竹内正浩のレビュー一覧

  • 新幹線全史 「政治」と「地形」で解き明かす

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    新幹線、主に経路、駅ができるまでの裏話を書いてある。
    単純に最短距離の選択だけでなく、駅を誘致することが選挙区の政治家の成果になったり、山のトンネルの工事費用、川を越える手間とかの事情もある。
    兵庫に西明石、相生とか中間駅が多い理由は昔は新幹線経路を特急夜行電車に使おうとしていて、その際途中のすれ違い駅の役割を果たそうとしていたから。

    新幹線は最初は輸送力強化の目的にしていたが、今は田舎と都会を繋ぐ地域復興とかに貢献する役割を果たすもの。やっぱり新幹線に夢はある。

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    2023年11月07日
  • カラー版 もっと妙な線路大研究 東京・首都圏篇

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    <目次>
    第1章  東京23区の妙な線路
    第2章  東京50キロ圏の妙な線路

    <内容>
    「妙な線路シリーズ」第5弾。歴史的な事情から今の地図では不思議に思える線路を解析した本。山手線の唯一のまもなく無くなる話には驚いた。確かに山手線の無人運転をしたいのに、踏切は鬼門だからね。無くならないうちに見に行ってよかった。それ以外にも、湘南モノレールの話とかあり、神奈川県の謎をもうちょっと解いてほしかった。

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    2023年07月24日
  • カラー版 地図と愉しむ東京歴史散歩 地下の秘密篇

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     都心を走る地下鉄、都心にあった戦時中の地下壕、あとは神田明神の将門みたいな怨霊についてと、団地について、今の姿になった経緯をカラーの写真とともに説明したもの。
     直前に読んだ同じ著者の『地図と愉しむ東京歴史散歩』が意外と面白かったので、地下系の話も好きなので、こちらも続けて読んでみた。調べてみると「地形編」とか「都心の謎編」とか「お屋敷のすべて編」とか出ているらしいが、その中では最も新しいもの。ただ正直言ってそんなに面白くなかった。特に怨霊と団地は地下とどういう関係がある??地下鉄と地下壕もまあまあ面白かったけど、期待したほどではなかったかなあ。地下鉄だったら地下鉄に特化した本を読んだ方が良かったかも。最初に載っている地下鉄の高低差の図はインパクトがすごい。本文で一番印象的だったのは、「昭和四二年九月一九日、千代田線の工事現場では不測の事態が発生した。不忍池の水面下の工事中、締切堤防が突然決壊して、約二万トンともいわれる池(西側の池之端ボート池)の水が工事中の地下鉃トンネル内に流入してしまった」(p.34)という話。「駆けつけた公園職員は、池の底で跳ねるコイやライギョ、ウナギなど数百匹を隣のハス池に移す作業に追われた」(p.35)ということで、その写真も載っている。
     あと「皇室の防空対策」の話は面白い、というかそれこそ謎。皇居とか国や軍の施設なんてどこまでも謎だから、何を取っても興味深いのだけど、「半世紀ぶりに公開された御文庫附属室」(p.53)の写真とか、すごい秘密を垣間見ている感じなのが面白かった。
     他の話は面白いとは思ったもののそんなに惹かれる話ではなく、団地、とかまったくおれに無縁なので、最後の方はやや退屈してしまった。(23/03)

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    2023年04月16日
  • 妙な線路大研究 首都圏篇

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    タイトルに首都圏編とあり、特に東京・埼玉・千葉・神奈川の都心に近いエリアについて多く解説されている。山梨については書かれていなかったと思う。全体的に図解が多い点は読みやすいが、文の内容は割と専門性が高いので難しい。自分がよく知っている地域のページは楽しく読むことができた(知らない地域だと地名や文化がわからなくて難しかった)。

    44ページ
    「現在の千葉県が誕生するまで、北部の下総地域には佐倉に県庁を置く印旛県があり、南部の上総・安房地域には木更津に県庁を置く木更津県が成立していた」
    →印旛と木更津に分かれていたことも、北が下総で南が上総ということも知らなかったので新たな学びがあった。

    140ページ
    「都心に近い中央線沿線は関東大震災後に人々の移住が進み」
    →これも知らなかった。なんとなく、昔から人が住んでいるイメージを持っていたけど意外と最近100年くらいに移住してきた人が多くいるということになる。たしかに自分の経験則で考えても、中央線沿線に住んでいる人には大昔のご先祖から住んでいるイメージはない。都内は便利なので移住が起こりやすいし、田舎と比べて土地に縛られない人が多いだろうから、よく考えたら当たり前の話なのかもしれないが。

