竹内正浩のレビュー一覧
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シリーズ第三弾は地形編。東京の川と山と(そしてそれらに挟まれた崖と)を中心に。土地の高低が水の流れを決め、流れが川をつくり、川が土地を削り崖を作り出す。そして、山手には富裕な人々が屋敷を構え、谷には庶民が暮らす。山と川とが都市を作り出す。現代は高層建築が立ち並び視覚的にはそうした姿が見えにくいが、改めて歩いてみれば東京は山と川の都市であることが実感できる。
二次元の平面だけでなく、三次元の高低を加えたことでとても良くなった。地図では高低はあまり意識されることはないが、街歩きとなると上がり下りの道はとても重要な要素。これがちゃんと意識されたことでリアリティが増した。
本文は二部構成となっていて、第1部は山と川とが生み出した東京の特徴的な地形をたどり、第2部では山の手に建てられた様々な邸宅の名残りを追う。面白いのはやはり高低を直接扱う第1部。第2部はちょっと羅列感が強きて退屈だが、これだけ東京のお屋敷跡を纏めたものは珍しいので、資料的な価値は高い気がする。都内を歩く時はこれでチェックしておけば楽しみが増えそう。 -
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東京歴史散歩の第2弾。相変わらず散歩感に乏しいのは残念。最初のものよりテーマ的に濃くマニアックになって、そこのところはいい。
読んで気づいたのだけど、おそらくこの著者、あまり地形には興味がないんじゃないだろうか。空から見下ろした2次元平面での変化に関しては多く言及しているのだけど、土地の高低といった視点は比較的希薄。これが散歩感の乏しさの原因になっている気がする。散歩というのは、前後左右の水平移動は当然として、それと同時に土地の高低も大きく影響するものだから、それがないのはやはり散歩っぽくない。
第3弾は地形篇だそうだが、そのあたりがどのように描かれるのだろうか。 -
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東京の過去の街の姿を地図から捉え、その痕跡を現代の地図や実際の遺構に見出す。震災や空襲、度々の開発によって、過去の多くが失われてしまったが、それでも東京には歴史の名残が数多く存在する。それらの歴史を紐解き、歴史的事実、古地図、現代地図、そして現地を行き来していく。
ただ、書名に"散歩"とつくわりには散歩感がない。徒歩移動の醍醐味というのは、視点移動によって刻々と変わる景色であったり、足で感じる地形の変化であったり、そうした連続的な身体感覚を伴うところにあると思う。だけど、本書はちょっとその辺りが薄い。さまざまな歴史的遺構を提示してはくれるものの、それらが点として孤立してしまい、徒歩移動の連続性に欠けるきらいがある。そのあたりが繋がってくれるとさらに良かったのだが。 -
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≪目次≫
第1部 東京の不思議な地形を歩く
第1章 皇居の山と谷、都心の聖と俗
第2章 水と崖の生みだした町
第3章 渋谷は地形の見本市
第4章 水にも尾根筋と谷筋がある
第5章 鉄道地形論序説
第6章 不思議な窪地と消えた坂
第7章 川を埋めて造成した商店街
第2部 東京お屋敷山物語
第8章 元老・元勲の山
第9章 宮さまの山
第10章 華族の山
第11章 富豪の山
≪内容≫
タイトルの通り、明治期の地図と現在の地図を合わせながら、江戸期の様子と明治期からの土地の動き(造成や売買という視点から)を説明している。
第1部は、谷(川)と尾根の話を中心に、使われ方、地形的変化などを詳細している。
第2部のお屋敷は多くのケース、現在はマンションや分譲により消滅しているのだが、読んでいると明治時代にワープして、壮観な風景を見てみたいと思った。最後にお屋敷のリストが載っており(もともと江戸期は大名屋敷なのだが)、これはかなりの資料的価値がある。 -
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ネタバレ30代で年収3000万円の人に取材するという本のコンセプトが面白い。
中身は過去の成功本や起業本で言われていることとそう違いがないためフツー。その取材をどう実現していったかをもっと掘り下げて欲しかった。
☆目標を設定する上で最悪なのは、形容詞。目標が曖昧になる
☆とりあえず、やってみる
・海外に行ってみる
・フルコミッションの仕事をしてみる
・外資系金融機関に入社してみる
・IPOしそうな会社に入社してみる
・何か商売をしてみる
・情報を発信してみる
・ビジネスプランを作り、300人と会ってみる
・自分のなりたい姿を300人に話してみる
・仕事を3つ、4つかけもちしてみる
・仕事を半端じゃない量こなしてみる -
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帯に「地図に隠されたミステリー」とありますが、
そんなに大げさな、大上段に構えなくても大丈夫。
普通に、
「あれ?なんでここは、こう言う形状なんだろう?」とか、
「なんで、道路がこんな風に曲がっているんだろう?」
とか言う、地形に関する謎について、
昔の地図を紐解きながら、記しています。
昔といっても、地図が無いと成立しないので
、明治期以降。そういう意味では、
近代日本発展の歴史といってもいいかも。
本書で初めて知ったんですが、
旧陸軍参謀本部陸地測量部からつならなる
今の国土地理院の三角点・水準点の他に、
全く系統の異なる三角点・水準点が、
明治初期の一時期、日本の存在したということには、ビックリ。
まぁ、明治維新は、歴史的には革命なわけですから、
何があっても不思議では無いですが、中々興味深いです。 -
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「ブラタモリ」的な本である。ただ、テレビではないので、ネタの細かさ掘り方の深さはさすがによりディープだ。まあ、笑いをとる必要もないしね。読むのは歴史や地理、街に興味がある好き者だけだろうし。
あんまり興味がない鉄道絡みの話を含めて、どの章も中々面白かった。特に自分のよく知っている地域については面白い。「軍都赤羽」とか。実はときわ台は未来的な設計をされた住宅地だったとか。自分が勝手に推察していたことが当たっていて「やはり」とか、「そうそう、あの道路変だよね!」とか思っていたところの経緯が解説されていたり。歴史的説明、地図による解説とも浅からず長すぎず、丁度いいと思います。 -
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ネタバレ■寸評
目新しいことはない。結果を具体化するうえで重要な規範をざっくりと確認できる内容。
方法論・スタンスに関して迷っている自分を、「やはり、そうですよね」と奮い立たせるにはいい。
データは面白い。ただ、紹介ベースということで、3000万プレイヤーの中でも同質な固まりが母数になっている側面もあるため、傾向が偏っている感が否めない。
●発見
・「やらないことを決める」を、今年の目標に追加。
・人と会う。100人あって、一人師匠に出会えたら儲け物。
➡見た目を清潔に、フットワーク軽く人前に出られる準備。
●確認
・金・時間という有限なリソースをどのように配分するか
・仕事・投資にかけるリソースを最大化。娯楽を削る。
・車所有は、非合理。ローンは嫌
・「好き、強み」×「ニーズ」=天職