福島聡のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
老いない星屑が語り部になるかと思いきや、電池は生産終了になるし、前巻末で宇宙シャークに食われてしまう/惑星クリプトン破滅から脱出したカイ・エルのようにルイ・ポポの娘ピッピは一千年の時を超えたが/宇宙雷魚は大群で襲来し地球を十日月型にし人類を滅ぼしてにち自らは大量の骨の化石となって横たわる/人類の亡きあと本来の“支配者”である昆虫は進化し帝国を作りヒューマニティーまで獲得した/「紅茶とビスケット」「人類なんてどうでもいいの、パパとママに会いたい」そのためには…/防衛軍任務優先のママを説得して星屑を誘拐、彼の記憶が地球人類を救うために必要!
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Posted by ブクログ
18歳で成人とは…18歳未満には責任能力がないのか?少年少女時分、アイデンティティー確立前の決定で、人生後半までの展開が予想される社会はつまらない。しかるにドラマチック展開は天才以外の一般人にも日常的に襲いかかってくる…。
この連作、性も多いが死も多い、生を描くために。
【目次】ちょっとしたパントマイム漫画になっている。三人の少年が空き家に入り込んで宝探しをしているらしい。裸体画の習作キャンバス群を見つけてドギマギ…
第一話 触発 The first episode Triger
①thema〈死と再生〉小学校4年生ぐらい(?)ヨシコはちょっとした弾みで同級生ジローの事故死に関わった。通夜に -
Posted by ブクログ
全4巻再読。通しで読み直してみると、ものすごくいい話じゃないか。
天真爛漫な女子高生ニーナと彼女をご主人様と慕うロボット星屑。二人の珍道中を描くSFコメディかと思わせて、その実は、ただ一人の愛を求める長い長い遍歴の物語。まさに福島聡版ピノキオ。
ピノキオに限らず、鉄腕アトムにしろA.I.しろ、人の心を持ってしまった人外の存在は、その出自と孤独から人以上に人の愛を欲する。しかし、欲するがゆえに、そして人以上に彼らの行動は人を逸脱し、孤独を深めるし、そこにこそ人ならざるものの悲劇がある。
こうした典型的なフォーマットを踏襲しながら、一方で福島聡らしい奇想天外なファンタジーを盛り込んで、最後はしっか