青石ももこのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
学芸員になりたいと思うものの、粗忽なせいで
単位が取れないような状態に。
単位をとるために出向いた先での実習。
色々やらせてくれない! と叫んでいますが
大事なものを取り扱う立場としては
当然まかせられるものではないです。
なのに教えてくれない、とか思うのならば
慎重に取り扱うべきです。
それが出来ないのならば、もう諦めるべきです。
撤退はしない、という考えは評価しますが
就職しても延々下っ端、な気がします。
そんな彼女は、実習先で問題を起こす…というか
起こした?
元をただせば自分のせいですが、そこに付け込んで
自分の要求を通しています。
そうしてこうして…な状態ですが、どうなのでしょう?
人間関係的に。
流れとして、情報を総合するとそんな方向ですが
そもそも最初の目的である単位は?? -
購入済み
ステノグラフィカの方が魅力的
新聞記者取材しまくったから、どうしても新聞社ネタでもう1本書きたかったのかなあ? ストーリーとしては中盤から少し面白くはなるが、それでも、キャラの魅力が弱く、前半はかったるいし、全体としてもこじんまりとまとめましたって感じでイマイチ。スピンオフってわけではないのだが、新聞社の先輩、西口や静らが主役の『ステノグラティカ』や『off you go』の方が断然、キャラの魅力が立っていて、流れも厚みも深さもあって数段面白い。はっきり言って両作品の出涸らしを読まされた感! まさかの一穂ミチさん作品でキャラの魅力が乏しいなんて....一体どうしたんだろう?
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Posted by ブクログ
ざっくり斜め読み。
他の方のレビューで香港蘊蓄が多い、というのを拝見していましたが、確かに多い。再会したての二人の会話がほとんど香港の説明でしかない^_^;
ので、そのへんはさらっと流して読みました。
佐伯さん…先にoff you go読んでいたので、圭輔の若さや勢いに嫉妬する佐伯さんが切なかったです。
一束くんが居るときに、静、と呼んでしまうシーンも。
たぶん佐伯さんも、ハイヒールシャンパンのときから一束くんのこと好きだったと思うよ。
って、これ一束と圭輔の話なのに、なんか佐伯さんに色々持ってかれた感じw
ホントに斜め読みなので、またしっかり読み直したいと思います。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ高校生編と社会人編の二部構成になっています。
舞台は日本と香港で、帰国子女の繊細ネガ受と、ノンケな
明朗攻という、一穂さんお得意のパターン。
もうこの作家さんの持ち味だというのは分かっているのですが、
蘊蓄が凄すぎて話に集中できませんでした……。
広東語に日本語訳までつけてくれちゃってたりしますが、中文
いる……?って思ってしまうのです。多くの作家さんがとる手法
ですが、中文は『』書きで区別でいいじゃん、と思ってしまった。
展開は相変わらず淡々としてて静謐な空気が漂ってます。
読み物としては観光ガイドのようで、まぁ普通に楽しめました。
あ。レーターさんがもの凄くいい味だしてたと思います。 -
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ちょっと設定に背伸びを感じたかな~、と思った。
一穂さん、ここんところ、キャラクターの設定に幅を持たせるためか、色んな職業のひとが出てくるな~と思っている。そして、それを書くためにすごく取材とかもされてるんだな~とは思うのですが。
そんなにキャラ設定、凝り過ぎなくても、同じような話が書けちゃうんじゃないかな、というのが正直なところ。ここ数作で感じてしまう。
それだったら、もっともっと、ごく普通でいい。
……と、国会の速記に知り合いを持つ身としては思ってしまった。
まあ、目立たない、目立ってはいけない、みたいなのはおもしろいとは思いますけどね。そういうキャラの話なわけですし。だけど、なんか…違うんだよな。
