池辺葵のレビュー一覧
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あ、これわたしみたいな物語だなって思った。好き。すごくいいな
欲しいものを手にするために頑張る人ってかっこいい。
人生について、出会いと別れについて考える今出会えてよかったなあPosted by ブクログ -
マンションを探す一人暮らしの女性と、それを見守る人達の物語。やさしい世界観とキャラクター達が大好きでした。それぞれのキャラクターに、それぞれの完結が提示され、最後まで癒されるストーリーでした。脇役達にもスポットが当てられていて、お見事というしかありません。池辺葵先生の次回作にも期待しています。
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優しく静かに話は進みますが、
決してぼんやりした話ではなく、
静かに、しかしそれぞれの思いがしっかり描かれています。
ものすごくいい話。
読後、なんだか得したような嬉しいような気持ちになる。 -
池辺葵は、さみしさの魔術師だと思う。
だれも泣いてない、直接的な悲しい出来事が起こるわけでもない、それなのに気がつくと文字が読めなくなるほど泣いてしまう。
彼女が紡いだ『プリンセスメゾン』は、
オリンピックを控えた東京で
さまざまな女性が理想の家を求めて歩く、切実な群像劇だ。
人間の孤独を全て抱...続きを読むPosted by ブクログ -
「でも人生って安全に健康に安定して生きてければ幸せってわけじゃないことくらい...私だって知ってるから」(本文より)
池辺葵は読むたびに溜息が出てしまうくらい、本当に良い。ハッとなる言葉と出会えたり、漫画を通して素敵な人柄が見えてくる。Posted by ブクログ -
大好きで大切な漫画がついに終わってしまった。沼ちゃんに要さんに伊達さんに、もう会えないと思うと寂しい。ほんとに寂しい。でも適度な巻数で、切なく綺麗なまま最終巻を迎えてくれて嬉しいと思うべき…
ほんとーに女性におすすめしたい。特に独り身女子。1冊に1回は泣いちゃうし安く聞こえるかもしれないけど勇気とか...続きを読むPosted by ブクログ -
色んな年齢、立場の女性が家(場所)を買う(持つ)ということ。
家を探すことで、自分の大切なものや譲れないことが整理されていくのが
とても素敵なシリーズでした。Posted by ブクログ -
大好きな物語の、最終巻。
それぞれの物語は、とどまることなく移り変わってゆく。
大切にしたいものがあれば悲しむことなんてない。流れていく今この瞬間だって愛おしい。
沼ちゃんたちにはたくさんの事を教えてもらいました。
迷って、立ち行かなくなったときは何度でも読み返そう。(もちろん、それ以外でも!)Posted by ブクログ -
地道にアルバイトをしながら、理想のマンション購入を目標としている主人公、沼越の台詞。
「努力すればできるかもしれないこと、
できないって想像だけで決めつけて、
やってみもせずに
勝手に卑屈になっちゃだめだよ。」Posted by ブクログ -
思春期になると女の格差を思い知る。
誰でも華やかな花を咲かせるわけではないのだと。
彼女達は地味なペンペン草かもしれないが、それなりに愛嬌があるし、夢中になれる趣味もあるし、ほのかな恋も経験する。
楽しいと思うことを楽しめば良いのだ。
その人生に優劣はない。Posted by ブクログ -
開始の時から変化してきてる、キャラが色々と。理子さんの動きが一番思いがけなかったけど。
相手を必要とする変化って一番大変だからなー。
ゲストキャラがちょこちょこ出て来たのも意外だけど面白い^_^Posted by ブクログ -
自分の城は自分で手に入れて守らなきゃいかんのね。最初に出てきた人みたいに、行きたいとこへ次々行く度胸はすげーなあ。賃貸なら出来るけど、買ってからやるとは。逆に要さんみたいな金の使い方も、自分が納得してればそれでよし!Posted by ブクログ
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ついに沼ちゃん、マンション購入!
でも、これで終わりではない。むしろこれから。
楽しみもあるけど、不安もいっぱい…
伊達さんの言葉、沼ちゃんの心がまえ、オムニバスの登場人物たちの生き方。
どれも心の奥に響いてきます。
すごく勇気付けられる。 大切に読み直そう。Posted by ブクログ