水無田気流のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
女性の就業率は上がっても、政治経済の要職に就く女性はいまだ数少なく、ジェンダーギャップ指数が先進国で最下位の日本。この国の「かわらなさ」の正体とは?近年話題をよんだトピックをとりあげつつ、ダイバーシティが根付かない日本社会の、問題の深淵に迫る。
帯が良くて手に取りましたが、結局、前半は日本の現状がいかに進んでいないか実感するだけで終わってしまって、もう少し深い議論が欲しかった気もする。ただ後半は、なぜ日本の女性がここまで社会進出が難しく、少子化も進んでしまうのかということがリアルな共働き夫婦の言葉として表れていて、ほんとそうだよなあと共感しまくりでした。私も前は結婚して子育てしたいなって気持ちだったけど、この社会じゃ普通につらすぎて、だったら一人で気ままに楽しく生きたいなって思っちゃう。まずは政治に女性の意見を取り入れるために女性議員が増えてほしい。選挙に行って自分にできる選択を続けようと思った。 -
Posted by ブクログ
新サービス検討のお勉強。
シングルマザーの貧困問題は、日本の社会問題の集積点である。それは、就労、家族、社会保障制度の3分野にまたがる問題を凝縮したものといえる。
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母子世帯の平均年収は一般世帯の半分に満たず、純粋に「就労所得」となると一般世帯の3分の1となってしまう。…
…母子世帯にについては、1983年には約71万8000世帯であったとされることから、過去30年の間に約52万世帯増加したことになる。一方、この期間の家族世帯類型の推移を見ると、少子化や晩婚化・非婚化により、「子どものいる世帯」が全世帯に占める割合自体は、4割から3割まで減少している。つまり、子どもの数も、世間で考えられる「両親揃った”普通の”家庭(=標準世帯)も減っているのに、それに反比例して、シングルマザーに育てられる子どもは増加の一途を辿っているのである。」
離れて生活を始めるに当たっての困難
内閣府「配偶者からの暴力の被害者の自立支援等に関する調査結果」2007
いわゆる二馬力の完全共働き夫婦の子どもたちは、男女問わずほぼ例外なく専業主婦否定派であるのが印象的だった。自由記述を読むと、「両親が共働きが当たり前だったから」「家に母親がいるのが想像できない」といった理由が並んでいた。フルタイム就労者の母では、よく「子どもが寂しがる」といった批判が出るが、実際に「寂しかった」のはパート主婦の子どもの方……という結果は興味深かった。
「先生はおっしゃったんですね。『あえて子どもに嫌われる親役割をやっていたのは、まぎれもなくご両親の教育方針でしょう。親が子どもに嫌われたくないとか好かれたいとか、そんなのは教育の本質からすれば、どうでもいいことだと思います。親の役目というのは、子どもが大人になったときに、自力で働いて幸せになっていけるかどうかということ。あなたは親御さんが嫌いだったかもしれないけれど、今ちゃんと自分の力で働いて子どもを養って、行きたい学校にも行かせている。その力をくれたのは、ご両親の教育ではないですか』と」 -
Posted by ブクログ
シングルマザーも大変だ! ということがよく分かる本でしたねぇ…少子化少子化騒いでいる今現在の日本ですけれども、喚き立てているくらいならこうした人たちを保護というのか、ケアする法律くらい作ればいいんじゃないでしょうかねぇ…。
高学歴化する社会だそうですけれども…それに加えて結婚相手に求めるアレやコレやも上昇傾向にあるそうなんですけれども…つまり選り好みしすぎて婚期逃す、みたいな人たちが大勢いるそうなんですけれども、そうした人たちなど放っておいてですね、今現在ケアが必要なシングルマザーとかを何とかすべきだと思いますよ!!
自己責任とか言っているバヤイ(場合)じゃないと思います…このままでは子供たちの命が危ないの・ですから…社畜死ね!!
ヽ(・ω・)/ズコー
まあ、国によるサポートがあったとしても生まれてくる絶対数はこれからも少なくなるかと思います…そして、日本は老人大国に…死にたい…。 ←え?? 社畜死ね!!
ヽ(・ω・)/ズコー
さようなら…。 -
Posted by ブクログ
日本人の働き方がもたらした弊害を綴った書。タイトルにある通り、男にとっての「居場所」はなく、女にとっての「時間」がないのは、まさに過去から現在へと流れる負の遺産といったところだろう。
男の場合、仕事人間としてその多くの時間を会社に捧げ、一息の休息の場所として家庭があった。一方、女の場合は、子どもができればその多くの時間を家庭に費やすことになり、子どもが大きくなるまで自分だけの時間はほぼ皆無と言える。そして、気付いた頃にはもう何年も時が過ぎてしまったという散々な結果になることもあるだろう。
そのため、何時しかお互いがお互いのことを恨みつらみ、軋轢が生まれ、何十年かの後、ようやく長い時間を持つことができたとしても、もう元に戻せない程時が経ちすぎていることもある。悲しい哉。でも、それもまた、目の前のことだけに集中し、周囲を顧みなかった自分のもたらした弊害だと言えるのだろうが。
こうした男女の関係性は、社会制度やワークライフバランスを見直したところですぐに解決されるような問題ではない。いや、もしかしたら解決されない可能性すらある。そのため、解決へと向かう手口としては、まずは自分たちの家庭から話し合い、お互いが納得し、同じ方向に向かって寄り添って行く事が大事になってくるだろう。別々に違う場所に向かって行き、同時に同じ場所につく幸運など、人生においてそうそうないのだから。
また、昨今ではこうした弊害を避けるために、結婚をせず、一人だけの時間や空間に安住する若者も増えてきた。みんながみんな、心底そうした状況を望んでいるかは分からないが、それが社会が示した一つの形であることは間違いない。ただ、自分自身も今現在そうした一人であるのだが、できることならお互いが相手のことを思い、少しだけそのための行動を起こすだけでも、未来の関係性は今よりずっと違ったものになると信じている。 -
Posted by ブクログ
精神科医の斎藤環氏と5人の女性達による対談集。
テーマは母と娘。
対談相手の中に角田光代さんがいたので読んでみたくなった。
いやー、色々あるんだなと言うのが正直なところ。
私自身母との関係性は取り立てて問題もないと思うし、自分の子供も息子だけだからこれからも悩むこともない。
それでも母と娘が特別な関係だというのはよく分かる。
良くも悪くもその結びつきの強さだとか。
そうそう、母に対して罪悪感を抱くって感覚は私にもあるなぁ。
自分が母より幸せになってしまったら後ろめたい気分になったり。
いわゆる毒親だったり、母から抑圧や過干渉を受けている人にはこの本、絶対お勧めですね。
あー、私だけじゃないんだって思うんじゃないかな。
ここまでひどくなくても周りには一卵性親子って呼ばれるような人達は結構いるし。
過干渉がいやだいやだといいながら離れられないのが不思議でならなかったけれど、この本を読むとその気持ちが分からなくもない。
欲を言えば、シンプルだとされる母と息子の関係に嫁が登場した時にどう変化していくのか知りたかったな。
私にとってはこっちの方が気になる!(笑)