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イース人のヤプーに対する態度は、徹底して残酷かつ非道なものだった。クララは初め、嫌悪感を示すが次第に順応していき、やがて麟一郎を私有家畜とすることを決意。去勢手術などの生体加工を施され、変わり果てた姿となった麟一郎は、クララの「尿洗礼(パブティズム)」を受けてヤプー・リンとなった――想像力の限りを尽して描きあげた倒錯の万華鏡、第三巻。
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Posted by ブクログ
沼正三はこころの師。 というより、今風に言うなら俺の嫁(失礼な) 必要のない人には永遠に必要のない物語。理解出来ない人には永遠に理解出来ないだろう。 でも、差別や差別される人間の心理、状況、意識、そういうものへの鋭い観察眼は、決して変態小説で黙殺できないものがあると思う。 傑作だと思うんだけどな...続きを読むあ……。まあ、誰にもは絶対に勧めない。むしろ、理解出来ないやつには読んで欲しくない。汚されたくないというか。 本当に頭のいい人が、自分のすべてを傾けて砕身に細心に作り上げた世界なのだと思う。 それは美しく醜く、絶望と希望に満ちあふれて底なし沼のように深い。
いやーそれにしても狂った小説だなぁ。 まさか日本人はもともとイース人が過去に連れて行っていたヤプーだったなんて。 リンもすっかり犬が板についてきちゃったし、 この狂った物語は一体どこに着地するんだろう。 でも流石にバーで排泄物や反吐をご馳走だって食べる場面は気持ち悪かった。
読むのが大変だった・・説明が・・結局すっ飛ばしてしまった。 古事記や日本書紀などにある「高天原神話」(記紀神話)なんて・・・どこまでも続く妄想?はたまらなく面白い!! アンナ・テラスが天照大神とか、知ってる神話の範囲だと最高でほんと笑えるのだけど(ただし失笑)、やっぱ知識が足りないと面白さ半減だな〜...続きを読む。ちょっと自分に残念。
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