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    2022年12月24日
  • 最後の秘境 皇居の歩き方

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    <目次>
    第1章  皇居東御苑
    第2章  皇居外苑
    第3章  宮殿・乾通り
    第4章  吹上御苑
    第5章  北の丸公園

    <内容>
    これだけ皇居関係を詳しく、調べた概説書はないかも。しかも、わかりやすいし、地図や写真もふんだんで、読み物としても面白い。

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    2022年11月12日
  • カラー版 妙な線路大研究 東海道・山陽・九州新幹線篇

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    どうして真っ直ぐにならなかったのか?など、
    鉄道のルート決定の理由を解説。新幹線編。住宅密集地に線路を通せないのは当然。酒造元が関係することがあったとは知らなかった。

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    2022年10月26日
  • カラー版 地図と愉しむ東京歴史散歩 地下の秘密篇

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    この作者、東京が絡む本を出すとメインが地形であろうと鉄道であろうとお屋敷の話を延々とする癖があるので回避していたのですが、古本屋で220円だったのと地下の秘密ならお屋敷は出てこないだろうと思って買ってきたのでした。まさか後半が団地の話になって延々とこの団地は元々○○のお屋敷と書き連ねているとは思いませんでしたわ……。
    とりあえず、お屋敷の出てこない前半は面白かったです、はい。

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    2021年12月31日
  • コーヒーとサンドイッチの法則 「利益を獲得する」ための6つの戦略

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    少し古い本だけどビジネスの基本を学ぶということで読んでみた。

    まぁ、基本だからそのとおりだねという内容で特に目新しい内容はなかったかな。

    あらためてキャッシュフローと戦略的な提携の大切さを感じた。コーヒーとサンドイッチは、まぁそうだろうな、という程度。

    本著のいいところは要所でどうぶつなどを出してわかりやすい比喩で表現してくれているところかな。

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    2021年11月20日
  • 妙な線路大研究 東京篇

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    鉄道の不思議物は、結構読んでいるんですが、この本は、これまで読んだものとはちょっと違う本。鉄道の線路が、なんでこんな線形になっているの?という事を解明した本です。“解明”といっても、推定の域を出ないものもありますけどね。

    確かに、世の中には「え?なんで遠回りしているの?」という鉄道線路が少なくありませんが、その理解がちょっとだけ進んだ気がします。

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    2021年10月30日
  • 妙な線路大研究 首都圏篇

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    「鉄道の謎」系の本は数多あります。そして、その内容は、他でもよく聞くような内容だったりするんですが、本書で書かれている内容は、初見のモノが多かったです。大井町付近の話とか、武蔵小杉付近の話とか、東横線の話とかは、初見でした。

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    2021年10月12日
  • 妙な線路大研究 首都圏篇

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    <目次>
    第1章  クネクネの線路には歴史がある
    第2章  ゴチャゴチャの線路には理由がある
    第3章  まっすぐすぎる線路にはウラがある⁉
    第4章  ドン詰まりの線路には事情がある

    <内容>
    最近矢継ぎ早に、首都圏の鉄道モノを描き下ろしている著者。地図も豊富で、そこにちゃんと線路などの情報を書き込んでくれているので分かりやすい。地図モノ勝負だからね。西武関係は知っていたが、京急系で少し未見の情報があってよかった。

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    2021年09月26日
  • 妙な線路大研究 東京篇

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    表紙の路線図がモロ最寄り駅だったので、思わず手に取りました。

    本書で取り上げられ表紙にもなった不思議な駅は東武伊勢崎線(スカイツリーライン)の「堀切」です。
    駅は荒川の土手にへばりつくように造られています。
    「なぜ、こんな所に駅が?」と不思議に思っている人はきっと多いでしょう。
    しかも、この「堀切」駅は足立区にあります。
    葛飾区の堀切は、荒川を渡った向こう側です。
    本書を読んで、その理由がわかりました。

    その他、
    ・なぜ東中野~立川の中央線はまっすぐなのか?(JRの章)
    ・なぜ青山通りを銀座線と半蔵門線が並走するのか?(地下鉄の章)
    ・なぜ東武と京成の都心の線形はY字なのか?(私鉄の章)

    など、これまでなんとなく疑問に思っていたことにも触れられていました。
    大阪篇とか出ても私はきっと読まないので、東京の電車を利用している人向けの本ですね。

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    2021年07月31日
  • 写真と地図でめぐる軍都・東京

