竹内正浩のレビュー一覧

  • カラー版 地図と愉しむ東京歴史散歩 お屋敷のすべて篇

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     本書では、東京にあった、旧華族の邸宅を中心に、その変遷をたどる。現存するものもあるが、ごく一部。やはり、戦争が大きな転換期になったようだ。一つは、戦災でお屋敷が焼けてしまったこと。もう一つは、華族制度の廃止だろう。

    相続税の強化などもあり、年々お屋敷を維持するのは難しくなってきている。維持管理のコストの高さやセキュリティの面で、今はお屋敷に住みたがる人も減っていそうだ。

     現在、大規模な建物が建っているところには、昔から広大な敷地だったところが多い。のだ。昨今は、再開発の手法が高度化しているとはいえ、もともと大きな土地を使うほうが、時間も手間もかからない。

     巻頭にはお屋敷地図、巻末に

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    2020年05月31日
  • 最後の秘境 皇居の歩き方

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    昭和から21世紀そして令和、畏怖されるタブーから敬される象徴へと、ようやく意識がスライドしてきた現在。驚嘆すべき考古学対象として皇居をとらえるというのは意義あるアプローチ。

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    2019年12月22日
  • カラー版 地図と愉しむ東京歴史散歩 都心の謎篇

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    2013/1/26地図を手掛かりに過去の建物の変遷を追うという興味深い内容、写真も豊富で良かった。★4

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    2019年09月02日
  • 旅する天皇 ~平成30年間の旅の記録と秘話~

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    平成と令和の境目のゴールデンウィーク中に読もうと思ったが遅れてしまった。
    「旅する天皇」というタイトルがいい。読みたくなる。
    その視点で平成天皇を振り返るというのが、ピッタリはまっている感じがして、とても良かった。
    激戦地へ足を運び亡くなった人のために祈り、災害地を訪れ、人々を慰め励まし祈る。ハンセン病、水俣病で苦しんだ人々の元へも足を運ぶ。離島へも積極的に訪問される。移民や開拓者の苦労も労う。
    それが象徴としての大きな役割とお考えになり、実践されたことに偉大さを感じる。
    即位されたのが55歳だったというのを「はじめに」で気づかされ、55歳からでもこれだけの仕事ができるのだ、存在感を残せるのだ

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    2019年05月20日
  • カラー版 地図と愉しむ東京歴史散歩

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    東京の街の歴史的背景
    ・愛宕山は江戸時代には周囲を見渡す高さを誇り、1925年に始まったラジオ放送のアンテナもここに作られた。また明治5年に始まった測量の三角点の一つも設置された。
    ・上野公園の清水観音堂、不忍池、弁天堂はそれぞれ京都の清水寺、琵琶湖、竹生島を模している。そもそも江戸の鬼門に設置された「東叡山」寛永寺自体が京都の鬼門鎮護の目的を持つ比叡山延暦寺と対をなしていた。1868年の上野戦争で寛永寺は大伽藍のほとんどを焼失し、その後上野の自然を生かして公園とされた。これが日本で最初の「公園」であり(1873)、上野・浅草・芝・深川・飛鳥山が選ばれた。
    ・1886年のコレラの流行は東京に近

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    2018年11月23日
  • カラー版 地図と愉しむ東京歴史散歩 地下の秘密篇

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    ネタバレ

    面白い! 地下鉄の話題でずっと引っ張って欲しかった!

     都心の地下を走る地下鉄線の断面図が載っていて、地中の高低差が見て取れるのが本書の白眉。
     その高低差図を見ながら、開設された歴史的背景、東京都の地形としての制約、そしてそれだけでは説明のつかない謎の存在などが小気味よく紹介される。
     丸の内線や銀座線の古い路線の逸話などはたびたび耳にするが、近年新しく延線された路線の話も面白い。電車は駅を出てまず下り、次の駅に向かって登っていくジェットコースター式(すり鉢状のアップダウン)になっている。理由は電気代節約のため。年間15億円の節電効果があるのだから、この手間のかかる施策も侮れない!
     本書

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    2017年02月12日
  • カラー版 地図と愉しむ東京歴史散歩

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    東京の都市づくりは無計画だとよくいわれていると思うが、本書記載の通り、計画自体は常に存在している。しかし、計画があまりに壮大で資金が追い付かず頓挫しているもの、また住民の増加に計画が追い付かないもの等があまりにも多いようだ。計画の痕跡を残す遺構は数多く、それらをめぐるだけでも歴史がしのばれる。

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    2016年01月02日
  • コーヒーとサンドイッチの法則 「利益を獲得する」ための6つの戦略

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    前回見た」年収3000万を実現した…」もそうだけど、統計を元にした検証結果を反映させるビジネスの読み解き方は、目を見張る物がある。

    ・同じ車なのにグレードが複数あるのはなぜか?

    ・喫茶店でサンドウィッチを売っているのはなぜか?

    ・保険引き受けで赤字の保険会社が利益を出すのはなぜか?

    ・なぜ多くの会社がよく提携するのか?

