池辺葵のレビュー一覧

  • プリンセスメゾン 2

    Posted by ブクログ

    「人が暮らす場所」としての「家」を取り巻く物語。温かい絵本のような雰囲気の、静かで優しい作品。
    メインの登場人物は沼ちゃんや要さんや伊達さんだけど、オムニバス形式になっている。

    登場人物たちは作中で多くを語らない。でも表情(特に目。目が印象的)やその場所や状況で訴えかけてくる。言葉じゃなく感情が心に刻まれる、そんな素敵な作品だとおもう。

    要さんが沼ちゃんを思って実家のベッドで静かに涙する場面が、本当に美しかった。

    ・・・沼ちゃんと伊達さんはどうなる(どうにかなる)のかしら。要さん目線で気になってしまう。

    0
    2017年03月13日
  • プリンセスメゾン 3

    Posted by ブクログ

    何度も読み返してしまった。沼ちゃんをはじめ、登場人物の言葉がジーンと来て、泣ける。
    じわじわと、何かのパワーをもらえるマンガです。

    0
    2017年01月10日
  • プリンセスメゾン 3

    Posted by ブクログ

    自分の賃貸物件探しも沼ちゃんの心意気で探しました。身の丈に合った、でもテンションあがる物件。
    最後幸せそうでよかったねぇ。泣けた。
    ドラマもとても良かった。

    0
    2017年04月14日
  • プリンセスメゾン 1

    Posted by ブクログ

    前にマンガワンで掲載してたときにハマって買った。
    小さい頃に物件のチラシ見るのが好きだった人にオススメのマンガ。
    絵もほわほわしてていい。暮らす、ということを大切に思える。

    2
    2016年12月29日
  • プリンセスメゾン 3

    Posted by ブクログ

    仕事帰りに一人分の食材と珈琲豆を買い求める伊達さんの「ひとりで充実してるのはだめなんでしょうか。」(p.40)というつぶやき、たまりません

    0
    2016年11月23日
  • プリンセスメゾン 2

    Posted by ブクログ

    街の片隅でひっそりけなげに暮らしている女性たち。
    ・・・伊達さんと要さんが好きなので、もっと登場するとうれしいな

    0
    2016年11月20日
  • プリンセスメゾン 1

    Posted by ブクログ

    味のあるタッチで、一コマ一コマを大切に読みたいコミックス。どんどん世界観に引き込まれていく。主人公のひたむきで真っ直ぐで努力家で…それでいて愛らしいキャラクターにもハマる。

    0
    2016年11月13日
  • プリンセスメゾン 1

    購入済み

    マンションを買いたくなりました

    先日、中古マンションを内見し、すごく気に入ったので購入の手続きに入るまでイメージを膨らませてワクワクしていたのですが、不動産屋の指定する日に事務所に行くと、なんと数日前に売れた、と。内見して買う気満々の私にはなんの連絡もなしに、売られてしまいました。その代わりにこの物件はどうですか?と外観がボロボロのマンションを紙面でだされ、あー、女一人暮らしだから甘く見られたんだなぁ、と嫌な思いをしました。
    それからマンション購入に対して消極的になっていますが、このマンガ3巻を読んで、ちゃんと向かい合ってくれる不動産屋を探して地道に探そうと思いました。また希望を持たせてくれて、ありがとうございます!と池辺さ

    3
    2016年11月06日
  • プリンセスメゾン 2

    Posted by ブクログ

    web連載もとても楽しみで、やっとまちにまった紙の本。
    沼ちゃんの周りの人たち、ひとりで自分の道を生きる女の人たち。
    淡々と、でも確実に物語が進んでいく。モチイエにたどり着くまで見逃せない。

    0
    2016年02月25日
  • プリンセスメゾン 1

    Posted by ブクログ

    決して暗い話ではないのに、なぜこうも終始儚さが漂うのか。どこか胸を締め付けられる切なさがある。たまらない。

    0
    2016年02月24日
  • プリンセスメゾン 2

    Posted by ブクログ

    勤労バイトの沼越さんが何でこんなに物件探しに一生懸命なのか、彼女の身の上が少しわかる巻。胸がしみしみする。

    池辺葵さんの描く漫画は、池辺葵さんにしか描けない。寂しくて、とても優しくて、鼻がツンとするんだ。

    0
    2016年02月14日
  • プリンセスメゾン 1

    Posted by ブクログ

    WEBマンガサイト「やわらかスピリッツ」で連載中の「住まい」をテーマにした漫画。主人公は一人で持ち家を探す沼ちゃんこと沼越さん。年収250万ちょい、居酒屋の正社員で25歳。無理だと言われてもあきらめず、一生懸命物件を探し続けるその姿に、不動産で働く人々も心を動かされていきます。ともすると俗っぽくなりそうな話なのですが、池辺葵独特のフィルターがかかり、やわらかく少しものがなしい雰囲気の作品になっています。この作品や「東京タラレバ娘」で、「オリンピックを控えた東京」という言葉が出てくるようになりました。「その時、あなたはどう過ごしているのか?」この問いをつきつける漫画は、今後もしばらく続く気がして

