あらすじ
「僕はこれから、戦争に行く――」戦時下にある、架空の日本。国を占領され、家族を失い、友も、故郷も、自我も、平穏も、恋も、夢も。すべてを失った8名の少年少女兵士たちは、「福神(ふくじん)」と名付けられた戦闘兵器に乗り込み、戦場へと出撃する!! 『少年少女』で手塚治虫文化賞にノミネートされた実力派・福島聡が描き出す傑作シリーズ第一巻。ついに電子化!
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Posted by ブクログ
背景の設定も登場人物もいい
足が地についたガンダムって感じ
戦闘シーンをクローズアップすれば、売れたかも・・
でも、政治的な問題やら、ちょっと、残酷なとこもあるので
たまに、どっぷりと一気読みします
Posted by ブクログ
良い意味で現実的なエヴァンゲリオンという感じ。
個人的にはエヴァよりもお薦めします。
絵の好き嫌いが出てしまうかもしれませんが、私的には
有りだと思います。残念ながら萌えは有りません。
ですが、これは読むべき本。
Posted by ブクログ
日本が中国の支配下でアメリカがかなりの地球人離れしたそんなSF、最初半信半疑だったんですがかなりのダークホースでしたね。巻を追うごとに面白さが増してきました。
Posted by ブクログ
アメリカの太平洋西側の支配力が衰退し、「何者か」が在日米軍基地全部とその周辺を焼き払い、日本が中国の勢力圏になっている近未来。男女の若者数十人が軍事訓練を受けている…茶髪、ピアスはいなさそう。メガネは一人だけ。その一人は主人公らしく、インテリっぽく「(命令に)理由を説明してください」「敵ってアメリカですか」などという。髪の毛が地で白い小柄な女・半井運動能力超絶/旅団というから二千人以上の戦闘単位なのだろう。近代戦に警備以外は小銃を使うとは思えないが、旧陸軍以来「分解・組み立ては基本」に逆らうワンという中国娘/「核爆発にも耐えられる」謎の着ぐるみ=八福神には意外な弱点があった。
Posted by ブクログ
大人買いして一気読みしました。
この作家は頭がいいな。とまず思いました。
人物設定も頭のいい人,感覚的な人,個性ある人
とバラエティ豊かでストーリーも論理的。
こうなったからこうなるというのが非常に判りやすい。
時間的にとんだ場面やいきなり人物像や環境が変わっているもあるんだけど,心情やキャラクターも含めて論理的整合性はとれている印象をもちました。
面白かったんだけど一般受けはしないだろうな。と思いました。
以上です。
Posted by ブクログ
福島先生の長編。僕は短編が好きなので、★4をつけざるを得ないが、相変わらず面白い。福島先生は映画的な漫画を書く。シーンとシーンをつなげるのではなく、重ねて物語を進めるのだ。だから、読んでいて「ん?」となることもままあるが、慣れてしまえば映像作品を見ているかのよう。アニメ化すると面白さがよく引き出されると思う。そのときは、ギュパッとかの効果音にも力入れてくれないと、ファンは納得しない。
Posted by ブクログ
最終巻だけ未だに読んでないのですが、まあ面白いです。男の人ならハマると思います。女性にはちょっと入りづらいかもしれません。
基本は中国の領土となってしまった日本が核攻撃を受けても平気な特殊素材で作られた「福神」という全身スーツ型の装甲(運動機能は強化されるけどこれ自体に攻撃能力はついてない)を開発、自衛隊等の組織から選ばれた若者達がそれに入ってアメリカの遠隔操作型の人型飛行兵器と戦うお話だったりするのですが戦闘シーンが描かれることはあまりなく、それよりも福神隊(福神に入る人)やその周りの人間模様やアメリカ側の考え方、戦争に巻き込まれた人々、反戦派の人、いろんな人の感情が描かれているので単なる戦闘漫画ではなく、戦争についていろいろ考えさせようといったかんじ。
ちょっと重たい話でもあるのでそういうのが苦手な人には合わないかもしれません。