沼正三のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
1956年から連載された沼正三のSF&【SM】小説。
未来世界。白人至上、女権主義国家にて家畜として奉仕する元「日本人」たち、ヤプーと呼ばれ服従に喜びを感じて品種改良や肉体改造をされている存在となっています。
未来帝国イース、テラ・ノヴァ古代文明、有翼四足人…などの設定があるこの物語は確かにSFファンタジー小説の枠組みです。ただこれらの言葉よりも多く小説にちりばめられているのは、畜人、肉便器、生体家具、舌人形などなど。
もうこーゆーのダメなひとは読むのが無理なストーリーです。
印象的に感じたのは人間=家畜とした世界感。リアルな世界では人間以外の動物は当たり前に家畜となってます。人間の