沼正三のレビュー一覧
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これはびっくり。TikTok?で激ヤバ本(語弊)と紹介されてて、あらすじ読んで、ふーんちょっと読んでみたいかも〜と思っていた矢先に読める機会があったので…設定がきちんとされすぎていて、途中で辞書?みたいなページがめちゃめちゃ入る。読書初心者にはなかなか時間かかる、読むのに ふう、となる 本でした 再...続きを読むPosted by ブクログ
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原作は70年近く前に発表された沼正三の長編SF・SM小説である。結構ボリュームのある原作を手際よくコミカライズしているので、ストーリー展開を追うのにはなかなかに便利な作品である。ただ大変残念なことに絵柄があっさりしすぎていて、原作の持っている「妖しさ」が伝わってこない。大暮維人のような繊細で妖しい絵...続きを読む
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二千年後の世界では日本人の末裔は家畜人になっているって・・・貴志祐介著『新世界より』のバケネズミを思わせる。人(家畜人ヤプーでは白人のこと)を神と崇めるところも似ている様な。1956年から『奇譚クラブ』に連載がはじまる。長編SF・SM小説という括りらしい。摩訶不思議なおはなしであった。幻冬舎アウトロ...続きを読むPosted by ブクログ
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結婚を控えたドイツ人女性のクララと日本人男性の麟一郎のカップルは、ある日ドイツの山中で未来人の墜落現場を目撃してしまう。帝国EHS(イース)から来たと名乗るその未来人は、アクシデントにより身体が硬直してしまった麟一郎を治すため、二人をイースに連れていく事を申し出る。あらゆる技術が発展したその国は、ア...続きを読むPosted by ブクログ
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あらかた世界観を説明し終えたのか1巻程の偏執狂的説明がなりを潜め日本神話を下敷きにした言葉遊びが目立つ。マゾヒズム小説とみると主人公を去勢させたのことには違和感があったが、あとがきにも見えるように肉体の部分ではなく全て、はたまた文化構造までの倒錯を狙ったのであれば驚嘆のひとこと。とはいえ少し飽きてき...続きを読むPosted by ブクログ
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誰でも一度は夢想したり、思いついたりするエログロい事。
そんで物書きだったら一度は書いてみようかと思うけど、決して書かない。
そんな内容でした。
この文庫版だと5巻まで出てるみたいだけど、オレはこの一冊でお腹いっぱいです。
白人女性が神のように扱われる遠い未来の世界、
黄色人種は人以下とされ、人...続きを読むPosted by ブクログ -
初正三。よくもまぁこんな世界観を作ったものだと関心する。・・が、しかし兎に角不快だった(-_-;;テン〇ー家の扱いまであぁだとは。そりゃあ問題になるわな... orzPosted by ブクログ
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人の考えが変えられてゆく事の怖さ。自分の判断が揺らぎ、やがて染まり、元々そのように考えていたと思わされる。
思考のすり替えと、選民意識。統治者・従属者。Posted by ブクログ -
読んでいるうちに日本人は本当に欧米人種より劣った人種であるかのような刷り込みを受けているような気分になる。
作者の想像力、設定の作り込みには畏敬の念を感じるが、その異常性は読む人を極端に選ぶだろう。Posted by ブクログ