池辺葵のレビュー一覧

  • 繕い裁つ人(1)

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    祖母から受け継いだ南洋裁店で、ひとり服を作る市江。彼女は、人を見て服を作る。
    百貨店に勤める藤井は南の服に惚れ込み、もっとたくさん作れるようにしてブランド化をしたらどうかと話を持ってくるが、市江はそれを毅然と断る。

    Flauだったかダ・ヴィンチだったかで薦められていて興味を持ったのだが、期待通りだった。
    静かに話が進むのだけど、仕事をきちんとこなすプロの姿勢はなんて気持ちがいいのだろう。おとなしそうなビジュアルの市江が、職人らしく頑固で実はちょっと変わっているのもギャップがあっておもしろい。

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    2012年10月03日
  • 繕い裁つ人(1)

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    ネタバレ

    漫画喫茶でオススメとして紹介されてたので、手に取った本。

    そうじゃなかったら、きっとこの本を手にとることはなかった。
    絵も全然好みじゃないし、さくらももこがシリアスもの描いた、みたいな雰囲気の絵。

    「黒田硫黄氏は、キャラクターやエロに隷属された漫画界にあって、真にセンス・オブ・ワンダーを持った作家である。」

    って大友克洋が黒田硫黄『大王』の帯で書いてたけど、
    このお話もそう言いたくなる感じ。

    主人公の女性は頑固で筋が通っているようだけど、
    人間らしく心が揺れることもあるし、変化だってする。

    恋愛要素は急ぎすぎず、非常にゆるやかながら進む気配をにおわす程度。

    扇動されて、大量に消費さ

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    2012年09月13日
  • 繕い裁つ人(1)

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    好き!こういうの大好きです。淡々としていて静かな雰囲気なんですが、思いやりにあふれているというか。絵もこの作品にあっていると思います。この、黒で塗りつぶされた、一見何を考えてるのかわからない目が好きです!

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    2012年09月11日
  • 繕い裁つ人(3)

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    いつもながら、服や布に対する丁寧な想いが溢れている作品。
    市江さんと藤井さんの関係が少しずつ近づいているのかな?この二人の関係が読むたびにいいなと思う。

    淡々としていても暖かい話のこの作品の続きが気になります。

    お互いが困っていることを言葉には出さなくても、相手の仕事に対する姿を支えにして乗り切っているシーンが特に素敵でした。

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    2012年08月13日
  • 繕い裁つ人(1)

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    装うことのあるべき姿を考えさせられる作品だと思う。
    とは言うものの、服の話だけではなく、淡々と静かに話は進み、大きな出来事もないけど、やさしい気分になれるエピソードの数々も楽しい。

    服好きを公言する人にはぜひ読んでもらいたい。
    ブランドだとか値段で服の価値を決めていませんか?

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    2012年04月30日
  • 繕い裁つ人(2)

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    ネタバレ

    恥ずかしいながら、一巻を読んだ時点での評価は、背景が真っ白でいかにも女性雑誌で連載しているような漫画だなあ、というものでした。
    二巻を読み進めながら、そんな印象がじわじわと覆りました。

    二巻での、「お客さんのコンプレックスにまでわざわざ付き合うのか」、という部分が特によかったです。
    地味な女の子が服でガラリと変わるシンデレラ・ストーリーは多いけれど、あまり二の腕をだしたくない、という女の子にじっくり付き合う一針が心に残ります。

    蛇足。
    作中の台詞、「うううん」をてっきり誤植かなにかかと思っていました。
    癖になる響きです。

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    2014年03月23日
  • サウダーデ(2)

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    喫茶店サウダーデの主、芳乃さんが帰らぬ人を待つ。サウダーデに集まる人たちの心温まる優しいお話。今回で最終回なのが残念。『繕い裁つ人』との姉妹本。

    芳乃さんは、自分を曲げずに通す、頑ななほどに自分を曲げない。でも心の中ではどこか寂しげで耐えている気がする。絶対に自分を曲げない芳乃さんだけど、そんな姿が皆を優しく包んでいる印象が強く残った。

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    2012年03月18日
  • 繕い裁つ人(1)

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    表紙買いした漫画。大当たりだった。お世辞にも絵は上手いとはいえないけどそれがまたこの漫画の良さを引き立てている。

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    2011年11月04日
  • 繕い裁つ人(2)

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    いい。
    巧妙な話作りをされているのもあればシンプルなのもあり。
    作者の眼差しがいいんだろうなと思う。
    サウダーデも読みたい

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    2011年10月16日
  • 繕い裁つ人(1)

