沼正三のレビュー一覧

  • 家畜人ヤプー 1

    匿名

    購入済み

    衝撃

    とあるYouTuberさんから来ました。とても設定が細かくしっかりしており、2巻も読みたくなりました。

    #怖い #ダーク

    0
    2023年03月07日
  • 家畜人ヤプー 第一巻

    Posted by ブクログ

    3月20日、BOOKOFFで人を待ちながら次に読みたい本を物色?!していた所、地震警報が鳴り響き、あっという間に立っていられない程の揺れに、思わずしゃがみこんだ。
    そんな私の脳天を直撃してきた本が、家畜人ヤプーであった。
    いつかは手を出そうな予感がしていたこの作品に縁を感じて購入。

    いやいやいや.....。そういう趣味嗜好は無いけれど、何という世界観なのか??
    この時代にこんなものが書けるとは...。
    婚約していた、クララと麟一郎の二人がポーリーンに出会うことにより、運命を変えられてしまう。
    麟一郎が、人間の気持ちをクララに対する愛情を持ったままヤプーに改造されていく様が、不憫で可哀想で、自

    0
    2021年03月25日
  • 家畜人ヤプー 第一巻

    Posted by ブクログ

    マゾヒズムここに極まれりといった感じですね。

    人体改造ネタはもちろんのこと、「アマテラスの正体が実は……」といった日本神話を解体するような、右翼団体をブチギレさせたアイディアも秀逸です。

    0
    2019年07月07日
  • 家畜人ヤプー 第一巻

    Posted by ブクログ

    自分の中にも日本人としての誇りがあったんだなと思い起こさせてくれた作品

    起きているできことはすべてグロテスクで荒唐無稽なんだけど
    それをあくまでSFとして説明しよとしているところに誠実さを感じる

    それらがあくまで作者がしてほしい願望であるところが狂いに拍車を掛けている

    ぜひとも世界で出版して欲しい作品
    その時は出版された国の人種を家畜役にしてほしい
    どんな反応をするのか楽しみだ

    江川達也が漫画化したが彼にはMの願望がなかったのでそれなりだった
    ヤプーが日本人に見えなかったのもまずかった

    0
    2014年06月18日
  • 家畜人ヤプー 第一巻

    Posted by ブクログ

    これはすごい。ドグラ・マグラ以上の奇書に出会った気がします。
    怖いというより、こういう世界だったら家畜扱いされてた自分が今ぬくぬくと読書している優越感に浸ったり嗜虐心被虐心を間接的に味わったりして快感を感じる本なのでは…私は好きです…。

    0
    2014年04月26日
  • 懺悔録 我は如何にしてマゾヒストとなりし乎

    Posted by ブクログ

    知らない世界の出来事。
    『家畜人ヤプー』を読んだ時も相当衝撃を受けたけど、その作者とされる人の経験を書いたこの本も、物凄く衝撃的。
    この頃では、ゲイやら女装家やらは容認されつつあるけど、作者のようなマゾヒストという人物はなかなか受け入れられないだろうと思う。
    実際、近くにいたら気持ち悪い。
    自分で自分を変質者だと分かっているから、ここまでできるのかなと思ったり。
    目的がハッキリしているから、確かに無害ではあるけど……。
    非常に興味深く読んだ。
    どうすれば、相手の警戒心をとくことが出来るか、相手の心情の変化を誘うよう振舞うことができるのがすごい。

    0
    2013年09月18日
  • 家畜人ヤプー 第一巻

    Posted by ブクログ

    単純に凄く面白い。エログロナンセンス文学として名高いが逆に人間臭さがない分、下手に重たい小説よりもはるかに読みやすい。人間の尊厳なんてものが、同じ人間の中でこそ貶められ快楽にすり替わるということが良く分かる。
    ところどころ、何だか未来ではこうなるのかもしれない…と思わず納得してしまうような描写に日本人として厭な汗が額ににじむことだろう。だけど、この本は深く考える必要はないのだと思う。絵空事として笑い飛ばす精神があれば5冊楽しく読める…はずである。

    0
    2012年09月26日
  • 家畜人ヤプー 第一巻

    Posted by ブクログ

    そこまで書くの!?
    というくらいの書き込みがたまらない。
    沼正三氏の頭の良さがビシバシ伝わってくる。

    0
    2012年06月13日
  • 家畜人ヤプー 第五巻

    Posted by ブクログ

    1巻の中盤あたりまでは非常に不快で気持ち悪くなった。
    後半からヤプーの在り方について興味が沸いた。
    2巻からイース人の考え方に肯定的になり、3巻から世界に対して違和感を感じなくなる。4巻でイースの歴史に触れ、ヤプーと黒奴と白神への理解が深まり、5巻で従属し使われることの歓びを知る。

