池辺葵のレビュー一覧
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居酒屋で働きながら、1人でマンションを買おうと頑張っている沼越さんのお話。
絵に描いたような完璧な幸せとは違う、だけど地に足をつけて日々を前向きに生きている人たちがたくさん出てきて、じんわりとした温かさとか勇気をもらえる本でした。
明確な目標を持ってまっすぐに向かっていく沼ちゃんはかっこいい。いいお...続きを読むPosted by ブクログ -
「大きい夢なんかじゃありません。自分次第で手の届く目標です。家を買うのに、自分以外の誰の心もいらないんですから。」
そうだね。自分が頑張りさえすれば叶う夢は、いつだって目標だな、って、ふ、とお腹の中に入ってきた。頑張ろう。Posted by ブクログ -
なんというか、沁みる。
リアルだし、ひとり暮らしの空間をどうつくっていくか、それぞれの日常が垣間見える瞬間の切り取り方にぐっときた。
「努力すればできるかもしれないこと、できないって想像だけで決めつけて、やってみもせずに勝手に卑屈になっちゃだめだよ。」
ずどんとくる。Posted by ブクログ -
「食」についての漫画は数あれど「住」についての漫画はなかなかありません。この「プリンセスメゾン」はオリンピックを控え都市再開発が進むと同時に単身世帯が増加し続ける今の東京を舞台に、さらりとしたやさしい絵で時に心にチクリと鋭く描かれます。
主人公の沼越さんは20代の居酒屋アルバイト。古びたアパートに...続きを読むPosted by ブクログ -
老婆は川辺で夢を見る。4姉妹が優雅に暮らす幻想の世界とどぶがわ近くのアパートで独居する現実の間をゆらゆらと揺れながら、日々は流れて行きます。どぶがわの近くには様々な人が住み、それぞれの生活があり、楽しいことも嫌なこともあるけど…。静謐で優しい物語です。Posted by ブクログ
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誰にでも合う量産服を数ヶ月に一回買ったり捨てたりして着ている自分にはこの世界は衝撃的でした・・・そうかこういう服もあるのかぁ 素敵だなぁと。
あと市江さんと藤井さんの距離感たまらんです。Posted by ブクログ -
完結しちゃいましたね。でも、市江と藤井さんがどうなるのか、分からない。その余韻がこの画の感じととても、マッチしていると思う。市江が幸せになるためには洋服とお客さまと藤井さんが必要なんだと思う。そのことに市江が気が付くまでにもう少し時間がかかるのかもしれない。Posted by ブクログ
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恋愛ものとかがどうしても好きなので、作品紹介読んでもあんまり惹かれてなかったんだけど、あまりにも勧められてたので読んだ。
結果、良かった。
フォアグラは無理だけど、無償にアボカド欲しくなって買ってしまったよ。Posted by ブクログ -
これほどまでに会話や文章が少なくて
目線や表情だけで言葉以上の心理描写できる作家さんは
そうそういないですよね。。。
絵の好みで言ったら積んであっても手に取らないタッチなのですが
物語に惹きこまれて全巻買ってしまうだけの魅力があります(笑)Posted by ブクログ -
縫い裁つ人の世界が更に深まる二巻です。
一巻でちょこっと出てきた登場人物がクローズアップされたり、新しい登場人物が出てきたり。。。
市江さんと藤井さんは、相変わらずのようで、そうでないような。。
第七話は、夜のシーンが多いのですが、雰囲気があって好きです。Posted by ブクログ -
説明ゼリフを最小限に抑え、小さな動作や表情・演出で登場人物たちの立ち位置を分からせてくれる洗練された作品。穏やかなストーリーなのでだれるのが心配だったが、3巻で登場人物の心の機微や傾き方の描き方がよりシャープになり読みやすくなった。特に一枝さんと藤井さんの関係がいやらしくなくて安心。Posted by ブクログ