    0
    2016年02月01日
  • 繕い裁つ人(6)

    Posted by ブクログ

    どーでもいいんですが『繕い』ではなく、『縫い』だとずっとおもってました(*´σー`)エヘヘ

    今更、最終巻を読みました。時間がゆっくり流れる作品なので、駆け足で読んではだめかと思って。
    普通に藤井さんが好きでゆるゆるきゅんってなることは置いておいて(o˘◡˘o)、近年、貪欲とか、なんでもとか、そういう、とにかく進め、とは違うものこそよい!と思っています。そういう今の私が読むのに適したコミックだったなと。
    自分が勢いで押して雰囲気を作る型の人間であることを理解していながら、本当にふわっと、いや、そんなに軽くないかな?じっとりと?空気を作ることにとても憧れています。一応、目指すことも忘れてません。

    0
    2016年01月28日
  • サウダーデ(2)

    Posted by ブクログ

    大きな事件が起こるでもなく淡々としているけれど、何故か惹きつけられる。繕い縫う人と同じ優しい雰囲気が心地良い。登場人物が被っているので、繕い縫う人ももう一度読み返したくなった。

    0
    2015年11月26日
  • プリンセスメゾン 1

    Posted by ブクログ

    もともとサイトで無料で読んでいた、プリンセスメゾンが書籍化したということで購入しました。
    池辺葵さんの縫い裁つ人も大好きなので、こちらも大好きです。続巻、楽しみにしています。

    0
    2015年10月14日
  • プリンセスメゾン 1

    Posted by ブクログ

    居酒屋で働きながら、1人でマンションを買おうと頑張っている沼越さんのお話。
    絵に描いたような完璧な幸せとは違う、だけど地に足をつけて日々を前向きに生きている人たちがたくさん出てきて、じんわりとした温かさとか勇気をもらえる本でした。
    明確な目標を持ってまっすぐに向かっていく沼ちゃんはかっこいい。いいお部屋と出会えるといいな。

    0
    2015年09月09日
  • どぶがわ

    Posted by ブクログ

    ドブ川のほとりのベンチでいつもうたた寝をしている老女。川沿いの、長屋のような安アパートに住んでいる。身寄りはないらしい。

    うたた寝の彼女が遊ぶ妄想の世界では、彼女は豪邸に住む四姉妹の長女。ドレスを仕立てたり、ご馳走の食べ過ぎでウエストを気にしたり。現実の彼女の部屋には何もない。ちゃぶ台と数冊の童話。そんな生活を嘆くでもなく日々は淡々と過ぎていき、町の人々もそれぞれの毎日を抱えながら彼女の傍を通り過ぎていくーー。

    柔らかな絵で静かに淡々と進む物語。なのに時折り、思いもよらないほど、胸のつぶれるように切ない一コマが挟まれる。これが池辺葵さんだ。

    ある夜。老女がいつも口ずさんでいる歌を、同じア

    4
    2015年08月16日
  • プリンセスメゾン 1

    Posted by ブクログ

    「大きい夢なんかじゃありません。自分次第で手の届く目標です。家を買うのに、自分以外の誰の心もいらないんですから。」
    そうだね。自分が頑張りさえすれば叶う夢は、いつだって目標だな、って、ふ、とお腹の中に入ってきた。頑張ろう。

    0
    2015年07月01日
  • プリンセスメゾン 1

    Posted by ブクログ

    なんというか、沁みる。
    リアルだし、ひとり暮らしの空間をどうつくっていくか、それぞれの日常が垣間見える瞬間の切り取り方にぐっときた。

    「努力すればできるかもしれないこと、できないって想像だけで決めつけて、やってみもせずに勝手に卑屈になっちゃだめだよ。」

    ずどんとくる。

    0
    2015年06月07日
  • プリンセスメゾン 1

    Posted by ブクログ

    「食」についての漫画は数あれど「住」についての漫画はなかなかありません。この「プリンセスメゾン」はオリンピックを控え都市再開発が進むと同時に単身世帯が増加し続ける今の東京を舞台に、さらりとしたやさしい絵で時に心にチクリと鋭く描かれます。

    主人公の沼越さんは20代の居酒屋アルバイト。古びたアパートに住みながらもコツコツ貯金をして、いつか「自分次第で手の届く目標」であるマンションを買うために、分譲マンションの物件巡りをするのが趣味。

    そんな沼越さん以外にも、たくさんの「住まう人」が出てきます。モデルルーム受付の要さんと阿久津さん、大きな部屋に一人で済む初老のベテラン漫画家、母親を一人地元に残し

    1
    2015年06月01日