沼正三のレビュー一覧

  • 家畜人ヤプー(分冊版) 【第2話】
    原作が三島由紀夫のSF小説みたいですけど、それを読んでから見始めていたらもう少しわかりやすかったかもです。
  • 家畜人ヤプー(分冊版) 【第3話】
    エロな展開とか本人たちはまじめにやってるみたいですけど、そのせいでいつの間にか余計笑える感じになってます。
  • 家畜人ヤプー(分冊版) 【第5話】
    裸とか出てきてまあエロなシーンはあるんですけど、宇宙人のせいで色気みたいなのないって感じになってますね。
  • 家畜人ヤプー(分冊版) 【第4話】
    説明文が多いので結構読み進めるのに時間がかかる感じです。やはり原作小説読んでからにすればよかったかも。
  • 家畜人ヤプー(分冊版) 【第1話】

    手塚治虫氏の家畜人ヤプー?

    多分、同じ話なんだろうな、、、と思って読んでみたのですが、読んだ事無いから分からないいんですが、こんな設定だったのか、と驚きました。
  • 家畜人ヤプー 第一巻
    まさに奇書。でも後書きにもあるように時代背景が違うから当時人と同じ感覚では読めていないのだろう。
    この版は再編集しているらしく、そのせいなのか前半と後半で濃度が違うように感じる。食傷気味だかもう一巻読み進めてみようかな。
  • 家畜人ヤプー 第一巻
    独特の世界観をもつ、かの有名な一冊。
    単なる、「SM小説」とか「猟奇小説」という見方をする人もいるが、実は、もっと奥底の深い話。
    ただし、作者がそれを素直に肯定していないところも面白い。
  • 家畜人ヤプー 第一巻
    これはもっと前に読んでおけばよかった。
    1950年代に書かれたようだが、おそらく当時と今とでは時代性が多いに違うのだろう。その辺りは奥野健男氏の解説が時代の変化をよくとらえていてわかりやすい。特に発表当時は絶賛していた三島が後に否定的になったというのは納得。
    しかし、この強烈な人種差別的な内容がよく...続きを読む
  • 家畜人ヤプー 第一巻
    世界観が凄過ぎます。異常です。
    ヤプー(日本人)、セッチン(肉便器)、ヤープドック(畜人犬)、チンポー(珍棒)etc。
    不明です。
    何語?何人?時代は?場所は?すべてが??から始まります。
    ジャンルもよくわかりません。SF?ファンタジー?エログロ?スカトロ?SM?鬼畜?神の話?
    多分全部含まれますし...続きを読む
  • 家畜人ヤプー 第一巻
    これは、この気持ちはどう言えばいいのか……

    どんなに日本が世界で活躍しても、所詮は奴隷以下の家畜として生きている、そう絶望的な気持ちになった。その絶望的な気持ちこそがマゾヒズムの極致であって、この作品の魅力のひとつなのだろうけど。

    単純に物語として楽しめる、というレベルは超えている。日本人である...続きを読む
  • 懺悔録 我は如何にしてマゾヒストとなりし乎
    内容は
    沼さんがヤプーの作家として名を伏せていた時代なんかに
    他の名前でマゾヒズムについて書いた連載エッセイ等。
    そのエッセイの内容は
    飽くなきマゾヒズムの探求というか悶絶。
    もう気の毒なほどのご努力。
    しかし、ものすごく頷くような人間考察も。
  • 家畜人ヤプー 第一巻
    ストーリー的に面白い/面白くないは二の次として、緻密な妄想に彩られた世界観をこれだけ事細かに描写し、既存のものに全く異なった意味付けをして、それらを隙間なく敷き詰めて全く別の平行世界を作り上げた、その完璧なるオタク的精神に感動する。
  • 家畜人ヤプー 第一巻
    ●100327
    これは子供には読ませたくないなあ。ただ、こういう世界観を考えつき、作り上げることが出来る人がいるということを知ることは重要かもしれない。読んでいるうちに僅かずつではあるが本書の世界観に馴染んでしまうことに、少し嫌悪感を抱きながらも、「人間はそういう性質なのだ」と感じた。
    構造主義的な...続きを読む
  • 家畜人ヤプー 第一巻
    かつてこんなに予想を裏切られた小説はありませんでした。
    「発禁」「エログロ」「SM」てうわさだけ聞いていたんですが
    SF小説って知らなかった…
    非常に面白くよみました。
    SMというよりマゾヒスト幻想です。
    個人的に前半の方が好き。
  • 家畜人ヤプー 第五巻
    いやはや結末はそうだったのね・・再読なのに覚えてない。
    でも改訂されすぎで最初読んだ内容とは違うんだろ。
    読みづらかった3巻4巻を終え、ようやくたどりついた最終巻。
    一度知った味は忘れられないからさ、リンの気持ちがよく分かる。
    終わるとホッとしたようなさみしいような。
  • 家畜人ヤプー 第三巻
    読むのが大変だった・・説明が・・結局すっ飛ばしてしまった。
    古事記や日本書紀などにある「高天原神話」(記紀神話)なんて・・・どこまでも続く妄想?はたまらなく面白い!!
    アンナ・テラスが天照大神とか、知ってる神話の範囲だと最高でほんと笑えるのだけど(ただし失笑)、やっぱ知識が足りないと面白さ半減だな〜...続きを読む
  • 家畜人ヤプー 第二巻
    だんだんと、去勢・加工されていく麟一郎が不憫なのだけど、あまりに当たり前に事がすすむので、「あらそう」と麻痺してくる。
    ほんと言葉の表現、記述が面白いな〜曖昧でなくきっちり書ききるところが素晴らしい。
  • 家畜人ヤプー 第一巻
    15年ぶりくらいに再読。
    初めて読んだ時も衝撃よりも面白さを感じたけれど、今回も同様、やっぱり面白すぎて腸が捩れそうになった。
    なんといっても言葉を充てるのがほんとにうまい。卑劣で下劣な描写なんて取るに足りない。
    ゲラゲラ声出して笑ったり失笑したり、電車の中で読むのはちょっと大変だった。
    続きを覚え...続きを読む
  • 家畜人ヤプー 4
    迎えの船で「イース」に向かうクララに、美しい男性との出会いが。「記憶をなくしたイース人」としてイースに向かうクララは麟一郎から離れ彼らの歓迎を受ける。その間、麟一郎は家畜人たるべく恐ろしい処置を受けさせられていた…。
    麟一郎はまだ自分が助かると信じてます!…悲しすぎる。
  • 家畜人ヤプー 2
    裸で平伏す麟一郎を、「家畜人」だと言うポーリーンに激昂するクララ。ポーリーンの飼い犬「ニューマ」に噛まれ、全身麻痺状態の麟一郎を助けるためには、一度ポーリーンの世界「イース」に行かなくてはならない。
    家畜人の解説が物語より大きな割合を占めてます。