斉藤徹のレビュー一覧
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イノベーションには2種類ある。
・持続的イノベーション(既存顧客の満足度向上のための現品改善
・破壊的イノベーション(新技術で業界構造の破壊
その中で、破壊的イノベーションは更に分かれる。
・新規市場に新しい価値を提供(価値創造
・既存市場にコストダウンを提供(価格破壊
最新のスタートアップでは、破壊的イノベーションの具体的な起し方は3つに分類できる。
・プラットフォーム型(c2cなど
・ビジネスモデル型(フリー、サブスク、顧客特価、体験シンプル
・テクノロジー型
イノベーションを起こすには、無消費を探す。
潜在的なニーズがあるのに使われていない状況のこと。
その要因は、スキル・お金・ア -
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業界破壊企業を「価値創造」と「価格破壊」というイノベーションの二つの視点とプラットフォーム型、ビジネスモデル型、テクノロジー型という何よってイノベーションを起こしているかという三つの視点から2x3のマトリクスを構成して俯瞰的に捉えます。そして、プラットフォーム型、ビジネスモデル型、テクノロジー型の順にそれぞれの企業を背景となる市場から成功のポイントを抽出して解説します。更には全体としての傾向を分析し、「ソーシャルシフト」をもっとも大切なビジネスリソースとして挙げているところにブレない著者の哲学を感じます。終章では、Uber上場、WeWork問題に端を発したバブル崩壊への予兆はコロナウィルスによ
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著者の斉藤徹氏を知ったのは2009年の終わりごろでした。日本で急速にTwitterが盛り上がってきた時期であり、ソーシャルネットワークが大きな話題となってきた時期でもあります。
そこで、本書にもあるように、氏はソーシャルネットワークに関する知見をITmediaのオルタナティブブログで発表し、Twitterで公開していたのを見つけたのがきっかけででした。
何度がTwitterでやりとりもしましたが、とても親切で暖かい人柄といった印象、本書に書かれている苦難についてもそのとのきブログやネットの情報から断片的には知っていましたが、改めて本書を読むと、そのジェットコースターのような起業家人生にハラハラ -
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斉藤徹氏の名著「ソーシャルシフト」、「BEソーシャル」が読みやすく小説仕立てになって登場ですが、ループスコミュニケーションさんは実際に北関東を地盤とする東証一部上場企業、食品スーパーカスミのソーシャルシフトのコンサルを行っているので、その実務記録と言っても良いだろう、とても臨場感の溢れる物語のなかで数々の問題にぶつかりながらそれを解決するところが生き生きと描き出されている。本書では、ソーシャルメディアの活用から現場への権限委譲までですが、続編の本部改革から価値観の共有にも期待したい。それにしても中経出版さんは良いビジネス書を連発してますね♪
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ちょっと前に参加した東京朝活読書会(エビカツ読書会)での「ツンドクブ」をきっかけとして、どこかで再読しようと思っていた『ソーシャルシフト』。その時は時間が足りずに(正味20-30分ほど)概要の概要を把握する位で終わったのですが、子どもが宿題を片付けているのを横目に、ふと思い立って手にとってみました。
せっかくなので、佐藤さんが『読書の技法』でおっしゃっていた「速読(30-60分)」にチャレンジしようと、30分1本勝負を目標にスタート。300ページを越えるボリュームのため、30分でとなると一言一句を追うわけにはいかず、見開きページ単位で俯瞰&気になった所にマーキングしながら追いかけてみまし -
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前作「ソーシャルシフト」では、ソーシャルメディア活用の観点から経営を論じていた斎藤徹氏でしたが、本書「BEソーシャシル」では真っ向から経営に切り込みます。
世界において創業200年以上の企業の半分以上は日本企業、近江商人の理念である「売り手良し、買い手良し、世間良し」、日本資本主義の父、渋沢栄一の「私利を追わず公益を図る」など日本企業の持続可能性がソーシャルメディア時代の透明性や絆につながるとして、古くて新しい企業のあるべき姿を豊富なケーススタディと共に説きます。
本書を1/3程読んだところで、著者である斎藤徹氏の講演を拝聴する機会がありました。とてもビジネスとして有益な講演でありながら、 -
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友人の加藤くんが勤めるLooopsの代表、齋藤さんの著書だったので読んでみました。
新しい時代に確実に変わり始めている今、何が起きているのかを自分の実感だけでなく、同じ時代に同じような感性で時代の流れに乗っていると感じられる人の本を読むことは、自分自身や世の中をもう一度整理するためにとても大事なことだと思うし、さすがだなぁと思うこともたくさん書いてあってとっても勉強になった本でした。
TwitterやFacebookをある程度使ってる人であれば、とても考え方を加速させられる一冊だと思います。これから始めてみようかなと思ってる人にも、どんなことができるのかシンプルにわかりやすく事例が書いてあるの -
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子ども向けに書かれた本だが、大人が読んでもとても勉強になる。
この本に書かれていることを完璧にできている人なんているのかな。自分がなろうと思うと、とても難しい気がする。
でも、意識するだけでも、人間関係を良い方向に変えられると思う。
1日や1週間などの短期間で、コミュニケーション力を一気に高めることはできずとも、毎日習慣のようにして、自分の素の性格だと勘違いするくらいの長い年数続けていけば、こんな魅力的な人になれるかもしれないという希望が持てる。
普段苦手なことや、悩んでいたトピックに対して、この本のようなアプローチをしてみよう。
10年後、自分がどんな人になっているかが楽しみになってきた。