    について主に言及している。

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    2014年11月03日
  • コーヒーとサンドイッチの法則 「利益を獲得する」ための6つの戦略

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    タイトルの軽さとは裏腹にビジネスにおいて必要だとされる事(顧客選別、価格設定、プロセス改善等)が寓話を交えて書かれています。基本を再確認させられます。

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    2014年08月19日
  • カラー版 地図と愉しむ東京歴史散歩 都心の謎篇

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    前作同様たのしめた。

    東京が軍都であったのは、言われてみれば当たり前だが、こんなに戦争遺跡があるのには驚いた。

    飛行場跡の章と鉄道関係の話題が面白かったかな。

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    2014年06月07日
  • カラー版 地図と愉しむ東京歴史散歩 都心の謎篇

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    2章の「八つあった御台場」と3章の「海のなかを走る鉄道」がとても面白かった。何年か前に第三台場に行ったとき、海の中にこんな大きなものを作るなんて!と驚いたのを思い出す。そんなのがまだ他にもあったなんて!と改めて驚く。

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    2014年05月13日
  • カラー版 地図と愉しむ東京歴史散歩

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    東京に生まれ育って五十年。知らないこともいっぱいあり楽しかったが、このての本、単行本サイズの方がやっぱりいいかな。

    どこもかしこも、変わってしまって少しさみしいけど、仕方ないよね。これが、今の日本の進歩の仕方なんだから。あ

    地方の変わりようは、東京よりある意味悲惨かもしれない。改めて、以前と比べると、なんだか貧しさを感じるのは私だけなのでしょうか?

    こういう感情はただのノスタルジーなのでしょうか?

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    2014年02月23日
  • コーヒーとサンドイッチの法則 「利益を獲得する」ための6つの戦略

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    自分は会社を経営しているわけではないのですが、キャッシュフローの辺りが1番面白かった。

    思い付いたのは、モノポリー。
    全然下手くそですぐに負けてしまうのだけど、現金の大切さや自分の資産をうまく回したりしなければいけないなど、勉強になった。
    モノポリーじゃなくて実生活にも生かしたいところ。

    こういう、いわゆるお金に関する話ってあまり読んだことがなかったため、新鮮だった。自分の知らない法則ってたくさんあるんだなぁ。知らないことばかりだったよ。
    例えも分かりやすくて、読みやすかった。

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    2014年02月07日
  • カラー版 地図と愉しむ東京歴史散歩 地形篇

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    地図を手に街をほっつき歩く趣味をもつおいらにとって、とても面白いご本でした。またこの本の読者さんにはジオキャッシングをオススメしておきますね、

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    2013年09月05日
  • 30代で年収3000万円を実現した300人に聞いた! 稼げる人 稼げない人

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    人は物事の良し悪しや、一つの指標を判断する際に、よく「統計」と言うものを使います。

    本書は、「何があっても自力で稼げる方法を知りたい」。そう強烈に想った著者が30代で年収3000万を稼いだ300人ほどの方から直接ヒアリングをおこないまとめた1冊となっています。

    成功者1人1人の成功本は数多くある中、多数の成功者の声をまとめられている本は珍しく、統計的な成功者の習慣、クセ、考え方などの情報を押さえることでより成功のラインを具体的に見ることができます。

    個人個人では様々な成功方法や独自のやり方などがありますが、本書のまとめられたデータを見ることで、成功者の人の多くがやっていること、絶対にやら

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    2013年05月08日
  • コーヒーとサンドイッチの法則 「利益を獲得する」ための6つの戦略

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    「企業研究オタク」という異名を持つ著者だけあって、豊富な実例を下に、企業の収益構造について分かりやすく説明している。200頁程度の本に、巻末注が10頁以上掲載されており、勉強熱心な著者の姿勢がうかがえる。そういった研究の成果を、凝縮した形で、ほんの数時間の読書によって共有出来るのはありがたい。惜しむらくは、頻繁に挿入される寓話にあまり必要性を感じないということか。

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    2013年02月22日
  • コーヒーとサンドイッチの法則 「利益を獲得する」ための6つの戦略

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    ネタバレ

    ・忙しいのに儲からないのは?
     →20%の顧客が150~300%の利益を生み出している
     →70%の顧客は収支トントン
     →10%の顧客は50~200%の利益を失っている。
     *すべての顧客は平等ではない!

    ・年収1000万の税理士の例
     日給:41,667円 時給5,208円
     →月額15万の顧客に対して月10時間(=52,080円) +
     →月額1.5万の顧客に対して月6時間(=31,248円)-

    ・損する顧客から「儲かる」顧客へ
    ①プロセス改善:手間の省略化、
    ②関係性改善:例)訪問→メール、電話/過剰なサービスの削減など
    ③価格改善:適切な価格を請求

    ・ほとんど仕事をしなくても儲

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    2013年01月27日
  • おっとりした人が最後に勝つ成功法則 30代で年収3000万円を実現した300人に聞いてわかった! 「ガツガツ」しないで稼ぐ秘訣

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    この本を読んだのは何かのタイミングだったのかなと思いました。

    自分もたくさんの人をみて来た中で感じることがたくさんあって、この本の中に文章化されて、改めて納得できるものもありました。

    まだまだ言葉にできない部分もあるけど、素敵な一冊ですし、また時間を空けて読み返したい一冊です(^-^)/

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    2012年08月07日
  • カラー版 地図と愉しむ東京歴史散歩 都心の謎篇

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    姉妹書よりも近くの話題が多く興味を持って読むことができた。
    都心からなくなったものなど、現在の姿とともに興味深く読むことができた。

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    2012年08月04日
  • カラー版 地図と愉しむ東京歴史散歩 都心の謎篇

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    元の意味が失われてぽっかり謎になってしまった土地とか、町名が変わってしまったりとか。
    場所も人の暮しによって移り変わっていく。

    昔の地図って、眺めているだけで、どんな人がどんな暮しをしていたのかな〜と想像をかきたてられるものだけれど、時系列で読み解いていくと、変遷の流れが見えてくる。

    東京にはこんな経緯があったわけね。

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    2012年07月03日