池辺葵のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
池辺葵は、さみしさの魔術師だと思う。
だれも泣いてない、直接的な悲しい出来事が起こるわけでもない、それなのに気がつくと文字が読めなくなるほど泣いてしまう。
彼女が紡いだ『プリンセスメゾン』は、
オリンピックを控えた東京で
さまざまな女性が理想の家を求めて歩く、切実な群像劇だ。
人間の孤独を全て抱えた街で、
自分だけの孤独で幸福な空間を探していく物語。
20代半ばの主人公は、家を買う“大きな夢”に触れられたとき
「大きい夢なんかじゃありません。自分次第で手の届く目標です」という。
夢ではなく、目標。自分ががんばればたどり着ける目標なのだと。
そして、その一見前向きな言葉のあとに続いた
「家 -
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素敵な内容。
おすすめの漫画はないかな?と探してる時に
ネットで探していたら
色々なところで好評になっていたので
読ませていただきました。
絵は私好みではなかったというか。。。
失礼ですが、あまり上手だという印象を受けませんでした。
絵でやっぱり漫画って入っていくので
時代背景がはじめはわからなくて。。。
えっ?昭和なのかな?とか思いました。
内容は素晴らしい。
私もお洋服が好きですが、
お洋服の大切に気づかされました。
仕立てなんてしたことないですけど、こんな仕立て屋さんがあったら絶対嬉しいな。
思い出も一緒に織り込んでくれる洋服に対する情熱が感じられました。
二人の恋の行方が気になりますが。。。
その後 -
購入済み
なんだか元気に
家を建てようか迷っている時に出会った本です。
本当に、後押しされるように読みました。
まだまだ迷っている途中ですが、これからも元気貰えそうです。