感情タグBEST3
Posted by ブクログ
すばらしく陰鬱としているので
読む人を選ぶけれど、たぶん何度選んでも好き。
みかんスープの話、特に。
著者がちゃんと生きてごはん食べて笑ってたりするのか時折心配になる(わたしが心配しても意味ないけれど)
Posted by ブクログ
「ローカルワンダーランド 1巻(2016) 」や「ローカルワンダーランド 2巻」に続き、福島聡氏の作品『鵺の砦(2008)』を読んでみた。この作品ものすげー読み応えで歓喜。 大好きなストーリーは・・・やっぱラストの・・・”すみれの花”かなー。
Posted by ブクログ
名作『少年少女』のなかの、暗く不可解な要素ばかりを発展させたような作品群。巻末の解説が「病んでいる」現代人は安定志向と倦怠への刺激を求める快楽主義者のキメラ=鵺なのではないか/『鵺の砦』2008収録のうち最新「久々にペンを持ち…楽しい」/『揺らぐ大地』鉛筆で?/『溺れる者』ComicCue掲載「一番古い…絵も技術も拙い」「そもそも私、モノを描く動機が怒り」それが読者の共感を呼ぶ所以だろう/『みかんスープ』は小田和彦(劇団主宰)原作に「頭と尻を付けた」、一層不可解に/『すみれの花』は原作・ネーム提供で森薫作画。
Posted by ブクログ
コミックキューのドラえもんトリビュートの短編収録。
病んでるけど初めて読んだ福島聡がこれで、それ以来気になる漫画家の一人になった。
「エマ」の森薫が作画担当した短編も入ってる。
Posted by ブクログ
たぶん作品に同調していたらモッテイカレテいたかもしれない。
鵺のように、異質で、奇怪で、とらえどころがなく、どろどろしている。 それは遠くから聞こえる怖ろしい鵺の鳴き声のように、耳をふさいでも響いてくる。ここにはわかりやすい救いも、安易なハッピーエンドも用意されていない。
だが、これを読んでふと思ってしまうのだ。
本当に必要なのは小手先の癒しなどではなく、こういう作品なのではないか、と。捻くれていても、病んでいても、ここには少なくともどうにかしようという強い想いがある。