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    本屋で見かけて、中のことは何も知らなかったけど、買った。
    絵は繊細な表現。話もいい。これみよがしでなく、ひとつのことに打ち込む人の思いを、ゆっくりと描いてる。
    少し涙がでた。

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    2011年10月15日
  • 繕い裁つ人(2)

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    たった一人のための服を一着一着心をこめて作る店主の市江さん。今回も切なかったり優しいお話ばかりでした。市江さんと藤井さんの間に流れる(良い意味で)微妙な距離というか空気が好きです。

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    2011年10月13日
  • サウダーデ(1)

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    「優しい」って、どんなだろう、なんだろう。
    にこにこ、当たり障りなく、誰にでも笑顔で接することではないと思う。

    私が必死に身につけようとしているのは、きっと「優しさ」じゃないんだろうな。
    多分、私はものすごく冷たい。

    ホンモノの優しさ、手に入れたい、というか、ホントウの「優しい人」になりたい。

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    2011年08月19日
  • サウダーデ(1)

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    描かれてる食べものが、絵がうまいからとかじゃなく、味がぎゅっとしてるような、とても美味しそうに、見える。言葉の切れ味と味わいが沁みる一冊。大事な人に薦めたくなる一冊です。

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    2011年08月04日
  • 繕い裁つ人(1)

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    住宅街の片隅で、昔ながらの洋品店を営む女性の物語。
    頑固に、昔ながらの、
    一人ひとりのお客様に合った、オーダーメイドの服を提供しています。
    「自分の美しさを自覚している人に私の服はひつようないわ」と、
    あえて小さなお客さんに密着した服を作り続ける潔さがとても好きです。
    物静かのようで結構気が強い、
    静かな、大人のツンデレっぷりがまた素敵です。
    百貨店に勤務している藤井さんとの
    尊敬しているような、友人のような、ライバルのような、
    明確に言葉に出来ない微妙な距離感がまた素敵。
    ひさびさに出会った!と思える1冊です。

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    2011年06月29日
  • 私にできるすべてのこと

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    ネタバレ

    大好きな池辺葵さんの作品。彬子女王の「赤と青のガウン」を池辺さんが漫画化しているので、そちらを購入するついでにこの本は再読。

    人型AIと人間が共存している世界。でも人間の労働場所を奪うからって、都市部から順番に廃棄するために回収されていっている。ただ、人型AI対人間という世界観ではなくて、人型AIは人間に大切にされているし、人間も人型AIと垣根なく、ただの友人みたいに普通に共存している。そこがすごく良かった。

    普通に読んでいたら、どの人が人型AIでどの人が人間なのか気づかないくらい自然に調和している。とはいえ登場人物一人ひとりに結構癖があって、それも含めて良かった。

    和音ちゃんの、感情の

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    2026年04月27日
  • マンガ 赤と青のガウン 第1巻

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    今まで皇室、というところは、なんだかな、と避けてしまっていたところ。
    今回、池辺葵さんの漫画になるということで、初の皇室関係者の本を読む。
    皇室ならではの話から、憧れの地での生活風景まで、池辺さんの絵も相まって、すごくすんなり、そして楽しく読めた。
    側衛の話は、思わずふふっと笑ってしまった。

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    2026年04月06日
  • マンガ 赤と青のガウン 第1巻

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    勇気をもらえるお話です。

    書籍を読んでからこのマンガを読むとより楽しめると思います。
    わたしは、シオヤさんのくだりで思わずふきだしました。

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    2026年03月29日
  • 雑草たちよ 大志を抱け

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    がんちゃんとひーちゃんの関係性が素敵。
    この先別々の道を歩むことになっても、きっとお互い掛け合った言葉が2人のこの先の人生を支えてくんだろうな、と。
    こんな友人関係築ける人間になりたかった。

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    2026年02月28日
  • どぶがわ

    EVE

    購入済み

    タイトルに驚くけど

    どぶがわ、っていうタイトルだけでは食指は働かなかったけど、池辺葵さんの作品だったので購読。

    相変わらず、核心を分かりやすく提示せず、読者に考えさせる余白効果がすごい。
    セリフに出さずともきっとこうなんだろうな、こうかもしれない、という読者に委ねてくれる作風は一般だと思う。

    どぶがわ、をあえてタイトルにした理由は気になるけど。dark river なら受け入れられたかも。

    #癒やされる #エモい #ほのぼの

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    2025年11月29日
  • ブランチライン(7)【電子限定特典付】

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    静かに沁みる話し。この方の漫画を読むと脳みそがクリアになっていく。また教授がランチを食べに来てくれたことが、すごく嬉しい。

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    2025年06月08日