水無田気流のレビュー一覧

  • 多様な社会はなぜ難しいか 日本の「ダイバーシティ進化論」

    Posted by ブクログ

    女性の就業率は上がっても、政治経済の要職に就く女性はいまだ数少なく、ジェンダーギャップ指数が先進国で最下位の日本。この国の「かわらなさ」の正体とは?近年話題をよんだトピックをとりあげつつ、ダイバーシティが根付かない日本社会の、問題の深淵に迫る。
    帯が良くて手に取りましたが、結局、前半は日本の現状がいかに進んでいないか実感するだけで終わってしまって、もう少し深い議論が欲しかった気もする。ただ後半は、なぜ日本の女性がここまで社会進出が難しく、少子化も進んでしまうのかということがリアルな共働き夫婦の言葉として表れていて、ほんとそうだよなあと共感しまくりでした。私も前は結婚して子育てしたいなって気持ちだったけど、この社会じゃ普通につらすぎて、だったら一人で気ままに楽しく生きたいなって思っちゃう。まずは政治に女性の意見を取り入れるために女性議員が増えてほしい。選挙に行って自分にできる選択を続けようと思った。

    0
    2021年08月29日
  • 多様な社会はなぜ難しいか 日本の「ダイバーシティ進化論」

    Posted by ブクログ

    前半は少し読みづらかったが、後半のコラムを集めた部分は読みやすかった。女性からしたら、うんうんとうなづけることばかり。もう少し日本も男女平等というか、女性の大変さを大変と思いやれる社会になればいいと思う。女性差別がなくならないのにLGBTに対する差別解消もないものだと思ってしまう。

    0
    2021年07月22日
  • 母と娘はなぜこじれるのか

    Posted by ブクログ

    一言に母と娘の問題といっても、様々な違う問題を抱えていることに改めて気づいた。著者と5人の女性との対談でも、やはりそれぞれの母娘関係がある。息子は娘のように母親に罪悪感は抱かず、恩義を感じない、ということが1番の発見だった。

    0
    2021年01月04日
  • 黒山もこもこ、抜けたら荒野~デフレ世代の憂鬱と希望~

    Posted by ブクログ

    「高度成長期最終世代」「就職氷河期世代」はたまた熾烈な競争社会。親たちとの世代間ギャップに挟まれ、時代に翻弄され続けた70年代生まれの谷間世代。そんな世代たちの言葉にできないモヤモヤっとした感情を筆者は懸命に言葉にして伝える。

    0
    2019年11月08日
  • 母と娘はなぜこじれるのか

    Posted by ブクログ

    特に信田さん、水無田さんとの対談が勉強になった。

     女であることと人間であることの違いが大きすぎた
     第二次性徴の身体的感覚の違い、
     女装してる 服は脱げても体は脱げない
     良妻賢母は明治に作られた

    0
    2019年05月14日
  • シングルマザーの貧困

    Posted by ブクログ

     新サービス検討のお勉強。

     シングルマザーの貧困問題は、日本の社会問題の集積点である。それは、就労、家族、社会保障制度の3分野にまたがる問題を凝縮したものといえる。
     …
     母子世帯の平均年収は一般世帯の半分に満たず、純粋に「就労所得」となると一般世帯の3分の1となってしまう。…
     
     …母子世帯にについては、1983年には約71万8000世帯であったとされることから、過去30年の間に約52万世帯増加したことになる。一方、この期間の家族世帯類型の推移を見ると、少子化や晩婚化・非婚化により、「子どものいる世帯」が全世帯に占める割合自体は、4割から3割まで減少している。つまり、子どもの数も、世間で考えられる「両親揃った”普通の”家庭(=標準世帯)も減っているのに、それに反比例して、シングルマザーに育てられる子どもは増加の一途を辿っているのである。」 

    離れて生活を始めるに当たっての困難
    内閣府「配偶者からの暴力の被害者の自立支援等に関する調査結果」2007

     いわゆる二馬力の完全共働き夫婦の子どもたちは、男女問わずほぼ例外なく専業主婦否定派であるのが印象的だった。自由記述を読むと、「両親が共働きが当たり前だったから」「家に母親がいるのが想像できない」といった理由が並んでいた。フルタイム就労者の母では、よく「子どもが寂しがる」といった批判が出るが、実際に「寂しかった」のはパート主婦の子どもの方……という結果は興味深かった。

    「先生はおっしゃったんですね。『あえて子どもに嫌われる親役割をやっていたのは、まぎれもなくご両親の教育方針でしょう。親が子どもに嫌われたくないとか好かれたいとか、そんなのは教育の本質からすれば、どうでもいいことだと思います。親の役目というのは、子どもが大人になったときに、自力で働いて幸せになっていけるかどうかということ。あなたは親御さんが嫌いだったかもしれないけれど、今ちゃんと自分の力で働いて子どもを養って、行きたい学校にも行かせている。その力をくれたのは、ご両親の教育ではないですか』と」

