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大名屋敷をひきついだ華族たちの邸宅は、経済危機、震災や空襲によって、多くが消えていった。跡地の多くは学校や大使館、企業迎賓館、ホテル、高級住宅地やマンションへと変わった。だが、宏壮な豪邸の面影を残すものも現存する。本書は、華族のお屋敷をはじめ、歴代総理の私邸、川辺に存在した邸宅、住宅開発の変遷までを徹底収録。巻末に明治二十年と大正五年の全国・全華族のお屋敷リスト(のべ一五〇〇家)も付す。
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Posted by ブクログ
本書では、東京にあった、旧華族の邸宅を中心に、その変遷をたどる。現存するものもあるが、ごく一部。やはり、戦争が大きな転換期になったようだ。一つは、戦災でお屋敷が焼けてしまったこと。もう一つは、華族制度の廃止だろう。 相続税の強化などもあり、年々お屋敷を維持するのは難しくなってきている。維持管理の...続きを読むコストの高さやセキュリティの面で、今はお屋敷に住みたがる人も減っていそうだ。 現在、大規模な建物が建っているところには、昔から広大な敷地だったところが多い。のだ。昨今は、再開発の手法が高度化しているとはいえ、もともと大きな土地を使うほうが、時間も手間もかからない。 巻頭にはお屋敷地図、巻末には旧華族の邸宅と現在の用途が記されている。身近なエリアを現代と比べながらチェックするのはなかなか楽しい作業だった。
<目次> はじめに 第1章 華族住所録を読み解く~華族邸跡を歩く 第2章 川の手別邸物語 第3章 明治~平成、歴代総理のお屋敷事情 第4章 新興のお屋敷町を歩く <内容> 「地図と楽しむ」シリーズ第4弾。江戸時代の大名屋敷の話はよくあるが、明治期以降に視点を持ってきたのは斬新。なかなか面白...続きを読むい出来だった(ただし第3章の後半は今一つ。最近の総理がお屋敷を持たないからか?)。自分の一番知りたかった大田区の”久が原ハイツ”が誰のお屋敷だったのかは疑問のままだったが…。
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竹内正浩
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