沼正三のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレこれはびっくり。TikTok?で激ヤバ本(語弊)と紹介されてて、あらすじ読んで、ふーんちょっと読んでみたいかも〜と思っていた矢先に読める機会があったので…設定がきちんとされすぎていて、途中で辞書?みたいなページがめちゃめちゃ入る。読書初心者にはなかなか時間かかる、読むのに ふう、となる 本でした 再編集?されていたみたいで、あとがきで知ったんですけどこの作者さん、結構得体の知れない人物らしく、それにもびっくり どういう原理、理屈で未来人、またはそれを取り巻く環境が成り立っているのか現代の環境を踏まえながら説明しつつ、なるほどそれならできなくもないかーとなる絶妙なポイントで成り立っている(気がする)想像力が貧困なのでこんなに細かく説明してくれてても えっ…つまりどうなってる?と思いながら読みました 瀬部氏、どうなるやらと思いますがすでに人外な施術は終わってしまったのであとはもう未来人に馴染んだクララに家具として扱われるのでしょう…わたしも黄色人種なので気が抜けない←? 初めてこういう本を読んだ なんでもありやなぁ面白かったです
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購入済み
手際よくコミカライズ
原作は70年近く前に発表された沼正三の長編SF・SM小説である。結構ボリュームのある原作を手際よくコミカライズしているので、ストーリー展開を追うのにはなかなかに便利な作品である。ただ大変残念なことに絵柄があっさりしすぎていて、原作の持っている「妖しさ」が伝わってこない。大暮維人のような繊細で妖しい絵がほしいところである
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Posted by ブクログ
結婚を控えたドイツ人女性のクララと日本人男性の麟一郎のカップルは、ある日ドイツの山中で未来人の墜落現場を目撃してしまう。帝国EHS(イース)から来たと名乗るその未来人は、アクシデントにより身体が硬直してしまった麟一郎を治すため、二人をイースに連れていく事を申し出る。あらゆる技術が発展したその国は、アングロサクソン系の白人を頂点に、黒人の半人間の奴隷、そして様々な肉体改造を施され字義通りの肉便器や性玩具に身を変えられてしまったヤプーと呼ばれる日本人により形成された完全なる格差社会であった。また、徹底的な女権主義国家でもあり、権力は全て女性が握っていた。そうとも知らず麟一郎と二人、イースに行く事に同意したクララ。初めは麟一郎の容態を気にかけていた彼女だったが、次第に権力と暴力の甘美なる魅力に陶酔していく。知ってはいたけど内容はかなりえげつない。だいぶ人を選ぶので要注意!ヤプーと言われる日本人があらゆる肉体改造を受ける様子や、白黒黄色人種からなる格差社会の様子など、イース文明を科学的文献を参考にしている体でつまびらかにしている。私達が日々家畜に行っている事と、かつて奴隷や穢多非人と呼ばれる人々に対して平気で行っていた(現在も一部行っている)行為の残虐性を思えば、本作で描かれた世界もあながちあり得なくないのかもしれない。どーーーっしても拭えなかった疑問は一つだけ。「ヤプーの加工にそれだけの労力をかける意味はあるのか?!もっと楽な方法あるだろ!」ただ暇で裕福な人間が行い得る悪行の例は歴史の貴族を見れば枚挙にいとまがないので、こちらもあながちあり得なくもないのか…。