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江戸城・皇居の絵図は不思議な空白だ。敵は違えど将軍・天皇を守るという意味で肯けるが、その全容を我々一般市民が見ることはできない。まさに地図+空中写真で愉しむしかないものだ。8章のうち3章が鉄道にまつわる話で良かった。価格が上がることを厭わずにカラー版とした出版姿勢に敬意を表したい。
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この手のによくある地図+近代史エピソードでお茶を濁すとかじゃなくて、きっちり地図の話をしてる本。新旧の地図で地形を比較して、必要なら現地へ足を運んで考察しているのに好感。あとやっぱり地図はカラーだなあ。
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C1225 今どうなっているのかを省略した本が多い中、キッチリと押さえています。グラントハイツが光が丘なのは知っていました。また、成増の飛行場も知ってはいたのですが、まさか同じ場所とは。新橋停車場では、どうやって反転させたのでしょう。
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前作同様たのしめた。
東京が軍都であったのは、言われてみれば当たり前だが、こんなに戦争遺跡があるのには驚いた。
飛行場跡の章と鉄道関係の話題が面白かったかな。
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2章の「八つあった御台場」と3章の「海のなかを走る鉄道」がとても面白かった。何年か前に第三台場に行ったとき、海の中にこんな大きなものを作るなんて!と驚いたのを思い出す。そんなのがまだ他にもあったなんて!と改めて驚く。
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元の意味が失われてぽっかり謎になってしまった土地とか、町名が変わってしまったりとか。
場所も人の暮しによって移り変わっていく。
昔の地図って、眺めているだけで、どんな人がどんな暮しをしていたのかな〜と想像をかきたてられるものだけれど、時系列で読み解いていくと、変遷の流れが見えてくる。
東京にはこんな経緯があったわけね。
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東京歴史散歩の第2弾。相変わらず散歩感に乏しいのは残念。最初のものよりテーマ的に濃くマニアックになって、そこのところはいい。
読んで気づいたのだけど、おそらくこの著者、あまり地形には興味がないんじゃないだろうか。空から見下ろした2次元平面での変化に関しては多く言及しているのだけど、土地の高低といった視点は比較的希薄。これが散歩感の乏しさの原因になっている気がする。散歩というのは、前後左右の水平移動は当然として、それと同時に土地の高低も大きく影響するものだから、それがないのはやはり散歩っぽくない。
第3弾は地形篇だそうだが、そのあたりがどのように描かれるのだろうか。