    0
    2019年05月11日
  • シングルマザーの貧困

    Posted by ブクログ

    シングルマザーの半分は貧困。離婚はワガママ、就労可能と見なされ、保護対象から外れ、長時間労働できないから正社員になれず低給与。普通の家族からみると例外でありあってはならない存在。

    時間を捧げないと稼げないってあたりが解消されれば、いろいろなことが変わると思うのですが。

    0
    2018年10月13日
  • 「居場所」のない男、「時間」がない女

    Posted by ブクログ

    男と女の違いがよくわかる。日本の既婚の働く女性の家事労働時間は世界的に見てもトップ。男性の労働時間をいかに減らし、家事育児に参加させるか、そういったことを含めて社会構造を早急に現代に合わせた形に変えていく必要性があることがよくわかった。

    0
    2017年01月08日
  • シングルマザーの貧困

    Posted by ブクログ

    シングルマザーも大変だ! ということがよく分かる本でしたねぇ…少子化少子化騒いでいる今現在の日本ですけれども、喚き立てているくらいならこうした人たちを保護というのか、ケアする法律くらい作ればいいんじゃないでしょうかねぇ…。

    高学歴化する社会だそうですけれども…それに加えて結婚相手に求めるアレやコレやも上昇傾向にあるそうなんですけれども…つまり選り好みしすぎて婚期逃す、みたいな人たちが大勢いるそうなんですけれども、そうした人たちなど放っておいてですね、今現在ケアが必要なシングルマザーとかを何とかすべきだと思いますよ!!

    自己責任とか言っているバヤイ(場合)じゃないと思います…このままでは子供たちの命が危ないの・ですから…社畜死ね!!

    ヽ(・ω・)/ズコー

    まあ、国によるサポートがあったとしても生まれてくる絶対数はこれからも少なくなるかと思います…そして、日本は老人大国に…死にたい…。 ←え?? 社畜死ね!!

    ヽ(・ω・)/ズコー

    さようなら…。

    0
    2016年09月21日
  • 「居場所」のない男、「時間」がない女

    Posted by ブクログ

    退職までに、遊び仲間を確保しておかなくっちゃ!それにしても、子育て世代にもっと財政支出して、高齢者や子育てが終わった世代は、もっと子育てしている人に優しくしないと!自分の年金も、日本の未来もなくなるよ。でも、高齢者は年金もらい逃げか⁈

    0
    2015年12月24日
  • 「居場所」のない男、「時間」がない女

    Posted by ブクログ

    日本人の働き方がもたらした弊害を綴った書。タイトルにある通り、男にとっての「居場所」はなく、女にとっての「時間」がないのは、まさに過去から現在へと流れる負の遺産といったところだろう。

    男の場合、仕事人間としてその多くの時間を会社に捧げ、一息の休息の場所として家庭があった。一方、女の場合は、子どもができればその多くの時間を家庭に費やすことになり、子どもが大きくなるまで自分だけの時間はほぼ皆無と言える。そして、気付いた頃にはもう何年も時が過ぎてしまったという散々な結果になることもあるだろう。

    そのため、何時しかお互いがお互いのことを恨みつらみ、軋轢が生まれ、何十年かの後、ようやく長い時間を持つことができたとしても、もう元に戻せない程時が経ちすぎていることもある。悲しい哉。でも、それもまた、目の前のことだけに集中し、周囲を顧みなかった自分のもたらした弊害だと言えるのだろうが。

    こうした男女の関係性は、社会制度やワークライフバランスを見直したところですぐに解決されるような問題ではない。いや、もしかしたら解決されない可能性すらある。そのため、解決へと向かう手口としては、まずは自分たちの家庭から話し合い、お互いが納得し、同じ方向に向かって寄り添って行く事が大事になってくるだろう。別々に違う場所に向かって行き、同時に同じ場所につく幸運など、人生においてそうそうないのだから。

    また、昨今ではこうした弊害を避けるために、結婚をせず、一人だけの時間や空間に安住する若者も増えてきた。みんながみんな、心底そうした状況を望んでいるかは分からないが、それが社会が示した一つの形であることは間違いない。ただ、自分自身も今現在そうした一人であるのだが、できることならお互いが相手のことを思い、少しだけそのための行動を起こすだけでも、未来の関係性は今よりずっと違ったものになると信じている。