もっと、はじめから一穂さんに近い設定の話の方が、確実におもしろいのでそう思いました。
でも、最後までちゃんと読ませる。それは一穂先生の力だと思います。なんだかんだいっても、ちゃんと好きです。
でも、もっとねちっこいのが読みたいですよ~、先生!ちょっとここんところ爽やかすぎますw -
Posted by ブクログ
ネタバレ国会速記者の碧(へき)の仕事は、耳をそばだて議員の発言を一字一句逃さずに書き留めること。自分の気配を消し、耳と目と手と頭だけを働かせる。
そんな碧が書き留めたいと思う声の持ち主がいる。
明光新聞社政治部記者の西口だ。
美声ではないけど、滑舌がよく、センテンスの区切りが明瞭。がさつな印象だが、不思議と下品ではない。後輩にも慕われ、よく下世話な話に興じている。最初に気になったのは声だけだけれど、次第にその人となりに興味を持つようになる。
ちょっとしたきっかけで言葉を交わすようになったふたり。
碧と同様に、西口の方でも
物静かで地味だけど、楚々とした碧に好奇心を抱いていた。
そのまっとう過ぎるほどまっとうで、何事もスルーしない性格。聞き上手で、情が深く、知らぬ間にスルッと入ってしまうような懐の深さ。
いつしか惹かれあうようになる。
このふたり、静と動というか、われ鍋にとじ蓋というか、お互いにないものを補えるようないい関係だと思う。18才もの年齢差を全然感じさせない。碧が老成してて…ww
西口は、碧が最初に思っていたよりも、ずっとナイーブでプライドが高くて、でも少し臆病で、ズルくて、大人って面倒くさいなって思う。
プライドとか矜持とかしがらみとか未練とか。色々あるんだなって。
大人だから、愛とか恋とかばっかり言ってられない。
でも、大人だって、やっぱり恋をするんだ。ただネズミ花火みたいにクルクル跳ね回れないだけで。
キラキラした高校生カップルみたいな、目がつぶれそうな眩しさはないけど、静かに胸をキュッと捕まれるような、そんな恋もいいかも。
一穂さん作品の中でも、これが大好きとは言わないけど、『Off you go』の空気を踏襲するような大人の難しさみたいのは悪くなかった。
でも、萌えとかトキメキとかキュンはなかった気もする。
ところどころ、小技はきかせていたのだと思うけど、攻も受も個人的にいまいちストライクゾーンじゃないので、心に響かなかったのかな。 -
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ネタバレかわいい年下の一途で直球勝負な攻撃に理性が決壊してしまう隣のやさしいお兄さんのお話です。『落ちてこいよ、いいかげん落ちてこい、ぼくの腕のなかに』と長年の片恋をまっすぐにぶつけてくる受。対する攻はお世話になったおうちの一人息子、弟以上にかわいがってきた大切な子に手は出せないと長年堪えに堪えてきたという設定。まあ、よくありがちでしょうか。受の子は何度も告白しては玉砕。でも、あきらめきれない受に対して、『恋愛対象じゃない』と拒み続ける。結果的には、攻の方がずっと前から恋愛対象として好きで、でも大切過ぎて今まで受け入れる覚悟ができていなくて押し隠していたっていうオチなんだけど、あんまりそんな気がしなかった。さらっと読んでしまったので、読み込みが足りなかったのかも。
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Posted by ブクログ
歌や本etc、 既存のイメージを利用しすぎる作家さんとの辛口評がありますが、一束が圭輔を案内する場所は 映画『慕情』を思いおこさせ、わくわく感ドキドキ感が増し、しだいに不安も大きくなっていく。
そして事件! 心臓バクバクしました。
蘊蓄? 知らないと損なのか、他人の作品のイメージを利用して伏線を張ったり補足するのはずるいのか。
香港が舞台の再会物…と言うより…健康で爽やかで 「いい人すぎる」先輩圭輔 VS 病弱だったらしい「人の悪い」上司佐伯。
圭輔が来なかったら 関係はあっさり終わっていたはず。一束とはお互い『自分が思っているより好きだった』ようだが。
一穂先生で、一番好きだった。スピンオフ『off you go』を読むまでは。