あらすじ
「フェイスブックなんてやって儲かるの?」その答えがわかる!地方スーパーを舞台にしたストーリー形式で、「会社がこれから100年続く」ために必要不可欠なソーシャルシフトを解説した1冊!
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Posted by ブクログ
斉藤徹氏の名著「ソーシャルシフト」、「BEソーシャル」が読みやすく小説仕立てになって登場ですが、ループスコミュニケーションさんは実際に北関東を地盤とする東証一部上場企業、食品スーパーカスミのソーシャルシフトのコンサルを行っているので、その実務記録と言っても良いだろう、とても臨場感の溢れる物語のなかで数々の問題にぶつかりながらそれを解決するところが生き生きと描き出されている。本書では、ソーシャルメディアの活用から現場への権限委譲までですが、続編の本部改革から価値観の共有にも期待したい。それにしても中経出版さんは良いビジネス書を連発してますね♪
Posted by ブクログ
ストーリ-仕立てのビジネス書で非常に良い見やすい内容に仕上がっています。主人公も完璧な能力を有する人間ではないところに親しみを感じますし、ストーリーを通じて成長する姿が描かれています。
SNSを活用し組織内外をつなげてゆく取り組みを中心にストーリーが進みますが、自らの立場に引き寄せて考えると自分のいる職場がこの本に登場する店舗のようにメンバー間の共創が盛り上がるとよいなと感じながら読んでいました。実際にはなかなか難しいですが・・・。
Posted by ブクログ
ソーシャルシフトが求めているのは
かつてからよく言われている【皆経営者主義】に近いところがあるように感じる。
経営者からすれば、こんなに心強いことはない。
管理者からすれば、こんなに自己研鑚が求められることはない。
従業員からすれば、こんなに働きがいがある職場はない。
ただしこういう価値観に合致している人であれば、の話。
でもいまは目の前には変わる機会と
変わるための選択肢が提示されるだけ。
(あることすら気づかない人もいる)
選択するのは人事部門であり経営陣。
決断するのは経営者の仕事。
そこはそれぞれの価値観で決断すればいいだけの話。
「これをやったらどうなるだろう」
シミュレーションに不安があることも
シミュレーションに期待を寄せることもある。
いずれにせよ先が見えない不安な世界に対して
どうするか決断するのが経営者の仕事。
そういう意味では選択肢のひとつとして
この本を読んで、自分たちの組織に
想いをはせてみるのはとてもいいと思う。