ヤマウチシズのレビュー一覧

  • ホーンテッド・キャンパス 雨のち雪月夜

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    試験を受けて帰宅している最中、昔の知り合いにあった。

    単なる文句付けたいお年頃かと思っていたのですが
    これをずっと現役時代も言われていたら、と思うと
    二番手に甘んじろ、と暗示をかけられているかのよう。
    本人はなれているのでどうという事もないでしょうが
    となりで聞いていると、いらっとします。

    1話目の旅館の話は、落ちを読めば、確かにと
    納得するものがあります。
    周囲から見ればいい人。
    けれど生贄にされてしまった立場の人は…?

    2話目の先輩の過去では、まさかの設立者。
    そしてまさかの勘違い男。
    どうしてこうも勘違いができるのか、も知りたいです。

    引越しをしていれば色々…な3話目のバイト先話

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    2018年11月09日
  • ホーンテッド・キャンパス 幽霊たちとチョコレート

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    カメラのフィルムに存在した、徐々に大きくなる女性。
    知り合いの女性の霊が出てくる、という二人の男性。
    幽霊が出る、という居酒屋。
    鏡に映る自分が『いなくなった』男性。
    姑の連れてきた人形が怖い、という先輩。

    自力…というか、霊の存在で終わらなかった話が4話目。
    居酒屋の幽霊も分かってしまえば、怖くないもの。
    『人間』というくくりにしてしまえば
    よっぽど怖いかとは思えますが。
    こんなところにいたくない、と思いますが
    せっかく所属したし…と考えてしまうのが問題?
    なんとなく、元を取らねば、という感じで
    所属してしまいますから。

    人間と言えば、2話目の話。
    落ちとしてはそんな事だろうと思いました

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    2018年04月24日
  • ポップコーン・ラバーズ あの日出会った君と僕の四季

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    バイト先を紹介されたが、そこは『いわくつき』の場所。
    何と人が死んでいる上に、その幽霊が自分に憑いてきた。

    本物と見間違うほど、で出てこられたら
    一瞬どちらか分かりません。
    怖いのが先か、驚きが先か、困惑が先なのか…。
    意思疎通ができるならば、これはこれでありがたいです。
    あちらの要求だけ、一歩的に押し付けられても
    困るものがありますから。

    1年間のバイトと心情的な実家問題を解決しつつ
    ついには彼女の死の真相を…という流れです。
    まさに犯人は、雉も鳴かずば撃たれまい、でした。
    犯人にしたら、焦るものはあると思いますけど
    そうある過去ではないですけど、違っていたら
    どうするつもりだったのでし

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    2018年03月07日
  • 放課後、君はさくらのなかで

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    ミステリに分類するのはいかがかとは思うけど。

    読みやすいし王道だし。

    懐かしい竹岡先生らしいお話だなぁって思いました

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    2017年12月29日
  • ホーンテッド・キャンパス 白い椿と落ちにけり

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    第11作目。
    前作で主人公とヒロインのこよみがデートをした後の話。
    メインの話では二人の関係は小休止といったところだけど、エピローグでかなり主人公が頑張った!
    プロットがこの手の文庫書下ろしにしては、凝った構成になっていて、単行本で作り込んだ作品も読んでみたい。

    ただ、その分謎解きの要素が前面に出ていて、ホラー要素は前回のほうが強かった気がする。

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    2017年06月02日
  • ホーンテッド・キャンパス 白い椿と落ちにけり

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    シリーズ第11弾、八神くん、大学4年の4月でいいのかな?
    中編3編。「悪魔祓い(エクソシスト)」以外はホラーぽくなくて、ほとんどミステリー。
    そろそろネタ切れ、シリーズも終盤か。
    このみとの恋愛はあほらしくてどうでもいい。

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    2017年04月16日
  • ホーンテッド・キャンパス 白い椿と落ちにけり

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    普段ならば星4つつけるところをあえての星3つ。
    シリーズとしての冗長性を感じるんだよなぁ。
    読んでいて面白いのは変わらんのだけれども。

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    2017年04月09日
  • ハナシマさん

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    「コトリバコ」や「八尺様」などの自分が知っている都市伝説の名前が出てくると少し嬉しい。
    殺人嗜好に屍体性愛、四肢欠損性愛…、いろんな嗜好があるんだなと。
    そういったものが題材なのは興味深くて嫌いじゃない。
    しかし、ホラーやミステリーとしては少し弱いかもしれない。
    表紙に釣られた気がする。
    それにしてもイラストが綺麗。
    色の塗りかたなんか参考にしたいくらい美しい。

    これで完結だと思ったら、なんと続きが出るらしい。
    ハナシマさんは成仏したはずなのに、いったいどうするんだろう。
    正体不明の杜秋と敵意を示した道隆でお終いでいいじゃん。
    そういえばこの話で一番不憫なのは亜季なんだよな…。 大して事件と

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    2017年03月16日
  • ホーンテッド・キャンパス 幽霊たちとチョコレート

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    八神くんが男らしいんだか、そうじゃないんだかよくわからない。こよみさんの前で男らしく振る舞いたいという気持ちは伝わる。高校生の時に失踪した女の子が会いに来る話と人形の話が良かった。真相は気持ちの良いものではないけれど、ストーリーがあって印象に残った。

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    2017年02月04日
  • ホーンテッド・キャンパス きみと惑いと菜の花と

