沼正三のレビュー一覧

  • 家畜人ヤプー 5
    様々な所に使われる「家畜人ヤプー」に慣れてきたクララは、ピグミーデュエルと呼ばれる小人の決闘に夢中になり、麟一郎の事を次第に忘れていく。
    この漫画を見ていると、日本人が可哀相になってきます。思想的に大丈夫かな?続きが気になります。
  • 家畜人ヤプー 1
    麟一郎とクララは、未来からの来訪者・ポーリーンを助けたことを切っ掛けに、おかしな生物に遭遇していく。
    婚約者同士の麟一郎とクララの運命が、この日を境に狂った方向に堕ちていく。
    江川達也の描写で禍々しく描かれた家畜人が見物です。
  • 家畜人ヤプー 1
    原作はもうだいぶ昔に発表された小説。あの三島由紀夫や寺山修司も大絶賛だったらしいとか。そんな前知識は全く仕入れずに読んだのだけど、これがもう、凄まじいのだ。この際、江川達也が作画しているということは抜きに語らなければならない。発想としてはオーソドックスなSFだけど、設定の綿密さが尋常ではない。設定に...続きを読む
  • 家畜人ヤプー 4
    原作はもうだいぶ昔に発表された小説。あの三島由紀夫や寺山修司も大絶賛だったらしいとか。そんな前知識は全く仕入れずに読んだのだけど、これがもう、凄まじいのだ。この際、江川達也が作画しているということは抜きに語らなければならない。発想としてはオーソドックスなSFだけど、設定の綿密さが尋常ではない。設定に...続きを読む
  • 家畜人ヤプー 3
    原作はもうだいぶ昔に発表された小説。あの三島由紀夫や寺山修司も大絶賛だったらしいとか。そんな前知識は全く仕入れずに読んだのだけど、これがもう、凄まじいのだ。この際、江川達也が作画しているということは抜きに語らなければならない。発想としてはオーソドックスなSFだけど、設定の綿密さが尋常ではない。設定に...続きを読む
  • 家畜人ヤプー 2
    原作はもうだいぶ昔に発表された小説。あの三島由紀夫や寺山修司も大絶賛だったらしいとか。そんな前知識は全く仕入れずに読んだのだけど、これがもう、凄まじいのだ。この際、江川達也が作画しているということは抜きに語らなければならない。発想としてはオーソドックスなSFだけど、設定の綿密さが尋常ではない。設定に...続きを読む
  • 家畜人ヤプー 1
    康芳夫プロデュース、沼正三・著の戦後最大の奇書「家畜人ヤプー」を漫画化するという偉業に江川達也先生が目下挑戦中!漫画ということで当然「絵」があり、登場人物から背景、世界観といったイメージが限定されてしまうキライがあるわけですが、個人的にはかつて原作を読んだ時にイメージしたものと合致!単行本新刊が出る...続きを読む
  • 家畜人ヤプー 第一巻
    これはびっくり。TikTok?で激ヤバ本(語弊)と紹介されてて、あらすじ読んで、ふーんちょっと読んでみたいかも〜と思っていた矢先に読める機会があったので…設定がきちんとされすぎていて、途中で辞書?みたいなページがめちゃめちゃ入る。読書初心者にはなかなか時間かかる、読むのに ふう、となる 本でした 再...続きを読む
  • 家畜人ヤプー(分冊版) 【第1話】