    0
    2015年12月01日
  • 母と娘はなぜこじれるのか

    Posted by ブクログ

    精神学てきには男性は身体を持っていないというのは驚き。女性の母と娘の関係は、女性は身体を持っているので、身体性を通じて支配・被支配が起こるという視点。

    0
    2015年10月18日
  • 「居場所」のない男、「時間」がない女

    Posted by ブクログ

    女性の困難だけではなく、男性の現状も通じて現代社会のねじれをまとめた本。日本の男女のあいだに横たわる時空のゆがみ、と著者は表現するが、これもまた男性も含めて、労働と生活のあり方を問う一冊。「仕事と家族」がデータに基づいた比較をメインとするものであるならば、こちらはデータも用いつつ、より近い実感だったりを軸にしているような読後感。
    社会的不妊、チョアなど、言葉もいろいろ紹介され、問題を考えるうえでの足場にもなりそう。

    0
    2015年08月02日
  • 母と娘はなぜこじれるのか

    Posted by ブクログ

    田房永子、角田光代、萩尾望都、信田さよ子、水無田気流との対談 田房永子のは、まあまあ。角田光代の「八日目の蝉」の親子関係の異常さが、この対談を読んで何となく納得。萩尾望都の母親とのこじれは、作品を読んでいたからなんとなく察しはついていたけど、公にするべきではないような気がする。作品を読めばすべてが書かれているから。「残酷の」を書いてから憑きものがおちたような気がして、作品を読んでもあまりおもしろく感じられない。最後の二人は、ほんのつけたし。

    0
    2014年11月04日
  • 母と娘はなぜこじれるのか

    Posted by ブクログ

    水無田気流との対談が面白い。母子密着を助長する様々な要因が挙げられるが、最終的に父親の不在・疎外に行き着いてしまう。日本の父性は明治30年頃に捏造されたもので、一貫してそんなものは無いと。かといって日本で父性の代替を発明するのは至難だろう。

    0
    2014年10月29日
  • 母と娘はなぜこじれるのか

    Posted by ブクログ

    お受験の本にも書いてありましたが、ブランドバックやシューズや服や装飾品を持つことの先には、子どもが有名小学校に通っているということが何よりのステータスになる…ことに近い、親子のゆがみを感じます。が、それにしても登場する親子のケースが極端でびっくり。

    0
    2014年07月27日
  • 母と娘はなぜこじれるのか

    Posted by ブクログ

    精神科医の斎藤環氏と5人の女性達による対談集。
    テーマは母と娘。
    対談相手の中に角田光代さんがいたので読んでみたくなった。

    いやー、色々あるんだなと言うのが正直なところ。
    私自身母との関係性は取り立てて問題もないと思うし、自分の子供も息子だけだからこれからも悩むこともない。
    それでも母と娘が特別な関係だというのはよく分かる。
    良くも悪くもその結びつきの強さだとか。
    そうそう、母に対して罪悪感を抱くって感覚は私にもあるなぁ。
    自分が母より幸せになってしまったら後ろめたい気分になったり。

    いわゆる毒親だったり、母から抑圧や過干渉を受けている人にはこの本、絶対お勧めですね。
    あー、私だけじゃないんだって思うんじゃないかな。
    ここまでひどくなくても周りには一卵性親子って呼ばれるような人達は結構いるし。
    過干渉がいやだいやだといいながら離れられないのが不思議でならなかったけれど、この本を読むとその気持ちが分からなくもない。

    欲を言えば、シンプルだとされる母と息子の関係に嫁が登場した時にどう変化していくのか知りたかったな。
    私にとってはこっちの方が気になる!(笑)

    0
    2014年07月07日
  • 母と娘はなぜこじれるのか

    Posted by ブクログ

    精神分析的な視点から見て、極論すれば男性は身体というものを持っていません
    健康な男性の身体はいわば"透明な存在"で、それゆえ彼らは、日常的に自らの身体性を意識することはほとんどありません

    序文にあった言葉が、とても驚きで
    でも、続く対談を読むと、本当に納得する
    それは、インタビュアーが男性だから

    0
    2014年06月07日
  • 母と娘はなぜこじれるのか

    Posted by ブクログ

    母と娘の関係についての、対談集。
    やっぱり、いろんなひとがその関係について、違和感を抱いてるのね、と思った。
    親子はこじれたとき、育てられてきたからこそ、つらくなる。残酷ではあるけど、そんなときに親を突き放して考えることができたら、楽になるやろうなあ。
    田房さんのところに出てきた、「呪詛」の考え方がしっくり来すぎて、感動した。

    0
    2014年04月10日
  • 母と娘はなぜこじれるのか

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    母と娘の確執ってのはものすごく奥が深いだね。
    ひいてはそのまた母親の母親との問題でもあるわけだから。
    ここに出てくる母親たちは、あまりにもひどい。
    娘を自分の所有物と勘違いしてるのではないか。

    0
    2014年04月03日