    巻数を重ねるごとに自分の価値がわからなくなってゆく。奇書とはよく言ったものだった。

    0
    2011年11月06日
  • 家畜人ヤプー 第一巻

    Posted by ブクログ

    あまりのこじつけ上手に腰くだけ。
    本当にそうなのか?と錯覚してしまうぐらい
    この本に引き込まれた。

    自分の価値観や発想にはない
    逸脱したセンスや奇抜さには
    ため息しかでない。

    しかし、生理的に受付けない人が大半であろう。
    一般向きではないことは確か。
    「友人に紹介できない一冊」とも言える奇書。

    変態!と罵られたくないから
    私はエロ本同様の扱い。

    0
    2011年06月28日
  • 家畜人ヤプー 第一巻

    Posted by ブクログ

    ここまでの世界観を作り上げたことに驚いた。詳細な描写に気持ちが悪くなってしまったが、続きが気になる作品。

    0
    2011年05月17日
  • 家畜人ヤプー 第一巻

    Posted by ブクログ

    ヤプーを読むなら小説を読め! または石ノ森漫画だ!
    白人貴族女に同調して読むならわが世の春な住みよい世界。男は三つ指ついて妻に尽くす、ガチガチの女性優位社会。
    黒人は半人間。日本人は…実は人間を僭称した家畜だったのだ! だから慈畜精神にのっとり何してもOK! 
    という未来に迷い込んだ日本人男とドイツ女の、昭和に書かれたSF風エログロSMスカトロ趣味小説。
    著者の趣味全開。でも昭和だからそんなに刺激が強くない(笑)
    個人的には巨大果物とオロニア乳のアイスクリームが食べたい。そして猫だけはヤプー化されていないところに深く深く満足しました。

    0
    2009年12月02日
  • 家畜人ヤプー 第一巻

    Posted by ブクログ

    構想も設定も、よく思いついたなあと感心するばかりですね。
    マゾヒズムの極といいますか、内容が内容なのであまり気軽にお薦めできない作品ではあります。
    でも私としてはいち押しです!

    0
    2009年10月04日
  • 家畜人ヤプー 3

    Posted by ブクログ

    凄い内容である上、江川達也の洗練されたシャープな線が内容を引立てることに見事に成功している。
    難を言えば、説明が多過ぎて、理解しずらい面もあるので(この作品の場合仕方ないことだが)
    もう少し絵で分かり易く表現して欲しかった。

    ほとんど場面が切り替わらないのに、ここまで読者をひっぱるのは、内容の悪趣味さだけであろうか。

    0
    2009年10月04日
  • 家畜人ヤプー 第五巻

    Posted by ブクログ

    たとえば、悪魔がわたしにこう囁くとしよう。
    『今まで体験したことのない快楽や享楽を与えてあげよう。但しお前は人間ではなくなる。それでもよければ甘んじてこの快楽に身を委ねるがよい』
    勿論わたしはその言葉を受け入れないであろう。

    だが、他人がその言葉に導かれて堕ちていくのをこっそりと覗くだけならやってもよい。

    そんな人のためにこの本は書かれたんだろうなと思う。

    可憐なドイツ人の恋人♀が、快楽に目覚めSに変態化し、気高い日本人の恋人♂が、快楽に目覚めMに変態化する。

    淫靡な匂いのする妖しい世界にようこそ・・・・・・

    0
    2009年10月04日
  • 家畜人ヤプー 第五巻

    Posted by ブクログ

    えすゴコロもえむゴコロも満たされるとゆう。。乙女の定番でしょ☆

    8Bたま〜☆ たのしみにしてる!!!

    0
    2009年10月04日
  • 家畜人ヤプー 第三巻

    Posted by ブクログ


    沼正三はこころの師。
    というより、今風に言うなら俺の嫁(失礼な)

    必要のない人には永遠に必要のない物語。理解出来ない人には永遠に理解出来ないだろう。
    でも、差別や差別される人間の心理、状況、意識、そういうものへの鋭い観察眼は、決して変態小説で黙殺できないものがあると思う。
    傑作だと思うんだけどなあ……。まあ、誰にもは絶対に勧めない。むしろ、理解出来ないやつには読んで欲しくない。汚されたくないというか。

    本当に頭のいい人が、自分のすべてを傾けて砕身に細心に作り上げた世界なのだと思う。
    それは美しく醜く、絶望と希望に満ちあふれて底なし沼のように深い。

    0
    2009年10月04日
  • 家畜人ヤプー 4

    Posted by ブクログ

    これも1〜3の画像が無かったので4巻。これはかなり好き嫌いの分かれる作品だろうなあ。私的には娯楽として面白いんだけど。地球も滅んだずっと後、イースに移り住んだ社会は白人=人間、黒人=奴隷、そして日本人=…。

    0
    2009年10月04日
  • 家畜人ヤプー 第一巻

    000

    購入済み

    真面目に皮肉してる

    解釈は人それぞれ、
    奇書であることは間違いない。
    大統領選に落選する予定のトランプちゃんに英訳版を謹呈したら、選挙後ね、
    喜ぶかもしれない。トランプちゃんは、
    女尊男卑、白尊色卑の皮肉に気がつくかな、多分気が付かない気もします。
    スウィフトの原典だと、yahooの主人は馬なので、同じようなもの?
    イヤ、馬からはあんな野蛮、低脳、凶悪な生き物と一緒にするなと、
    意思疎通ができれば怒られそうな出来ですね。
    英訳あるのかしら。日本に閉じ込めておくには勿体無い出来。
    プロパガンダが足らないかもしれません。
    お好みで。

    0
    2024年05月21日
  • 家畜人ヤプー 第五巻

    Posted by ブクログ

    いやーなんとも壮大な物語だった。
    全5巻の長丁場だったこともあって途中、中弛みもあったけど最後まで楽しく読ませていただきました。
    そうかぁ麟一郎はそっちを選んだかぁ。
    まぁむずかしい判断だったとは思うけど麟一郎の人生を思うとなんともやりきれない気持ちになった。
    そして、クララも麟一郎もそうだけど人ってこうやって洗脳されていくんだなぁってのがよくわかった。
    自分自身こんな世界に放り込まれたらきっとヤプーとして生きていっちゃうんだろうなぁ。

    0
    2024年01月22日