    手際よくコミカライズ

    原作は70年近く前に発表された沼正三の長編SF・SM小説である。結構ボリュームのある原作を手際よくコミカライズしているので、ストーリー展開を追うのにはなかなかに便利な作品である。ただ大変残念なことに絵柄があっさりしすぎていて、原作の持っている「妖しさ」が伝わってこない。大暮維人のような繊細で妖しい絵...続きを読む
  • 家畜人ヤプー 第一巻
    二千年後の世界では日本人の末裔は家畜人になっているって・・・貴志祐介著『新世界より』のバケネズミを思わせる。人(家畜人ヤプーでは白人のこと)を神と崇めるところも似ている様な。1956年から『奇譚クラブ』に連載がはじまる。長編SF・SM小説という括りらしい。摩訶不思議なおはなしであった。幻冬舎アウトロ...続きを読む
  • 家畜人ヤプー 第一巻
    結婚を控えたドイツ人女性のクララと日本人男性の麟一郎のカップルは、ある日ドイツの山中で未来人の墜落現場を目撃してしまう。帝国EHS(イース)から来たと名乗るその未来人は、アクシデントにより身体が硬直してしまった麟一郎を治すため、二人をイースに連れていく事を申し出る。あらゆる技術が発展したその国は、ア...続きを読む
  • 家畜人ヤプー 第二巻
    あらかた世界観を説明し終えたのか1巻程の偏執狂的説明がなりを潜め日本神話を下敷きにした言葉遊びが目立つ。マゾヒズム小説とみると主人公を去勢させたのことには違和感があったが、あとがきにも見えるように肉体の部分ではなく全て、はたまた文化構造までの倒錯を狙ったのであれば驚嘆のひとこと。とはいえ少し飽きてき...続きを読む
  • 家畜人ヤプー 第一巻
    誰でも一度は夢想したり、思いついたりするエログロい事。
    そんで物書きだったら一度は書いてみようかと思うけど、決して書かない。
    そんな内容でした。

    この文庫版だと5巻まで出てるみたいだけど、オレはこの一冊でお腹いっぱいです。

    白人女性が神のように扱われる遠い未来の世界、
    黄色人種は人以下とされ、人...続きを読む
  • 家畜人ヤプー 1
    ヤプーとういう倒錯的な存在への魅力は出せていたと思うが、それにしても文章が多い多い…
    また、終盤は絵が荒すぎて読めたもんじゃないので残念
    あと、自分にはこのヤプーという狂気的でフェティッシュな存在をあまり受け入れられなかったから、まぁこれは好きな人は好きなのだろうと思った
  • 家畜人ヤプー 第一巻
    初正三。よくもまぁこんな世界観を作ったものだと関心する。・・が、しかし兎に角不快だった(-_-;;テン〇ー家の扱いまであぁだとは。そりゃあ問題になるわな... orz
  • 家畜人ヤプー 4
    とうとう氷河号にピックアップされる。
    妹のドリス・ジャンセン。
    兄のセシル。
    セシルの夫ドレイパアの弟であるウィリアム。
    クララは記憶喪失ということで彼らと関係を持ち、

    リンはとうとう処置の過程に入る。
  • 家畜人ヤプー 2
    「新地球」の原住民、有翼四足人種を家畜化した天馬。
    ローゼンバーグ「家畜人の起源」
    生体縮小機。読心装置。染色体手術。
    家畜と家具との概念的区別が曖昧に。

    俺は最後まで嘘は言わなかったぜ、リン。
    こうやってお前を可愛がっているんだからな。
    さ、ちゃんとしゃぶって俺のジュニアを喜ばせてくれ。
    立場は...続きを読む
  • 家畜人ヤプー 1
    原作未読にて、何か訴えたいことがあるのか、単に変態的な設定と描写を誇示したいだけなのか判断がまだつかない。後者であれば江川氏の作画というのはうってつけだ。
  • 家畜人ヤプー 第一巻
    人の考えが変えられてゆく事の怖さ。自分の判断が揺らぎ、やがて染まり、元々そのように考えていたと思わされる。
    思考のすり替えと、選民意識。統治者・従属者。
  • 家畜人ヤプー 第一巻
    読んでいるうちに日本人は本当に欧米人種より劣った人種であるかのような刷り込みを受けているような気分になる。
    作者の想像力、設定の作り込みには畏敬の念を感じるが、その異常性は読む人を極端に選ぶだろう。