子少老社会」でないと成り立たないような社会保険のそもそもの仕組みがおかしい。
・未来への投資に回すべきお金の出し処は、我々の親世代にあたる人たちへの社会保険費。

■気付き
【悟りを開く日本】
日本がこの状態に陥っていることに、気付いていない人は実はあまりいないと思う。
ただあくまで肌感覚だが、「それの何がいけないんだっけ?そもそも、何で経済力上げなきゃいけないの?今だってまぁまぁ仕事して、楽しいことできてるからいいんじゃない?」と言う人が多いのではないかと思う。
いわゆる「悟り」状態。問題意識の低さ。
「ゆとり教育」を受けた世代からすれば、あの頃ふんわりと感じていた社会からのメッセージは、当時流行っていたSMAPの「世界にひとつだけの花」のように、「競争に囚われるのではなく、君だけの価値を見つけろ。それは決して裕福になることがゴールではない」と教えられたような気がする。
今、急激にそれが間違いだったと言われている感覚。
だが、間違いではない。
他人を蹴落とす人生ではなく、個人としての喜びを見いだせ、ということだったのだろう。それについて特に否定はしないが、教育のレベルを引き下げたのは本当に解せない。
割りを食っているのは当時子供だった我々だ。
ただ、嘆いても仕方ない。我々は頑張るしかないのだ。ジリジリと貧しくなっているこの国を救う為に、我々が持つべき知識を持って、取るべきアクションを取っていくしかない。

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Posted by ブクログ 2020年05月03日

withコロナの時代を迎えるに当たり、問題の立て方のヒントを色々得られた。
本当に良い時期に、素晴らしい本に出会えて良かった。

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Posted by ブクログ 2020年05月03日

根拠があり、骨太で、それでいて詩心もある、希有な書だ。
絶望、失望がデフォルトになっている今のニホンの気分のなかで、希望と葛藤を綴っている。
AIxデータではない、世界で生きていく私も、著者の同世代人として、精神的にも知的にも頑張らなければ、と心を刷新できた。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2020年05月03日

「日本の未来を創るための国への批判と対応策」

日本を変えたいという著者の熱量を感じた。

データサイエンスとAIが多くの産業に影響を及ぼすことは自分の考えと一致していたが、
ここまで具体的な例に落とし込んだ上に幅広く思考を巡らしているところが非常に勉強になった。

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Posted by ブクログ 2020年05月24日

AIxデータの時代
仕事をする=価値を生む、人の役に立つこと
スキルと技術を使って生産性を上げ、アウトプットの質を上げていく。まだまだ日本にも伸びしろがあると。

デジタルとは対極と思われる自然に囲まれた世界。デジタル技術を使って新しい生活、仕事の仕方を実現していくビジョンが書かれている。コロナ問題...続きを読むが出る前に書かれた本なのに、その洞察力、頭のいい人は考えることが違うな。

刺激を受けたとてもいい本でした。

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