前川かずおのレビュー一覧

  • ズッコケ三人組と学校の怪談
    このシリーズは小学生の頃にたくさん読んでいましたが、一番印象に残っているストーリー。
    学校の怪談なんて、小学生が大好きなやつ。
    だが、結構こわい。挿し絵がポップなので軽い感じだけど、普通に結構こわい。
  • 花のズッコケ児童会長
    ここでは児童会長、という狭いものだけど
    これは実際の政治を動かす世界でも同じなのよね。
    いかにして「望むことに耳を傾けるか」ということ。

    そして一部の人をひいきしないということ。
    ハチベエに難を付けたやつにはそれが欠けていたね。
    たとえそれは見た目だけ強いだけで真の「強い人」ではない。
    (どうやら...続きを読む
  • ズッコケ山賊修業中
    これは大人になってからすごくよくわかる本。
    子どものみんなは何でもかんでも~のせいという考え方は
    よくないことなんだ、ということを覚えておいてください。

    これは深い本でもあるよね。
    ただし救いなのはこの本に関してはこのある種の存在は
    幻、で終わるということ。
    ただしこの幻には深い意味が隠されている...続きを読む
  • ズッコケ文化祭事件
    こちらの本は、「木曜日は本曜日」というサイトで紹介された一冊。読者を子供としているため、すべての漢字にルビがふってある優しさに溢れた本だ。
    内容も面白いし、子供も教師も大活躍する様子がわかる。
    同世代の時に読んでいたら、また違った感想をもったかもしれない。50歳すぎたおっさんが読んでも面白かった。小...続きを読む
  • ズッコケ財宝調査隊
    プロローグに気合が入っていますぞ。
    しかも内容も児童文学敏江はかなりの気合の入れようです。

    一応、このプロローグは頭の隅に入れておきましょうね。
    後々出てくる登場人物でピンと来るはずですので。

    今回はモーちゃんが主人公といってもいいでしょう。
    何せそっくりさんだったらしい
    モーちゃんの母の兄とい...続きを読む
  • こちらズッコケ探偵事務所
    モーちゃんに災難訪れる!!
    プレゼントを取り違えたために誘拐されちゃう!!

    どうやらモーちゃんの荷物をすり替えたのは
    とんでもない悪人だったようで。
    秘密にすることはほかの子にはできっこないので
    しゃべっちゃうんですけどね。

    ハカセが間違えた荷物に仕組んだ
    思わぬ「モノ」が事態を逆転させてくれま...続きを読む
  • とびだせズッコケ事件記者
    終盤に、実はこの壁新聞で
    一番メインになりそうなネタが出てきます。
    でもね、これはまだこの年代の子には
    その心はわからないと思います。

    と、言うかね、大人でもまあまずわからない。
    所詮他人だもん。
    だから記事にできなくてもしょうがないんだよ。
    世の中の表現には限界があるのよ。

    ちなみに、ちゃんと...続きを読む
  • ズッコケ時間漂流記
    このシリーズって子供だけに
    とどめるのがもったいないのよね。
    ちゃんと歴史を知ることのできる名作とともに
    タイムトラベルの原則もきっちり守っているの。

    彼らは何度江戸時代に飛ばされてしまいます。
    どうやらその原因になったやつは
    いろいろと意味深らしいのですが…

    展開は中途半端なところで
    横やりが...続きを読む
  • ズッコケ心霊学入門
    心霊現象というものは
    実はこういうものも紛れているんだよね…
    真相を突いてしまうと結構元も子もないけれども
    結構周りに影響されることはあるからね。

    私はこの手の話は大嫌い(一切興味がない)ので
    あまり引き込まれることはなかったけれども
    時にそういう現象は人が作り出すことがあるということ。

    今回は...続きを読む
  • あやうしズッコケ探険隊
    ひょんなことから無人島に迷い込むことになった
    いつもの三人組。
    だけれどもどうやらその島、様子が変だぞ…?