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    シリーズ10作目。中編3編。
    森司とこよみの話が中心で、内容としてはイマイチだった。
    恋愛より、本来のオカルトミステリーが読みたい。

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    2017年04月15日
  • ホーンテッド・キャンパス 春でおぼろで桜月

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    ネタバレ

    再び短編に。
    やはりこっちのほうがしっくりきます。
    通勤電車で、細切れの時間で読んでいるからかもしれませんが。
    新キャラの鈴木はなかなかいいエピソードをもってますね。こよみ争奪戦には参加しないようなので、今後のエピソードに期待です。
    そして衝撃のラスト!
    ついに、というかようやく、というか…シリーズを見守ってきた読者としては、次巻は絶対に
    見逃せませんね。

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    2016年10月03日
  • ホーンテッド・キャンパス この子のななつのお祝いに

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    ネタバレ

    初めての長編ですね。
    劇場版、といった感じです。
    卒業旅行に出掛けたオカ研一同が、閉ざされた集落で事件に巻き込まれます。
    いつになく登場人物が多くて、しかもみんな兄弟姉妹なもので、途中でどれがだれやらわからなくなりました…。巻頭に人物一覧が欲しかった。
    ともあれ、森司とこよみの仲も着々と進捗し、相変わらず安心して読める一冊です。
    が、以前「長編も読みたい」とレビューしておいてなんですが、やっぱり短編のほうがしっくりくるかな…

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    2016年10月03日
  • ホーンテッド・キャンパス 春でおぼろで桜月

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     惰性で読んでるシリーズ、え~っと9巻目。

     森司とこよみの関係も、ほとんど進展ないまま今巻も終了。変わったところは副部長の藍さんが卒業しちゃったところくらいか?

     今回はSNSのオフ会に紛れ込んでは自殺の道ずれを探す自縛霊、
     捨てても捨てても戻ってくる市松人形、
     事故物件ばかりに住み着く新入生、
     夢に出てくる女をめぐる曽祖父の話、

     の四本立てでございます。
     毎回、読むたびにそれまでのあらすじに全く覚えがないから困る。

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    2016年08月06日
  • ホーンテッド・キャンパス 春でおぼろで桜月

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    ひぇっ…人形の話最後相談者がなにしたか分かって生理的恐怖を感じた…とうとう森司くんが勇気を出しましたね!やっぱ適度にラブコメ成分が入ってると怖いを引きづらないので僕はこの作品好きです。

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    2016年04月02日
  • 落語家、はじめました。~青葉亭かりんの謎解き高座~

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    ネタバレ

    ものすごいミステリーというよりも、主人公の青春物語といった方があっている。日常の謎解きミステリーといった要素は、皆無である。大阪×落語=人情といったところかな。そこそこ期待してので、がっかり。。。

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    2016年03月19日
  • 落語家、はじめました。~青葉亭かりんの謎解き高座~

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    なんと言っても、円紫さんがいるからなあ、そして落語を題材にしたミステリー、先行作品もかなりの数になったなあ、と思いながら読みました。
    楽しく読み終えたので、よい作品だったと思います。
    登場人物はなんというか淡い雰囲気で、特殊な世界を題材にしながら、あまりその特殊感が強調されず、それが、主人公の悪戦苦闘ぶりをふんわりと伝えているのかな。
    兄弟子二人のキャラクターは今後育っていくのだろうか。
    そのほか、今後を大いに期待させるところの多い作品でした。
    この小説とは話が別ですが、「たちぎれ線香」は何度聞いても、涙が落ちます。素晴らしい噺ですよね。

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    2015年12月05日
  • ホーンテッド・キャンパス この子のななつのお祝いに

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    第8弾、初長編。
    オカルト研究会で温泉旅行に出かけるが、吹雪で吊り橋が落ち村に閉じ込められる。宿は高級だが閉鎖的な村、子どもの幽霊を目撃したり、祭りで生け贄の風習が残っていたりと、オーソドックスな作り。
    今回は、ホラーより犯人探し、ミステリー色が強かった。

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    2018年06月23日
  • 落語家、はじめました。~青葉亭かりんの謎解き高座~

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    20151004
    このタイプのお仕事ミステリに
    落語だ〜ってなって、読んでみた。
    落語ミステリ、なんだかんだ好きなので。

    主人公が女性、漫才師からの転身での新米落語家で、上方落語、というのはわりと新しく、上方落語の舞台裏が新鮮だった。
    いいよね、上方落語。

    普通に面白く読めたので、読んでみてよかった。

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    2015年10月29日
  • ホーンテッド・キャンパス この子のななつのお祝いに

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    読み方が悪かったのか、あまり山もなく、オチもなく?
    サービス過多に笑いを取られたのは、確かに。あとはPTA。
    いつか こよみちゃん視点の話が出たら良いのに。

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    2015年10月27日
  • ホーンテッド・キャンパス この子のななつのお祝いに

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    ネタバレ

    え、映画化なの?
    アニメ化じゃなくて、と帯を見て思った。

    本編の感想。待望の長編だったんですが、割と早くネタがわかってしまい、淡々と読み続けた感じが^^;

    諸星大二郎さんや星野之宣さんも扱われている瓜子姫の話と比べてはいけないとは思いますが、天神様の歌の目次にも意味があるのかと深読みしてからぶってしまいました。

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    2015年10月24日