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    米軍が撮った空中写真から読みとく、昭和20年頃の東京の市街地の姿。空襲直前の姿は、その数日後に焼夷弾で焼き払われたことを思うと痛ましい。
    広大な軍の敷地は、現在、様々な用途で使われている。刻んだ歴史を遺してもらえたものと、消されたもの……昔の面影を残すものはそう多くないが、歴史を紐解きながら、本を片手に散策したくなる。

    あの巣鴨プリズンがサンシャインシティとして再開発され、戦犯を吊るした五つの絞首台跡はその一角で公園に生まれ変わっていたとは、知らなかった……

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    2019年11月29日
  • カラー版 地図と愉しむ東京歴史散歩 地形篇

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    地図や地形に興味が出て来て、何冊か読んだが、地図やカラーページがあると分かりやすい。前半は面白かったのだが、後半のお屋敷の話は、あまり自分には馴染みのない名前が羅列している感じがして退屈だった。

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    2019年09月22日
  • カラー版 地図と愉しむ東京歴史散歩

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    自分が東京をよく知らないという思いがあり、あちこち歩いてみたいのだがやはり夏場はきつい。まずは本でも読んで。

    身近な場所、よく知らない場所とも薀蓄が満載で面白い。

    刊行から9年を経て、虎ノ門ヒルズがまだ計画段階だったり、築地から豊洲への市場移転もまだだったりと、街が変わり続けていることも感じられる。

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    2019年08月17日
  • ふしぎな鉄道路線 「戦争」と「地形」で解きほぐす

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    <目次>
    第1章  西南戦争と両京幹線~なぜ中山道ではなく東海道だったか
    第2章  海岸線問題と奥羽の鉄道~なぜ奥羽本線は福島から分かれているか
    第3章  軍港と短距離路線~なぜ横須賀線はトンネルが多いか
    第4章  陸軍用地と都心延伸~なぜ中央線は御料地を通ることができたか
    第5章  日清戦争と山陽鉄道~なぜ山陽本線に急勾配の難所があるか
    第6章  日露戦争と仮線路~なぜ九州の巨大駅は幻と消えたか
    第7章  鉄道聯隊と演習線~なぜ新京成線は曲がりくねっているか
    第8章  総力戦と鉄道構想~なぜ弾丸列車は新幹線として蘇ったか

    <内容>
    新書だが、学術書のような本。地図があり、地形のことも触れているが、基本的には文献を駆使して、「鉄道から見る近代史」になっている(ちょっと引用が長すぎるけど…。要約しているなら、それでよかったかも?)。

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    2019年08月09日
  • カラー版 地図と愉しむ東京歴史散歩 地下の秘密篇

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    地図で愉しむシリーズ、5冊目。
    いつも思うのだが、やはり地図で愉しむには新書版は小さすぎる。
    今回は地下鉄を中心とした地下にスポットを当てたものだが、半分以上進んだところでネタ切れ…。別テーマに移ってしまった。
    残念。

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    2019年05月10日
  • カラー版 地図と愉しむ東京歴史散歩 地下の秘密篇

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    半分が、地下鉄の話。情報いっぱい、面白い。
    2章の地下壕は地下だが、3-4章は地上の話。

    あまりに情報が多く、土地勘のないわたしには読み勧めるのが大変だった。

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    2017年05月13日
  • カラー版 地図と愉しむ東京歴史散歩 地下の秘密篇

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    半分ほどは、地下鉄にまつわる地下の話だが、残りは、今に伝わる様々なランドマークの由来に関する話。特に最後の方は、都心部に存在する巨大団地の由来を説明していて、その多くが、旧軍用地や旧名家の跡地などと言う解説がある。あまり知る人が居ないと言うそういう意味でも“地下の秘密”なのかな(笑)

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    2017年01月19日
  • カラー版 地図と愉しむ東京歴史散歩 地下の秘密篇

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    <目次>
    第1章  深すぎる地下鉄、浅すぎる地下鉄
    第2章  都心の地下壕の話
    第3章  怨霊神の系譜
    第4章  団地の土地を読み解く

    <内容>
    このシリーズ、意外な視点で面白いんだが、今回は地下鉄部分が半分を占める。言われてい見れば、地下鉄は道路の下を通っていることが多く、上の道路の道幅がそのまま地下鉄にも反映されているのは当たり前。したがって東京の地下鉄が迷路状なのも、そこに一因があるわけだ。また下町の方が地盤の関係で、かなり深いところをとっているとか、電気を食わないように、ジェットコースター的に線路が上り下りしているとか、門外漢には面白かった。後半は、団地の部分をもう少し踏み込んでほしかったな…。

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    2016年10月30日