    実はこの本は児童書だけれども、
    大人になってきてから戻ってきてほしい思いが
    実は込められている側面が強いです。

    たぶん子供の時はその面はスルーされることでしょう。
    だけれども大人になって(...続きを読む
  • ズッコケ(秘)大作戦
    この本は子供の時に読んだ場合と
    大人になってからだと受ける印象が違います。
    おそらく著者はそれを見越して書いています。

    子供のころならば故意に目覚めた少年たちの
    ひと時の思い出。

    だけれども大人になってから読むと
    少女が否が応でもこれから体験していかないといけない
    つらい経験…

    そう思うとある...続きを読む
  • ぼくらはズッコケ探偵団
    まさかの殺人事件が発生します。
    どうやら事件のカギは「なかなか見つからないボール」
    にあったようですよ。

    なかなか野球の腕の目が出ないハカセ。
    運動はからっきしダメなのでまあ仕方ないです。
    だけれども、そんな彼が思わぬところで
    事件解決のカギをつかんでくれます。

    結構真相部分は本格的ですよ。
  • それいけズッコケ三人組
    ようやく読めたよ…ずっと子供のころから
    名前だけは知っているシリーズ。
    冊数もものすごくあるけど
    何でここまでシリーズができるかわかるのよね。

    多分今の時代では批判を受ける部分は
    あるのかもしれないけれども
    子供って絶対誤りをおかしてしまうのよね。
    (一部犯罪描写も出てきます)

    でもちゃんと三人...続きを読む
  • こちらズッコケ探偵事務所
    たぶん初めて読んだ推理小説です。小学校の学級文庫にありました。
    分厚い本だけどちょっと読んでみようと思ったら、ぐいぐい引き込まれて最後まで読んでしまいました。
    休み時間のたびに誰かに取られないように本を取りに行っていたなぁ。
    でも今思い返すとだれも学級文庫なんて見向きもしていませんでしたが・・・。
    ...続きを読む
  • それいけズッコケ三人組
    約25年ぶりに読んだ一作目。
    那須さんは私の子供時代の御三家作家の一。
    那須さんのお名前は信頼のブランドだ。

    小学生のときに出会ったズッコケは、八割読んだところで大人になり、二十代で仕事をやめて時間ができてから、残る数冊を読んでコンプリートした。どこから読んでもいいのもありがたい。中年シリーズも読...続きを読む
  • ズッコケ時間漂流記
     前作の「ズッコケ心霊学入門」の巻末にある次巻予告で「三人組をSFの世界に招待しましょう」と紹介されていたから物凄く期待していたのだが、SFと言えばスペーシーなウォーズしか連想できなかった当時の貧弱脳では時代劇のような格好をした表紙と全く結び付かなかった。
    しかしタイトルにもあるようにこれはタイムス...続きを読む
  • それいけズッコケ三人組
     ズッコケシリーズ第一作は短編集のようなもので後続の作品に比べるとどうしても話のスケールが小さく感じてしまうが、ズッコケ三人組シリーズの特徴が一番出ているのは本書ではないかと思われる。
    ズッコケ三人組とは話の最後に主人公を含む登場人物達(もしくは読者)がズッコケるようなオチが待っているものであり、そ...続きを読む
  • ズッコケ三人組のダイエット講座
    ズッコケ三人組のダイエット講座(ズッコケ文庫)
    著作者:那須正幹
    発行者:ポプラ社
    いま人気のダイエットにも挑戦するか?
  • うわさのズッコケ株式会社
    株式会社のことを知らなかったので知れてよかったです
    みんなが一丸となって会社を存続させる為に助け合ったところが面白かったです
  • それいけズッコケ三人組
    子供の時に図書館で何冊か読んだことがあり、30年ぶりに読んでみましたが大人になったいまでも充分楽しめます。時代背景は当然昔のものですが内容的には古臭さなどは全く感じられませんね。